あらすじ
妊婦の遺体
屋上から車の屋根に落下した、銃殺体が発見された。
バージェスは現場から、撃たれたのは落下後だと判断する。そして被害者は妊婦だった。
ポーチの中からIDと大量のグアテマラのトラブル人形が出て来た。
IDからソフィア・ペレス17歳、国籍はグアテマラだと判明する。
向かいの建物の防犯カメラに落下して撃たれる映像がしっかり残っていた。
現場ではロス・ミラグロスとロス・パヤソスの抗争がある。
女性の運び屋でソフィアと同じグアテマラ人の被害者もいたことから、運び屋の線で捜査を進める。
運び屋
ソフィアの足取りからやはり運び屋の線が濃厚になった。
グアテマラからの直行便で入国、空港で男と合流している様子が防犯カメラで確認できた。
車のナンバーから男はロス・ミラグロスのメンバー、アレックス・アロンゾと判明し、連行した。
アロンゾはあくまで下っ端だと主張したが、ボイトは、殺人者の元にソフィアを送り届けたとして共犯扱いをする。
すると、あっさりとソフィアを送り届けた場所を吐いた。
施設
住所には、ルゼック、アトウォーター、バージェスが向かった。
運び屋の届け先としては違和感のある、閉店した洋服屋の奥に病室があった。
その機材の様子から、この部屋で出産させていたことが伺えた。
だが現在は人気もなく閉鎖され、移転したあとのようだった。
ソフィアは運び屋ではなく、この出産施設から逃げ出していたのだろう。
残っていた血痕からカーラというグアテマラ国籍の女性が浮上する。
カーラはすでに出産していると思われた。
カーラ捜し
バージェスはカーラを捜すのに、自分なら、と考えスペイン語でミサを行う教会をあたることにした。
アトウォーターと手分けをし、見つける。
不法移民の女性を手助けしてかくまっている教会があった。
そこでバージェスはカーラに声をかけた。
「赤ん坊を見つけましょ」
実態
バージェスがカーラから実態を聞く。
グアテマラで妊娠中に声をかけられていた。
「金を払ってアメリカに連れて行ってもらえるの」
アメリカで出産すれば子供が国籍を得ることで、母親も市民権を得られるというのを餌に、実際は生まれた子供をとりあげて売っていたのだった。
本来ならば出産後は口封じされて、グアテマラに帰国しなければならなかったが、カーラはこっそり残っていた。
「ソフィアみたいに逃げ出そうとする人はいなかった」
容疑者
施設の実務担当者はデビッド・カルドナだった。そのボスは通称フラコ。
行動パターンからカルドナを追うが、銃撃戦の末バージェスが撃ち殺してしまった。
その上、カルドナが使っていた銃はソフィア殺しのものとは一致しなかった。
カルドナの所有していたプリペイド携帯を調べると、ソフィア殺害の3日前に待ち合わせの約束をしていることがわかった。
その場所の防犯カメラを調べると、相手がブルース・ウェグナーという男だと判明する。
元有名産婦人科医だった。
元産婦人科医
ウェグナーを連行した。
妊娠の経験から妊婦の薬には詳しく、バージェスが聴取を取る。
押収物から、ウェグナーが妊婦には気を使っていることを強調した。
「あなたは薬が欲しくて違法行為をしている、って感じじゃないのね」
するとウェグナーは絆されたのか語り出した。
フラコの事は知らないが、合法の養子縁組業者に子供を売っていることを。
社長はウィルソン・リチャーズ。フラコと契約しているのはウィルソンで、そのマージンで儲けていた。
ウィルソンは口が軽く、すぐにフラコについて吐いた。
本名ハビエル・オルティス。ソフィア殺しもフラコだろう。
リチャーズの所有する抵当物件がニューシティにあった。フラコは女性達と一緒にそこにいると目を付け、特捜班が突入する。
女性たちを救出し、最後にフラコを見つけると発砲を受ける。
その時バージェスは、脳裏にマケイラのことが浮かび、応戦することができなかった。
マケイラとの養子縁組の許可が下り、次は後見人を決める必要がでていた。それまではそんな必要はないと思っていたが、「あなたが死んだ時に引き取ってもらうのよ」と言われ考えていたところだった。
その上、直前のカルドナとの撃ち合いで、バージェスは自分のダウンに穴が開いているのをルゼックに指摘されて気づいていた。
一度意識してしまうと、死にかけたということが重くのしかかるようだった。
だがルゼックに声をかけられ、気を取り戻し、女性を人質にとるフラコの頭に銃をつきつけ、無事逮捕した。
後見人
解決後、バージェスはプラットに発砲を受けたのに躊躇して撃てなかったことを打ち明ける。
プラットはすぐにそれはマケイラの影響だと察した。
「後見人の指名は不安を打ち消すわよ」
バージェスが納得していると、プラットは念を押した。
「私は候補から外して」
そして夜、バージェスはルゼックを自宅に呼び出した。
ルゼックとはまだ完全に仲直りはできていない。それでもルゼックは現場では変わらぬ仲間だった。
バージェスはルゼックに後見人を頼んだ。
ルゼックは完全に仲直りしていないのに? と驚くが、バージェスはそれも知った上であなたは家族だから、と頼む。
するとルゼックは喜んで、と引き受け、握手をした。
そしてマケイラと一緒に寝る時、バージェスは頼んでおいたトラブル人形をマケイラにプレゼントした。
「枕の下に置いて寝ると翌朝、悩みが消えてるの。あなたは寝るだけ、すごくない?」
すごい、と喜んで一つ一つ並べているとバージェスは一つちょうだい、と言った。
かんそう
バージェス回でした。
マケイラちゃんかわいい! それにしてもバージェス思い切ったなぁ、と。本当に生活が急変してました。学校に送って、家でもお遊戯につきあって……。
しかもいきなり一人で育てるって本当に凄い……。
それとなし崩し的ではありますが、後見人の件でルゼックとも和解? できてよかった。
彼等はプロだから現場での心配がないことも見せてもらえましたが、それでも精神的なストレスはありますからね。まあ全員仲良しこよしじゃなくてもいいんですが、二人の場合は元婚約者の関係ですし。
あと!珍しい? ボイトのサングラス姿が格好よかった~
しかも何気に意味不明?というかすぐ外していて、ファンサですか?ありがとうございますw
そして全身黒ずくめでの特捜班突入シーンは、何度見ても格好良くてわくわくしますね~。
特に男性陣はもちろんですが、女性陣のキリリッとしたクールな格好良さはPDならではって感じがします。
皆お揃いのようにスリムなパンツなのも足が細くて格好いい!!
そして久々のプラット節炸裂も最高でした。
最近?まるめなプラットでしたがこれこれ! みたいな。
バージェスの「え”」みたいな反応も良かったです。
1 件のコメント:
女性の出産絡みの犯罪はどうも苦手です。辛くて生々しい。
キムのダウンコート、昨年だったかおしゃれ!と話題になりましたね。細身のキムによく似合います。チームのモジモジ君みたいな黒ずくめの衣装は、見ていてワクワクします。お尻の位置が高くて脚が細く、憧れます。
守るものができると、人はある意味弱くなる部分がありますね。守りの姿勢に入る。刑事を続けるなら後見人は必須ですが、アダムに頼むのが意外でした。アダムも危険な職務だし。
アダムは初めの頃、オリンスキーも呆れるほどの坊っちゃんぶりでしたが、だんだん大人になって、「家名」では父親に対する複雑な感情が胸を打ちました。その流れで気になっていたキムとの仲も、少しは改善できたようでよかったです。
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