パーソン・オブ・インタレストS3#7「黒幕/THE PERFECT MARK」

2017/03/01

NY Simoom サスペンス ジェーン洞 パーソンオブインタレスト パーソンオブインタレスト シーズン3

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あらすじ

ヘイデン・プライス


マシンがはじき出したのは、アッパー・イーストの公認催眠療法士。
患者はビジネスマンや名士。怒り抑制や減煙を指導。

フィンチは患者になりすまして、カウンセリングを受ける。
すると、ヘイデンが催眠療法を利用して患者から個人情報を聞き出している事を突き止めた。
事実、フィンチの口座からNPO米国ガン連合基金へ寄付の手続きが勝手に行われていた。
おそらく代表はヘイデンなのだろう。

影で人助けをしているのか、催眠術を使うやり手の詐欺師か。

携帯のペアリングが弾かれた事から、すでにヘイデンを狙っている人間がいるらしい。
怪しむべきは患者だと、記録にアクセスするフィンチ。

盗聴器入りの甘いものを届けて、カウンセリングを盗聴すると、次々にフィンチ同様にパスワードを聞きだして寄付をしている事が確認できた。

その後、ナタリーという彼女が訪ねてくる。
彼女も1年前に患者として来ていた。
きっとヘイデンの裏の顔は知らないのだろう。

準備をするからいつか、すべてを投げ出して空港へ行こうというヘイデンの誘いに、嬉しそうに応えている。

ヘイデンの様子からフィンチ達は、狙う側ではなく狙われる側だと判断。
きっとペアリングしている存在にだろう。

詐欺師という正体に気づいている患者かもしれない。
多くの人を騙しているから、その中に犯罪組織の関係者がいるのかもしれない。

ヘイデンを守る為に急ぐ必要があると焦るフィンチ達。


HR


ラスキーがシモンズとターニーに呼び出される。
会話はすべてカーターも盗聴している。

資金洗浄をさせている男に問題が多く、あと1つ仕事をさせたら始末しろと命令されるラスキー。

その男は、スヴェンというアンティーク業者で、通称「スウェーデン人」と呼ばれていた。
男を確認する為に、ターニーにオークションハウスに連れて行かれるラスキー。
建物の前に車を止め、カーターは盗聴を続けているがそこに現れたのは、リースとショウだった。

ヘイデンを追ってオークションハウスに辿りついていたのだった。

お互いの存在を確認し、リースはカーターの助手席に座り、状況を説明し合うと奇遇にも2人の対象が関わっていると認識する。
スヴェン=「スウェーデン人」はヘイデンの患者で、ヘイデンはスヴェンの洗浄した金を狙っているのかもしれない。
2人は拳をぶつけ合った。

だが、オークション会場に現れたヘイデンの存在に、ターニーも気づいた事からHRにもヘイデンの正体が詐欺師だと調べられてしまう。
まとめて始末しろ、と命令が下る。


襲撃


ナタリーとの通話から、ヘイデンが高跳びしようとしている事を知る。
という事は明日、何かをするつもりなのだろう。

その為だろうか、夜事務所を整理し始めるヘイデン。
そこへ窓からライフルを持った2人組に襲撃される。
リースとショウが助けに入ると、犯人は警官だった。

ヘイデンをセーフハウスに連れて行く。
やはり警官はHRのメンバーだった。
ヘイデンに(HRに狙われるなんて)何をしたんだ、と追及すると知らなかったという。

たまたまスヴェンの口座に大金があったから、盗もうとしただけだった。
こんな事になるなら、手を引いてすぐに恋人と街を出ると言い出す。
恋人だけが唯一の真実だから、と。


イライアス


HRの資金洗浄について聞く為にイライアスを訪ねたカーター。
イライアスは相変わらず、潜伏していても上等なワインやチェスを楽しんでいるようだった。


イライアスに聞けば何でも簡単に分かる。

金はロシア人から流れている。
ヨゴロフの商売に目を瞑る見返りだ。
アンティークは洗浄には都合がいい。

ロシア人からの汚れた金を、HRはただの数字に変えて口座に入れたい。
アンティーク業者は、汚れた金を自分の口座に入れる。

その後オークションへ行き、指示された商品を落札する。
それは、HRの代理人が出品した商品だ。

業者が高値で落札し、金は綺麗に洗われてHRの元へ行く。
電子送金だって可能だ。

しかも、その商品はフェイク。ただのガラクタなのだから。
タダ同然で金を洗える完璧な仕組み、なのだった。


ヤンキースのサインボール


スヴェンは指示された通り、1927年のヤンキース全員のサインボールを440万ドルで落札したが、店に戻ると5ドルの札のついた汚いボールのかごに投げ入れた。
どうせ偽物なのだから。

そして、サイダー売りの少年がボールを買って行く。
あきらかにサインボールを選んで5ドルを置いていったが、スヴェンは何も気にならなかった。


リースは、ナタリーを退避させていたホテルにヘイデンを連れて行く。
突然の出来事にナタリーはヘイデンを責め、言い合いになるとリースはうんざりして廊下に出る。
そこでフィンチに連絡を取ると、ヘイデンはまだ何か隠していると言われる。

PCデータもダウンロードしておいたら、中にスヴェンのメールをハッキングしていたのを見つけた。
しかも、未読メールを複製し内容に細工までしていた。

オークションで、サインボールを落とさせたのは、HRではなくヘイデンだったのだ。

ボールは本物だった。

すぐにリースは部屋に入るが、ナタリーを残してヘイデンは窓から消えていた。

逃げ出す為に、恋人すらも利用していたのだった。


ラスキー


カーターに、スヴェンを殺せないと告白する。
こんなつもりじゃなかった、味方はあんただけだ、と言い出すが、それは違うとカーターははっきり否定する。
だが、殺しをさせるつもりもない。

その代わり明日は休んで、シモンズの尾行を命令する。
会う人すべてを写真に残すように、とも。

黒幕への核心が近い、と感じているようだ。


アンティークショップ


カーターはスヴェンの店に行く。
銃を向けて構えるスヴェンに、背後からファスコも銃を向けて応援する。

スヴェンにヘイデンと本物のサインボールだった事を伝えると、すでに売ってしまった事からスヴェンはHRに殺される前に町を出ないと、と怯え出す。

だが、もう遅いといいファスコとカーターは血糊を使いスヴェンの死を偽装し、命を助ける。
そしてその写真をラスキーに送った。

受け取った直後のラスキーの元に、シモンズから連絡が入るが遅かった。
金が入っていない事からHRは、まだスヴェンを生かしておきたかったのだった。


ボールの行方


シモンズも気づいたとカーターがフィンチ達に連絡している頃、ヘイデンはサイダー売りの少年に20ドルを渡し、サインボールを受け取っていた。

やっぱりHRの資金洗浄まで知っていて、仕込んでいたヘイデン。
だが、フィンチは400万ドル手に入れて逃げるならナタリーも連れて行くだろうと、ナタリーの携帯を追う事に。

まんまとヘイデンとの通話を盗聴し、怒るナタリーをなだめてオフィス前で落ち合う約束をした事を知る。

その場にリースとファスコが行き、ヘイデンを押さえる。
諦めたヘイデンは最後にナタリーに電話させろといい、電話するとナタリーはHRに捕まっていた。

そもそもナタリーとの逃避行の為に最後の大仕事をしたんだというヘイデン。
ナタリーを救う為に、ボールを持って指定されたオークションハウスに行く。

待ち構えていたターリーに念の為だと鑑定に連れて行かれるヘイデン。
ナタリーはラスキーが見張っていたが、カーターとショウが争った体にしてナタリーを逃がした。

ところが鑑定で偽物だ、と言われてしまう。
身に覚えのないヘイデンに銃を向け怒るターニー。
そこへショウとリースが登場し、ターニー以外を始末してヘイデンを助け出す。

だが、ボールは?!

逃げたナタリーにヘイデンが電話すると、意外にもナタリーは上機嫌だった。

「私の標的はあなた。泥棒を詐欺すれば、自分で盗まなくて済む」

ナタリーもまた詐欺師だったのだ。
ヘイデンの携帯をペアリングしていたのもナタリーだったのだろう。

サイダー売りの少年に100ドルを渡して、本物のサインボールを受け取る。
それでも愛しているというヘイデン。
愛しているなら私を解放して、と悪びれず言い、サイダーの入っているクーラーボックスに携帯を投げ入れた。

リースは、別の街で睡眠療法士になれ、と慰めた。


黒幕


ボールも偽物で、ヘイデン&ナタリーも逃がした事でターニーはシモンズに追い詰められていた。
ラスキーを呼び出す為に家まで行くが、留守電になっていたので押しかけようとする。
すると、ロビーでラスキーとカーターが会っているのに出くわす。
昼間撮影したシモンズの尾行写真を渡していた所だった。

疑う余地なく裏切っていたラスキーに銃を向けるターニー。
カーターもターニーに銃を向ける。

そして、倒れたのは、ターニーとラスキーだった。

死の寸前のターニーに、最後に警官らしいことをしろ、と黒幕の正体を聞く。
するとターニーは散乱している写真に、血で印をつけた。

それはHRに殺されたキャルの名付け親、アロンゾだった。

かんそう


今回も、メインストーリーとサブ? ストーリーが絡み合って濃厚だったはずなのですが、印象としてはなんだか地味でした。

というのも、詐欺行為が中心であってドンパチが少なかったからでしょうね~。
そのせいか、ショウさんというバイオレンス担当の出番がほとんどなく、今週のカットも個人的な好みで取り立てて変化もないのに、イライアスにw

だけど、落ちが2重であったり、ストーリー自体は本当に面白かったです。

カーターのHR追及は、サブストーリーになるのかな、と見てましたが今回のマシンが吐き出す番号からすると、むしろHR撲滅がメインストーリーのようにも感じますね。

でもその割には? あっさりとターニーとラスキーが死にました。
ターニーはさておき、ラスキーは・・・。

もう少し持つかな、とw

もっとカーターのスパイしてて、って流れかと思ったらあっさり「こんなつもりじゃなかった」でカーターが「味方だ」とか言い出して。
完全に寝返ったタームで2、3話あってのバレてーのかな~と思いきや、もう死んじゃうなんて。

そして黒幕がアロンゾである事をカーターも突き止めました。

またここから一悶着あるんでしょうが。

しかし、シモンズはしぶとい・・・。

ちなみに、あらすじからはまるっと省いていますが、ルートさんはちゃんと監禁中です。

(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)



アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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