あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
2017年11月2日（木）～AXNでシーズン4日本初放送（全23話）
マドックス
逮捕されていたボーデンは、ドナが保釈金を払って帰宅をするが、仕事には戻れずリドルの指名でパターソンが大隊長に任命される。
明らかに歓迎しない51分署のメンバー達。
その直後に、自動車事故が発生する。
現場に向かうと怪我人はおらず、現場の片づけだけという何も問題のない作業だった。
しかし、ドーソンを見た野次馬が「女の消防士」と言う事で酷くやじり出した。
ドーソンは、思わずキレて怒鳴り返してしまい後味の悪い現場となった。
署に戻ると、火災調査室のスージーが訴えられた、とドーソンを尋ねてきた。
持ってもいないカードの不正利用で今朝もまた別の訴えが来たという。
そこへケイシーがニュースを見ろと声を掛ける。
先ほどのドーソンの様子が、ニュースで取り上げられていたのだった。
シカゴ消防署の失態として。
これらは偶然ではなくすべてマドックスの差し金だと考えた。
州検事補のコットに相談をすると、まずはセリーナを捜してボーデンの状況を好転させないと、と言われる。
セブライドは家に居るジェイミーに再び会いに行く。
弁護士になったのは、悪党を助けるためか？ と問いかけた。
それでも頑なに守秘義務を通すジェイミーに、
「分厚い書類を窓に投げつけた君が好きだった」
と言って去って行った。
翌日、考えを変えたジェイミーは51分署に来る。
仕事で訴えられ苦労した両親を見て弁護士になろうとしたという、初心を思い出していた。
そして、情報を漏らせばマドックスの審理が無効になるからといいつつも、1つだけヒントを残していった。
ジェイミーのヒントから特捜のルゼックとアトウォーター（シカゴP.D.）がカーライル湖周辺のホテルを調べた。
そしてマドックスが常連のホテルでセリーナを発見。
アントニオ（シカゴP.D.）がセリーナを脅して、マドックスについて証言をさせた。
ボーデンの容疑が晴れたのはもちろん、自白させる材料が出来た。
チリとジミー
相変わらず職場でイチャついていて、とうとう会議に遅刻したチリとジミーは、大隊長になったばかりのパターソンに早速注意される。
さらに、見かねたケイシーにも直接注意されたジミーは、一度はチリにしばらく距離を置こうと伝えた。
だが、チリは話が通じないのか翌日職場でシャワーを浴びるジミーに裸で乱入する。
まんまとそこをパターソンに見られて、次見つけたらクビだと厳重注意されてしまう。
真剣に謝るジミーに対してチリは、事の重大さを感じないのか笑っていた。
さすがに付き合い切れないとジミーは怒ったが、チリはどこか感情が欠落しているのか笑って「またね」と言った。
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
シルビー
シルビーの事が心配なオーチスは、デート相手のオースティン・ベッカーの過去を調べてしまう。
すると22歳の時に住居侵入罪で捕まっていた事がわかる。
それを聞かされたシルビーは、デートで話そうとするがオースティンは自分から話しておきたい事がある、と過去の話しをした。
それは幼い頃にプールに忍び込んだ時に、成人として逮捕されていたという告白だった。
君が好きだから真実と違う話しを吹きこまれたくない、と。
トラック事故
大量の液体窒素を乗せたトラックが事故を起こした。
運転手は温度が上がると爆発する、といって早々に逃げて行った。
もし爆発したら周辺は吹っ飛んで消えると言った。
周囲の住民を避難させるのも間に合わないので、液体窒素を固定しているフレームを外し、別の止まっていたトラックに乗せて川に運ぶ事にする。
いつ爆発するかわからないがとにかく慌てて作業をした。
セブライド、ケリー、クルースを連れた命がけの作業で、パターソンは大隊長として前に立ってしっかりとリードしていた。
無事、爆発から逃げられ街を救い、全員が生きていた時、思わず4人は歓喜の声を上げて抱き合っていた。
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
その様子にニュース取材が来た。
大隊長としてマイクを向けられたパターソンは、
「私の後ろには最高の消防士たちがいる。
彼らが素晴らしいの葉上に立つ人のお陰だ」
とボーデン大隊長の名前を出した。
自然に背後で拍手が鳴り出す。
それまで、一触即発となっていたケイシーやセブライドとの関係も、すべて水に流した瞬間だった。
セブライドは握手を求め、仲間達は暖かくパターソンを迎えた。
パターソン
ボーデンの容疑が晴れたが、リドルは51分署潰しに手を休めようとしなかった。
これまでならリドルの言いなりになっていたパターソンだったが、51分署はボーデンの署だから彼に返すべきだ、と反抗を見せた。
するとリドルは「黒人同士手をくんだのか？」と言う。
それが引き金となり、パターソンはもう少し黙ってるつもりだった事をリドルに話した。
すでにリドルを飛ばして副局長と話しをして、90分署に大隊長として異動する事になっているという。
リドルの事を良く思わない幹部もいるのだった。
リドルは目をかけてやったのにと恩を着せ怒ったが、クソくらえと言われる。
夜、モリーズで、ボーデンはパターソンに留守を守った礼を言った。
リドルは空港に異動になっていた。
51分署の大隊長に戻った最初の仕事として、ボーデンはセブライドに小隊長への復帰を任命した。
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
フレディ
クルースは大隊長になったパターソンから、フレディの出入りを禁止されていた。
いつものように遊びに来たフレディに伝えると、急に事情が変わった事を受け入れられず怒っていた。
それを見ていたハーマンとオーチスは、フレディにモリーズでのバイトの話しをもちかける。
新たな居場所が出来て喜び、一見落着となったかのように思えた。
何かとキレ易いフレディは度々ハーマンのジョークにキレてかかっていた。
侮辱されると過剰に反応してしまうようだった。
しかし、ハーマンは消防署相手にバイトするなら慣れろ、とフレディが侮辱するなと頼んでも合わせる事をしなかった。
そして最悪の事件が起きる。
倉庫で2人きりになった際に、またフレディを怒らせたハーマンはナイフで横腹を刺されてしまった。
フレディは逃走し、血を流して倒れたハーマンにすぐに気づく人はいなかった――。
つづく
かんそう
まさに、一難去ってまた一難ってやつですね。
マドックスの51分署潰し？ とリドルの51分署潰しが重なってややこしかったですが、マドックスの方は容疑が晴れてひとまず元の51分署に戻れそうです。
でも、放火そのものについてはまだ？？ これからに思えました。
そして、ひとまとめにチェンジって感じで、どっちつかずのパターソンが最終的には「単に生真面目」だったという感じでお別れ、となりました。
悪人じゃなくて良かったけど、51分署には合わなかったって事で。
でもこれで、シカゴP.D.（シーズン3 8話）の方では大隊長と一緒にポーカーしてるという関係性に納得がいきました。
パターソンに対する感情が常に変動し続けていたので、悪い人じゃなかったのにいなくなるとわかるとちょっとホっともしています。
なんか疲れさせられましたｗ
何よりセブライドファンとしては、パターソンがいるとややこしくなりますからね。
セブライドも無事小隊長に戻れて良かった！！
今回は、メインのストーリーも大きな変動がありましたが、サブストーリーもなかなか不気味？ でした。
チリとジミーは、もうジミー逃げて！ って感じのサイコ展開になってきました。
でも同時に、チリ消えるフラグぽく感じたり。
シルビーのデート相手も、本当なのか嘘なのか。よくわかりませんでした。
そもそも余所見して事故るような人ですよ……？
これ以上何も起きないといいけど。
そしてそして！
実はですね、AXNのCMでハーマンが病院に運ばれるシーン、何度も流れてたんですよ。
情報化社会以前のCMで何言ってんだって話しでしょうけど、私はこういう事があるからあんまり予告とかも見たくないんですよ。
今回ハーマンが刺された時に思ったのは、「ああ、これであのシーンか」ですもん。
正直、いつかハーマンは倒れるんだってわかって新シーズン見てましたから、驚きが半減どころかほぼ皆無でした。
あーあー、もっと驚きたかったーーー！
なのでこの時思ったのは「クルースやっちまったなぁ」でした。
いや、やっちまったのはフレディなんですけどね。
でも、ドラマ的にはギャング絡みのフレディを仲間に引き合わせたのはクルースですからね。
クルースが絶対、誰よりも苦しむだろうな～。
次回は、お正月の特別プログラムなのか、1月2日（火）にシカゴ・メッド、シカゴP.D.とのクロスオーバー一挙放送となっています。（21時～0時）
予約などお忘れにならないよう！ 楽しみ～！！
登場人物はこちら
前回はこちら
(文：ジェーン洞)
.jpg)
0 件のコメント:
コメントを投稿