ブラックリスト特番
日本では2018年1月30日(火)から初放送が決定したブラックリスト シーズン5。
その放送前にブラックリストの裏側が見れる特番がスーパー!ドラマTVで放送。
貴重なキャスト、スタッフのインタビュー等ファンには必見の番組をまとめました!
案内役:トム・キーン役ライアン・エッゴールド
企画室
製作総指揮/EXECTIVE PRODUCER ジョン・アイゼンドレイス
・ストーリーを考えるのが一番難しい仕事だ。
・2週間かけても1人では思い浮かばないアイデア。
・全員でアンチヒーローが主役の物語を作り上げた。
製作総指揮&脚本/EXECTIVE PRODUCER&CREATOR
ジョン・ボーケンキャンプ
・脚本を書いていて一番楽しい瞬間は、誰も予想できないような展開を思いついた時だ。
・犯人を突き止める仮定で珍しいロケ地を使ったりする。
言いにくい名前や地名を出してジェームズを困らせるのが楽しい。
例:ブリトゥン島沖等
ストーリー・エディター/STORY EDITOR テイラー・マーティン
・私達は斬新なやり方でストーリーを作るの。
インターネットで変なものを調べたりね。
パソコンの検索履歴を見られたら怪しまれちゃう。
製作/SUPERVISING RPRODUCER ブランドン・ソニエ
キーボードの前に座って自分がやりたいことをレッドにやらせるんだ。
例:鉄道強盗等
レイモンド・"レッド"・レディントン役ジェームズ・スペイダー
Will Hart/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC.
・脚本家とは毎日話しをした。
幸運にも初期から番組に関わることができた。
製作/SUPERVISING RPRODUCER ブランドン・マーゴリス
・2人のジョンには計画がある。(ジョン・ボーケンキャンプ、ジョン・アイゼンドレイス)
シーズン1から温めてきた。
これ以上は秘密だ。
役を殺されたくなければ脚本家には優しくしないと、というトムの落ちでコーナー終了。
企画室の裏側
製作/SUPERVISING RPRODUCER ブランドン・マーゴリス
・シーズン3でレッドがメラニー・ライヒマンの名前を出す。
メラニーは妻の友人で番組の大ファンなんだ。
サプライズで名前を使った。大喜びしてくれたよ。
スタントの裏側
ドナルド・レスラー役ディエゴ・クラテンホフ
・まるで映画のようなアクションとセットだ。
プロダクション・デザイナー/PRODUCTION DESIGNER
ニコラス・ランディ
・規模が大きい。
長編映画に匹敵するよ。
大きな挑戦だ。
製作総指揮&脚本/EXECTIVE PRODUCER&CREATOR
ジョン・ボーケンキャンプ
頭の中のアイデアを伝えるけど現場の状況によって流動的に変更する。
製作/SUPERVISING RPRODUCER ブランドン・ソニエ
・壮大なシーンを書いて渡すとスタント・コーディネーターが実現してくれる。
・体を蜂で覆われるなんてクールだ。
僕らが台本に「蜂」と書くだけで2万匹の蜂を用意してくれた。
スタント・コーディネーター/STUNT COORDINATOR
コート・ヘスラー
・スタント用に大勢を雇った。
撃たれると体につけた爆竹が鳴り血糊が流れる。
・銃の扱いは要注意だ。
空砲でも絶対に人に向けてはいけない。
・スタントシーンは大抵1回で撮る。
映画なら車1台の追突シーンに失敗した時のために3台用意する。
でもテレビは1度きり。
<シーズン3 教会のシーン>のスタント指導風景も。
メイク&衣装の舞台裏
衣装デザイナー/COSTUME DESIGNER クリスティーン・ビーン
・主役の衣装は数が必要よ。
スタント用や濡れた時の為にね。
・レッドの衣装はすべて手作りよ。
・今ではジェームズの好みも分かるわ。
・帽子は彼のアイデアよ。
メイクアップ部門主任/MAKEUP DEPARTMENT HEAD
アンソニー・ペペ
・血や体の汚れ、様々な傷、どんなケガもメイクで作れる。
・傷跡のストーリーを掘り下げ、付加価値を与えたい。
・全編を通して出るメーガンの傷跡は毎回完璧に見えるように気を使った。
アラムのタイピングの秘密
シナリオ上では、アラムがIT担当として軽やかなブラインドタッチをしているようなのですが、実際はアラムはキーボードを叩いていない事がほとんどのようです。
それを、脚本/WRITERのデイヴ・メッツガー、製作総指揮/EXECTIVE PRODUCERのルーカス・ライターが「彼の指はキーボードから浮いている」と面白おかしく指摘しています。
最後にアラム・モジタバイ役アミール・アリソンがおどけて一言。
「知らなかった!」
役柄について(キャスト・インタビュー)
エリザベス・キーン役メーガン・ブーン
・毎日演じていると役が自分自身のように感じる。
1シーズンが22話だから1年の内10か月は撮影してる。
私生活と仕事を切り離す時間もないの。
・チームの一員になれて嬉しいわ。
ハロルド・クーパー役ハリー・レニックス
・クーパーは興味深い人物だ。
演じていて楽しい。
自分とは違うから役作りをして脚本通りに演じるのが仕事だ。
デンベ・ズマ役ヒシャム・タウフィーク
・台本が届くのは撮影開始の3、4日前だ。
そこで初めて次の展開を知る。
<シーズン4>
・デンベがレッドに毒を盛ったかもしれないと知って驚いた。
「俺が?」って。
自分ではないと油断してた(笑)。
レッドを裏切れば命はない。
・台本が届くたびにうれしくて仕方ない。
・ジェームズ・スペイダーとのシーンがいい。
台本の言葉に命が吹き込まれる瞬間だ。
ドナルド・レスラー役ディエゴ・クラテンホフ
・毎週演じながら次の展開を予想するんだ。
そして次の週に予想が裏切られる。
レイモンド・"レッド"・レディントン役ジェームズ・スペイダー
・役をもらえて光栄だ。
トム・キーン役ライアン・エッゴールド
・最初は何も知らない若手俳優だった。
多くの人が製作に携わっていると学んだ。
共同作業によって良い作品が出来る。
アラム・モジタバイ役アミール・アリソン
・アラムと僕には番組に対する責任がある。
チームの為に最善を尽くす。
出演者の裏側
オーディション
サマル・ナヴァービ役モズハン・マーノはキャプラン役でオーディションを受けていた。
うそだろ、と驚くトム・キーン役ライアン・エッゴールド。
「落ちて正解ね」
出産
実生活でも妊娠してたエリザベス・キーン役メーガン・ブーン。
リズと同じ時期に出産していました。
ハーフ・レスラー
横目で黙らせるレスラーの表情を「ハーフ・レスラー」と名付けてアラムとトムが物まねをして茶化して遊んでいました。
「コンピューターを見る時など、フルレスラーもある」
ラブシーン
トムとエリザベスが揃って回答していました。
トム
「監督が雰囲気を壊す」
エリザベス
「大声で『(真似して)よし。肌を撫でろ』ってね。」
トム
「尻を掴め」
サプライズ
トムの体験ですが、ロケ中に監督が皆を驚かせる為に偽の死体を窓から落とした事に驚いたそうです。
「本物かと思って驚いたら、モニターの裏で監督が大爆笑してたよ。
かなりビビったね」
今後の展開
製作総指揮&脚本/EXECTIVE PRODUCER&CREATOR
ジョン・ボーケンキャンプ
・シーズン4は暗かった。
この雰囲気を変える必要がある。
・レッドはリズの父親で自身の帝国を再建する。
製作総指揮/EXECTIVE PRODUCER ジョン・アイゼンドレイス
・シーズン4で2人が親子だと判明し番組は次の展開へ進む準備が整った。
・シーズン5である真実が暴かれる。
ずっと眠っていた事実だ。
・レッドは何かを追い求めてる。最初から彼には何か大きな狙いがある。
彼は帝国を再び作る気だ。
・取り引きのために飛行機に乗る必要もない。
休暇のように楽しんでいる。
・最高の俳優と面白い脚本が揃った。
最高のシーズンになる。
エリザベス・キーン役メーガン・ブーン
・リズの出生について分かり始めた。
いかに非道な世界にいるのかも分かった。
製作総指揮/EXECTIVE PRODUCERのルーカス・ライター
・2人の関係にはまだ秘密が隠されている。
・レッドが何を知っているのか誰も知らない。
彼はまだ何か隠している。
・犯罪者たちの中でレッドは力を失いつつあり、その地位を狙われているかもしれない。
レイモンド・"レッド"・レディントン役ジェームズ・スペイダー
・レッドはリズを信じていない。
彼女はFBI捜査官だ。
・彼の組織は力を失いつつある。
でも彼はそれを楽しんでいるんだ。
・理由は分からないが、レッドは生きる喜びを大切にしてる。
製作/SUPERVISING RPRODUCER ブランドン・ソニエ
・新シーズンではトムが重要な役割を担い多くの謎が開かされる。
トム・キーン役ライアン・エッゴールド
・スーツケースの中にあった人骨は大きな謎だ。
リズの出生に関する謎を解く鍵になる。
スーツケースにあったのは誰の骨か?
独占映像
私自身が基本的に新鮮な状態でドラマを見たい派なので、予告とはいえあまりネタバレを見たくはないのですが、シーズン5の映像のチラ見せがありました。
登場していたキーワードだけ載せておきます。
・新しく就任したFBI長官が特殊任務の見直しをする。
・レッドの帝国が滅びたとバレる。
・ブラックリストは最高機密情報だ。
一朝一夕では作れずすぐに古くなる。
・FBIに加担させる気か?
そうだ。
・まず着替えよう(プールに服のまま入ってるレッド)
・サマルとアラム
・秘密はすべて家族の中に。
・エリザベス、車で旅にでるぞ。
頼む、私は車がない。
かんそう
不思議なもので、キャストのインタビューにはその演じる役が少なからず感じられるような気がしました。
リズは答える内容がちょっと愚痴っぽく思えたり、アラムはアラムっぽかったりw
案内役のトムは、本作で注目を浴びるようになった事を素直に喜び、スピンオフに抜擢されるだけあるような人間性の良さも感じられました。
スタッフ受けが良さそうな感じ!
レッド役のジェームズ・スペイダーはベテランの大物らしく言葉は少なげに編集されていますが、存在感はまさに「レッド」そのものでした。
シビレます。
それぞれのキャストがファンと同じような目線でドラマを理解して楽しんで演じているような一面が感じられました。
スタッフに関しても、ブラックリストと言う作品を誰よりも楽しんでいる様子が伺えて、それが良い作用をしているんだな、と思えました。
派手な映像や設定のこだわりが垣間見えました。
個人的に一番響いたのは、「シーズン4は暗かった」という制作側の発言があった事。
そうなんですよ!
それを自覚していてシーズン5でなんとかしようとしてくれているという事が分かっただけでも、私には大収穫でした。
シーズン5に対する期待が持てました。
本国ではすでに始まっていますが、ブラックリスト シーズン5は2018年1月30日(火)からスーパー!ドラマTVで日本初放送です!!
楽しみすぎる!!
楽しみすぎる!!
今は、スピンオフのブラックリスト リデンプションを見ながら楽しみにシーズン5を待ちたいと思います!
(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
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