シカゴP.D. シーズン2 第13話「神のあやまち/A Little Devil Complex.」クロスオーバー後編【CHICAGO P.D.】

2017/08/11

クライム クロスオーバー ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン2 バイオレンス

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あらすじ



Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC


2017年5月19日~AXNでシーズン2放送(全23話)

登場人物はこちら

ガブリエルからの電話


妹のガブリエルからの電話を受けて、アントニオは一緒にギッシュの職場を訪ねる。

何もしていないギッシュを、ツバを吐いたとウソをついて連行した。


シェイやミルズの父親を殺した放火犯だとボイトに説明すると、マッチに火をつけて投げつけて、自白へ挑発した。

ギッシュは、神の過ちだと言われると「炎は悪魔の道具だ」とキレて、怒らせるな、と警告する。
そこへ、弁護士が登場し取り調べを中断され帰っていった。

ギッシュには悪い印象しかないので、ボイトも犯人だと断定する。


ギッシュ


ギッシュは、1人暮らしでシカゴに親類はいなかった。
完全な愉快犯だが、職場では優秀で誰も疑ってはいないようだった。

アントニオは尾行で付きまといイラつかせる作戦に出て、放火は立証が難しいから現行犯逮捕を狙う。

職場で大学を知り、当時の先生に話しを聞くとギッシュの名前は偽名であった事が判明する。
本当のギッシュは、車椅子で12年前に火災で逃げ遅れて亡くなっていた。
これもギッシュの仕業なのだろう。

弁護士は、正式な改名だと10年前の書類持ってくる。
その前の名前はロス・C・マクゴーワンだった。


ピザ


バージェスとローマンが制服のまま尾行すると、ピザ屋に入っていく。
注文後、トイレに立つとバージェスは警戒して見に行こうとするが、ローマンは携帯があるから心配ないと引き留めてしまう。
そこで言い合って迷っているとギッシュが戻ってきて、注文したピザを受け取り店を出る。

尾行に気づかれた2人は、問い詰めるギッシュにただのパトロール中だとトボけて、車で追跡するリンジーとハルステッドに引き継ぐ。
すると、ギッシュは迷わず2人の車に近づき、ドアを叩いてピザを渡した。
その時、後ろに停まっていたパトカーが爆発する。

トイレに行く振りをして、その隙に仕掛けられていたのだ。
ギッシュは爆発の瞬間、笑っていた。


Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC


その間、ボイト達は留守のギッシュ宅をガサ入れしていた。
しかし、証拠を捜すというよりは乱暴に部屋を荒らしているだけにしか見えなかったが。
そこでは何も見つからなかった。


正義か不義か


Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC


51分署から、ガブリエルと大隊長とメーガンがカンニガム作成の放火容疑マップを持って訪ねて来た。
そこで、大隊長によってさらにロス・C・マクゴーワンの名前も偽名である事が分かる。
その名前は20年前にミルズの父親と一緒に死んだ消防士の名前だった。

どこまでも姑息なギッシュに思わず怒りを抑えきれず、手にしていたペットボトルを壁に投げつけ大きな音を立てるボイト。

メーガンは怯えてアントニオに「あの男を(逮捕して)……」とすがった。

ガブリエルも、あいつは悪魔だと法を無視することをいとわないボイト・スタイルで捕まえて、とアントニオにうったえるがボイトとは違うとキッパリ拒否をされる。
あくまでも法に従って正義が勝つ、と宣言するがガブリエルはそんな甘い事を言っている兄に「別の犠牲者が出たら兄さんのせいよ」と冷たく言い放って帰って行った。


トレントン・ラモント


引き続き、ギッシュの尾行をするオリンスキーとルゼック。
いかにも放火に使うアイテムをレジに持って行くと、レジ担当の女の子の顔には火傷の痕があった。
ギッシュは自分の腕にも火傷の痕があるのを見せて、話しをする。
その女の子は小学校火災の被害者で、その火災を正確に覚えていた事からそれもギッシュの放火だったのだろう。
生存者が居る事が面白くないのか、「助かって良かった」と口では言うが態度は裏腹に沈み、やっぱりいらないと言って商品を置いて店を出た。

すぐに火傷の痕について、特捜に報告するとリンジーがギッシュも元々火災の被害者だったのではないかと言う。
取り調べの際にも「火事で家族を殺す奴」の話をしていた事をボイトが思い出し、賛同する。
そして1975年にトレントン・ラモントという少年が生き残っている火災事件を見つける。


その住所に向かうと、整備された空き地になっていた。
側で掃除をしている人に話しを聞くと、道の向かいに生き残った息子が住んでいてそのままにしてあると教えてもらう。
すぐにラモントの家に押し入ると、壁にガブリエルの盗撮や火災現場の写真が大量に貼ってあるのを見つける。

ギッシュの隠れ家で間違いない事と、次のターゲットがガブリエルである事が分かった。
パソコンにはシルビーに成りすまして、ガブリエルを呼び出しているメールが残されていた。


ガブリエル


オリンスキーとルゼックに連絡を入れるが、スーパーでボヤを仕掛けられている隙に見失ってしまう。

Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC


ガブリエルは何も知らずに、待ち合わせのビルに向かう。アントニオも携帯を鳴らして罠だと知らせようとするが、電波が悪く伝わらなかった。
エレベーターに乗ると、途中で停止してしまい救助に連絡する。
すぐに天井が開いて、救助が来たかと思うがそれはギッシュだった。

Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC


ギッシュは、天井からオイルを撒くと手にライターを持った。
「警告したのに。神の子じゃない」

ガブリエルを生きたまま火あぶりにするのが目的だとはっきりと言った。
そのままでは一緒に焼けるとガブリエルは必死で説得をするが、焼かれる運命だから有終の美だと納得していた。

そんなやりとりの間に、アントニオ達が到着する。
アントニオは先に到着していたエレベータ修理員に階数を確認すると、その上の階からギッシュを狙って撃ち殺した。

Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC


撃たれた瞬間、ギッシュが落とした火のついたライターは間一髪の所を、ガブリエルがキャッチして無事救出された。

モリーズで打ち上げる。
ミルズも駆けつけ、大隊長から罪を償わせたと報告を受け抱き合って喜んだ。
ガブリエルも改めて兄に礼を言った。


リンジーの母親


事件解決後、リンジーは母親に呼び出されてダイナーで会っていた。
母親は、レンタカー会社で働くようになってそれ自体は問題ないと言うが、気になる事があるという。

怪しい客の存在。
先月だけで8回レンタカーを借りていて、嫌でも目立つ。
さらに、戻ってきた社内から血のついた手袋が見つかっていた……。


つづく


かんそう


普段は、メジャークライムスと放送日が被っているので、楽しみに見てはいるものの記事にする余裕はないシカゴP.D.ですが、今回はクロスオーバーという事で初記事となります。

P.D.ではバイオレンスなボイトさんが大好きなので、このところの大人しさには物足りなさを感じていましたが、今回は事件解決には直接関係ないにせよ、火をつけたマッチを投げる嫌がらせをしたり、突然キレて八つ当たりしたり、ガサ入れで「荒らせ~」とイキイキと大暴れする姿を見れたのが、エキサイト(大笑い)した瞬間でした。

クロスオーバーという意味では、ファイア同様ほぼお話しだけを引き継いでいる状態で、そういった点での華やかさはありませんでした。
これは残念。
むしろ通常運転として見慣れた光景の範疇でちらっと、ガブリエル、大隊長、メーガン、ミルズが出たくらいです。

シェイ絡みの放火という事で、シカゴ・ファイアからかなり前振りがあった本件ですが、シカゴP.D.に引き継いでからはあっさりと解決してストーリーとしては、ちょっと物足りなく感じました。
クロスオーバーでの期待もありましたしね。

シカゴP.D.としては、ボイトさんが悪徳警官を隠れ蓑にしていたと判明してから、なんか良い人キャンペーンでも行っているのかという位、大人しくなっているので、そもそも物足りなさを感じています。

その他のサイドストーリーとしては、リンジーはさらっとFBIから戻っていましたw
なんだったんでしょう。
リンジーのFBI移動エピソードも、今となっては意味不明で盛り上がらなさの要因に思えます。

リンジーは相棒のハルステッドといい感じになっていますが、チーム内恋愛禁止の環境に戻った今、コソコソ派のリンジーともう言っちゃおうのハルステッドでこの先一悶着ありそうな感じ。

私はセブライドの相手としてはリンジーが一番似合っていた気がする派なんですよね~。
でもリンジーが(軽く扱うなら)振ったって終わり方は嫌いじゃなかった。


そしてもう1人のお気に入りキャラ、プラット巡査w
自分が新聞記者に取材されているのを、バージェスには「苦情が来たから監視されている」と嘘をついてバージェスに弁護をさせるというw
まんまと騙され、新聞には絶賛の記事に「カリスマ・デスク」というバージェスのコメントも掲載されて、プラットの思い通りっていうw

最初は、「苦情が来た」に何の疑いも感じなかったので、プラット可哀想って私も騙されましたw
それが嘘だと分かった時に、むしろ今まで苦情はないんか! というツッコミをしました。

クロスオーバーネタよりも、リンジーのお母さんが持ち込んだ事件の方が面白そうな予感がしました!

登場人物はこちら

(文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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