あらすじ
Modern Family 9x21 — Haley's Exes Visit Hospital
ベッキーおばさんのお見舞い
ジェイの姉のベッキーおばさんが、3週間前に脳卒中で倒れてしまい入院していた。
9年間も音信不通で、グロリア曰く、ジェイの短所をすべて持ってる人というだけあって、家族の皆が敬遠している存在だったが、大人達皆でお見舞いに行った。
すると、脳卒中で記憶を失っているから、家族と会えば何か思い出すかも、と医師に言われる。
それを知った血縁者達には、それぞれの思惑が浮かんでいた。
ゲイを否定されていたミッチェルは、改めてゲイだと告白して20年間の後悔をなかった事にしようと思った。
クレアはベッキーの首にかかっているネックレスを取り戻したかった。
父親の結婚式の時に貸したっきり帰ってこない上、今は記憶がおかしくなっておりリヒテンシュタインの王子からもらった、と言っている。
持ってきたスープを温めて、匂いで記憶を取り戻そうとした。
ジェイは、父親が持っていた別荘を取り戻せるチャンスだと思った。
相続したのはベッキーだが、記憶を失っているなら取り戻せるかも。
「最後には善人が勝つ」
ジェイは、別荘の暗証番号を聞き出そうとした。
そこへクレアがスープを持ってきた。
記憶喪失のままでいさせたいジェイは、スープを下げさせようする。
利害の一致しないジェイとクレアが揉め出すと、ミッチェルが割り込んで来た。
「僕の事を女の子みたいと言ったね」
すると邪魔をさせたくないジェイが廊下につまみ出した。
「情けない。もしまた姉さんの身に何かあったら」
あくまでベッキーの身体を心配している風を装うと2人は信じた。
「私達自分勝手だった」
そこへスタッフが声を掛けた。
「別荘の暗証番号を思い出したと言ってますが」
2人にジェイの企みを気づかれると、ジェイは病室に駆け込みドアを閉めた。
ジェイはベッキーに寄り添い、なんとか暗証番号を思い出させようとしていると、3の数字から3週間前に倒れた事を思い出した。
「今頃見舞いに来て別荘の事しか頭にないの!?」
ベッキーの頭は正常だった。
実は、医師は隣人の役者で仕込みだった。
ドアが開くと、クレアとミッチェルがなだれ込んで来た。
話を合わせてなんとかネックレスを取り返そうとするクレアにベッキーははっきりと言った。
「お断りよ」
すべてはベッキーの演技だったとジェイが言った。
「ひどい」
もちろん分かっててネックレスは返さなかった。
ミッチェルがもじもじしてると、ベッキーはイラついた。
「本当の自分でいたいんだ」
「だから何?」
「ベッキー! 僕は……弁護士」
ゲイだとは言えなかった上に、弁護士にもうんざりされた。
「ウェッ」
昔ゲイだと告白した時と同じ反応をされた。
またトラウマになった。
またトラウマになった。
結局、クレアのネックレスは、フィルのマジックでハグをしている隙に取り返したが、車椅子で病院の外まで追ってきたので、慌てて車で逃げた。
ヘイリー
ヘイリーは交際3ヶ月のアービンの父親に会う事になっていた。
それを知ったフィルは、アンディ・ロスから立ち直ってないのに、と動揺した。
それを知ったフィルは、アンディ・ロスから立ち直ってないのに、と動揺した。
「ディランのことも時々思い出すのに……」
ヘイリーはナープの新作ステッカーがあれば、緊張も和らぐと自信満々だった。
「ラットで実験できないからみんなで試してみて」
と渡されたいかにも怪しいものだった。
いざ父親と会うと気の良さそうな人だったが、予定が変わって母親も来ると言われた。
ヘイリーはいきなり両親と顔を合わせる事になるが、落ち着いていた。
どうやら母親の方が権力を持っているようで、男2人は落ち着かない様子だった。
母親がやってくると、いかにもインテリな教育ママという感じだった。
そしてアービンはヘイリーの会社をナノ・エレクトロニクス・リサーチ・プロジェクト(NARP)だと嘘をついた。
そしてアービンはヘイリーの会社をナノ・エレクトロニクス・リサーチ・プロジェクト(NARP)だと嘘をついた。
母親はヘイリーにナノ技術や自己複製マシンについての意見を求めた。
「グレイグーをどう思う?」
(*ナノマシンの自己増殖性によって、すべてのバイオマスを使って無限に増殖し、地球上が覆われて世界の終焉になる、という架空の事象。)
(*ナノマシンの自己増殖性によって、すべてのバイオマスを使って無限に増殖し、地球上が覆われて世界の終焉になる、という架空の事象。)
「大好きなウォッカよ」
(*グレイグースというウォッカがある)
(*グレイグースというウォッカがある)
母親はリアクションできなかった。
「それよりその上着素敵ですね」
ヘイリーはなんとかごまかそうとするが、母親にはジョークも通じず見かねたアービンが笑えないジョークで助け船を出した。
ヘイリーもテーブルにひじをついて頭を抱えると、手首に貼ったステッカーが丸見えになった。
「腕に何が?」
「ひじよ」
父親はジョークだと思って爆笑した。
ステッカーの事を言われていると分かるとヘイリーは正直に説明した。
「会社の商品で脳のエネルギーを……」
アービンはすぐさま企業秘密だろ、と話しを遮った。
母親は話を変えるといって、特別研究員の話題を出した。
アービンは半年もスイスの地下で過ごしたくないと、それを断っていたのだった。
「彼女のせいでしょ!」
母親の追求にヘイリーは腕のステッカーを増やしまくった。
「私は関係ない」
「大いに関係あるわ。
あなたは美人に弱いんだから!」
2人はハモった。
「ありがとう」
ヘイリーは、何も聞いてないし、私は関係ないと言ってナープの事もぶちまけた。
そして迷わずトイレに行ける、と言って席を立ちレストランの外に出た。
ヘイリーが歩いているとアービンから電話が入った。
「怒って当然だ」
「いろんな人と付き合ったけど、私を恥じた人は初めてよ」
「母さんに君を好きになってほしかった」
戻ってきて欲しいというアービン。
「嫌よ、あなたといると自信を無くす。スイスに行って。
スイスチョコを食べてヨーデルでも歌ってれば」
電話を切るとヘイリーは倒れ込んでしまった。
気づくとヘイリーは病室にいた。
原因はステッカーの有害成分だった。
緊急連絡先で呼び出されたのはアンディだった。
アンディは「偶然を味方にする」というセミナーでユタから出てきていた。
「効果てきめん」
ヘイリーはアンディに恋人が出来た、と打ち明けた。
するとアンディもガッツポーズをして言った。
「僕もだ! でも君が死ぬなら伝えたくなかった」
するとディランも飛んできた。
「タコス店に寄ったけど」
ヘイリーは連絡先を一切変更していなかった。
「僕は結婚したんだ。
もう忘れてくれ」
そこへアービンがやってきた。
アービンは君を恥じてはいない、と母親にすべて話したと打ち明けた。
「研究職のオファーも君といたいから断ると」
「私達はうまくいかない」
するとアンディとディランがまただ、と言った。
「何の事?」とアービンは疑問に思った。
「あなたの熱意にビビってると思ってる。
私も正直になれって言うんでしょ」
「それで?」とアービンが言うとディランもそれで、と続いた。
「私も……、あなたが好き」
2人は愛してると言い合ってキスをした。
そこへ熊のぬいぐるみを持ったお天気キャスターのレイナー(ネイサン・フィリオン)が到着した。
「飛んできたよ」
エスケープルーム(脱出ゲーム)
ベッキーの病院には、脱出ゲームの施設があった。
見舞いのつきあいに退屈し、もともとゲームに興味のあった、フィル、キャメロン、グロリアの3人は自然と集まって脱出ゲームをする事にした。
何も考えず廊下のドアを開けると、そのドアには「立ち入り禁止」と書かれていた。
その先の地下室は、使われていない空き室で行き止まりだとすぐに分かったが、ドアには鍵がかかっていてこちら側からは開けられなかった。
電話も圏外だった。
「ここを出なきゃエスケープルームには行けない」
3人は閉じ込められてしまい、リアルな脱出ゲームとなってしまった。
10分経っても進捗はなかった。
フィルは、天井のダクトに上った。
だが進んだ先で見えたのは、グロリアとミッチェルの足だった。
部屋と繋がっていただけだった。
キャメロンは次第にパニックになっていった。
息苦しい、お腹がすいたらどうしよう。飢え死にする!
「万が一の時は僕を食べてくれ」
グロリアは、どんな状況になってもあなたは食べないと約束したでしょ、とフィルに言った。
2人がパニックになると、フィルは落ち着かせる為にクレアだって僕と変わらないはずだ、と言い出した。
「防犯カメラが接続されていない、とか言い出す」
すると改めて防犯カメラを見ると、ワイヤーがカットされていた。
誰が何の目的で地下室のカメラを切ったのか?
「ミッチェルならスタッフの悪事を疑う」
キャメロンが言うとグロリアはマリファナのニオイがすると思った、と言い出した。
鼻を聞かせて、EXITのライトに隠されたマリファナを発見した。
ライターはなかったが、謎の鍵が見つかった。
「ジェイならドアの鍵だ、っていうかも」
グロリアからフィルが受け取ってドアに使うと、確かにドアが開いた。
「このことは内緒に」
「了解」
ベッキーおばさん、これまた強烈なお方でした。
ほんとプリチェット家って……w
ヘイリーがとうとうアービンを愛していると、認めました!
それには歴代の彼氏が勢ぞろいするという豪華な演出もw
まさかのキャッスル(ネイサン・フィリオン)再登場も贅沢で面白かった!
他の2人はヘイリーとの事は過去って感じなのに、レイナーだけは熊のぬいぐるみ持参でやり直す気満々だったのかしら?w
それとも紳士のたしなみ?
ともあれ、ヘイリーとアービンはこれから真剣なおつきあいをしていくみたい!!
そんなアービンのお母さん役はケイト・バートンでした。
スキャンダルの副大統領サリー、VEEPのバーバラ、グッドワイフ等、あちこちで見かける知的な役の多い女優さんという印象があります。
フィル、キャメロン、グロリアといえば合言葉オレンジジュースの秘密同盟の組み合わせ!
病院に脱出ゲームがあると知った時点で、絶対何かやらかすじゃん、と思ったけどまさかリアル脱出ゲームになるとはw
そしていつの間に「ゾンビになってもお互い食べない」なんて話してるのかw
ほんと、プリチェット家も変だけど、それ以上にこの3人も相変わらずおかしすぎるw
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