あらすじ
ボイトはFBIを避けられず、呼び出しに応じた。
特捜部ノース捜査官は人当たりのよい雰囲気を出してはいるが、ロイ・ウォルトン殺しを疑っている。
ミラー副本部長からの依頼で調査をした結果、ロイが街を出た形跡がないことからすでに特捜班の誰かに殺されている、と突き止めていた。
当然、ボイトはシラを切り続けるしかない。
ボイトはアプトンとジェイを呼び出し、FBIの捜査が始まることを知らせた。
証拠は何もないから力を合わせれば問題ない、というボイトにジェイは話の途中で去っていた。
早速、ノースは一時的に席を置くといってオフィスにやってきて個別面談を始める。
ノースはアプトンに目をつけ、マーク・アーウィンの名を出した。
アプトンの捜査メモが残っていたのだが、実際にはどうしたのかと聞かれて、即答できないでいるとボイトが呼び出して中断させる。
ボイトは理由はふせたまま、プラットにノース捜査官について調べさせた。
「詳しくない振りをしているけど、すでに特捜班全員のことを調べ上げてるわよ。いっそこのと家に泊めたら?」
さらなる調査で、ノースが野心家であることがわかった。
今回の件にも自ら志願していることから、警官を差し出して大手柄を狙っているのだろう。
人質
ボイトはプラットにFBIの振りをさせ、マーク・アーウィンが人質にとっていた女性カルメラの話を聞きだした。
すると案の定、ノースはカルメラに接触して情報を得ていたことがわかった。
マークが「ロイは警察に殺された」と言っていたことと、アプトンが来た際に「私が世の中にすべてを話す」と言った後でマークが射殺されたという詳細を伝えていた。
ノースはアプトンに目をつけている。
ボイトがアプトンの車を調べると追跡装置と盗聴器が見つかった。
自宅も疑ったほうがいいだろう。
ジェイ経由でアプトンに伝え、ジェイにも念を押した。
「今は団結すべきだ。どれも状況証拠にすぎない。遺体が出てこない限りロイの死は断定できん。誰か1人がボロを出せば俺たちは終わりだ」
ジェイから状況を聞いたアプトンは自白するべきか、とジェイに尋ねた。
「新婚生活はムショの外で始めたい」
まだその約束が有効なのかアプトンには自信がない。
アプトン
その後FBIに呼びだされてアプトンの面談が行われた。
指摘されたのはロイが消えた翌日、新しい制服を買った事と、カルメンから聞いた話についてだった。
ノースはアプトンの仕業だと決めつけている。
「自白するなら出来る限りのことはする」
「ほぼ真実ですが、事件性はない。制服は汚れたから買い直しただけ。マークは人質の頭に銃を向けていたから、規則通り犯人の望む言葉を発しただけ。個人的にはロイの死を願っています。逮捕される理由はないので仕事に戻っても?」
押し込み強盗
ハービー・クラークが自宅で刺された。犯人は20代のラテン系の男だというがすぐ意識を失った。
パントリーで怯えていた14歳の娘キャンディスを救出する。
16歳の姉ダーリーンは登校して留守だった。
母親とは死別しているため、2人は祖母の家に避難した。
倉庫から大金を扱っていた痕跡を発見したが、押し入られた後はない。
犯人は鍵を所持していたか、ドアが開いていたのか?
知人の犯行の可能性が浮上する。
調べたところ、ハービーは2つの低俗なクラブのオーナーをしていた。
警備主任ロレンゾ・サンティアゴは、20代でラテン系、しかもクラブのある地域のギャングのリーダーでもあった。
サンティアゴから話を聞こうと声をかけると逃げ出す。
屋根を走って逃げるという派手な逃走をしたが、落下しかけて逮捕となった。
サンティアゴは、ハービーにクラブの資金洗浄を頼んでいたことは認めたが、容疑を否認し、アリバイもあった。
姉妹
病院にいる姉妹の話を聞く。
ダーリーンは部活で早く家を出ていたという。
キャンディスは登校前に男の怒鳴り声を聴いていた。姿は見ていない。
隠れていたことを意気地なしだと自分を責めた。
そしてハービーの死が伝えられると、キャンディスは大泣きした。
容疑者
近くの防犯カメラで「ラテン系20代」の男を見つけた。
すると姉妹のSNSに登場する男と一致する。
ロドリゴ・デ・レオン16歳。どうやらキャンディスの恋人のようだった。
レオンを連行すると、毎朝車で2人を迎えにいっていたという。
だがその日は前日に来るなと言われたが、キャンディスに会いたくて家に行っていた。
「ノックしたら帰れって言われたんだ。ダーリーンに」
学校に行っていたというダーリーンの証言が合わなくなった。
祖母の家にいる姉妹に改めて話を聞いた。
キャンディスはロドリゴの名前を出すとなぜ? という顔をする。
ダーリーンが家にいたことを追及すると、ダーリーンは驚きを隠せなかった。
キャンディスは「私たちは声が似てるの」と急に言い出した。
ダーリーンを疑ったアプトンは腕を見せるように言う。
するとダーリーンの右腕には切り傷が複数あった。
自傷行為だと言うが、アプトンの見立てではそれは違う傷だった。
「ナイフによるものよ」
家からはまだ凶器も何も発見されていない。
誰かをかばっているのだろうか?
ボイトは姉妹を別々にして放置することを提案する。
「心細くなって何か話すかも」
翌朝、姉妹それぞれを別々に聴取するとキャンディスが、父から私を守るために姉が……と言い出す。
ダーリーンも刺したことを認めるが、それを聞いたアプトンはボイトらに違和感を伝えた。
そこまでの暴力を振るっていたのに、誰も知らず記録もない。
姉妹の監視カメラの映像を改めて見直すと、妹が姉をコントロールしている様子がわかった。
アプトンは姉を収監する振りをして連れ出し、自宅で話を聞く。
「ずっと我慢してたのでは?」
するとダーリーンは泣きながら打ち明ける。
「妹は父を殺してやるって言ってた。父も私も妹を恐れていた。でも父は妹を愛していて対処していなかった」
刺されてもなお庇っていたのだった。
そしてダーリーンは父親を助けようとして妹に邪魔するなと脅されていたという。
「言う通りにしないと殺される」
ダーリーンは父親が暴力をふるったことなど一度もない、と泣きながら言った。
ジェイ
姉妹の件が無事片付き、FBIとの面談も終わりすっきりしたのかアプトンは改めてジェイに「愛している」と伝えた。
その電話を受けた後の帰宅途中で、ジェイはノースに車を止められる。
「見せたいものがある」
そして連れて行かれた場所は、ロイの遺体が埋まっている場所だった。
もう掘り起こされている。
「君のおかげで見つかった。ボイトのGPSを調べてたろ? 有能だが皮肉だな。やはり君が隙になった」
それは隙だらけという意味ではなく、警官にしては善良すぎる、という意味だった。
「アプトンを愛しているんだろ? 彼女を守るために隠ぺいに加担している」
ジェイに示された選択肢は2つ。
ジェイとアプトンを逮捕する。
もしくは、ノースに協力してボイトを差し出す。
かんそう
先週、FBIの件進んでないな~とふと思っていたところでした。
特捜班危機一髪になってしまいました!
いろんな要素が伏線となって、こうなるのね~というまだ途中ではありますが答え合わせ的な感じになっていて、この状況を回避することはできなかったの? ととても苦しくなります。
人質の件は、アプトンのごまかしで自然回避できた気はしますが、もともと人質女性をいいくるめて? FBIにしゃべらせなければ疑いをかけられること自体なかったよな~とか。
どう言いくるめるのかは、こんな時の隠し金庫の金……って今もあるんでしょうかねw
ジェイのGPS調査も、ごまかしはできた気がします。記録を消すとか、口裏を合わせるとか。だいたいあの場所へ行った記録は2人とも消さないと不味くないですかね?
と、見つかる為のシナリオとはいえ、パンを撒いていたようにも思えてくやしいですね!
ノースがいい感じに嫌な奴なのも合わせて、くっそー! ってなりますw
厳しい選択を突き付けられたジェイですけど、選択肢にない答えを選択して特捜班とボイトを救ってくれると信じてます。
でもアプトンを見ていると、アプトン離脱するのかな? ってくらい最近テンション低いのが続いていて気になります……。
事件の方は、PDとしては珍しいギャング系と見せかけて、サイコな女の子が犯人でした!
事件的にもどんどん幅が広がっていますね~
一瞬でしたけど、プラットの偽FBI好きですw
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