プリティ・リトル・ライアーズ　S5#7「羊Eの沈黙」

あらすじ

Aに近づいた？

ラドリーにボランティアとして潜り込んだアリア。

スタッフのエディに会い、前に会っていないかと聞かれるが、会っていないと誤魔化す。

絵画の教室で、ベサニーの描いた絵を紛れ込ませていると、ロンダという患者が「泥棒！」と騒ぎ出す。


だが、それは日常だった上、ロンダはベサニーと同室で今警察が来ている事でイライラしているから、と誰も取り合わなかった。

しかし、ロンダはアリアに目をつけていて、アリアが1人の時にスケッチブックから取った絵を返せとはっきり言って詰め寄る。

素直にバッグから絵を出して返すアリア。

何故、ベサニーはあなたに絵を、と質問するとロンダは「盗んだっていうのか」とキレ出す。
その騒ぎを聞きつけたエディが来ると、ロンダはシャワーを浴びるといってすっとぼけて去っていく。

アリアは、「動きあり」というメールをエミリーに送り、約束していた食事会には遅れる事を告げる。

シャワーに向かうロンダを確認したアリアは、部屋を調べる。

しかし、シャワー室ですぐに「あたしのシャワーを盗んだ！」と騒ぐ声が聞こえたので、慌ててベッドの下に隠れる。
ロンダの大きな身体で沈むベッドに圧迫されそうになりながら上を見ると、ベッドの下にベサニーのスケッチブックを見つける。

収穫を持って帰ろうとするアリアにエディが声を掛けてくる。
バッグから覗いているスケッチブックに気づいたのか、
「何を探している？」と聞かれるが、アリアはお先にといって答えず車に乗る。
その姿を見ながら、エディはエズラに電話を掛けるのだった。

アリアはスペンサーとスケッチブックを確認する。
最初は普通の絵だったが、次第におかしくなっていく。

モンスターが男を抱いて去っていくのを建物から追いかける女性。

落下する女性。

ディローレンティスさんに角が生えデビルになっている。



ライヤーと書きなぐられたディローレンティスさん。

これらの絵から2人は、トビーの母親の落下隠蔽事件に関わっていたと推測。

転落時に屋上にいたと言われる患者がベサニーだったのかもしれないと考える。

そして、ベサニーは病院を脱走してディローレンティスさんを探していたのではないか。
探し当てた先に、シャベルを持った人間と出会ってしまったのではないか。

それがAだったのではないか、と。


トビーに見せる為絵を写真に撮って、スケッチブックは元に戻す事に。

一方、エミリーの家で母親パムがアリソンらを呼んで食事会になっていたが、結局アリソン以外欠席になっていたので、エミリーに頼まれ仕方なく参加していたハンナ。

アリソンは、ケイレブから受けた扱いの仕返しをするように、ケイレブと寄りを戻そうとするハンナを批判。

元々乗り気じゃない上、アリソンのでっちあげ話にもうんざりし、ハンナはウォッカで酔っぱらって誤魔化す。

すると、助けてもらえる所か足を引っ張ってると、エミリーに1人追い返されてしまう。

ハンナは、アリソンのでっちあげ話をパムも信じていない、と捨て台詞を吐く。

それは正しくて、パムは食事会の後、アリソンの話には矛盾がある事を同僚から聞いているとエミリーに言う。

1度助けたからといってずっと助ける必要はない、とも。

ハンナはそのエミリー宅からの帰りにいつものカフェに立ち寄り、シドニーに声を掛けられる。

酔っぱらっている所に、誘導尋問のようにトビー家の爆破の新聞記事からハンナにいろいろと話をさせるシドニー。
ニューヨークで大変な事があって、というと「それ詳しく聞きたい」と仕留めた表情をする。

シドニーは学校の女子トイレでアリソンとエミリーが隠しているアザの話をしているのを、個室に潜んで聞いていた。
その時も、それを知った上でアリソンのアザを隠すスカーフに手をやり、「素敵なスカーフね」と言っていたのだった。


スペンサーは、昼間にアリアの頼みで、エズラの荷物運びを手伝っていたが、その際にエズラの監視用カメラを借りていた。
姉のメリッサを監視する為だった。

メリッサが捨てようとした納屋のゴミには、ネズミ取りにかかったネズミの死体があった。

見ただけでも驚くスペンサーに対して、顔色変えずに、素手で拾い上げたメリッサ。

ペイジのロッカーに入っていたネズミと関係があるのかわからないが、とにかくメリッサの謎を解くしかないと決めたのだった。

その監視カメラが反応し、確認してみるとそこに映っていたのは食事会を終えたアリソンだった。

スペンサーはSOSでアリア、エミリーとハンナを呼び出す。

連絡を受けて家を出るアリアの元に、エズラが訪ねてくるが、それは「エディから電話があって会う約束をしていたんだが、待っても来ないんだ」というアリアが最後に会ってからエディに何かが起きたかもしれないという報告だった。

スペンサーの家に集合したアリアとエミリー。カメラに映っているのは確かにアリソンだと確認する。

遅れてハンナが来るが、その瞬間届いたAからのメール内容に驚く。

だが、珍しくハンナには届いていなかったその内容は・・・。

「ニューヨーク、ニューヨーク、最高の町。アリソンの秘密は、おしゃべりハンナがいても大丈夫？」

どういう事と、ハンナを責める3人だった。

ハンナとケイレブ

ハンナを突き放したかのように見えたケイレブだったが、エミリーの母親が企てたアリソンを囲む食事会の愚痴を言うと、揉めたっていいんだから断ればいい、と言う。
終いには「友達がいなくても、俺が居るだろ」と言い出すが、さすがにバツが悪いのかその場を立ち去る。

その後、追試の申し込みでアリソンとケイレブが会い、一触即発。
戻ってきても大して変わっていないアリソンに、「2年間監禁されて学んだのがそれ？」と嫌みを言うケイレブの態度はアリソンを怒らせたようで、ハンナの家にクレームの留守電を残される。

そこへケイレブがビール片手に尋ねて来て、試験を放棄してスッキリしたと言う。
だが、まだアリソンとの関係から抜け切れていないハンナは、イライラしてケイレブを追い帰す。

その夜、エミリー宅からの帰りに寄ったカフェで、シドニーと入れ違いでケイレブが来ていた。

ハンナに気づき、嬉しそうに席に座るケイレブ。

食事会の話をしようとするケイレブに、私たちの話をしよう、とハンナが寄りそう。

口では、「離れている間にいろんな事があり過ぎた。これまでのオレじゃない。ここを見回しても同じ景色は1つもない」
とハンナを拒絶するような事を言うが、
「私は（見えてないの？）」と聞かれると「見えている」と答えるケイレブ。

だったら、そこから始めようとハンナはケイレブにキスをする。

A

黒の皮手袋で封筒を開けると、エラ＆ザック（アリアの母とその恋人）の婚約祝賀パーティの招待状だった。
それを写真に撮って再び開けていないように封をする。

宛先はパム・フィールズ。エミリーの母親の郵便を盗んでいた。

パーティーで何かを企んでいるのだろうか・・・。

つづく。

かんそう

どちらも権力を振り回し、振り回されるやり手女子だし。
やっぱり人柄って顔に出るんですかね～。

そして、そんなおっかさんアリソンに一生懸命反抗しようとしているハンナ。

その姿には、ファンとしては応援せざるを得ないんですけど、ハンナ危険フラグ立ちまくりでブルブルです・・・。

アル中まっしぐらもそうですが、監視カメラに映るアリソンの動きも気になりますね。
今、一番Aに近いと思われるモナの方がむしろハンナにとっては、何気に絆があるので安心な位。

ケイレブもなんだかんだ揺れてる事で、後々ハンナが傷つくことにならないか・・・。
心配ですね～。


あらすじからは除外したスペンサーとメリッサですが、メリッサが少し気になるセリフを言っていました。

それは、両親の離婚やメリッサと父親が何かを隠している事にイラつくスペンサーに「愛がすべてさ」とハウンドドッグになるのですが、スペンサーはそんなの関係ねぇ！　と突っぱねます。
問題は、ウソと隠れてささやかれる秘密だ、と。

でもメリッサはそうね、と同調しつつも
「やっぱり愛。時に愛ゆえに理不尽な事をして後悔する」
と言うんです。

なんだかスペンサーを守る為にあれこれした事を言っているようじゃないですか。

とはいえ、メリッサがそのまんまAではないと思いますが。
Aに何か握られてて～みたいなのは、ありそう・・・かな？

そして！

エディの行方ですね。

そもそもエディは何故エズラに連絡を取るのか。

もし、エズラに会えていたら何を伝えるつもりだったのか。

エディも、Aに動かされている1人なのかな・・・。

大変な事になっているのに、スペンサーの家に集まった頃にはスルーされていましたけどｗ

ま、この町では犯罪が日常茶飯事なんで、エディが待ち合わせに来なかったくらいじゃ、「死体は見つかってないし」って感じでスルーなのかもしれませんねｗ　（んなーこたないｗ

Aと思われる皮手袋の動きは、懐かしいアリアのお母さんが出てきそう・・・？



アリアのお母さんといえば、チャームドの次女。

若ければ、魔法でAをやっつけられたんでしょうけどｗ
無事パーティーが行われるよう、祈りつつ・・・。

（イラスト：SiMoom、文：ジェーン洞）