あらすじ
シーマ
とうとう運転手付き送迎車も手放した。
個人でミランダの新居探しを担当するが、ミランダの相場を考慮しない無茶振りに苦労する。
ミランダ
ジョイを息子のブレディに会わせる日が来た。直前でジョイから打ち明けられる。
「あなたがうちの犬と接するように私も人の子にぎこちなくなるの。先に謝っておく」
ところがブレディはジョイの2匹の犬サッフォーとソクラテスを見て、「最高の名前だ」とかわいがる。
「うまくやれそう」
ジョイとの未来を明るく感じたミランダは、早く引っ越そうと注文を減らしてシーマに新居の交渉を頼んだ。
シャーロット
ハリーの癌にシリアスなシャーロットに反して、ハリーは楽観的だった。ハリーとテンションが合わないことでシャーロットの不安がたまっていく。
リサ
父親が脳卒中で死んだ。編集中にスマホをサイレントにしている間の出来事だった。
予兆もなく、健康だったのでショックが大きく、看取れなかったことを引きずる。
その上、葬儀の手配に追われるかと思っているとリサに葬儀の招待メールが届き、今度は怒りが頂点に。
差出人は、ルシール・ウォーター。父親の劇場の支配人の元女優だった。
リサはルシールと会い、劇場が会場なのはいいがせめてシンプルで威厳のある式にとオーダーした。
葬儀はルシールの仕切りで理想通りにはいかず、看取れないままの別れをスピーチでも嘆いた。
すると帰り際にハーバートの母親で、いつも嫌味を言う養母に声をかけられる。
今日は養母の嫌味ですら普段通りで安心できたから何を言われても平気だった。
ところが。
「愛する人の最期に立ち会えなかったのは、その人の魂が望まなかったから。元気な頃を覚えててほしいと」
そしてちゃんと手洗いするのよ、とベルギー製のレースのハンカチを渡された。
キャリー
ダンカンに誘われて手作り料理を食べる。
そこで、女性からの意見が欲しいと普段はさせないが、未完成の原稿を読んで欲しいと頼まれる。
キャリーは私の小説も読んでくれるなら、と交換条件を出して成立させた。
ダンカンとのディナーをキャリーはエイダンにも「過去一まずいシチュー」と報告する。
するとエイダンは話なら直接聞く、としばらくワイアットがキャンプにいくので時間ができたことを伝えた。
NYに到着したエイダンはキャリーを驚かそうと、家の窓に石を投げて知らせた。
ところが想像以上のダメージで窓ガラスが割れてしまう。
キャリーに怪我はないが、引っ越しの決め手となったアンティークのガラスでキャリーのテンションが下がる。
「光の加減で虹ができるのが好きだったのに」
そして、出だしが悪いだけではなく、実はワイアットが直前でキャンプに行くのをやめたことを打ち明けられる。そのことでエイダンは元妻キャシーとも揉めていた。
ガラスを元に戻せないと知ったエイダンは、せめて近いものを探すとネットで調べ、翌朝1人でスクラントンに行く。
ガラスのドアをいくつか買って帰るがそのどれも虹はできなかった。
エイダンが落ち込んでいるとキャリーは虹の話なんかしなければよかった、とエイダンを慰める。
ところがそこでエイダンはさらに隠していたことを打ち明けた。
「キャシーと寝た」
揉めた後、あまりにお互い取り乱して、慰め合う感じになったと言う。
「でも間違いだと認め合った。二度とない」
ところがキャリーは怒るのではなく理解できると言った。
「裏切ってごめん」
「裏切りって何?」
キャリーは待つ約束はしたけど、5年間他の誰とも寝ないとは言っていない。
だがエイダンは違ったのに、その約束が守れていない。
「だから信頼をぶち壊して苦しんでる」
「ちょっと待って、ほんと男って。古いっていうか……」
キャリーは頭を抱える。
「キャシーと寝たことは理解できる。それより、なぜ今までこの話をしなかったのか」
「君は他の男と寝たいのか?」
「いいえ、私が寝たいのはあなたよ。今この瞬間も」
翌朝、キャリーが寝ている間にエイダンがダンカンの小説を受け取り、テーブルの上に置いて帰宅していた。
キャリーがスーパーへ行くと、普段はいないシャーロットが大人用おむつを買っている所に遭遇する。
声をかけるともう隠せないとシャーロットはキャリーに打ち明けた。
「ハリーが前立腺ガンなの。人には知られたくないってこっちで買い物を……」
キャリーは誰にも言わないと、シャーロットをハグした。
つづく
かんそう
病気、死、とシリアスムードの中で、ビッツィがいい感じのアクセントでした。
シャーロットがうっかり言ったことで「上客なのにティファニーのイベントに誘われてない!」→迷惑フォルダに入ってた→またシャーロット「週末はタウンゼントの船上パーティーね」→「は?そんなの知らない」
こういうセレブ・コント好きw
インフルエンサーが登場して、顧客よりもインフルエンサーが優先されるってことは多いにありそうですよね。
シャーロットはキャリーに言えたことで、少し救われたかな。病気ネタは個人的に苦手なので早く終わって欲しい。
これまで送迎車移動でハイヒール余裕だったのが、地下鉄移動になっても意地で? ハイヒールなのは、シーマらしくて好き。
でもわかる。一度楽な靴履くと足の形ってすぐ変わるんですよね。
SATC全盛期の高級ヒールブームの時って、ポインテッドトゥのために足の整形するっていうゴシップ? ありましたけど、ほんとファッションって大変ですよねw
あと無理なヒールのせいで手術しないといけない状態になる人もいますもんね。
ミランダはちょっとKYなんですかね?
なんか前回からの流れでイラっとさせられるw
やっと?キャリーのキャリーっぽい(あくまで主観)側面が見られた気がしました。
でも、結局エイダンなんだっていうのはおいておいてw
でも、5年の遠距離って言っても、完全音信不通なわけでもなく、その間どれくらい会えないのかっていうのもわからないから最初からルールブック作ろうってなるのも怖いし、そもそもルールって必要? ってなりました。
ただ男性の方がロマンチックで女性の方がリアリストなのは、すごい説得力がある。
あと「浮気も分かる」って言うのはキャリーっぽくていいなって思うけど、フツーにちょっとエモーショナルになったくらいで元妻と寝てしまって簡単に「後悔した」ってなる男、嫌じゃないです?
これ奥さんには復縁の意志があったらどうするんだろう?
まるで相手を人と思ってない?
「お互い後悔したから」っていうのはドラマ的都合で、本当にそうだろうけど、でもなんかシナリオがエイダンをどんどん魅力のない男にしていっているようなw
窓割ったのもそうだし。
そしてそんなダサい?エイダンにしがみついているキャリーもどんどんダサく感じてしまう悪循環w
かと言って現段階でのダンカンも特別いい、ってわけじゃないけど、はよエイダンのストーリーは終わって欲しいw
(ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
0 件のコメント:
コメントを投稿