あらすじ
2021年5月13日(木)~AXNでシーズン8 日本初放送(全20話)
(アメリカ放送 2019年9月~)
セブライド
火災調査室に異動となり、初日を迎えたセブライド。
予想に反してバンメーターに頼まれたのは、報告が終了した書類へのハンコ押しだった。
セブライドはハンコを押す為に異動したんじゃない、とクレームをつけるがまだ初日だ、と押し切られてしまう。
仕方なく書類仕事をしていると、ある食料品店の火災が気になってしまった。
保険会社は元消防士の調査員を雇っている。
結果は不審火。
10日前には動いていた火災警報器が当日は鳴っていない。
出火近くに燃えやすい掃除用品があったので、店主が警報器に細工し、故意に火をつけた、という判断だった。
保険会社は金を払わずに済んでいる。
シーガーはよくある事と疑問に思わなかったが、セブライドは簡単すぎる、と引っ掛かった。
バンメーターに嫌味を言われながらも許可をもらいシーガーと現場を見に行く。
その結果、2人は本当の火元を見つける。
壁に埋められていた配線が火元で、店主が負荷を知らずに、大型の新しい冷蔵庫を設置したのが出火の原因だと分かった。
警報器が作動しなかったのは、壁の中で手遅れになるまで火が回っていたから。
「放火じゃない。電気火災だ」
「やっぱりね。調査室にいるべき人よ。最高の相棒」
翌日、バンメーターに報告をすると、終わっていたのに余計な事をといい顔をしなかったが、正式に再調査する事を認めた。
「だがこの調子だと仕事が終わらないぞ。救助隊にも戻れない」
その後、食料品店のオーナーがセブライドを訪ね、感謝のあまりハグをした。
何か月も保険会社と争っていたのが、セブライドのおかげで保険金がもらえたという。
そのお金でまた食料品店を再建できる、と喜んでいた。
シーガーはセブライドの心を代弁した。
「今、こう思ってるでしょ。”火災調査室に引き抜かれてよかった”」
セブライドは笑った。
副業
キッドはリーダー研修の評判から消防学校の教官に指名された。
大隊長にも名を売るチャンスだと励まされるが、不安になりながらも身体トレーニングのクラスを受け持つ事に。
教官とはいえ、ただ命令するだけではなく実演しなくてはならず、キッドは休むどころか、体力消耗するだけだった。
結果、その後のシフトに影響してしまいケイシーに注意を受けるが、疲れはなかなか取れなかった。
エミリーは家賃の値上げをくらい、副業を捜していた。
するとたまたまシルビーが、通っているジムのバイクのクラスでトレーナーにスカウトされる。シルビーにその気はなかったが困っているのなら、と未経験者のエミリーを紹介した。
そしてエミリーのバイクのクラスが始まった。
シルビーも最前列で参加したが、超スパルタ指導にくたくたになり、エミリー自身は自信満々だったが多分不採用になるのではないか、と不安になった。
すると翌日、シルビーが心配したとおりエミリーを訪ねてジムのスタッフがやってきた。
クビを言い渡されるのだろうとシルビーがフォローしようとすると、その逆でエミリーのクラスは評判が良く予約が殺到しているという。
エミリーは強気で給料の交渉をするが、あっさりと受け入れられていた。
シルビーはエミリーに私のクラスを受け続けたいなら、もっと頑張ってと言われ、苦笑いした。
ソファ
ハーマンは出動した火災現場で火事の原因がソファにある、と気付く。
アーナウ家具の製品で、それはマウチを亡くしたマットレス工場の会社だった。
材料のほとんどがポリウレタンで、それは安価にする為なのだろうが、家具そのものが燃料促進剤でガソリンで出来ているのようなものだった。
工場火災後も改めていない、とハーマンは怒りを爆発させた。
ハーマンはケイシーにつきそってもらい、CEOのキャリントンに会いに行った。
だが広報が出てきて、国際基準に適合した材料を使っていると説明されるだけだった。
話を聞いてもらえないと分かると、ハーマンは仲間を集めて会社の前で座り込みのデモを始める。
デモにはセブライドとシーガーも参加し、シーガーは51分署のメンバーにも挨拶をした。
ところが親しくなった警備員から、CEOは水曜日まで留守だと教えてもらい、改めて作戦を練った。
水曜日になると今度は51分署総出でキャリントンが出社するのを待った。
車から降りて来たキャリントンは、会議で急いでいる、と相手にしなかったが、ハーマンは時間はいらない、と目の前に用意しておいたアーナウ社製品のソファに火をつけるというパフォーマンスをした。
すると、一瞬で大きな炎に包まれるソファを見てCEOも驚きを隠せなかった。
ハーマンは火災における時間の重みをスピーチした。そしてオーチスの死への悔やみもぶつけた。
「おたくが法律を遵守していることは知ってる。最低限の安全基準を満たすようにな。
だが、そんなちっぽけで恥ずかしくないのか? なあ、利益をださなきゃならないのは承知してる。だがもう少し顧客のことを考えてくれ。家具を提供するだけでなく、人々に生きるチャンスを」
そして皆で消化をし、黒焦げになったソファを置いて引き上げた。
翌日、ハーマンはオーチスの記念碑に子供を2人連れた父親が来ているのを見かけて声をかけた。
振り向いたのはキャリントンだった。
一瞬構えるが、キャリントンは友好的な態度だった。
「敬意を払う為にきた。そして直ちに商品の見直しをするつもりだ」
ハーマンの想いはしっかり届いていた。
シーガーがケイシーにロックオンしました。
セブライドと~と期待していたんだけどな~。火災調査室への異動は一時的なもの、というフラグでもありますね。
さすがにいくらセブライドが活躍できるとはいえ、やっぱりセブライドは身体を使ってナンボでしょう。
まあ将来的には腰を落ち着けるんだろうけど。
キッドの雲行きが怪しくなってきました。
今回のエピはさすがにちょっと可哀想だった。後味の悪い消え方はして欲しくない、って消えるの確定してないけどw
ハーマン、この間キレて問題になったのにまたキレるんかw とまあお約束と分かりつつも突っ込ませていただきましたが、でもマットレス工場の火災がこんな風に続いているとは思わず、久々にファイアのストーリーでほほーとなりました。(何様よw
CEOが物分かり良くて良かった!
でも最初の工場火災の後でちゃんと注意しておくべきだったよねw
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