あらすじ
2023年6月17日~AXNでシーズン9先行放送(1話~4話)
ジェイとアプトン
ジェイとアプトンは、同棲を始めるとオフィスで関係をオープンにするが、「皆知ってる」と言われ誰も驚かなかった。
そこへボイトがアプトンだけをオフィスに呼んだ。
「ロイがダラスで目撃された、とFBIが言ってきた」
そんな訳はないので、疑って試しているのかもしれないと警戒をする。
「普段通り過ごせ。変わらない生活をするのが大切なんだ」
そして口をつぐめ、とボイトは釘を刺す。
その後もFBIはしつこく連絡をしてきた。
ロイの遺体には自分が撃った弾が2発は入っているとアプトンはびびるが、ボイトは「何も入ってない」と冷静だった。
ちゃんと取り除いてから処理をしていた。
武装強盗
最近武装強盗が頻発していた。
手口は、到着した現金輸送車の後部ドアを爆破して現金を奪うというものだった。
4件目では偶然通りかかった母娘が爆破に巻き込まれ、9歳の少女が死んでしまう。
当初は何の手がかりもないと思っていたが、バージェスが爆弾から手がかりを得る。
タブス基地から盗まれていたC4が使われていて、爆弾自体も特徴があった。
軍曹に協力してもらい盗まれた期間の出入りリストをもらうが対象は4000人だと言われ途方にくれる。
「大きな訓練があったんだ」
犯人はそれを狙っていたのだろう。
だがジェイには当てがあった。
エリオット・ノックス
ノックスはジェイのアフガニスタン時代の仲間だった。
実は、爆弾の話題の時からジェイは気づいていた。
「この製法を知るのは2人だけ。エリオットと俺、です」
エリオットは爆破物処理班に属しており、同郷で最初はいい奴だと思った。だが違ったと、今では忌み嫌っているようだった。
ジェイが警官であることを知らないエリオットと、退役軍人の会で偶然の再会を演じる。
そしてノックスの家で飲む約束をして、決定的な証拠を地下室で見つけた。
だがノックスに見つかり、ジェイは警察だと銃を向けて正体を明かす。
連行したノックスは、自分の爆弾で9歳の少女が死んでいたことを知らなかった。
「なるほど、理解した。誰かを傷つける気はなかった」
嘘はないという前提で話しだす。
「俺は爆弾を作って渡しただけだ」
武装チームの正体は知らない。会ったことがあるのは1人だけ。
マシュー・デイビス
ノックスのアリバイはとれた。ノックスが取引をしたデイビスも実行犯かどうかは怪しいが、デイビスとノックスを接触させることにする。
ところが直前になってデイビスから中止の連絡が入る。
「延期でもない。永遠に中止だ」
ノックスが情報を漏らした可能性もあるが、今のところ何の証拠もないので自宅待機をさせた。
ジェイのことをリッキーと呼ぶノックスを、ジェイは一切信用していないようだった。
そしてアプトンに「リッキー?」と言われても、ノックスとの関係については口を閉ざした。
強盗
また武装強盗が発生した。
だが手法が変わっている。
爆破ではなく、警送隊員を射殺していた。
全警備会社が後部に乗る隊員を追加し、犯罪防止のため発表していた影響だった。
2人は逃げ、1人が警察との銃撃戦の中トラックに撥ねられ死んでいた。
死んだ犯人のIDを調べると大した犯罪歴はなかったが、いとこがクーパーという悪党であることを突き止める。
背丈的に武装の1人と一致する。
ジェイは余程ノックスと関わり合いたくないようで、使えないと早々に切ろうとするが、アプトンが止めた。
「個人的感情を持ち込まないで」
アプトンは今回の事件から狙撃手を求めるだろう、とノックスを通じてジェイを潜入させる提案をする。
他に案もなくジェイは承諾した。
潜入
狙撃の腕前を披露し、ジェイは見事仲間入りをした。
次のターゲットはポーカールームに大金を運ぶ輸送車だった。
「もし失敗したらノックスを殺すぞ」
当日、ジェイは指定のポジションで構えていたが、時間になっても強盗団がやってくる気配はなかった。
ジェイは念のためノックスに追跡装置をつけていた。それによるとノックスは強盗団のアジトにいる。
「連絡が取れない。俺たちをだましているか、バレたのかも」
ボイトに連絡を入れた。
急遽、アジトに向かうとクーパーが頭を撃たれて死んでいた。爪もはがれている。
それを見てジェイはノックスの仕業だとわかった。
発砲を受けたボイトが、相手をガレージに追い詰めると、出てきたのはデイビスだった。
「ノックスかと思った……。助けてくれ」
準備をしてたらノックスがやってきて、突然撃ち始めたという。
「金の在り処を聞き出して、ポンコツのバンを盗んで出て行った」
倉庫で挟み撃ちを仕掛け、アプトンがノックスを発見する。
車に金を運び込むところだった。
アプトンに銃を向けられても手も上げず、平然と銃を取り出しアプトンに圧をかけるが、ジェイが背後からノックスに忍び寄り、後頭部に銃をつきつけて事なきを得た。
真相
ジェイは軍隊時代の話を避けていたが、アプトンに打ち明けた。
リッキーはリコシェ(跳弾)の略だという。
「ある日、戦車に跳弾させて男を撃った。それであだ名になった」
仲間にロペスという慕われている男がいた。
地元の子供にもお菓子を配るような奴だったが、その子供に殺されていた。
それがタリバンの指示だと知ったノックスは復讐に燃えた。
黒幕の家を見つけ、みな殺しにしていたのだった。一人残らず。
なのに罪に問われてはいない。
「俺はするべきだったのにしなかった」
それがジェイがノックスを嫌い、誰にも知られたくないことだった。
打ち明けた後、ほっとしたのかジェイは食べ物をつまむ。
「告白って腹が減るもんだな。君も何か打ち明ける?」
「……何も隠し事はないわ」
かんそう
今シーズンのスタートは、アプトンがサブ主人公みたいな感じでしょうか。
ロイ殺し+隠ぺいのツケがなかなか清算されません。
それどころかアプトンの中ではどんどん嵩んでいくような?
そもそもFBIが怪しむ理由? 怪しんでいるのはボイト? 特捜班?
まだまだ今後も続きそうです。
ところでジェイがアプトンとの関係を打ち明ける際に、「同棲する」ことについて「女は薬棚に薬を置くと知ってる?」とか「泊まりと変わらないだろ?」みたいな会話がありました。
これだけならただの冗談言い合ってるだけなんでしょうけど、ジェイが「お前たち恋愛の達人だな!」みたいな事を割と真顔で言ってるのは違和感でした。
それも冗談のうちなのかもしれないですけど、いやリンジーもいたじゃん…なんならバツイチじゃん…、よっぽど経験してるじゃん? とそこを誰か突っ込んで欲しかったですw
2 件のコメント:
そうですよね、リンジーいたし、ファイアのギャビーとも一時付き合ってたし、仲良くなった青年の姉とも付き合ってて、アプトンがその姉にビシッと釘を刺してましたよね。ジェイはもてる。
アプトンとも同棲か…。やれやれ。
今回は、銀行周りの銃撃戦が見どころでしたね。特捜班はみんなかっこいいな。
ジェイはアフガニスタンでしたことをずっと引きずってますね。
あと、ロイの体内に残ったアプトンの弾を出して処理するって、想像しただけで気持ち悪いんですが、ボスはこともなげに言ってましたね。後始末には慣れているのかな。
あの銃撃戦が見られただけで満足しました。
確かにPDの魅力の中に突入などのアクションシーンも欠かせないですね!
たまにどっちが悪人なのかわからないような雰囲気になってるのもボイト率いる特捜班らしくてかっこいいんですよね~
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