LAW & ORDER:性犯罪特捜班/SVU シーズン25 第12話 拠点型/Marauder

2024/11/21

LAW&ORDER:性犯罪特捜班 LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン25 クライム ジェーン洞 リーガルドラマ

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あらすじ


©2024 NBCUniversal Media, LLC

2024年9月4日(水)22:00~ FOX 日本初放送 (全13話)
(アメリカ放送 2024年1月~)

【登場人物】


サイクスの妹

ブシャールの裁判後からサイクスと連絡が取れず、心配したオリビアはバーで飲んでいるサイクスを捜し出した。
裁判の日が、妹クリスタルが失踪した日で、そのせいで休みを取っていたという。
1997年5月、サイクスの実家、ペンシルベニアのアレンタウンでだった。

妹を引きずりながらも前に進みたいと言って、捜索しないことにオリビアは疑問を持つ。
クリスタルだけではなく他の犠牲者も増えているかもしれない。

クリスタルの名を知ったオリビアは、サイクスに黙って事件を調べ出す。

コールドケース

すると10年の間に似たような6件の未解決誘拐事件が点在していることがわかった。
共通点に森で見つかったポラロイド写真もある。
拠点型の連続性犯罪に違いない。
6件の中心が犯人の居住地だろうが、まだまだ範囲は広い。

サイクス不在を利用して、オリビアは特別な説明をせず捜査を進めた。
事情を知らないベラスコたちはなぜ古い事件を、と疑問を持つ。
「今の技術があれば解決できる」

グウェンの家族

管轄内の一件、グウェン・マーカスの遺体が2002年に発見されていた。

オリビアとフィンがグウェンの家族の話を聞くが、家族は歓迎しなかった。
嫌な想いを蒸し返したくない上、当時すぐに捜査を諦めた警察への不信もある。
中でも冷静に会話をするいとこのカルに名刺を渡して帰った。
「捜査するならやり遂げろ」

キムの家族

ベラスコとブルーノは次に近場のキムの父親に話を聞く。すると新事実を打ち明けられる。失踪後に娘からカードが届いていたという。
「娘はきっとどこかで暮らしている。帰り道を知らないだけだ」
カードを借りて調べると、送り主は当時10代だった少年が事件を知って送っていた愉快犯だったことがわかった。ニュースで見たキムに恋をして両親を安心させつつ、捜査を続けて欲しくて出していたという。だが気が変わって止めていた。

エド・マクラスキー刑事

オリビアはクリスタル事件の担当者だったエドにコンタクトを取り、フィンとアレンタウンまで会いに行った。
すでに引退しているが、事件の事は忘れていない。
「この事件は私のライフワークだ」
それを聞いたオリビアはサイクスにとってもそうだと言う。
「だからこそ解決してしまったら生きる気力を失う」
管轄外については調べて欲しいと頼むとエドは「シャナにバレたら怒られる」と躊躇した。
だが誰も言わなければバレないと3人で結託する。

カル

家族の反対でグウェンの墓を掘り起こすことはできなかった。
なんとかできないかと事件解決を強く望んでいたカルを再度呼び出し、オリビアとフィンが説得を頼んだ。
カルは当時、最後にグウェンを見ていた。アリバイがあるのに捜査が行き詰まると疑われもしたという。
「今でも犯人を見つけたいよ」
結局あてにならないんだな、と帰っていくカルにオリビアが念を押した。
「私たちはあきらめない。あなたもよ。今のあなたは成長した大人。忘れてることはない?どうか思い出して。ご両親の協力が得られないなら裁判に持ち込む何かが必要なの」
「例えば?」
「新証拠とか」
「容疑者とか?」
「お役所仕事を切り抜ける何かよ」

その後、カルがSVUに出頭してきた。
「俺が殺した」

エドの推理

なかなか進展せずにいるとエドから連絡が入る。
「ポラロイド写真で気づいた。クリスタル以外にも2件が森で見つかってる。きっとその頃に犯人は結婚したんだ。記念品である写真を手放してる」

グウェンの遺体

カルが出頭したことによって、グウェンの墓が正式に掘り起こされることになった。

検出されたDNAはカルやカードの送り主とも一致せず、近親者を捜す。

その頃、オフィスにサイクスがやってきてクリスタルの事件を捜査していることを知る。
「勝手な真似はしないで」
オリビアは個人的な問題だけではなく、大勢の家族が関わっていると説得するがサイクスは納得しなかった。
「あなたの気が晴れるといいわね。ジョニーD。ルイス。あなたの過去を調べたわ」

カルは虚偽の自白をしたがそれも犯人を見つけるためということで、釈放の手続きが取られた。

血縁者

DNAの血縁者がヒットした。娘のハンナ・キンケイド35歳。
事件の時期と照らし合わせると70代の父親リチャードが容疑者と思われた。
ちょうど結婚40周年のパーティーをしているという。
「父がそんな、ありえない」

オリビアたちが自宅へ行くと、リチャードはこっそりとその場から立ち去った。その様子に確信し、追いかける。
するとあらかじめ用意していた逃亡用バッグを手にしていたところを確保した。

ペンシルベニアには死刑がある。全部話せば極刑は免れると言うとリチャードは孫の成長を見守りたい、とすべて話し出した。

全員の遺体が掘り起こされた。

遺体安置所でオリビアが待っているとサイクスがやってきた。
「ほっといてと言ったのに。どうしてなの?」
「クリスタルのためよ」
「つらすぎる」
何をすれば? と言うオリビアにサイクスは1人にしてと言って泣きじゃくった。


かんそう

サイクスが登場して妹がわけありと知った時に伏線だろうなとは思ったんですが、意外とあっさりその事件が取り上げられ解決しました。

そもそも一度遺体が見つかってでも別人だったっていう経験をしているので、サイクスやその家族にとってはそこでもう終わらせたい事件だったんでしょうね。
でもオリビアの性分というか職業柄見過ごすわけにはいかず、言葉通り墓を掘り起こしてしまった。

見つからなければどこかで生きているのかもしれない。
キムの父親はまさにそう思って希望を持ち続けていましたが、この場合の真実は非情でした。
サイクス自身が一切この捜査に関わっていないので、サイクスがこれを機にフェードアウトするってことはあんまり考えられないんですけど(何のために出てきた? ってなる)
でもこの状態でオリビアと共に働くのは両者にとって厳しいですよね~
どうなることやら。

あとこの事件の見どころはカルですね。
もちろんコールドケースに日の目を当てられるオリビアの存在あってこそですけど、大きく進展させたのは人生をかけたカルの行動なので。

エドの気づきもすごい意味あり気に挟まれるんですけど、捜査の手がかりとしてそれが使われたのかと言えば実はそうじゃなくて、なんかせっかくムード出してるんだからそこから既婚者のあいつだ! みたいになる流れがあったらよかったのに~と思ってしまった。

カルもエドもなんか脇役としてさらっと流されてしまうのが勿体ないようなストーリーでした。


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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