レジデント 型破りな天才研修医/The Resident シーズン1 2話「二つの心臓/Independence Day」

2018/09/12

ジェーン洞 レジデント 型破りな天才研修医 レジデント 型破りな天才研修医 シーズン1 医療

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あらすじ

 
Code Red: Playing Outside The Lines | Season 1 Ep. 2 | THE RESIDENT


2018年9月4日(火)~ FOX 日本初放送
(アメリカ放送:2018年1月~) 全14話

1話「初日の現実/Pilot」

マイカ


コンラッドはキャリアデーに呼ばれていた。
マイカという28歳の教師が、心臓移植を待つコンラッドの患者という縁だった。

コンラッドはそこで医師になったきっかけを話した。
高校生の時に父親と一緒に自転車事故を目撃して、その場で助けた人を見たからだった。自分も救助できる人になりたいと思った。

ところがその講義中にマイカの容態が悪化してしまう。
コンラッドが応急処置をし、すぐに搬送された。


その後、マイカに移植可能な心臓が手に入った。
2年間待っていたので、コンラッドもマイカと同じくらい喜んだ。


ダンラップ議員


ベルと腫瘍内科医のハンター(メリーナ・カナカレデス)は、ダンラップ議員や友人を呼んで接待で狩りをしていた。

すると狩りの最中に、ダンラップ議員が心筋梗塞を起こして倒れてしまった。
しかも、その際に銃を発砲してしまい前に居たミッチの尻を撃ってしまっていた。

2人はすぐに搬送されたが、VIP患者ということで必要以上の騒ぎになっていた。
マスコミに注目されてしまう。
ベルは救えれば宣伝になると、ダンラップ議員の対応を第一優先にした。

マイカの心臓


マイカの移植チームにはオカフォーもいた。
マイカを救いたい、その気持ちは皆一緒だった。


ダンラップ議員が目を覚ました。
心筋梗塞は治まったが、別の問題が発覚していた。
心臓の駆出率の低下だった。
治療には移植が必要だが、最優先でリストに載せるとベルは約束した。

ベルには心臓のあてがあった。
それはマイカの為に運ばれてきた心臓だった。
そしてマイカにとっては運が悪い事に、ダンラップ議員にも適合した。

マイカは手術直前で、病室に引き返す羽目になってしまった。

議員に移植されると知ったコンラッドは、すぐにベルに文句を言いに行った。

しかしベルはあくまでも正規の手順を踏んで処理していたので、文句を言われる筋合いはなかった。
ダンラップ議員の方が急を要している。マイカの方が若く体力もあり、まだ待つ時間があった。
医学的な理由だと言われても、コンラッドには寄付金目当てだろうと納得はできなかった。

デヴォン


マイカの心臓移植に集中したいラッドは、他の患者をデヴォンに任せる事にしていた。
「独立記念日だ」
その数約20人。引継ぎの時は詳しくメモしろ、とアドバイスをしてニックに補助を頼んだ。
「俺を頼るのは弱さの印だ」
でも、こっそりニックにはデヴォンが失敗したらすぐに連絡しろ、とメールを送っていた。


デヴォンはニックに指示されつつ、なんとか患者達を診ていた。
壊疽で足先を切断手術する予定のチャドは、コンラッドの言うことしか聞かず手を焼かせた。

この忙しさの中、さらにマイカの新たな心臓探しまで命じられてしまう。


ミッチの尻に埋まった銃弾の摘出を手伝うと、ミッチの咳が気になった。
念の為聴診器を当ててみると、肺塞栓症かもしれなかった。
すぐにCTスキャンをして、その症状が確定した。
「新人が大手柄だ」

するとミッチの容態が急に悪化し、意識不明になってしまった。
デヴォンはカテーテルでの処置ではなく、開胸手術を主張した。
コンラッドを呼ぶという他の医師を制止して緊急手術をさせた。

コンラッド


コンラッドは、マイカに手術が中止だという事を言えないでいた。
これまで何度か同じような目に合わせていたから。

さすがのコンラッドもニックに弱音を吐いた。
「逃避したい気分だ。
直談判したが、ベルを動かす方法が見つからない」
ニックはコンラッドの手を握って励ました。
「見つかるわ。
必ずね」

クロエの心臓


忙しい中、デヴォンはマイカに適合する心臓を見つけていた。
だが、その表情は冴えなかった。
それは、脳死状態のクロエの心臓だったから。

そしてクロエの母親は、臓器提供を許可していなかった。
説得する必要がある。

だが、移植に関与している医師は介入する事はできず、コンラッドには何もできなかった。
ニックは、医者は無理だけど病院は介入できるとアドバイスをした。

すぐにコンラッドはベルに相談をした。
ベルに、クロエの母親を説得してマイカの心臓を手に入れて欲しいと。

しかしベルは、クロエは大事な収入減でもあるとコンラッドの依頼を拒否した。

脾臓摘出手術


ダンラップの術前検査で、別の問題が発覚した。
脾臓の損傷が見つかり、移植前に脾臓の摘出が必要になってしまったのだった。

実績からベルも移植チームに入る事になった。
ベルの手は相変わらず震えているというのに、ベルは隠したままだった。

そこでベルは、オカフォーに声をかけた。
補助を頼むかもしれないと手術の見学に誘ったのだった。

前回影武者をやらされたオカフォーにはベルの魂胆は見え見えだった。
「脅迫しましたよね。
補助を拒めばビザ取得に協力しないと。
挙句の果てに手柄の横取り。
もう尻ぬぐいはしません」
オカフォーはきっぱり断った。

コンラッドの作戦


マイカの容態が悪化した。
コンラッドは、手段を選ばずマイカを救う方法を考えた。

それは、ダンラップ議員の血液をマイカの心臓とは適合しない別の患者の血液とすり替えて、術前検査にかけたのだった。
その結果、直前で不適合だとみなされ、当初の予定通りマイカに移植される事になった。

しかしそれを聞いてもベルは慌てなかった。
ベルには再び当てがあったから。

ベルは、クロエの母親を説得した。
説得の天才だった。


ベルにはすべてはコンラッドの仕業だと分かっていた。
指紋を調べれば分かる。
だがベルはあえて何もしないと言った。
「だから見返りを」

見返り


コンラッドはオカフォーに、ダンラップ議員の脾臓摘出手術をするベルの補助をするよう説得した。
それがベルの要求した見返りだった。
だがそう言う訳にもいかず、コンラッドはあくまでも、オカフォーのキャリアアップの為だと自分を偽った。

オカフォーはコンラッドを信用し、ベルの補助をした。
だが、ベルは最初にメスを入れると、後はオカフォーにメスを持たせて口を出すだけだった。

リリー


かなり状態が落ち着いてきたリリーだったが、ニックとデヴォンはまだしばらくの入院を勧めた。
しかし家に帰りたいリリーに、ハンターが許可を出していた。
ハンターの主張は、病院にいるほうが感染症のリスクが高まるという事だった。


その後、ニックの知らぬ間にリリーは退院していた。
部屋を片付けているのを見たニックは、リリーに疑問を唱えた。
「私が見た時は改善しているようには……」
その後良くなったからといいつつ、2人きりになると「人前で反論しないで」と注意した。
ニックは謝罪をしたが、リリーの事が気になった。

ハンターが帰宅するのを見て、ニックはリリーのカルテを検索してみた。
しかしリリーのデータは、データベースになかった。

独立記念日


デヴォンは、手術が終わったチャドにすっかり信頼されて、病室で一緒にピザを食べていた。
チャドは切断した足を記念に瓶詰めにしてもらっていた。


長い一日が終わり、コンラッドとオカフォーとニックはバーで飲んでいた。
オカフォーは、移植もうまくいっていい一日だと言った。

ニックはコンラッドにリリーのカルテがなかった事を話した。
するとハンターは診療所で患者の記録を保管している、と言った。
「臨床試験の最中で、薬の特許取得前だから」
「やりたい放題ね」
ガンに対抗する武器を見つけられたら大儲けになる。
ニックにはどこか納得できなかった。

2人はフロアで踊った。
ニックはコンラッドが無茶をした事に気づいていた。
「クロエの臓器が提供されなかったら議員は死んでたかも。
人の生死は決められない」

そこへ、やっと仕事を終えたデヴォンがやってきた。
デヴォンはコンラッドに嫌味を言った。
「先輩医師の見落としをカバーし、30人の患者の引き継ぎも問題なく終えました」
「褒めて欲しいのか?」

コンラッドは、ミッチの手術を「不要な開胸手術」だとデヴォンを批判した。
デヴォンはしっかりと反論した。
「違います。
彼の記録を見たら、血小板の機能異常があった。
カテーテルでは大量出血で死んでたはず。
僕が即座に決断して、彼の命を救ったんです。
そして順調に回復してる」
「規則を忘れてる」
「忘れてない。破った」
デヴォンは、また破ります、と続けた。
「常に正しい人などいません。
だからこの仕事は難しい。
間違いは真っ先に指摘しますし、それが嫌なら切ればいい。
今ここで」

コンラッドは、デヴォンに言った。
「独立記念日おめでとう」


3話「戦友/Comrades in Arms」へつづく


かんそう


ハンター先生の役で、CSI:NYのボナセーラ刑事(メリーナ・カナカレデス)が登場しました。
表向きは良い人そうですが、なんだか裏がありそうな……。

これまたデヴォンが媚びを売るような、権威のある先生のようです。

とにかく医療物を避けているので、見慣れている人になら「こんなもんじゃん?」って感じるのかもしれませんが、私にはいろいろ新鮮というか素直に「面白い!」と感じました。

マイカという心臓移植を待つ教師から、どんどん繋がってどうなるのかと思ったら最後には2人とも無事移植終了という。

初回でデヴォンの問題となった、クロエまで巻き込んでいろいろ解決? していました。

そしてデヴォンが2話目にしてすっかり立派なドクターにw
コンラッドにも振り回されっぱなしではなく、しっかり反論してもう「独立だ!」と認めさせていました。
早っ!
でも、なんせ医療現場ですもんね。
新人だからという失敗が許されない世界だから、そうであってくれないと怖くもありますw

今回、コンラッドの目的の為には手段を選ばない、まさに型破りな一面が見られました。
でもニックの言う通り、議員の命とマイカの命に順番はつけられなくもあり……。

感情では、マイカに肩入れするのは分かるんですけどね!
いろいろ考えさせられる部分もありました。

それにしてもコンラッドが格好良いのはもちろんなのですが、今回はエミリー演じるニックがコンラッドのキャラに負けない、強さを持っていて頼もしくっていい!

思い切って見て良かったな、と思いました。
今後も楽しみ!


3話「戦友/Comrades in Arms」へつづく



(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーン)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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