THIS IS US 36歳、これから シーズン1 第16話「メンフィス」

2018/01/29

Simoom THISISUS36歳これから THISISUS36歳これから シーズン1 ヒューマンドラマ ぼぼち

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あらすじ




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ウィリアムの誕生~青年時代(過去)


ウィリアムの両親は、まだお腹の中にいるウィリアムの誕生を楽しみにしていた。
お腹が大きくなった頃、父親は戦争へ。
そしてウィリアムが産まれた後、父親が戦死したとの知らせが届く。
赤ん坊のウィリアムに母親は「私たちは大丈夫よ」と話しかけた。


ウィリアムは青年となりメンフィスで音楽活動をしていた。
祖母が病気となり母親は看病のため祖母のいるピッツバーグに行く。

祖母が亡くなった後も母親はピッツバーグで仕事を見つけ戻ってはこなかった。
ウィリアムは母親に詩を送り、母親も手紙で近況を知らせていた。

ウィリアムはいとこのリッキーとバンドを組んでいたが、いつもカバー曲ばかり演奏していてライブの客も少なかった。
ある日ウィリアムが作った曲をリッキーに見せるとリッキーは「お前がこういう曲を書くのをずっと待ってた」と言いすぐにバンドで演奏し始めた。
観客はその曲に聞き入り、ライブに来る客も日増しに増えていった。

ある日、ライブハウスに母親から電話が入った。
それは母親が病気になった知らせで、ウィリアムはバンド活動を中止して看病に行くことになった。

バーでリッキーに「またすぐ戻って来るよ」と言うウィリアム。
リッキーはお金を渡し、ミリオンヒットの曲を書いてこいと言ってウィリアムを送り出した。


ピッツバーグへ(過去)


母親の病気は深刻で、その日からウィリアムは母親の看病をする。

ある日バスで1人の美しい女性を見かける。
ウィリアムは女性の隣に座って自己紹介をし、2人は恋に落ちた。

女性の名はローレルと言い、ウィリアムと一緒に暮らすようになる。
母親の看病もしてくれていたが、同じアパートの住人と一緒に薬をやっていることもあった。

ウィリアムは一緒に薬をやることはなかったが、母親が亡くなるとその辛さからついに薬に手を出してしまう。

そして二度とメンフィスに戻ることはなかった。


二人旅へ


ランダルがパニックを起こしてから1週間経った。
仕事を休んで治療中のランダルだが、残りの時間が少ないウィリアムを連れてメンフィスに旅行に行くことになった。

メンフィスに向かう道中、あるホテルの看板を見たウィリアムが「あのホテルにまだカモはいるかな」と話し始めた。
黒人がそのホテルに入れなかった時代にベルボーイだったおじが内緒で入れてくれた、そしてそのカモをランダルにも見せたいと言う。

ランダルの発作については、ウィリアムはランダルが平気そうに見えたのでショックを受けたと言った。
ランダルはそう振舞ってたと言い、子供のころはパニック状態になるとジャックが助けてくれたと話した。
ランダルの顔をジャックが両手で包み込んで2人で深呼吸したと。

(Ron Batzdorff/NBC|2016 NBCUniversal Media, LLC)


ウィリアムがジャックのお墓について尋ねる。
遺灰はケイトが持っているが、ジャックが好きだった公園に少しだけ遺灰をまいたのでそこがお墓代わりだと言うランダル。
ウィリアムはその公園に寄るようにランダルに言い、公園に行くとジャックにランダルを育ててくれたお礼を言った。

(Ron Batzdorff/NBC|2016 NBCUniversal Media, LLC)



メンフィスにて


モーテルに1泊し、メンフィスに向かった。
メンフィスで最初に行ったのはウィリアムが生まれ育た家。
ランダルが現在の住人に理由を言って家の中に入れてもらう。

(Ron Batzdorff/NBC|2016 NBCUniversal Media, LLC)


家に入るとおもむろに暖炉のレンガを一つ外すウィリアム。
外したレンガの奥からは宝物だと言うバスのおもちゃと75セントだった。
それが何なのか尋ねるランダルにウィリアムが言う
「昔ここに隠した。それが数十年たった今もちゃんとここにあった」
「すごいと思わないか」
「世界がこれだけ変わってもここだけは変わっていない」

懐かしのバーガー店、床屋、雑貨店と巡り、最後に昔演奏していたバーに行く。
そこには昔別れを告げたときと同じ、いとこのリッキーが座っていた。

「俺の店から出てけ」
そう言うリッキーに、ウィリアムは自分がもうすぐ死ぬことを話す。
ピッツバーグでの出来事も。

謝罪と感謝を述べお金を返し、店を出ようとするとリッキーが話しかけた。
「なぁウィリアム、まだ……演奏はできるか?」

「死にかけでも演奏はできる」とウィリアムは答え、リッキーらとあの頃のように演奏した。

客席にいるランダルのテーブルにはランダルの遠い親戚たちも一緒に座っている。
ベスから電話が入り、親戚が12人もできたと無邪気に喜ぶランダル。

その後もランダルが歌を歌ったりして楽しい時間を過ごした。


別れの時


翌朝。
「さぁ、カモを見に行くぞ」とランダルがウィリアムに声をかけた。
しかしウィリアムの具合が悪くベッドから立ち上がることも声を出すこともできない。

すぐにメンフィスの病院に運ばれ、医師から話を聞くランダル。
医師によるとウィリアムはあと数時間、持って1日の命で病院から出ることはできないと言う。
ウィリアムはそれを知っていて旅に出たのだった。

「お前に渡すものがある」とウィリアムはカバンから何かを取り出すように言った。
ランダルがカバンに手を伸ばし『息子に寄せる詩』と表紙にかかれたウィリアムの書いた詩集を手に取った。
それは以前、レベッカが2度目にウィリアムを訪ねて来た時、レベッカに託そうとした詩集だった。

ウィリアムが話す。
「最高の出会いが2回もあった。最初に出会った母親と最後に出会ったお前だ」

そして「死ぬのが怖い」と言うウィリアムに、ランダルは「大丈夫だよ」と言いながら両手でウィリアムの顔を挟みゆっくり息をするように言った。

ランダルに両手で包まれながら息をひきとったウィリアム。
部屋に入り若き日の母親と再会する。

自宅に戻るため車の運転をしているランダルが道の真ん中で車を停める。
すると車の前をカモの親子が横切った。

ランダルはウィリアムに言われたように窓を開け、再び車を走らせた。


かんそう



とうとうウィリアムが逝ってしまいました。
もういちいち悲しくて途中から号泣、あらすじ書いて号泣、そして今も号泣ですよ。
目が痛い~><

ウィリアムは色々と苦労の多い人生だったと思うけど、本当にランダルと再会できてよかったな~。
父親を2人も亡くしてしまった今後のランダルが心配ではありますが、ウィリアムもアドバイスしてたしね、きっと大丈夫でしょう。

いつか来るとは思ってたウィリアムの死についてはこれで語られたわけですが、ジャックがまだあるんだよね~。
いやだわ。

来週は2話連続放送で、これでシーズン1ラストです。






(イラスト:SiMoom、文:ぼぼち)


アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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