あらすじ
Major Crimes: #FindKaylaWeber - Team Finds Wife's Body [CLIP] | TNT
2016年6月14日~FOXjapanにてシーズン4日本初放送(全23話)
MLB投手の娘誘拐事件
MLBのジム・ウェバー投手の5歳の娘、ケーラが誘拐されテイラー副本部長が会見を開いた。
その夜、ジムは家を空けていた。
朝、母親のロリが娘が部屋から居なくなっているのに気付いて通報していた。
子供部屋の窓枠には傷があり、網戸が外されていた。
ケーラの部屋を知る人物の仕業のようだ。
夜は遅い夕食を食べた後、ワインを飲んで気づいていたら眠っていたという。
ボディガードのカーティス
まだジムが戻っていない為、ボディガードのカーティスに話しを聞く。
ジムはヘリで出かけたが、行き先を詮索しないのも仕事のうちだと言った。
誘拐が発覚した時には、プールハウスに居た。
寝る前に敷地を見て回り、施錠されているのは確認していた。
物音等も聞いておらず、警報は誤作動が続いていたのでジムの命令で切っていた。
家主の調べでは、異常がなかった。
警報が鳴ったらまずい人物が、故意に誤作動させていたのか?
ジム
ジムが到着し、話しを聞く。
昨夜の居場所は、ダウンタウンでジムで2時間運動してからキャニオン・スパに1人で泊まったという。
こんなことなら娘も連れて行けばよかったと悔やんでいる。
最近近づいてきた人などを確認するが、思い当たる節はなかった。
スタッフは、友達でもあるカーティスだけ。
しかし、今は家にいながら娘の誘拐が起きてしまった事に責任をぶつけて腹を立てていた。
シャロンは、ファンがFA宣言に腹を立てている事を伝えるが、ジムはその怒りの矛先なら娘ではなく、自分だといって涙を流した。
ところが、すぐにジムが嘘をついていた事が判明する。
携帯の位置情報サービスによると、ジムが昨日宿泊したのはビバリーヒルズの高級高層ビルだった。
カーティスはジムを庇っているのだろうか?
娘が行方不明になった夜に、嘘をつかないといけない事をしている。
容疑をかけても仕方ないかもしれない……。
そのビルに警官を派遣する。
防犯カメラとSNS
自宅付近の高級住宅地の防犯カメラに不審な車を見つける。
ウェバー家への道を深夜1時頃に往復する車が映っていた。
グレイッシュ・グリーンと黒のクライスラーだった。
そこへSNS監視チームからインスタへの投稿情報が舞い込む。
タグにはジムの名前と#ケーラを捜せ、がつけられていた。
うさぎのぬいぐるみだけが写る写真だったが、ジムとロリに確認させるとケーラのものだと言った。
しかし、身代金の要求や指示などはなかった。
シャロンは、ジムに昨夜の居場所を再確認する。
それでもダウンタウンと言い張るが、ビバリーヒルズに居た事を分かっていると突きつける。
すると、外には漏らさないという条件で真実を話した。
実は、肩の手術をしていたと、低侵襲手術の跡を見せる。
FAに響くから隠していた。もちろん、ロリもカーティスも知っていた。
だが今は切り落としてもいい。
それで娘が取り戻せるなら、とジムは泣きながら言った。
クライスラーの持ち主
インスタの情報を追跡して、コンプトンからの投稿だと突き止めた。
周辺のアパートを捜索した結果、クライスラーが停まっているのを見つける。
所有者は麻薬取引で逮捕歴のあるアイク・ギブソンだった。
サイクスが車をどかして、と声をかけてドアを開けさせた。
その隙間からうさぎのぬいぐるみを確認すると、タオが顔面パンチして踏み込んだ。
しかし、部屋の中にケーラの姿はなかった。
家のあちこちをくまなく捜すと、冷蔵庫の中身が不自然に出ているのに気付く。
いやな予感がしつつ冷蔵庫を開けると、大きな段ボールが入っていた。
最悪な結果となってしまった。
ケーラの死因
アイクの元に、呼んでもいないのに弁護士が現れるという不思議な事が起きる。
さらに、今のところケーラの遺体発見については、家族には伏せているが、アイクの連行シーンがインスタに上げられてしまい重犯課は焦る。
ネットを見せないよう、3人をテイラー副本部長の部屋に呼んだ。
そしてケーラの意外な死因が判明する。
なんとコカインの経口投与だった。
死亡時胃には食べ物が残っていた。
ピザを食べたのが9時、ピザの消化具合を見ると死亡時刻は9時30分頃となる。
カメラに映るアイクの車は午前1時過ぎ、誘拐ではなくケーラの死後に遺体を運んだようだ。
アイク・ギブソン
弁護士と引き離してからアイクに、改めてケーラにコカインを与えた人物を確認する。
子供を殺した罪で刑務所へ行くか? と脅すと権利を放棄して話し始めた。
アイクは、ジムとは幼馴染だったが疎遠になっていた。
そこへカーティスから電話が来たので、やり直せるかと思って家に行ったら、ジムは留守だった。
そして、箱とぬいぐるみを渡されたのだった。
ケーラが誤ってコカインを飲んだと言って。
テイラー副本部長の部屋に居た夫婦にアイクの事を聞く。
ジムは、薬物取り引きをしていると知って解雇し、縁を切っていたという。
何故、今アイクの事を聞かれるのかまったく思いつかないようだった。
そこで初めてケーラの遺体発見を告げる。
そして自宅にコカインの有無を確認すると、ジムは何故!? と驚いた。
アイクには死亡時刻にアリバイがある。
ひとまず、カーティスだけにして夫婦を帰宅させようとすると、ロリがその場で倒れた。
真相
カーティスにミランダ警告をする。
アイクのクライスラーの写真を見せ、突然弁護士が現れた事も告げると、すべてを話し出した。
ロリからの電話でケーラの事故を知った。
ロリは酔いつぶれていて気づかず、目覚めたらもう部屋で死んでいたという。
誘拐の方がマシだと思い、2人で偽装工作をする事にした。
ロリは前から娘の前でコカインをやっていた。
ママの特別なお砂糖だと言って。
しかも、ケーラのクローゼットに隠していた。
そこならケーラの手に届かず、ジムに見つかる事もないと。だが、最初の事故があって場所を変えろと言っていた。
1回ならただの事故だが、繰り返しているのなら過失致死になる。
カーティスは、自分の娘同然だったケーラの死に、俺が代わりに死ねばよかったと悔やんだ。
翌朝
令状を持って家に行くとジムが出迎えた。
ロリの逮捕令状についてもジムに告げるが、驚きもせず様子がおかしかった。
すぐにプロベンザが異変に気づく。
ロリの居場所が裏庭だと聞いて向かう。
そこにはロリが顔から血を流して倒れていた。
これで殺人事件になった。
スライダー量刑審問
スライダーの量刑審問で、またラスティはガスと顔を合わせるが無視をされてしまう。
なんとか減刑させたいモンローだが、ジョー先生は正常だと証言した。
そしてラスティの証言。
ガスも見ている中、ラスティはスライダーの幼少期を不遇だと話し出す。
モンローは、ホームレスの時期は大人の保護がなかったとしてやはり減刑をアピールするが、ラスティはそれなら僕も、と自分の素性を明かす。
「15歳で母親とその彼氏に捨てられ、スライダーと一緒の時期にホームレスだったが人は殺さない」
モンローの目論みは上手くいかなかった。
そんなやりとりにガスの表情が少しずつ緩んで行く。
そして、ラスティが廊下に座るガスを見つけると、やっと隣に座わる事を許してもらえた。
その上、ガスから謝罪をし始める。
先日、キレた事。そしてラスティのスライダーの取材を見た事。
ガスは、自分が別の感情と混同しているのかもしれない、とも言った。
「俺達の事と」
ラスティはそんなガスを制するように、「君は俺を良くしらないし、俺を好きにならないほうがいい」と言う。
でもガスには効かないようだった。
「そうか。
そうだな。
でも好きだ」
ガスは告白はしたが、何も心配するな、じき俺は居なくなるから二度と会わない、と言って自己完結させた。
つづく
かんそう
子供がコカインの犠牲になるという、嫌な事件でした。
しかも、その環境を作ったのは母親で、その母親は夫に殺されてしまうという。
やるせない事件でした。
やっぱりこの場合、母親がヤバイ人ではありました。
娘の前でコカイン使うのはもちろん、事故も初めてではないし。
さらにそれを隠そうとするという。
それはジムのショックを和らげる為とも言えますが、それよりも保身の為だったと思います。
でも結果、保身しきれず最悪の形に。
最初から、罪を認めて警察を読んでいれば離婚にはなっても、命までは亡くさずに済んだでしょうに。
妻にとっては娘殺しで、大事な夫は人殺しにしてしまうという落ち、厳しい終わり方でした。
そしてラスティとガス!
もうこの頃からガスの人の良さって滲み出ていますね。
自分が間違えていたと気づけば、真っ直ぐにそれを認めて謝る。
なかなか出来る事ではありません。
そして、想いも変に誤魔化さずストレートに告げる。
男らしい!!
イケメンだよ~!!
それなのに、オトメン・ラスティったら「俺を好きになるな」って!
その後の2人を見せてあげたいですね。この時にw
2人だけ、青春してます!
次回はこちら
登場人物はこちら
前回はこちら
(文:ジェーン洞)
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