あらすじ
ケイシーの代理
ケイシーが休暇を取ってオレゴンへ行っている間の代理としてウォルバック小隊長がやってきた。
ウォルバックは、「すばらしい」が口癖の明るい男で褒め上手だった。
ケイシーもいいけどウォルバックもいいね、とギャロとマウチは好印象を持った。
しかし、出動を重ねるとウォルバックが口だけで全然現場で活躍していないことに気づく。
しかも誰にでもなんにでも「1番だね」と褒めているだけだったとわかり、マウチは憤慨した。
結局ケイシーの戻りを待ち遠しく感じた。
リッター
リッターは恋人エリックとの仲に悩んでいた。
「よりを戻してからうまくいってないんだ」
それを聞いたギャロは、外に出ろと真面目なアドバイスをする。
早速、リッターとエリックはモリーズで飲むことにした。
すると2人の様子を見た客の2人からいちゃもんを受ける。
「いつからここはゲイバーになったんだ?」
その瞬間、その場にいた仲間たちが立ち上がり、問答無用で追い出した。
「ゲイと消防士、ゲイの消防士に殴られる前に出ていけ!」
ハーマンは店主としてリッターに謝った。
「この店では許されないことだ。あいつらは出入り禁止にする」
リッターとエリックはいい仲間だと対応に感動しながら店を出た。
するといちゃもんをつけた客が車で後をつけてきて、グラスのようなものを投げつけてそのまま道端の荷物に激突して炎上してしまう。
助けようと近づいたリッターは爆風に巻き込まれて倒れるがすぐに起き上がり、エリックに応援を呼ばせ中の男たちを救助する。
おかげで助かったというのに、怪我をした男はリッターが触れようとすると顔を避けた。
リッターは怒ることなく、エリックと帰っていった。
その後エリックが署にやってきた。
「昨夜の君の大活躍を見て、驚き誇らしかった。出会った頃のようにほれぼれする。でも……」
同じことを繰り返している、と言うエリックにリッターは涙ぐんだ。
ホーキンズ
シルビーとバイオレットが署に戻るとホーキンズが来ていた。
シルビーのファンの後押しを受けたからパラメディシン再考のためにしばらく同行する、というのだった。
「仕事ぶりを見させてもらう」
初対面のバイオレットはイケメンだし、案が通るかも、と他人事のように喜ぶが、いい印象のないシルビーは不安しかなかった。
ホーキンズとうまく接することができず、シルビーが落ち込んでいるとまたしてもマウチが声をかける。
するとシルビーが、ホーキンズに口をきいてくれたのがケイシーだと思い込んでいることがわかるがマウチは何も言わなかった。
その後、ホーキンズと共に出動をし、過剰摂取で倒れている男の手当をする。男は意識を取り戻すとブーツの中からナイフを取り出し、自分が襲われたと勘違いしてシルビーに向けた。
「強盗め!」
だがシルビーは慌てず冷静に対処をし、男からナイフを取り上げ事なきを得た。
ホーキンズはそのことについては何も言わず、帰っていった。
その態度が何を考えているのかわからずシルビーは失敗したと不安にかられる。
翌日、またホーキンズがやってきた。
おんぼろの救急車を署の前に止め「君にプレゼントだ」と。
「君の働きに感心した」
シルビーが首を傾げるとまだ走る、これが消防署を救う秘宝になると説明した。
「君のパラメディシンに使え」
ホーキンスは半年分の予算を確保してきていたのだった。
「成功したら存続させる」
喜ぶシルビーに「マクホランドのおかげだ」と言われてシルビーは理解した。
そしてシルビーは決めた。
そこまで応援してくれる人はなかなかいない。
「パラメディシンにうってつけの人よ。適任だと思う」
マウチはたとえ他の人が断って最後に声をかけられたにせよ、即答で引き受けた。
ケイシー
ケイシーは、休暇を直前にシルビーの家から出る際にシルビーから引き出しを二つ開けてもらっていた。
「これで頻繁に家に戻らなくて済むでしょ」
オレゴンのグリフィンたちの家は想像以上にひどい環境だった。金もなくグリフィンがかろうじて自炊をしているが、ゴミの山だった。
弟のベンはケイシーを見てもほぼ無反応で覇気がない。
金もないからドラッグまではやっていないだろうが、グリフィンとも話もせず家にあまりいないらしい。ケイシーが金を渡すとそのまま出て行った。
その後もベンは助けはいらない、とケイシーにもそっけなかった。
だがケイシーは諦めずに料理を作ったり、声をかけて面倒を見た。
ケイシーはシカゴに戻る前にソーシャルワーカーと面談をし、二人をシカゴに引き取りたいと申し出る。まだ二人には内緒だった。
「大学に出るまでしっかり生活させます」
ところが反対にあう。
「2人はやっと今の場所に落ち着いているから、もう環境を変えさせたくない」
他にもグリフィンの希望大学、母親の矯正施設が近く、シカゴに行かせるわけにはいかなかった。
帰り際もベンは別れが苦手なのか、家にいなかった。
メモを残そうとケイシーがベンの部屋に入ると、昔渡した父とケイシーの消防バッジに気づく。
子供の頃に撮った写真も側にあった。
そして思い出す。
「僕らを忘れないで」と抱きつかれていたことを。
ケイシーは決心した。
オレゴンへ引っ越して二人の面倒を見る、と。
つづく(シカゴファイア シーズン10 あらすじへ)
かんそう
おっとケイシー、離脱フラグですか!?
ネタバレ踏みたくなくてほぼゴシップ的な情報をカットしているので、本当に知らないんですがきっと多くの人は知っているんでしょうねw
ボーデンはまだ異動したばかりだからか、ちらちらは出てきますね。
シルビーが引き出しを開けたのが嫌な伏線になってしまいました。
せっかく未来を感じさせたのに……。
にしてもケイシー、未婚だからできることでもありますが本当に自分の人生を犠牲にして人助けしてる。
でも客観的に?見れば、ケイシーはそうすることで自己満足を得られるんだろうから犠牲ってわけではないんですよね。ケイシーにとっても必要なこと。
そもそもシカゴに引き取るって話もシルビーには後から相談するつもりだったみたいですが、まあ普通に勝手にオレゴン行きを決めるだけでもこの先上手くやれる気はしないですね……。どれくらいシルビーがケイシーを想ってるかにもよるでしょうが。
ドラマ的にはだからこそのホーキンズ登場だったのかなぁ? と今のところ腑に落ちましたが、ケイシーが離脱ってありえんのか?? とまだ半信半疑でもあります!
ケイシーの行方も含めて面白いですね!!
この続きは本放送になるので、約一か月くらい先でしょうか。
早く見たいです!!
2 件のコメント:
クルーズが元気になって良かったです。
またしてもマウチの優しさがわかって、良かった。多くを語らず陰で黙ってサポートするって、実に日本人好み!
で、ケイシーは降板するんでしょうか。
シカゴに二人を連れて行こうと考えたり(それもシルビーには事後承諾?)、出来ないなら自分がオレゴンに移るって、簡単に決めちゃいますよね。距離はあるのに。
こんな展開なら、もっと以前から二人を気にし続けたらよかったのに、とか、ブツブツ考えました。シカゴからオレゴンなんて、東京から大阪の距離じゃないし。
友情に篤い男なんでしょうが、シルビーも困りますよね。だから、イケメンのホーキンス登場かと、ジェーンさんと同じく考えました。
一波乱ありそうな次回ですね。
原題のRight thingは、恋人に別れを告げられたリッターのセリフ。ケイシーの行動にかけてるんですね。
タイトル全然気にしてませんでした! そうなんですね~
感想聞かせてくださりありがとうございます!
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