アメリカン・ホラー・ストーリーズ/American Horror Stories シーズン1 3話「ドライブイン・シアター/Drive In」

2021/12/22

アメリカンホラーストーリーズ アメリカンホラーストーリーズ シーズン1 ジェーン洞 ホラー

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あらすじ

American Horror Stories 1x03 Promo "Drive In" (HD) AHS Spinoff

2021年12月15日~/毎週水曜日 Disney+ 日本独占配信!!(全7話)
(アメリカ放送2021年7月~)




伝説のホラー映画

チャド(レンジー・フェリズ)とケリー(マディソン・ベイリー)は高校生の恋人同士。
ケリーがその気にならず、なかなか先へ進めない為、チャドが友人に相談するとホラー映画がいい、と勧められドライブインシアターでデートをする事になる。

その夜上映されるのは、伝説のホラー映画「ラビット・ラビット」。
タイトルの意味は、イギリスの古いおまじないで月始めに言うとその月は幸せになれるという。
86年に上映された際に、客同士が錯乱して殺し合いをし大虐殺の会場となっていた。
原因は映画にあるらしく、ゴア議員夫人の呼びかけにより上映禁止、フィルムは焼かれラリー・ビターマン監督(ジョン・キャロル・リンチ)は15年服役していた。

だが監督が持っていたフィルムが見つかっていた。

ドライブイン・シアターの前ではアイパッチをした女(ナオミ・グロスマン)が上映反対と一人で声を張り上げている。
86年の事件の生き残りで、映画を見ると全員死ぬと警告しているが、誰もがそれも演出の内だと気にしていなかった。
アイパッチをしているのは、その時に一緒に映画を見ていた恋人に目を食いちぎられ、飲み込まれていたから。
恋人は映画を見終わる前に死んでいた。

上映開始

それぞれが広い敷地の中に車で入り、車の中から大きなスクリーンに映し出される映画を見た。
チャドとケリーはいちゃついていた為、映画を見ておらず気が付けば車の中は熱気で窓が曇っていた。

すると悲鳴が聞こえ、窓の外を確認すると殺し合いが始まっている事に気づく。
映画上映間もなく、観客の様子はおかしくなり皆、殺戮が始まっていたのだった。

アイパッチの女は上映を阻止しようと、映写室に潜り込んでいたが、すでに洗脳済みの映画館のスタッフに襲われ殺された。

チャドとケリーは車の窓を割られ襲われ始めた為、慌てて車を走らせ逃げようとするが、車を衝突させてしまう。
慌てて車から降り、大勢に追いかけられながらも映写室に逃げ込んだ。

チャドとケリー

映写室の窓の外では殺戮が続いている。
チャドとケリーは正気を保ちながらも、助けも呼べず立てこもっていた。

するとケリーが潜んでいた女スタッフに襲われ、チャドが過剰に反応して助ける。
その後チャドは映写機に気づき、映画を止めフィルムをめちゃくちゃにした。

夜が明け、チャドは警察に通報しようと言うが、ケリーは止めた。
「今夜再上映会がある。フィルムはもう1本ある」

ケリーは監督を見つけて上映を止めようと、映写室の中で見つけたライフルを手にした。
ケリーは父親が海兵隊で銃には自信があった。

チャドはフィルムついていた発送元をはがし、遺体の目に刺さっていたハサミを武器に映写室の外に出た。

トレーラー

2人は車で監督のトレーラーに行きついた。

トレーラーの中では大虐殺のニュースを見て、浮かれている監督がいた。
突然侵入してきたチャドとケリーに銃を向けられ、驚くが、フィルムはもうないとシラを切る。

その上、余裕を見せ二人が惨劇の生き残りだと分かるとその詳細を聞きたがった。
全員が狂ったと知ると、効果100%と知って大喜びする。
「これは体験だ。観客が体験するホラーだ」

サブリミナル効果を考えたのは第2編集助手だった。
映像と音響が自在に融合することで恐怖中枢が刺激される。
侵入性記憶形成や洗脳実験も研究した。
……等と悪びれない。

映画の完成を知ったのは、編集担当のレイニーが自分の手を切断していたのを見た時だった。

服役の理由は、法廷でゴア夫人を襲ったせいだったが、その中で情報収集をし、出所後には制作手法に磨きをかけ作品に反映させていた。
今回はそのお披露目だった。
「君達は歴史の目撃者だ。公演活動でもして金を手にして自由に生きろ」
監督は大金を儲けてもいた。そういえばトレーラーの側にはロールスロイスが止まっていた。

結末

ケリーは容赦なく足を狙って命中させた。
銃が使えると分かるとシラを切るのを止め、残ったフィルムの在り処を教えた。

チャドは箱から出すとキッチンのコンロに置き、火をつけた。
そして二人は足を撃たれて動けない監督をそのまま置き去りにしてトレーラーを出て行った。

「これが映画の結末だと思うか? まだ第一幕だ」
トレーラーは監督を残したまま炎に包まれた。

二人は帰宅し、ベッドの上にいた。チャドの悩みは解決し、このまま先に進めそうだった。
だから、ネットフリックスの新着に「ラビット・ラビット」が追加さた事にはまだ気づいていない――。


初回は前後編の2話構成でしたが、あれはスペシャルのようで今回は1話完結の完全アンソロジー・スタイルとなっていました。
その為オープニングもドライブイン専用というゴージャスな仕様で、これは毎回楽しみ!

前回もそうでしたが主役がティーンなのも、このスピンオフのもう一つのテーマなのかな?
今回の二人は私はお初な方で、フレッシュな印象でした。
脇にはしっかりAHS劇団員も登場するので、その隠れ劇団員捜しも楽しみの1つになりそうです。(別に隠れちゃいないけどw

改めて思いますが、本家よりもライトでそもそも一話完結なので話も分かりやすく、かつアメホラのエッセンスはしっかり感じられるので、入門編にちょうど良いなと思いました。
まあアメホラのような人を選ぶ作品を見ようと思う方は、入門編も何も迷わず見るような方が多いのだろうとは思いますがw
でもただホラー苦手というだけでアメホラを見ないというのも勿体ない、と思う位ストーリーが良く出来ているので、迷っている人には見て欲しい!! という思いは常にあります。

こちらも殺戮と文字ではかなり恐ろしいですが、実際の描写は本家に比べれば全然ソフトで、今回は特に洗脳されているという設定ですからゾンビな印象が強く、ゾンビなら比較的見慣れてますよね? みたいなw

落ちは、先に続きそうですがどうなんでしょうね~。実際窓の外にはすでに火柱が立っていました。(ネットフリックスの配信を見てもう惨劇始まった)

まあまだあれこれ考えるのは早いですね。

ただ1つ気になったのが。
あらすじからは省いていますが、怪しい芸術家? カルト? ボブ・ロスという人物がいました。
チャドがケリーをその気にさせる為に効果があるらしい、と部屋でビデオ再生していたのですが、今後出て来そうだな~と気になってしまいました。
まあその気にはなっていませんでしたけどw

ディズニープラスの利用は不慣れなんですけど、毎週水曜配信ってあっても日付変更で配信されるわけではなく、そこが不親切かな~と思いました。
だったら時間もお知らせしてください。何度もチェックしちゃうから!!





(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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