あらすじ
American Horror Story 9x04 Promo "True Killers" (HD) Season 9 Episode 4 Promo AHS 1984
モンタナはジムで「深夜の男だけのエアロビ」クラスのインストラクターをしていた。
そこへ突然現れたのがラミレス(ナイトストーカー)だった。
ラミレスはモンタナが使っていた曲、ビリー・アイドルの「レベル・イエル(反逆のアイドル)」に誘われるようにスタジオに入っていた。
モンタナは腰にナイフを下げ武装したラミレスを軽くランボーと呼び、「ヘビメタよりシンディ・ローパーがいい」と文句をつける生徒のロッドに中指を建てた。
シフトが終わり、モンタナがロッカーで身支度をしているとそこにはロッドの惨殺死体が壁に貼り付けられていた。
それはナイトストーカーからの贈り物で、モンタナに悪態をつきビリーやロックをバカにしたロッドへの制裁でもあった。
死体を見ても動じずにモンタナは、人生で最悪の贈り物であり最高に興奮する、と言って死体の前でナイトストーカーを受け入れた。
朝になると、ナイトストーカーは元清掃員だから後始末は得意だとモンタナを安心させた。
殺しが初めてではない事を認め、だがモンタナの事は殺さないと約束した。
するとモンタナはすぐに殺しを依頼した。
「苦しませてね、痛めつけるのよ」
その対象がブルックだった。
実は、ブルックの結婚式で殺されていたサムはモンタナの弟だったのだ。
「ブルックって女が弟とヤって嘘をつき、結局弟が殺された。なぜ彼女だけが生きてるの?」
モンタナがブルックに声を掛けていたのは偶然ではなかった……。
そして今
モンタナはまだブルックを殺していない事で、ナイトストーカーを責めていた。
「しっかりして! 他にも殺人鬼がいる」
ナイトストーカーは、伝説のジングルズがいると知ると少し嬉しそうだった。
「集中しなさい。復讐したいの。あの女は許さない」
ゼイヴィア、チェット、トレヴァー
ゼイヴィアとトレヴァーは助け出したチェットを救護室に運び、できる限りの手当てをした。
チェットは、レイが警察を呼びに行ったと聞くと、人を殺しているから逃げたに決まっていると2人に教えた。
それを聞いたゼイヴィアは自分のポルノなんてまだマシか、と思えた。と同時にブレイクの車があった事に気づいた。
「頭を刺された男の車があるぞ! キーは車の中でシャワー室の近くだ。逃げよう!」
2人はチェットをベッドで休ませ、手分けしてマーガレットとバーティを捜す事にした。
「必ず戻ってくるよ」
「車で会おう」
マーガレット
トレヴァーはすぐにマーガレットを見つけた。
そこはジングルズの被害に遭った、偽ジングルズ2人が死んでいる場所だった。
ちょうどマーガレットが発見したところだった。
トレヴァーはジングルズがやった事、危険だから逃げようとマーガレットに説明した。
だがマーガレットは自分には銃があるし、明日には子供達が来るからとトレヴァーの言う事を聞かなかった。
トレヴァーはこれ以上言っても無駄だとすぐに切り上げ1人逃げた。
バーティ
ゼイヴィアはバーティを捜して食堂に行った。
バーティは夜通し子供達の為のサンドイッチ作りをしていて、騒ぎについては何も知らなかった。
するとジングルズのシルエットが近づいてきたのを見て、ゼイヴィアはすぐにテーブルの下に隠れた。
バーティは驚きながらも平静を装い、ジングルズに親しげに話し掛けた。
そして昔好きだったピーナツバターとジャムのサンドイッチを作ってジングルズに食べさせた。
「何故戻った?」
聞いたのはジングルズの方だった。
「彼女が再開すると聞いて驚いた。あの夜を思い出すよ。マーガレットはまだあの日にいる。
過去に囚われているんだ。でも彼女がここで過去を振り払う気なら見届けてやりたい。
変わり者だったが善意で動く子だ」
ジングルズはサンドイッチを口に入れると気に入ったようで、バーティと笑い合った。
だがその時、ゼイヴィアが持っていた懐中電灯を落としてしまい音を立てた。
ジングルズはそれを見逃さず、逃げるゼイヴィアを襲った。
そこをバーティが助けようと調理用具で殴ったが、ジングルズの怪力には無駄だった。
バーティは複数個所刺され、ゼイヴィアは生きたまま大きなオーブンに入れられた。
オーブンの中は徐々に熱くなっていく。
ゼイヴィアはなんとかもがいたが、皮膚はどんどん溶けていく。
すると血まみれのバーティが最後の力を振り絞って、オーブンの前にたどり着いた。
そしてオーブンのロックを外し、床に倒れた。
やっとオーブンから出たゼイヴィアは、まだ息のあるバーティを助けようとしたが、バーティの望みはこのまま死ぬ事だった。
ナイフをゼイヴィアに渡すと、ゼイヴィアは嫌がったがバーティの望みを叶え心臓を突き刺した。
ゼイヴィアは改めてオーブンのガラスに写った自分の焼けただれた顔を見て、ショックを受けた。
ブルック
ドナに気絶させられたブルックが目を覚ますと、見知らぬ狭い小屋だった。
ブルックは体当たりしてドアを破り、外へ出てあてずっぽうに走った。
するとトゲトゲのついた丸太が飛んできて肩をかすめ、その後網のトラップにまんまと引っ掛かって吊るし上げられてしまう。
そこへドナが姿を現した。
「被害者は他人が居る方に行く傾向がある。別の道なら道路へ逃げられたのよ。
あっちにも罠を仕掛けてたけどね」
そして自分の正体を明かした。
「私はリタでも看護婦でもないの。心理学者よ」
科学の為、檻の中の殺人鬼たちを研究してきたが、それには限界がある。
「捕食者を野に放ち、調べたい。ジングルズは捧げ物に素直に手を出すかしら?
それとも殺す前の狩りが好き? その答えを確かめるわ」
ブルックは叫んだ。
「何が研究よ。あなたも殺人者だわ!」
「科学者よ。あなたは実験用のネズミ」
ドナが隠れた後、モンタナがブルックを見つけた。
モンタナはまだブルックには本心を隠し、心配して助ける振りをした。
ブルックはリタがジングルズを呼んだから気を付けて、と警告する。
モンタナ1人では吊るされた網はどうにもできず、切るものを取ってくると言ってその場を去った。
だがモンタナに助けるつもりがある訳なく、ナイトストーカーを呼んだ。
モンタナは死ぬところが見たい、と影に隠れているとそこへジングルズも現れた。
吊るされたモンタナの下で、ジングルズVSナイトストーカーの闘いが始まる。
「ジングルズは語り継がれる。次は俺の番だ!」
と同時に、モンタナが同じように影から見ていたドナを見つけると、ドナに襲い掛かっていた。
「何者か知らないけどリタじゃないね」
取っ組み合いの末、モンタナは落ちていた木の枝でドナの腹を殴りつけドナを気絶させた。
モンタナがブルックの元に戻った時には、ジングルズ達の戦いにも決着がついていた。
ナイトストーカーはジングルズによって木の枝に頭を打ち付けられ、口から枝を出した状態で吊るされた。
そしてジングルズが網を見ると、いつの間にかブルックは逃げ出していた。
モンタナもジングルズもそれぞれその場を去った。
マーガレットの思い出
小屋に戻ったマーガレットは、銃のチェックをすると同時に引き出しに入っていた小さな木彫りの熊を見て昔を思い出していた。
14年前のキャンプ場。
監視員だったマーガレットとジングルズは仲が良かった。
木彫りのクマはジングルズのお手製だった。
マーガレットの為に作った強くて忠実なお守り。
仲良くする2人は、他の監視員達にバカにされていた。
「マジかよ。真実の愛か」
「変人同士でお似合いね」
マーガレットがイジメに腹を立てていると、ジングルズはマーガレットを守る、と約束していた。
ジングルズがマーガレットのクマだった。
マーガレットとジングルズ
マーガレットは神に祈った。
「神よ、あなたの慈悲は存じています。
14年前、私は血の洗礼式で誓いました。全てを捧げあなたの導きに従います」
するとジングルズがドアを開けて入って来た。
マーガレットは怯える事なく、むしろ笑顔でベンジャミン、と名前を呼んだ。
「これが祈りの答えね」
14年前、ジングルズは無罪を主張していた。
だが、ジングルズの工具箱から被害者の耳が見つかり、言い逃れできずにいた。
ホップル医師も枯葉剤のせいで妄想と現実の区別がつかない、と診断し、ジングルズの言うことを信じず、ショック療法で電流を流していた。
そうしていつの間にかジングルズは自分の罪だと思い込まされていた。
「君も証言した。俺が皆を殺したんだ」
だがマーガレットはそういうジングルズを否定した。
「やっぱり忘れたの? 約束したでしょ。”奴らを止めて君を守る”と言ったくせに。
あなたは腰抜けよ。何もしなかった」
マーガレットはイジメを苦に、ある夜全員を殺した。
耳を切り取ったのはジングルズのベトナムの話を聞いていたから。
「あなたは逮捕され、私を守った」
マーガレットは自分で自分の耳を切り、証拠としてネックレスにして仕込んだ。
マーガレットがキャンプ場を再開した理由が過去を忘れる為、というのは本当だった。
「ここで良い行いをしたかった。子供達の手本になるとか。
でもあなたが現れて台無し。結局あの時に戻っちゃった」
そこまで聞くとジングルズも思い出していた。
「君だったか。俺を犯人に仕立て上げ、病院に閉じ込めた。俺は電気を流され薬を打たれて……。自分を殺人鬼だと信じ込まされた。今になって全部偽りだったというのか。
許さんぞ。
君が俺を怪物にしたんだ」
ジングルズがマーガレットに近づくと、マーガレットは持っていた銃を発砲した。
ジングルズはその場に倒れた。
「違うわ。あなたはいい時に間違った場所にいただけ。
あなたは優しかった。もう一度私の罪を背負って」
銃声
マーガレットの発砲は、外に響きそれぞれが聞いていた。
トレヴァーとチェットが足を止めると、モンタナと合流した。
トレヴァーは銃声がマーガレットだろうと、チェットをモンタナに任せてマーガレットを助けに向かった。
トレヴァーが小屋に到着した時、マーガレットの足元にはジングルズが倒れていた。
「マジか。やったんだな」
トレヴァーは驚きながらも安堵していると、マーガレットは冷静に言った。
「あなたを殺した後にね」
そしてトレバーの腹をナイフで一突きした。
「たまらないわ。14年ぶりの感触よ。不思議なものね。ベンジャミンと私は自分を見失ってたけど、神のお陰で本当の自分を受け入れられた」
最後にマーガレットはトレヴァーの耳を切った。
そして振り向いた時、ジングルズの姿が消えていた。
ジングルズはなんとか死なずに、キャンプ場を歩いていた。
そして細い道でゼイヴィアとすれ違っていた。
お互いボロボロの状態で、ゼイヴィアは崩れ落ちて命乞いをした。
ジングルズはそんなゼイヴィアを見下ろして言った。
「俺じゃなかった」
ゼイヴィアには良く聞こえていなかったようで、目をつぶって覚悟していると、肩に手を置いたのはブルックだった。
「今ここにジングルズがいたんだ」
ブルックは見ていなかった。
すると閃光と共に爆発音がした。
2人が炎の方へ行くとブレイクの車が燃やされていた。
そこにはマーガレット、モンタナ、チェットも居た。
「もう逃げられない」
ゼイヴィアは茫然とした。
一番最初に来ていたと思われるマーガレットは説明した。
「ジングルズに襲われた。でもトレヴァーが来たの。
彼は勇敢だったけど……殺されたわ」
復活
ドナが意識を取り戻し、網がある場所を見に行った。
すると死んでいたナイトストーカーの身体が宙に浮いているのを見る。
「サタン……」
手の平の傷がみるみる塞がって行き、ナイトストーカーは生き返るとドナを見た。
モンタナがブルックを恨む理由はシンプルでした。
サムが弟という関係でした。
そういえばブルックがモンタナに結婚式の話をした時、モンタナは「どうせヤッたんでしょ」的に言っていたんですが、そこに意味があるとは思わなくてスルーしてた。
モンタナのキャラ的に「そうは言うけどヤってるっしょ」みたいなノリに捉えていた。
けどそこにこそ嘘をつきっぱなしのモンタナの本音があったんですね。
それにしても、モンタナって凄いw
シリアルキラーのナイトストーカーを手なずけ、エアロビインストラクターだから? 喧嘩にも強いw 肉体、精神ともにマッチョ!
でも今までモンタナ自身の手は汚していないんだよね。
めっちゃボスタイプ。
バーティは最初から死に要員感がありましたが、でもジングルズとの関係性を見せる重要な役割も。やっぱりジングルズって根っからの悪人じゃなかったのね。
トレヴァーもクセ強いけどいい人だった。
この2人は、良い人でした。
今回の見所の1つは、ゼイヴィアの「自慢の美貌が~~」と茫然とするシーンw
愛でたい。
さすがにオーブンに入れられても、まだゼイヴィアが脱落するとは思えない、とそれ程危機感なく見ていました。
でもビューティー担当ゼイヴィアの顔を焼くなんて、ものすごい残酷な仕打ちはアメホラならではかもw 綺麗に治りますように。
そして、真犯人はマーガレットでした!
これはもうやっぱりねぇ、って感じでしたけど、それでも一応マーガレットはキャンプを再開させて改心? するつもりだったって事にビックリ。
罠を仕掛けたのはドナでしたね。
ドナも相当なマッド系でした。
今のところ、マーガレット、ドナ、ナイトストーカーが殺人鬼と言っていい程のかなりのヤバイ奴。
真の自分を思い出したジングルズは、今後は無差別殺人はしないはず。
それにしても1つのキャンプ場に、アベンジャーズ並みに犯罪者や変人が集まってるんですけど、この先どうなるのよw まだ夜は明けてないけど、明けたら子供達が来ちゃうよ!!
そしてナイトストーカーはサタンによって生き返ったのか、それともゴーストなのか。
それもまだはっきり分かりませんが。
とにかく分からなくて面白い!
<キャンプ場の死者>
バーティ ジングルズが瀕死にした後、バーティの希望でゼイヴィアが止めを刺した。
ナイトストーカー ジングルズとの対決で負け。
トレヴァー マーガレット
<ゴースト候補?>
ナイトストーカー 生き返ったけどゴーストなのか? まだ不明。
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