あらすじ
ノア
ノアがオリビアを検索したことで、オリビアの事件に興味を持ち、クローゼットにあった書類から実の父親の名を知ってしまう。
オリビアはいつか知るにせよ、その機会は自分でコントロールするつもりだったのでノアの勝手な行動にショックを受ける。
だがノアを過剰に責めることはなく、自分についての話がそんなに大事なことなのかと怯えるノアを慰めた。
少女レイプ暴行事件
公園で意識不明の少女が発見された。
状況から複数人にレイプされている。
滑り台にリップグロスの長い跡があり、引きずられたとわかるが少女にはグロスはついていなかった。2人目の被害者もいる。
捜索願から少女はロージーと判明した。
両親は旅行で留守中だった。留守をまかされた女性から昨夜、ロージーは親友のシドニーの家に泊まったはずだと知る。
シドニーの保護者
ソムリエをしているシドニーの養母の店に行くと、ロージーが襲われたという話に驚く。シドニーも危ない目にあっているのではと動揺していると、シドニーからの連絡が入った。
シドニーは、ロージーじゃない友達の家にいるから大丈夫、というがオリビアはそれが嘘だと気づく。
リップグロスはシドニーのものだった。
ロージーのレイプ検査結果からは4人の10代が検出された。
公園の防犯カメラに、ロージーとシドニーに近づき、ロージーをヘッドロックして引きずっていく少年が映っていた。
その後、シドニーも後を追ったのでロージーを助けに行ったのだろう。
シドニーの携帯の電波をシティアイランドのヨットクラブで感知する。
ボートを片っ端から調べて、シドニーの携帯を発見した。
一行はすでに移動した後だったが、ロージーの着ていた赤いパーカーも見つける。
現場の状態からシドニーが殺された形跡はない。
マリーナの防犯カメラに4人の容疑者が映っていた。
シドニーの携帯にその4人と思われるようなやりとりの履歴はなかった。
場当たり的な犯行なら余罪の可能性がある。
データベースや類似の犯罪歴も洗う。
タウンハウス
あるタウンハウスの屋根の上に少女が立っていたという通報から、シドニーの居場所がわかった。
すでに現場は管轄の警察が包囲していたが、オリビアは自分の事件だと指揮を執る。
部屋は空き家で売りに出ていた。駆除業者が鍵を持っているがその18歳の息子セスが2日帰っていないという。
現場にかけつけた母親モナ・パイパーを見てオリビアはすぐに把握した。
「あの子がまた何かしたの? セスはいい子なのよ。人と少し違うけど」
オリビアはモナにセスが狙撃手たちに狙われていることを伝え、それを回避したいなら今すぐ彼に電話をして、と頼んだ。
そして電話ごしにセスに伝える。
「あなたは虫から始めていろいろ殺してるわよね。動物虐待だけじゃ終わらないわ。ケモノと化すわよ」
「俺は違う」
それなら、とシドニーに話をさせてまだ生きていることを確認し、セスに選択をさせる。
「あなたは人間? 動物?」
動物は弱い、と言うセスに自ら人間的な行動を選ばせた。
「逮捕をおふくろに見せないでくれ」
セスは投降し、シドニーは無事保護された。
だがその頃、ロージーの両親の判断で生命維持装置が外されたとカリシから聞く。
怒りにかられたオリビアはセスをそのまま車に乗せて、ベラスコと共に現場の公園に連れ戻した。
現場再現
公園に着くとオリビアはロージーの死を伝えた。
だがセスにとってはロージーを殺したのは両親で、あくまで自分は関係ない。
そんなセスに十字架を背をわせるために現場の再現をする。
俺だけじゃないというセスをロージーのように引きずった。
「全部いいなさい。ロージーに何をしたの!? でも聞くほどの価値なんかない。あなたは虫けらだもの」
セスを責めるオリビアをベラスコが止める。
「現場の再現をするのでは?」
オリビアは気が変わった、といいそこで切りあげた。
「シドニーから聞くわ」
結末
逮捕した4人は罪を擦り付け合い、合意の上とさえ言っていた。
またオリビアの行為でセスは怯え、自白の強要を主張するだろう。
しかし、ナッソー群でのレイプ6件のDNAと4人が一致した。
その被害者は証言もする。
しっかりと罰せられることに安心したオリビアは帰宅すると、クローゼットの上にしまっておいた書類を持ってノアの部屋に行った。
「どこまで知ってるの?」
「名前だけだよ」
「そう、ならあなたの物語を聞く準備はある?」
「どんな話?」
「結末のとらえ方で変わるわ」
「僕は今、幸せだよ」
オリビアはまず、母親のエリーの話から始めた。
つづく(SVUシーズン25 あらすじはこちら)
かんそう
ノアが大きくなっていよいよ自分の物語を知る時が来ました。
オリビアが育てたノアならきっと乗り越えられるはず。
今回も事件パート? については少しいまいちな印象でした。
四人の犯行なんですけど、なぜかフォーカスしているのはセスという少年だけ。
確かに主犯はセスなのかもしれないんですけど、この手のグループ犯行にありがちな「無理やりやらされていた」「俺は止めていた」というタイプではなく、全員しっかり悪人なのになんで~? ってあくまでもシナリオ都合感が強かったのかなぁ?
今回はグループでの犯行ではなく、生まれついての病気的な理由(共感性が欠如している)がテーマだったんでしょうけど、人数増やしてただ事件をおぞましいものにしただけ感?
これまでのSVUならそのおぞましさにもどこか「それを見せる必要がある」説得力があった気がしたんですけど、思い出補正なのかな?
とにかくいくら1人じゃないにせよ、か弱い少女2人が夜の公園を歩いちゃダメよって何度言ってもわからないんだな~w
あとセスとノアは違うよ!! ってことなんでしょうね。
んなこともうわかってるけど……、みたいな?
最近のオリビア、なんか怖い?w
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