あらすじ
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ハドソン
会談したものの情報開示を拒否されたハドソンとドーフは判事に申し立てをする。
記録に問題があるとは知らないパナベイカーはチームをかばうが、その後「改ざんがあり絶対に公開できない」とわかるとクーパーに激怒した。
「後は自分で何とかして!」
結果、判事はFBI側を指示した。ほっとしたのは束の間、ドーフはより火をつける。
「ハドソンは政治的金脈だと思っていたが、ここまで隠すとはダイヤだ」
そして礼儀として予告すると前置きをして、すぐに記者会見を開くことをパナベイカーに告げた。
「捜査チームへの調査を正式に発表して、君の名前なども出すよ」
ハドソンも必ず突き止めると鼻息を荒くした。
ブレア・フォスター
クーパーはレッドに会い、ハドソンとドーフによって窮地に立たされている現状とそれを少しでも打破するための事件を求めた。
その結果、伝えられたのは2つ。
ボルティモア港に入港するあるコンテナ船を調べること。
DCの悪名高きフィクサー、ブレア・フォスターを追うこと。
レッド曰く、ハドソンとドーフに別の不正という餌を与えて気を済ませてやろうという狙いだった。
フォスターは表向きは正規の弁護士だが、稼ぎのほとんどは闇の仕事で、FBIももともと目をつけていたが、なかなか尻尾を掴めていなかった。
今は、顧客のモーダ―&サンズで問題が起きている。
「製品に発がん性物質が含まれているにもかかわらずフォスターの手腕でリコールもせずその事実をもみ消している」
最近起きた社員ウィテカーの自動車事故にも絡んでいるだろうと、捜査を進める。
まだ意識不明のウィテカーに代わり、妻から話を聞くと、事故の前に会社からの圧力や尾行を受けていたことを知る。
そしてウィテカーの病室に出入りする看護師はフォスターと繋がっていてFBIが動きだしたことは筒抜けだった。
消えた証拠
尾行の事実を調べ、FBIは男の映像を入手した。だが顔認証やIDなどはヒットしなかった。
デンベが裏社会の人間ならレッドに聞くべきと、レッドに会いに行く。
二人にはうすく見覚えがあった。
レッドが虫眼鏡で指のタトゥーを解析し、キューバの特殊部隊員だとあたりをつける。
情報に詳しい旧友のマニーに会いに、レッドはそのままキューバに飛んだ。
ウィテカーが意識を取り戻し、詳しい事情を聞く。
発がん性物質が含まれているという証拠になる調査書を、手違いで入手していた。
大勢の犠牲者が出ている状況に黙っていられず、同僚に打ち明けるとフォスターが現れたという。
最初は世間話のように買収をもちかけてきて、断ると豹変し脅された。
データ自体は削除されているが、ウィテカーは印刷して持っている。
「私の車の中です」
その頃、フォスターの手下がIDをごまかして事故車の運転手だと廃車場に行っていた。
レスラーとシーヤは一足遅かった。
接触
書類を消したフォスターは、さらに断薬会に現れレスラーに自ら接触をして捜査をもみ消そうとする。
「ウィテカーはデマを言ってるの。捜査するだけ時間の無駄よ」
そしてレスラーをも買収しようとする。
「議員の席があるんだけど。支援するからすべてから手を引いて」
もちろんそんな手段がレスラーに効くわけはなかった。
調査書
調査書の製作者を突き止めた。
レッドランズ科学研究所のファインバーグ博士。
2017年まで長年、モーダー&サンズの製品分析をしていた。解雇の理由が発がん性物質の指摘だろう。
ところがファインバーグの自宅を訪ねると、やはりフォスターの方が一足早く、すでにファインバーグの弁護士となって口を封じた。
マニー
レッドはマニーが喜ぶだろう品を持って、マニーのバーに行った。
テオフィロ・ステベンソンがオリンピックで使った約50年前のグローブ。
ステベンソンはマニーの幼い頃のヒーローで父との思い出があった。レッドはその話をよく聞いていた。
「ある男の情報を調べてくれたら君にあげよう」
ところが男の写真を見たマニーは、一目で元ブラックワスプだと認識すると関わることを拒否した。
「できない。危険すぎる。俺が殺される」
以前、レッドのために動いた時にも仲間が2人殺されていた。
「あんたには裏がある。だからウィーチャも去った」
マニーは今でもウィーチャとつながりがあった。
「ウィーチャはここの常連だ」
頼みを聞いてくれないならもう二度とグローブは見られないと、レッドは出て行った。
その後、マニーはグローブと引き換えに、レッドの望む情報を渡した。
男の名前はフリアン・フローレス。元特殊部隊。
「彼を殺さないでくれ。叔父がいい奴なんだ」
レッドはどっちにしろあげるつもりだったと言いながらグローブを渡し、そしてマニーにウィーチャへの伝言を頼んだ。
プレゼント
フォスターに振り回されていたレスラーにレッドから連絡が入り、フォスターの手下のフローレスをプレゼントされる。
レッドはフローレスの頼みで、愛人、家族、友人など7人を亡命させて口を割らせていた。
フローレスの証言により、フォスターを逮捕するもフォスターは余裕だった。
「早く取り引きをしましょ。私は刑務所へはいかないわよ」
取り引きしたいならすべての記録を出せというと、それは拒否をする。
「FBIがここまでやれるなんて背後に大物がいるんでしょ? 誰なの? 私から何を奪う気?」
クーパーはフォスターが手ごわいとレッドに電話で伝える。
「これでチームは終わりかもな」
「それはどうかな? すべてが無理なら2013年12月31日の記録を要求してみてくれ」
記者会見直前のドーフのオフィスをクーパーが尋ね、ブレア・フォスターの名を告げる。
その結果、記者会見で発表したのはドーフの辞職の挨拶だった。
「突然ですが、上院議員の職務から身を引くことにしました」
ハドソンは驚きを隠せない。
フォスターに吐かせた情報は、ドーフ議員の息子のひき逃げ事件のものだった。
薬と酒でハイになり、少女を下半身不随にさせている。
息子が出頭するのをドーフが止めて、フォスターにもみ消させていた。そのせいで息子も精神病で入退院を繰り返していた。
それを聞いたパナベイカーはこのままドーフを自由にしていいのか? と確認をする。
「彼とはある取り決めをしました」
被害者の医療費を一生払うことともう一つ。
ハドソンは当然、ドーフに理由を尋ねる。
そこでドーフは「ブレア・フォスター」の名を告げる。
「私はもう降りる。この件から手を引け。君は賢いしまだ若い」
取り引きで自由の身になったフォスターは、ハドソンの新しい骨になるはずだ。
クーパーとパナベイカーは、打ち上げ気分で語る。
「ドーフが降りて、次にハドソンに手を貸すのは誰かしらね?」
その頃、フォスターからハドソンに電話をかけ接触していた……。
「私が持ってる情報を共有すれば有益な関係を結べるわ」
「君と組むのが得策なのか確信が持てない」
「それはごもっとも。でも人に会って損になることはないわ」
かんそう
終わりに近づいているのは確かなのですが、ここへ来てウィーチャの登場、何かあるのか、それともただの賑やかし??
ちらりと番宣みたいなのを見たんですが、そこでレッドの中の人が「ファイナルシーズンだと思ってなかった」みたいなことを言ってたんですよね。
これは素直に驚いてしまって。
リズが死ぬような事態? になっている頃に番組的には終わりを意識し始めたんじゃないかな? って勝手に想像していたんですけど、そんなこともなかったんだ!! と。
たまたま見ただけなので、ちゃんと見たいんですけどインフォメーション枠? いつ放送してるのかわからないんですよねw
(今下手に検索するとファイナルのネタバレ踏みそうなので、終わったらがっつり検索したいと思います!)
そしてストーリーが進んだように思いながらも、新しいストーリーなだけで「これまでの謎」という意味では今回も何も伝えられてません。
私が知りたいのはレッドが何者で、リズとはどういう関係で、なんならカタリーナも本物なのか偽物なのか、何の目的があったのかなどなど全部クリアして欲しい~!!
今は、チームの存続どうなるの? って話にすり替わっている(ように見える)ので、そういう意味では進んでないんですよね~。
それと最後に、フォスターからハドソンに接触したのが、「予想していたこと」なのか「予想外」なのか現状では断言できない状況でした。
クーパーとパナベイカーの会話が、「分かって言っている」のか「想定していないことが起きているのか」。
ハドソンとフォスターが組んだら、割と厄介な敵じゃないですか??
でもレッドがそんなダサイうっかりをするとも思えないし……。FBIはわたわたするんだろうけどw
ファイナルシーズンって意識がなければ普通にどうなるんだろう~って楽しめそうな内容なんですが、ファイナル感を勝手に意識しすぎて「はよ、謎解いて!」になりすぎちゃってダメですねw 妙に焦ってしまうw
終わって欲しくないのに、終わるとなると終わりも気になる……。
コンテナの件は次回のようです(予告より)。
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