あらすじ
American Horror Story: NYC | TRAILER OFICIAL
2023年2月22日~/Disney+ 日本独占配信!! ★初週のみ2話配信、以降毎週水曜日(全10話)
(アメリカ放送2022年10月~11月)
ジーノ
ジーノはシリアルキラーに拉致されていた。
朦朧とする中で、ベトナム戦争で使っていた拷問をすると聞く。
「同性愛は自然の秩序の中核だ。君がその象徴となる。僕らが流す血は彼らと同じだ」
ジーノの服を切ると胸にUSMCのタトゥーを見つけて、シリアルキラーは愕然とする。
「そんな……これじゃダメだ。戦場の兄弟か」
ジーノは被害者にならずに助かった。
「目覚めたら通報してもいい。無意味だけどね。警察はやる気がない。捕まらないよ」
ぼんやりとした視界の中に、犯人のシルエットを見た。
整えた黒髪に黒ぶち眼鏡。真面目そうな男だった。
「サンキュー・フォー・ユア・サービス」
ハンナ・ウェルズのクリニック
最近、湿疹を訴える患者が増えていた。
その中には、下痢に悩まされているというサムの姿も。珍しいアメーバによる感染だったが、これも最近多くハンナは気にする。
シリアルキラーの正体、ホワイトリーもハンナの患者だった。
「発疹が消えない」
ジーノとアダム
アダムはジーノの編集部を訪ねて、サリーの失踪を取り上げて欲しいと頼む。
「警察は当てにならない」
ジーノは自分の拉致体験を記事にしようとしていた。
あの後、覗き小屋に捨てられたジーノは、店の前で倒れている所をドラァグクイーンに助けられていた。そのまま警察に連れて行かれたが、ジーノを見たパトリックはゲイばれを恐れるあまりこっそりと姿を隠していた。
他の刑事にもゲイということで軽く扱われ、ジーノは怒りとゲイを守る使命感に燃えた。
するとアダムもジーノの気迫に影響を受けたのか、自分も何かしたい、とジーノに提案する。
「相談窓口を作って二人で情報を共有しよう」
成り行きでアダムはジーノの編集部の一員になった。
二人はビラをつくって町中にばらまいた。
編集部には多くの電話がかかってきた。
ところがアダムがビラを貼っていると逮捕されてしまう。
目ざわりだと無理やり刑務所に入れられるが、パトリックがこっそり釈放した。
「協力するから表にはでるな」
直接やりとりして秘密裏に動くことに。
パトリックの小箱
バーバラは家でパトリックの隠していた小箱を見付け、中の怪しいレザーグッズを見てしまう。
それをジーノに見せると、ジーノも知らなかった。
「これを見つけて怖くなったの。彼は嘘が得意よ。あなたも欺いてるかも」
その夜、ジーノはパトリックの様子を探るようにレザー系のハードなバーがシリアルキラーのターゲットだから一緒に回ろうと誘う。
「俺は好きじゃない」
といいつつパトリックはジーノに同行する。
店内でパトリックの様子を伺いながら、ジーノは箱を見たことを打ち明ける。
「中にレザーが詰まってたぞ。君は何を隠してる?」
その時、店内にシリアルキラーが出現し、客の首を刺して逃げて行った。
側に落ちていたマイタイの傘で、犯人はシリアルキラーだと確信するジーノ。
ビッグ・ダディ
釈放されたアダムはダンサーの友人、モーリスに誘われてゲイ・パーティーへ行く。
パフォーマンスで「邪悪な何かがやってくる。あんたに向かって」と指をさされて怖くなる。
地下鉄の女ホームレスにも言われていた。
パーティーを抜け出す時、テオとすれ違う。
テオは心配して後を追うが、いつも違う男といるテオをアダムは批判する。
パーティ―の後、参加したアーティスト、ハンスとダニエルが歩いて帰宅しているとその背後にビッグ・ダディが立っていた……。
以降、あちこちに姿を現し出す。
ハンナへの電話
ハンナが仕事をしていると、夜、電話が鳴った。
「何が起きてるか知ってる」
女の声で呼び出され、セントラルパークの騎馬像の前で待っていると、ビッグ・ダディを見る。
反対側に逃げると、呼び出した女性が立っていた。
電話をかけたのはレズのリーダー、フランだった。
「弱者が攻撃を受けてる。アメリカ政府から」
サムの正体
サムのマンションの部屋の前にもビッグ・ダディはいた。だがサムには見えていないようでそのまま前を通り過ぎた。
サムは家の地下に秘密の拉致部屋をもっていた。
そこに先日、ゲイバーの側にある公衆電話を利用して誘った青年を、檻に入れて監禁している。
サムはサディストだった。
新たな事件
バーでの刺殺のショックで眠れないパトリックは、夜中の電話で現場に向かう。
そこには複数の手首がフックにかけられ、並んで吊るされていた。
ビッグ・ダディの謎が深まりました。
元々実在していたのは確か(写真に残っている)ですが、今出現しているビッグ・ダディは「見える人と見えない人」がいる、とわかりました。
サムが「ビッグ・ダディは死んだ」と言った時、少し話を変えようとした雰囲気がありましたが、それが関係ある…?
サムの怪しさも今回少し見せています。地下に檻があって監禁している。その設備や公衆電話を使った手口から初犯とは思えない。
ただサムがビッグダディを過去に殺していた、としたらサムの目の前に現れるビッグダディが見えない? のも面白くはないのでそれは違う気がしています。
何か知ってそうではありますが……。
NYはそれなりに広いと思うんですが、登場人物にゲイが多いこともあり、ハンナのクリニックなどでニアミスしているのがドキドキしますね。主要な人物が皆見えない線で繋がっていて、とくにパトリックは刑事な上、隠れゲイなのでジーノと一緒にいるだけでも、いずれバレそうで心配です。
ただスマホもSNSもない時代だから、ゲイクラブで遭遇されても見る方もそういうこと? ってなるので案外今よりもおおらかでいられたのかな~とも思いました。
基本的に不穏さのある中で、ジーノとアダムの真っ直ぐさや、パーティーシーンの凝りよう等がいいガス抜きになっています。
AHSは比較的、現実の人物をそのまま登場させることが多いイメージなんですが、今回は違うようです。アーティストのハンスはクラウス・ノミそっくり!
毎回本当にいいところでつづく、になりますね。
一気見したい!!!
0 件のコメント:
コメントを投稿