あらすじ
American Horror Story: NYC | S11 Teaser - Something's Coming | FX
2023年2月22日~/Disney+ 日本独占配信!! ★初週のみ2話配信、以降毎週水曜日(全10話)
(アメリカ放送2022年10月~11月)
前回シーズンはこちら↓
アメリカン・ホラー・ストーリー: ダブルフィーチャー「赤い海」まとめ/American Horror Story: Double Feature「Red Tied」シーズン10へ
アメリカン・ホラー・ストーリー: ダブルフィーチャー「赤い海」まとめ/American Horror Story: Double Feature「Red Tied」シーズン10へ
1981NYC
ニューヨークでゲイを狙った殺人が頻発するようになっていた。
その日も、ハドソン川で首無し遺体が見つかる。
身に着けていたのはレザーパンツだけ。手がかりは「ブラウンストーン」という店のカード。
刑事のパトリック(ラッセル・トーヴィー)は隠れゲイだった。
保守的な署ではゲイを軽んじていた。カミングアウトもできるわけないし、勝手に捜査することもできない。
数日後、頭部も発見され検視の結果、喉にはバンダナが詰まっていた。
バンダナは同性愛者の目印、と言われている。
同じ頃、ハンナ・ウェルズ博士(ビリー・ロード)はファイア島の牡鹿から新型ウイルスを発見していた。
「早く手を打たないと、変異して人間にうつらないとは断言できない。全頭殺すしかない」
ジーノ
パトリックの恋人ジーノ(ジョー・マンテロ)は、ダウンタウン・ネイティブというタウン誌の編集記者をしている。
男性のゲイの記事しかない、とフラン(サンドラ・バーンハード)をリーダーとしたレズたちのクレームを受けているが、気にしなかった。
二人は同棲しているが、ゲイ殺しの事件ではお互いの立場が一致せず、ギスギスしてしまう。
ジーノは記事を取り上げてゲイを守りたい。
パトリックは立場上、情報を持っているがリークしたことがバレれば職を失ってしまう。
その上、パトリックはまだ妻バーバラ(レスリー・グロスマン)と離婚手続き中だった。
離婚理由はパトリックがゲイであること。ストレートとして生きることができなかった。
アダムと事件
失恋したばかりのアダム(チャーリー・カーヴァー)は落ち込んでいるところをルームメイトのサリーに励まされ、夜のセントラルパークに連れて行かれる。
そこはゲイの発展場になっており、サリーはすぐに相手を見つけて消えるが、真面目なアダムは場に馴染めなかった。
サリーの戻りが遅く、アダムが声を出しながら探していると公園内にレザーのフルフェイスのマスクを被り、ハーネスにレザーパンツという大男が立っていた。手には鞭を持っておりいかにも怪しい。
アダムが逃げると追い掛けられ、サリーの名を呼んで助けを求める。すると、その声を聞きつけたサリーはアダムを捜し始め、サリーの方がレザーマスクの男に捕まってしまう。
アダムが最後に聞いたのは、サリーの叫び声だった。
翌朝、アダムは警察へ行き、パトリックが担当になるが、パトリックは仲間の手前ゲイの失踪を親身になって聞く事はできない。
名刺だけを渡され、軽くあしらわれたアダムはがっかりして帰った。
ビッグ・ダディ
アダムはネプチューン・バスというバスハウス(スパ付き発展バー)へ行った。
その店の壁にレザーマスクの男の写真を見付け、バーテンに写真家を尋ねる。
すると「テオ」という芸術家で今店にいる、と教えてもらう。
だがテオ(アイザック・コール・パウエル)はちょうど行きずりの男と消えるところだった。
アダムが帰ろうとすると、離れてカウンターに座っていたジーノが声をかける。
「友人が失踪したという話を聞いた。警察は役立たずだ」
記者のジーノ・バレッリだと自己紹介をし、いつでも来いと連絡先を渡した。
アダムは改めてテオのスタジオへ行き、レザーマスクの男が「ビッグ・ダディ」という呼び名であることを教えてもらう。
「何年も会ってないし、本名も知らない」
テオに連絡先を教えて帰る。
「何かわかったら教えてくれ。奴は危険だ」
サム
テオには年上のサム(ザカリー・クイント)という恋人がいた。サムはテオの写真を金持ちに売りつけているビジネス・パートナーでもあった。
だがテオの芸術性よりも、ポルノを好んだ。
テオは祖母が霊能者で自分にもその力があると言われていた。アダムが帰ったあとサムに言う。
「闇が近付いてきているって感じない?」
「祖母の真似事か?」
「マジの話だ」
バンダナ
パトリックはゲイの持つバンダナについて、ジーノに尋ねた。
ジーノはそんなことも知らなかったのか、とゲイとして目覚めたのが遅かったパトリックに丁寧に教えた。
「フェラは右ポケットに薄い青のバンダナ。されたいなら左。グレイはボンデージで黒はSM。黄色は放尿。濃い青はアナル」
その会話からジーノは被害者が濃い青のバンダナをしていたと勘づく。
パトリックはブラウンストーンのこともジーノに教えた。
「俺は目立って動けないけど、記者なら自由に動けるだろ」
パトリックからの情報にジーノは喜んだ。
ブラウンストーン
ジーノがブラウンストーンへ行くと上品なバーだった。
常連だという老紳士ヘンリー(デニス・オヘア)に記者であることを明かし、殺人事件を追っているからと協力を依頼する。
「それなら彼かもな。いつも閉店5分前に来る。外見の特徴は、いつも泥酔して覚えていない。彼の好みはマイタイを飲む子だ」
彼と出て行った男は二度と来ない、と言いながらも記事にすることは拒否した。
「殺人鬼に恨まれる」
拉致
ブラウンストーンを出たジーノは、飲み物に何か盛られたようで朦朧とし始める。
そこへ見知らぬ男が大丈夫か? と声をかけ、ジーノを抱きかかえそのまま車に押し込んだ。
パトリックの秘密
ジーノがブラウンストーンへ行っている間、パトリックは元の家に戻りクローゼットにしまっておいた小箱を取り出していた。
その箱には隠し底があり、いろんな色のバンダナとハードなレザーの小物が隠されていた。
サムの趣味
同じ時、ブラウンストーンの別の席ではサムが役者志望のフレディをテオのモデルに口説いていた。
「君は痛みに強い?」
警戒するも大ブレイクのチャンスだと押されモデルを引き受けることに。
フレディが呼び出されたスタジオの階段を上ると、ビッグ・ダディが立ちはだかっていた。
サムに呼ばれたというと身体をどけて通した。
サムが撮りたいのは芸術的な作品だったが、サムはポルノまがいな撮影を強要する。
フレディの撮影が終わるとテオはサムにビッグ・ダディを覚えている?と尋ねた。
「死んだと聞いた、そんなことよりその気になった」
「一人でやってろ」
フレディのその後
テオはアダムとバスハウスで再会し、ビッグ・ダディは数年前に死んだと教える。
「あり得ない。実際にあの写真の男を見た」
「似た男だよ、残念だけど」
話が終わると、テオは見知らぬ男とヤリたい気分だと消えた。
すると一人になったアダムにフレディが声をかける。アダムはサリーが心配でそれどころではないので断ると、フレディもまたすぐに別の相手を見つけて消えた。
しかしフレディが店の奥に行くと、そこにいたのはビッグ・ダディだった。
かんそう
毎度のことながら、サプライズを味わいたいので前情報ナシでやらせていただきます!
まーったくどんな内容なのか、トレイラーすら事前に見ていないので本当に手探りで見始めています。
AHSの魅力は先の読めなさ、驚き、ドキドキですからね。堪能したいと思います。
ただ今回は、冒頭で80年代のNYだとわかり、ハードゲイたち、そしてウイルス…とくれば、なんとなくエイズ? みたいなおおよその空気感は掴めた気になれます。
とりあえずパトリックは秘密が多そうです。
職場ではゲイを隠し、ゲイの恋人には本当の自分を隠している? っぽいです。(バンダナ)
初回の劇団員の様子としては、長いシリーズなので当たり前でもあるのですが劇団員だなって印象はあるのですが、グラデーションで入れ替えしてきてるな~と思いました。
とはいえデニスやレスリーのような古株も健在なのは嬉しい!
デスパの双子ちゃんやテオ役の子などは、新しいけどもうしっかりアメホラ団員だな~って感じがします。見慣れた人がいろんな役で登場するのも、本当にこのシリーズの魅力だなぁと思います。
まだまだ全容はわかるわけもないですが、比較的現代ドラマなので分かりやすく進んでいる気がしました!
80年代のファッションや音楽は、さすがの安定感です。
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