あらすじ
2023年6月17日~AXNでシーズン9先行放送(1話~4話)
ルゼックとバージェス
ルゼックはマケイラのお迎えリストに入っていないことを知り、ショックを受ける。
その理由を尋ねると、マケイラのためだと説明され納得できなかった。
「この先あなたは誰かと出会って家庭を持ちたいと思うかも」
いつ去ってもいいようにマケイラとはカジュアルな関係でいさせたいと言われると心外だった。
「同じことは君にも起こり得る。だが僕にはマケイラといる権利はない。控え扱いのままだ」
行方不明少女
7歳のブリアナという少女が自宅の裏庭から消えた。
家にいた母親は気づかず、取り乱した。
裏庭から続く血痕をたどるとブリアナのティアラを発見する。
バージェスとルゼックはマケイラと同じ年齢の少女の失踪に、親の気持ちと重なる。
近所の監視カメラの映像で、ブリアナが裏庭のドアから出ようとする姿を発見した。
と同時に、近所には5人の性犯罪者がいることがわかった。
犯罪者たちを含む周辺の聞き込みをすると、近所の男性が夫妻がブリアナの教育方針でよくケンカをしている、とこぼした。
「近所だから丸聞こえでね。いつも父親のほうが激高してた」
父親を聴取すると、キレながらもそれを認める。
「私は反対してた。仕事中に娘を裏庭で遊ばせるのは危険だと。なのに妻は……」
だが夫妻のアリバイは完璧だった。
容疑者
カルゼンスキーという男が公園にいたと言ったのに、カメラには公園と逆に向かう姿が映っていた。
詳しく調べると、カルゼンスキーは小児性愛者だった。性犯罪者リストの転居後の住所を更新していなかったのだ。
カルゼンスキーの自宅に行くと、本人の姿はなかったが部屋からブリアナの絵が出てきた。
だがそれ以外の痕跡はなし。
逮捕から8年。
ブリアナを連れて逃げている可能性がある。
だがカルゼンスキーを追跡したくも、皮肉なことに司法取引で携帯を所持できなかった。
すると車が発見される。
ルゼックとアトウォーターで調べるとトランクからピンクの服が出てきた。
確認すると夫妻はチャーリーを知っていた。ブリアナとも顔も知りだという。
ただピンクの服については動揺していて、ブリアナのものかどうか判断できなかった。
周囲の監視カメラからチャーリーが入った建物を特定した。チャーリーの元職場だった。
チャーリーを追い詰め捕まえるがブリアナの姿はどこにもなかった。
ルゼックがチャーリーの尋問をするが、ブリアナを誘拐していないという。
移動経路で嘘をついたのは、学校の近くを通るのを禁じられているからだった。
逃げた理由は、疑われると思ったから。
ブリアナの絵については、もう子供の写真を撮れないからだ、と言った。
「誘拐してない。他の人も路地で見かけた。ジョギングしてる女性、犬の散歩、白い車……」
ルゼックがやめろ! と大声をあげるも誘拐については否定し続けた。
ルゼックはチャーリーが危険人物であるビラを作り、チャーリーの自白を狙った。
「あんたの正体は近所にバレたぞ」
そして収監された後にもひどい目が待っている、と脅す。
それでもブリアナの居場所なんか知らない、の一点張りだった。
ところが一転、ブリアナと白人男性の目撃情報が舞い込んでくる。
相手は顔認識はできないものの、チャーリーではなかった。
その映像でルゼックが気づく。
「白い車だ!」
チャーリーは容疑者ではなく、目撃者だった。
白い車
ルゼックがチャーリーに白い車のことを尋ねるが、そう簡単にはいかなかった。
「君には何も教えない」
だがボイトに「それでも何とかしろ」と一蹴される。
チャーリーを自宅まで送ると、ブリアナの父親が捕まっていた。
壁や玄関のあちこちに小児性愛者と落書きされ、ビラがまき散らかされていた。
家の中も荒らされている。
チャーリーはルゼックを追い返そうとするが、白い車の情報を聞くまで帰らないと座り込んだ。
「ブリアナと同じ7歳の娘がいるから、感情的になったんだ。子供が好きなら助けるんだ。僕が誤解したせいで彼女を失うわけにいかない」
するとチャーリーは知っていることを話した。
「運転手は見てない。日本車だった。IU(インディアナ大学)のステッカーが貼ってあった」
ルゼックが家を出ようとすると「礼も言わないのか」とチャーリーが呼び止める。
「あんたを気の毒には思う。だが、小児性愛者なのは事実だ。再び子供に近づこうものなら僕が必ず捕まえて地獄を味合わせてやる」
IUのステッカーから捜査を仕切り直すと、プリシラ・デフランコという女性が、車の所持者であり卒業生だった。
その苗字にバージェスが気づく。
「夫妻が喧嘩してるって言ってた近所の男性が、デフランコだったわ」
デフランコを調べると、6年前に娘を事故で失い、1年後に離婚していたことがわかった。
最近解雇もされている。
すぐに自宅に向かい、逃走しようとするデフランコを逮捕した。
ところがデフランコは緊張症の病状でまともに話せる状態ではなかった。
デフランコの金の動きから、ブリアナを囲おうとしていたのは確かだ。
過去の位置情報から、購入した子供用品を運び込んだ場所を突き止め、廃墟の奥で寝ているブリアナを発見した。
ブリアナは脳出血していたものの、手術は無事終了した。
マケイラ
ブリアナを無事救出し、ほっとしたバージェスはルゼックともう一度話し合った。
「マケイラを守りたいだけなの」
するとルゼックは断言した。
「僕は去らない」
法的には違っても、ルゼックはマケイラを娘だと思っているという。
「失うことも考えたくないし、もっと関わりたい」
その決意を聞いてバージェスも納得した。
「なら一緒にマケイラを育てましょう」
その夜ルゼックはマケイラに相談した。
「よければ3人で暮らさないか?」
広い上の階に引っ越して、ルゼックの寝室も作ることに。
「いいよ。テディを家に呼んでもいい?」
テディとは最近マケイラからよく聞く、シールをくれるお友達だ。
「考えておくよ」
「今日もくれた。車の中にいっぱいあったの」
ルゼックは車というワードに引っかかる。両親の車ではないともいう。
「テディの車だよ」
「テディは学校の先生?」
「ううん、男の人でフェンスの近くで私を待ってるの」
翌朝、慌てて学校へ行くと監視カメラに一部始終が映っていた。
そしてバージェスは気づく。
男はテオ・モリス。マケイラの父方のおじだった。
確認すると、親権の申し立てをされていると知りショックを受ける……。
かんそう
ジェイとアプトンの結婚はそれぞれの指輪を見てボイトが気づくという、サラっとしたお披露目になりました。
凄く謎なのは、ルゼックはなぜマケイラにそんなに執着するのかな?
バージェスとはもう恋愛関係ではないはずなのに。
わかるようでわからないんですよね。
マケイラがかわいいというのはあっても、「娘」として育てたいってなります?
バージェスがマケイラのためにルゼックを深く関わらせたくない、というのは凄く共感できたんですけど、ルゼックの言う事はよくわからなかったな~。
ただファンタジーとしては全然ありですが!
そしてせっかく家族?(どういう家族なんだ??? この先それぞれに好きな人ができたらどうするんだろ???)になった途端に、マケイラがフェードアウトするフラグ!?
バージェス(とルゼック)はなかなか落ち着かないですね~!
2 件のコメント:
えっ?マケイラ、いなくなっちゃいます?
意外な話の流れで親族男性が出てきましたが、マケイラがどう登場したか忘れてます!
アダムを代理として登録するくらいキムもしておけばいいのに。
仕事柄、急に迎えに行けない事はこれからもあるだろうに、と思いましたが、この二人、もう恋愛関係には全くならないのでしょうか。
あまり関わらせたくないと言いながら、結構接してる印象だし、キムが誘拐され大怪我して騒動になったとき「キムに何かあったら、あなたが育てるのよ」ってアプトンに言われてましたよね。
イマイチ分からない関係です。
小児性愛者は、ほぼ人権はないですね。
誤認逮捕され、情報をばらまかれ、さんざんですが、自業自得なんですね。
社会のゴミ扱いですが、矯正はできるのかな。いったいどうするのが一番いいんでしょう。
被害者や家族にしたら、ゴミ以下なのは想像できますが。
アダムとケビンのチーム見てると、足も速いし判断も的確でやはり特捜班は一味違うなあと思いました。
感想ありがとうございます!
マケイラ、最初からバージェスが引き取るの無理ある……と思っていたので、いなくなる展開はそれほど驚きはないんですが、ただ全員可哀想な展開なのは残念ですね~
わりと警察関係の人が、事件で出会った子供を引き取るのって王道なエピソードなのかもしれませんが、みかける度に「ただでさえ不規則な生活してるのに子育て無理でしょ……」と突っ込んでしまいますw
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