あらすじ
Michael Parmelee/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
2018年4月12日（水）22:00～ FOX 日本初放送 （全24話）
（アメリカ放送 2017年9月27日～）
・【登場人物】
姪レイプ事件
カリシの姪で大学生のミア・マリノが寮でレイプされた。
相手は、ルームメイトのレナータの彼氏、イーサン・ハートリー。
発生から3か月後に、姉から聞かされた。
ミアが警察沙汰を嫌がったので、大学の審問を受けていたのだった。
結果、イーサンのレイプが認められ1年間の停学処分となった。
恨んだイーサンは、ミアをののしって脅した。
それに怯えたミアは、カリシに助けを求めた。
カリシは、ミアの為にもイーサンを逮捕すると誓った。
まずはストーンにミアは姪だと明かし、刑事告訴の為の証拠集めを始めた。
オリビアがミアから話しを聞いた。
イーサンはレナータを訪ねて来たが、留守だった。
だが部屋に入れ、何度かキスをした。
そのうちイーサンがその気になったのがわかったので、押しのけようとしたが気づいた時には、レイプされていた。
しかし、はっきりとした拒絶の声を上げたかどうかについては、「たぶん」と自信がないようだった。
それでもオリビアは、「合意してないなら間違いなくレイプよ」とミアを信じた。
アンディを訪ねると、落ち込んだミアの話しを一晩中聞いていたと言った。
責任を感じて「自分が悪い」と言っていた。
イーサンやレイプの話しはしていなかったという。
審問には呼ばれていなかったし、訴えが本当かはわからない。
知っていれば証言したが、ミアの希望かもしれない。
次々に出るミアに不利な証言に、ストーンはミアを疑い出した。
オリビアとカリシは、こういった事は学内レイプ被害者にはよくあることだと説明した。
自分を恥じたり、責めるし、アルコールも絡んで完璧な供述は得にくい。
ストーンは、シカゴでは主に殺人を扱っていた為、性犯罪には慣れていないようだった。
発生から3か月後に、姉から聞かされた。
ミアが警察沙汰を嫌がったので、大学の審問を受けていたのだった。
結果、イーサンのレイプが認められ1年間の停学処分となった。
恨んだイーサンは、ミアをののしって脅した。
それに怯えたミアは、カリシに助けを求めた。
捜査開始
Michael Parmelee/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
カリシは、ミアの為にもイーサンを逮捕すると誓った。
まずはストーンにミアは姪だと明かし、刑事告訴の為の証拠集めを始めた。
オリビアがミアから話しを聞いた。
イーサンはレナータを訪ねて来たが、留守だった。
だが部屋に入れ、何度かキスをした。
そのうちイーサンがその気になったのがわかったので、押しのけようとしたが気づいた時には、レイプされていた。
しかし、はっきりとした拒絶の声を上げたかどうかについては、「たぶん」と自信がないようだった。
それでもオリビアは、「合意してないなら間違いなくレイプよ」とミアを信じた。
レナータ（ルームメイト）
カリシとロリンズが、レナータの話しを聞いた。
ミアから事件について聞いたのは、留守から戻った翌々日だった。
寮のリーダー、ヒラリーが2人のキスを見ていたから、なぜイーサンが来たのか聞いたら、ミアは泣き出して「セックスを強要された」と告白したという。
レナータが尋ねなければ、言っていなかった可能性もあったが、カリシはミアを疑わなかった。
ヒラリー（寮のリーダー）
審問の動画をチェックした。
ヒラリーの証言で、2人が1時間部屋にこもっていたと分かった。
その間特に助けを求める声はなし。
イーサンが去ったので、様子を見に行くとミアは「1人にして」と言っていた。
レイプの事は言っていなかったが、アンディという別の男が翌朝部屋から出てきたから、アンディには打ち明けていたのかもしれない、と言った。
アンディの事はミアの口からは出ていなかった。
アンディ
責任を感じて「自分が悪い」と言っていた。
イーサンやレイプの話しはしていなかったという。
審問には呼ばれていなかったし、訴えが本当かはわからない。
知っていれば証言したが、ミアの希望かもしれない。
ストーン
次々に出るミアに不利な証言に、ストーンはミアを疑い出した。
オリビアとカリシは、こういった事は学内レイプ被害者にはよくあることだと説明した。
自分を恥じたり、責めるし、アルコールも絡んで完璧な供述は得にくい。
ストーンは、シカゴでは主に殺人を扱っていた為、性犯罪には慣れていないようだった。
ミア
オリビアは再びミアと話した。
アンディの事が言えなかったのは、尻軽と思われるから。
自分が悪いと言ったのは、部屋に招き入れたから。
ミアはヒステリックになり、カリシに言うんじゃなかったと後悔し始めた。
オリビアは、本人にも確信がなさそうな事からレイプとは言い切れないとカリシに伝えた。
カリシは信用し続けていたが、陪審員への説得力に自信が持てなかった。
立件の為には新たな証拠が必要だった。
不起訴
イーサンはひとまず不起訴となった。
母親は復学の道がないかと希望を持つが、イーサン本人は諦めていた。
もう医者になんてなれない。
カリシの姉は、イーサンが野放しになってしまった事で、カリシを責めた。
だがミアはもう何もしないでいい、と言った。
なぜなら、レイプではなかったから。
レナータを怒らせたくなくて、嘘をついていたのだった。
「こんな騒ぎになるとは思わなかった」
謝るミアにカリシは言った。
「謝るなら俺じゃなくてイーサンにだ」
大学と警察にウソをつき、イーサンの人生を壊した。
「正しい事をするんだ」
カリシはミアが嘘をついたと言う真実を知っても、ミアを見放さなかった。
「修復できる。
すべてを正せば大丈夫」
Michael Parmelee/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
第2のレイプ
ミアからカリシに連絡が入った。
イーサンにレイプされた、と。
事態の修復に、部屋にイーサンを呼んだ。
すると何も聞き入れずにミアをレイプしたという。
「これがレイプだ」と言って。
誰にも信用されない、と泣くミアにカリシは、最初のが嘘だと言わなければいい、と黙っているように言った。
イーサン
Michael Parmelee/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
イーサンを聴取すると、イーサンは今回も彼女の罠で、レイプはないと言った。
これ以上のワナの必要はないのでは？ と突っ込むと、刑務所に送りたかったのかも、とそれらしい理由をつけた。
ストーンもイーサンを信用はしなかったが、陪審員がどう思うかは不安だった。
やはり明確な証拠が必要だ。
ミアの嘘
裁判が始まると、カリシが証言台に座った。
第2のレイプについては、検査によってイーサンのDNAが検出され、確定した。
だが、最初のレイプについて問われると、カリシは嘘をつけなかった。
「前回はレイプじゃない」
ミアの嘘が明らかになった。
オリビアにせめてミアの口から告白させないと、とカリシは怒られた。
もうミアの信頼性はゼロになってしまった。
カリシはバーバがいつも居たバーにいるストーンに会いに行った。
バーバと同じカウンターの席に座っていた。
カリシは責められる覚悟をしていたが、そうならなかった。
「身内が絡めば誰でも平静を失うものだ。君は修正した」
ストーンは正しさに拘った。
「勝てば快感だが、それだけじゃない」
2人は、希望を持とうと乾杯した。
イーサンの証言
イーサンは証言台でも、ミアに誘われたと嘘をついた。
ミアの狙いは、レイプの証拠を作って叔父に自分を逮捕させる事。
それがイーサンの主張だった。
「最初は合意の上なのに、嘘をつかれた。
なのに彼女を信じますか？」
ストーンは冷静にイーサンを追い詰めた。
「周囲は君にレッテルを貼ったんじゃ？」
すると、興奮したイーサンはつい自白してしまう。
「どうせレイプ犯扱いなら……」
「レイプしてやれ？」
「そうだ！ あの女に仕返しした」
評決は、第1級レイプ罪で有罪となった。
7年は刑務所に入る。
カリシは大学を退学したミアを迎えに行った。
どんな選択をしてもミアの味方のようだった。
オリビアとストーン
オリビアはストーンのオフィスを訪ねて礼を言った。
「カリシを糾弾しないでくれてありがとう」
「しないほうが得策かと」
「私達に自分の魅力を見せるため？」
「成功した」
ストーンは、ノアの為にメッツのチケットを取る事も約束した。
「いい人ね」
かんそう
カリシ回であると同時に、ストーンが仲間になっていく過程を見せる回でもありました。
フィンは「アントニオ・ドーソンがよろしく言ってた」と伝言を受けて、いち早くストーンを「いい奴」と認めていました。
今回、カリシの信頼も手に入れ、オリビアにはメッツのチケットという賄賂も約束し、残るはロリンズだけ？ｗ
ストーンは、検事としてはごくごく当たり前に正義感が強いと言う事で、やっぱり特徴的な要素は感じられないんですけど、SVUに馴染もうとしている感じは伝わってきて、そこは人間味が感じられて良かったです。
でもまだまだ感情を露わにしていない感じがして、物足りない～。
ロリンズの「シカゴに帰れ！」みたいな感情むき出しと比べちゃうと、ね～。
本人に言ったわけではないけどｗ
メインのカリシの姪の事件ですが……。
カリシの姪という、特別扱いのせいか今回はちょっと納得感なかったです。
嘘でレイプを仕立て上げるなんて……。
その事実が判明した時点で正式に手を打っていれば、そもそも第2のレイプも回避で来たんじゃないかな、とか考えてしまうし。
姪じゃなければ、なんとかしてたはず……。
何がどうあってもレイプは犯罪だとはしても、偽証するのも犯罪ではないのかな？
一応最後は、退学した事でミアにもマイナス面を持たせていたけれど、人生を棒に振ったイーサンと比べれば、甘いような……。
第2のレイプでうやむやにされていたけど、第1のミアの偽証についても賠償金などの正当な処罰が欲しかった。
カリシが姪を可愛がっているという方に軸が寄ってしまっていたせいで、事件そのものにちょっと納得感がなかったのが残念。
（それはよくわかったけど、姪のウソが酷すぎて感情移入できなかった～）
あとカリシの姉が、イタリア人の気質だからって言うけどただの情緒不安のヒステリーって感じで、きつかった。
自分で弟呼び出して「助けて」って言ったのに、何か起きると「言わなきゃよかった」「こうなったのはあなたのせい」……。
姉には逆らえない弟という、これまた家族ならではを見せたのかもしれないけど、何を言われても言いなりのカリシ……。
カリシが、いろいろと苦労しているんだな～と言う事は良く分かりましたｗ
16話「神の領域/Dare」へつづく
・【登場人物】
(文：ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
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