The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン6 のあらすじ・ネタバレ
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン3までの主な登場人物はこちらです。
2024年4月17日~/毎週木曜日 スーパー!ドラマTV 日本独占放送(全10話)
(アメリカ配信2022年9月~)
これまでのシーズン
葬儀場
森の奥で、ランドーの葬儀が行われた。
ダイアンのつきそいのカートは、敵地に潜り込むようなもので浮かない顔をしている。
マリッサは格闘技のコーチ、ゼヴを連れて参加した。まだ正式につきあっているわけではないが気が合っている。
入り口に立っていると、視線が集まっている気がして居心地が悪い。
参列客に恨まれていると思うが、そのほとんどが女性であることから対象が自分ではなくゼヴだと気づいて安心する。
カルメンはジェイに呼び出され葬儀が始まる前に会場を抜け出した。
リズ、リシャード、ジュリアスはニール・グロスを見つけて最後の売り込みをしようと探しているが、部下にここにはいないとあしらわれる。
民主党
新委員長のエルフマンの弔辞が始まった。
階段で怪我をしたと松葉杖をついている。
ダイアンはエルフマンのアホっぽさに席を立つ。
バーの前のモニターに保守優勢の最高裁が同性婚を認めた判決を覆したと速報が流れる。
「何杯飲んでも足りない」
そしてダイアンの弔辞の番が来た。
「我々はここへ彼を葬りに来てる。そして党を葬ることになりそうです。現実を見てください。党は終わった」
するといないはずのニール・グロスが庭に出たダイアンに声をかける。
「君の弔辞気に入った」
来ないはずだったが、世界が終わる夢を見てくることにしたという。
「世界の終わりに金儲けは難しい」
もう家に帰るというダイアンをグロスは引き留める。
「君ならどうする?」
「焼き尽くして最初からやり直す」
そして思っていることを一気にぶちまけると、自分でストップをかけた。
「悪い癖よ。つい希望を抱き、楽観的なシナリオを思い描く」
するとグロスはやってみよう、と受け止める。
「君が今言ったことを実現させる」
グロスの個人資産は6800臆ドル。
一般的な資産家のように派手なことに金を使うことはないと言う。
「金は世界に役立てたいと思ってるんだ。民主党を買おうと思う」
ダイアンがリズ、リシャード、ジュリアスも収集した。
グロスはダイアンたちを引き連れてエルフマンを説得する。
「今は2022年だ。民主党を買収する」
ITの力だけでは有権者は動かせないと笑い飛ばすが、最後には引っ込んでろと吐き捨てた。
だがグロスは切り札を何枚も持っていた。
「FOXニュースを買う」
しかもすぐに新たな局を探させないよう、一気に民主化せずに過激さをそぎ落とし、信頼できる保守メディアにする。
多額の投資。
そしてチャムハムが持つ貴重なデータ。
「正義のためなら利用する」
正義感の強いエルフマンは、やり方が容認できないと否定的だった。
エルフマンは当てにならないと、グロスはダイアンに委員長を打診する。だがそれにはカートの存在が邪魔になる。
「家族より党の利益が優先だ。乱射事件を見るより自殺した方がマシだと言え」
エルフマンが正式に断りを入れた。
「信用できない」
グロスの出馬も年功序列であり得ないと否定するが、そもそもグロスに出馬する気はない。
ここで初めて候補者を紹介する。
「すべてを投げ出しここにくる」
それがドゥエイン・ジョンソン、ロック様だというと突然消えていたエントランスの灯りがついた。
黒いバンが止まった。
エルフマンは何かのジョークかと言いながら、バンに乗り込む。
数分後、バンから降りたエルフマンは笑顔で杖を外して歩いてくる。
「彼が足首に触れたらこうなった!」
うまくいきそうだ、とエルフマンは態度を一変させた。
コレクティブ
ジェイは葬儀場からカルメンを連れ出し、コレクティブに紹介した。自分のことで精一杯というカルメンだが、「金になる」と言われると断らなかった。
役割はバック・バーンズの弁護士役。
本物の刑務所にいると信じているバーンズに電話をかけさせ、盗聴し、知り合いの弁護士ジョン・リンカーンの代理だと信じ込ませる。
突然の抜擢にもカルメンは持ち前の機転をきかせ、バックを騙しレネッタの望む情報を聞き出した。
資金源、支援者の議員の名前などがわかり、資金を止めることができる。
そして用済みとなったバーンズは、ランドーを殺した男と共に処分となった。
行き先は南極大陸。
支援者が造った施設でコードネームでもなんでもない。
目隠しのマスクをされて自家用機で運ばれて行く……。
マリッサ
葬儀場を抜け出したカルメンの代わりに、マリッサがバルークを民主党委員長に紹介した。
バルークの目的は、ゴミ処理場の掘り起こしを頼むことだった。
元婚約者に捨てられたPCを取り戻すために。その中に7億5000万相当のビットコインが埋まっている。
3億で政治活動委員(PAC)を作ることを餌にぶらさげるが、エルフマンは真面目で正規の手続きなら手伝うとしか言わなかった。
「共和党なら湖の水だって抜くぞ」
「彼らとは違う」
思い通りにいかず怒ってでていこうとするバルークを、マリッサが引き留めると手下が乱暴に止めた。
マリッサを守るためにゼブが手下を殴り倒すと、バルークが銃を向ける。
が、セヴは素手でバルークの銃を奪い形勢をいとも簡単に逆転させた。
それに興奮したマリッサはその場を抜け出し、二人きりになろうと車を走らせる。
するとセヴが車の中でプロポーズをする。
そのままジュリアスの仕切りで二人は婚姻の誓いをした。
出会って3週間。
コレクティブから戻ったジェイとカルメンもかけつけ、二人を祝福した。
ダイアンとカート
葬儀場からの帰りの車中で、ダイアンはカートに打ち明けた。
「私たちうまくいかない」
政治的信条を無視していられない状況になっている。
カートはダイアンの心変わりを疑うが、ダイアンは否定した。
「でも一緒に語り合いたいひとたちはいる。私と同じ考えの人たちよ」
「そこに”愛”の余地はないのか?」
「よくわからない。もちろんあるけど、世の中の出来事に比べたら取るに足らないことに思える」
とはいえ、ダイアンは今の関係を変えるつもりはなかった。
ずっと別居生活をしていたようなものでそのままでいよう、と。
だがカートは違った。
突然車を止めて、車から降りた。
「車を呼ぶ。さようなら」
「そんな……」
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン6 (記事一覧)つづく
かんそう
目まぐるしい一日!
葬儀の場だからこそ、大事なのは生きてる人間でそれぞれの未来なんだなと強調されているように思えました。
終わりがそこで止まるのではなく、新たな始まりの区切りに思える前向きなエピソードが続いてほっこりしていたところへ、ダイアーーン!!
カートは一日、自分と主義の違う人たちに囲まれてストレスを感じているところへ、唯一の味方からのキツイ言葉……。
そのダイアンのために主義に拘らずつきあって来たのに、急に存在を否定されたらそりゃ「さよなら」って言いたくなりますわな!!
久々にダイアンのダイアンらしい姿が堪能できて面白かったのに、このアップダウンの激しさ!
ほんと最後の最後まで面白くて、残り1話ですがかなり有終の美を言えるファイナルになってくれそうでほっとしていますが、でも!!
やっぱりカートとの関係は、信条が違う者同士でも愛があるってところだったので悲し~~!!
どちらの言い分もわかるけど、今はカート派です。
今更?別の理由があるんじゃないか?って疑われても仕方ない。
しかも、ベッテンコートにひかれてるのは事実だしね……。
ベッテンコートの存在がなければまだ中立でいられたかも。
とはいえまだ1話ありますからね!!
上げて下げられるよりも、下げたと思ったら……? の方が嬉しいし!!
まだ希望を捨てないで最終回を待ちたいと思います。
マリッサについてはほぼもうこれが最終エピソードなのかな?
ハッピーでマリッサらしい弾丸スタイルで、セヴもマリッサにお似合いでよかった!
マリッサとイーライ親子でスピンオフないかなぁ……。
そしてロック様の人気、信頼度? 説明なしになんとなくわかるから凄い!w
ちなみにロック様、お姿は登場してませんw
0 件のコメント:
コメントを投稿