あらすじ
DV被害者
女性がバッドを持ってパトカーに襲い掛かって暴れているのを、通りかかったロリンズが落ち着かせた。
「私は撃ち殺されたいの。私を殺して」
女性はデリアといい、10年間DVを受けていた。
今日は3人目の夫タイ・ハックマンにレイプされ、自暴自棄に。
タイは建設作業員で、一度離婚していたが再び結婚している。
デリアは逮捕を望んだ。
「収監されれば夫から逃げられる」
「そんなことをしなくても生活は変えられる」
デリア
デリアは、これまで通報をしていなかった。
起訴になっても取り消されている。
デリアが裁判に遅刻したり、証言を撤回したりしていた。
DV被害者にはよくあることだと、オリビアは今回は有罪にすると声を挙げる。
タイ
フィンとベラスコがタイと接触した。
タイは保護命令を破ったのは妻に呼び出されたから、と嘘をつく。
二人はタイに話を合わせ、穏便に連行した。
その後、デリアからロリンズにビデオ通話で着信があり、急に「保護命令を緩めたい」と相談される。
様子がおかしく、そっちへいくというと慌てて電話を切られた。
またデリアの家にタイがいることがデリアの目線でわかった。
すぐに地元警察を手配する。
デリアはタイに脅されて電話をしていたのだった。
すぐにタイを逮捕した。
それでもデリアはタイは悪くないと、怯えていた。
タイはただの保護違反だろうと高を括っていたが、デリアから性的暴行も訴えられていると知るとショックを受けた。
「デリアは不安定で俺がいないとダメになる」
デリアはタイから頭を壁に打ち付けるなどの暴力も受けていた。
タイはのんびりしているデリアをいいように操っている。
罪にならないよう武器を使わず、痕跡も残さない。
「でもレイプ罪なら有罪にできる。あなたはやっと自由になれるのよ」
ロリンズとオリビアは必至に一歩踏み出すよう、デリアを説得した。
罪状認否
侮辱罪、証人威迫罪、第1級レイプ罪でタイは条件付きで保釈となった。
GPSを装着し、職場と自宅の往復のみ。
オリビアとロリンズは、デリアにタイに連絡しないよう、またタイから接触があったらすぐ通報するよう念を押す。
デリアは私なんかに親切ね、と卑下する。
同じようにフィンとベラスコはタイにもう近づくなと念を押す。
「平気さ。レイプと言われてすっかり冷めた」
デリアからの電話
ロリンズにデリアから連絡が入った。
タイの部屋に駆け付けると遺体があった。
デリアがタイを刺し、タイは床で死んでいた。
キッチンで呆然としているデリアに話を聞くと、タイが持っていた携帯の充電器を取りに来たという。
「そしたら引き止められて……。解放されたかったの」
弁護士が同席してデリアの話を聞くと、デリアは記憶がはっきりしなかった。
失血死するまでには30分あった。
デリアがまずしたことは携帯の充電で、それからロリンズに電話をしていた。
公選弁護士はやる気がないのか、すぐに取引を持ち掛けて来た。
検察
カリシの上司、マクスウェルはデリアに同情的にはならなかった。
タイとは2回結婚して、10年間リハビリ施設の常連。先日の騒ぎも含め、酔って暴れての逮捕歴もある。
だが、タイからのDVによる被害の多さをオリビアは訴えた。
骨折、脳震盪、気胸、眼窩骨折。
なのに証言の撤回や告発拒否でどれも軽罪になっている。
カリシはデリアにも隙はある、と反論した。
自分からタイに会いに行っているし、タイが刺されているのは背中だった。
そして放置したため、失血死していた。
「自衛とはいえない。私は暴力夫から自力で逃れた。殺さずにね」
法廷に持ち込めば重罪で15年はつくだろう。
「取引きをまとめて」
弁護士
オリビアは公選弁護士に不安を持ち弁護士を捜すが、DV案件は嫌がられ、3人に断られていた。
するとロリンズがバーバに依頼した。
ウィートリーの弁護をしたことが未だに許せないオリビアは、バーにいるバーバに会いに行く。
礼は言ったが一緒に飲もうという誘いは断った。
裁判
バーバとカリシの対決になった。
カリシが証言台のデリアに詰め寄ると、デリアは動揺し頭が痛いと訴える。
「覚えてない。あなたがそう言うならそうよ」
明らかに様子がおかしいので休憩を挟む事になるが、カリシは最後に一つ、とさらに追い詰めた。
「タイが死んだと知ってどう思いました?」
「うれしかった。彼が死に、自分が生きているのがうれしかったです」
デリアはバーバに支えられて法廷を出た。
新証人
デリアは病院へ行き、検査を受けていた。
次の証人はソーファー博士。
デリアの脳に外傷が発見された。
バーバは、正当防衛、非虐待女性症候群、精神疾患による無罪、そのすべてを主張する。
それでも検察は起訴を取り消さなかった。
結果、ソーファー博士が証言をした。
検査で以前からの慢性外傷性脳症があったことが判明した。
それは、繰り返しの外傷を負った証拠でもある。
説明ができなくなったり、記憶がなくなるのは典型的な症状だった。
デリアはタイから日常的に暴力を受けていた。
「骨折か歯が折れる以外は鎮痛剤で我慢しました」
そのせいでバカ呼ばわりされ、日常生活にも支障をきたしている。
取引き
バーバは検察に起訴したことへの謝罪を求めた。
「陪審員は即決で無罪にするぞ」
「過失致死罪でどう?」
「暴行罪で刑期と罰金は免除して欲しい」
バーバは最終弁論に自信があるといい、取引きを受け入れられた。
検察は敗北したものの、カリシは内心ホッとしていた。
オリビアとバーバ
オリビアは再びバーバのいるバーへ行った。
「弁護をありがとう」
デリアは治療をし、これまでよりは生活はよくなる、との報告もした。
「私と君の関係は?」
バーバはウィートリーを弁護することでオリビアを守りたかったというが、オリビアは頼んでいないと平行線だった。
「それは認めるよ。君はなぜステイブラーに甘く、私には厳しいんだ?」
「彼とは23年の付き合いでいつも私の味方だった」
そして、あなたと私二人の問題だと念を押す。
すると、今度はバーバが切れた。
「堂々巡りだ。君は無条件の愛情を抱いてる」
「私の気持ちがわかってるつもり?」
「私も無条件の愛情を抱いているからな。許す気になるまで待つ」
オリビアはバーバを引き留めた。
「私も寂しい」
バーバは何も答えずバーを出て行った。
かんそう
バーバをバーに居させるのはやめて欲しいですねw
あらすじ書いててわけわからなくなりました。ややこしいし、シリアスなのに笑ってしまう…。
バーバ、消えてからどんどん渋さを増していい感じになってきています。ちょっと好きになりそう……。
バーバとオリビア、悪くない!!
少なくともステイブラーより全然イイ!!!
オリビア幸せになって欲しいよ……。
仕事でキツイんだから私生活では癒されて欲しい。
SVUの存在価値を再確認できる事件でした。
こういうケースこそ、第三者が介入しない限り一生解決できませんね……。
シーズン・ファイナルでしたが、大きなクリフハンガーはなくホッとしました。
でもバーバとオリビアの関係気になりますね。場合によってはバーバ復活ってことになりますもんね!
2 件のコメント:
ステイブラーが出てくるんじゃないかとヒヤヒヤしてました。
最終回にステイブラーはないわ~。バーバでよかった!
バーバ、オリビアといい友人だと思っていたから、ちょっと驚き。
どうなるんでしょう。そもそも何故いなくなったんでしたっけ。
シーズン最終回。アマンダも安定して幸せそうだし、新シーズンはどうなるのかな。
シカゴシリーズは来年5月までお休みでしょうか。
ジェーンさんにお会いするのは、次のシカゴファイアかシカゴp.d.になりそうです。
どうぞお元気で!
バーバについては以前からちょっと匂わせ?を感じていたのですが
過去をほとんど見ていないので私もはっきりとはわかっていません。
https://fdramaqueens.blogspot.com/2018/07/law-ordersvu1913the-undiscovered-country.html
バーバの辞職の回はこちらです。この時にもバーバがオリビアのこと個人的に想っているのかな?と思えました。
シナリオ上はさておき、オリビアの近くにいたら誰でもいろんな意味でホレてしまうでしょうけど!
またシリーズ再開した際には覗いてください!
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