あらすじ
Major Crimes: We're Not Asking Again - Season 6, Ep. 6 [CLIP] | TNT
弁護士殺人事件
パリセーズで、弱者の味方ボニー・パール弁護士の射殺体が発見された。
道の真ん中に停車したベンツの車内で死んでいた。
助手席の窓は開いていた。
第一発見者は警備員のフランク・ボックス。
薬莢はなく、38口径リボルバーの銅弾が見つかった。
パールのネックレスはフェイク。そのせいかバッグだけが盗まれていた。
警備員が茂みで鉛弾ラウンド・ノーズ 20~40口径を発見した。
犯人は2人組の可能性があった。
容疑者
容疑者としてすぐに思い当たるのがクレイグ・カーティス、ハイズマン賞を受賞しフットボール選手だった。
怪我で現役引退後、タックルズという飲食店を経営している。
タックルズは、通称バストランと言われウエイトレスにセクシーな衣装を着せていた。
パールはそこの元従業員複数の弁護をしていた。
30歳で解雇された女性達が不当解雇でオーナーを訴えていた。
またボニーは最近離婚でも話題になっていた。
元夫はジェリー・パール。
だが多額の扶養手当をもらっているので、金ヅルを殺すとは思えない。
息子のスタンは同じ事務所で働いている。
ボニーのオフィス
ボニーのオフィスに向かった。
ボニーの個人秘書は、レスリー・クラウスという女性で、まだボニーの死を知らなかった。
記者会見直前だという息子のスタンに内密にと前振りして母親の死を伝えた。
スタンは、悲しむよりも大ニュースだと慌てて、警察の都合は知ったこっちゃないとすぐに記者会見で母の死を発表した。
父親とは遺産で争う気満々だった。
昨夜はタックルズの件で遅くまで会議をしていて、その帰り道の出来事だった。
母の使命や魂は我々が引き継ぐ、と芝居じみた会見を開いた。
母親と同じで会見好きのようだった。
元タックルズ従業員
クレッグを訴える、元タックルズの従業員3人に話しを聞いた。
クレッグは、男は30過ぎの女に吐き気を催すと言っていたという。
また「真心の権利放棄」と言って、客からのセクハラに耐えるような契約をさせていた。
露出の多いカレンダーも作っていた。
性的虐待と言っても過言ではなかった。
ボニーの帰宅後、3人のうちバネッサだけがダイナーに残っていたという。
真面目そうなバネッサだけが、和解条件に対する考えが違っていた。
「私が受けた屈辱はお金じゃ解決しない」
他の2人はお金がもらえればよかったようだが、バネッサのせいで交渉が進んでいないと困っていた。
「ボニーが殺されて頼みの綱はスタンだけ」
そしてクレッグ本人には昨夜は店にいたというアリバイがあった。
容疑者たち
会見好きだったことからボニーの会見動画がすぐに複数見つかった。
それぞれの被告を容疑者として調べる事に。
その中で、セクハラで訴えられ仕事を干された映画監督のエリック・ウォルシュは、ボニーへの嫌がらせ行為を続けていた。
呼び出して話しを聞くと、妻とは離婚をし自宅にいたというがアリバイがなかった。
しかし、ボニーが男の為に車を停め、窓を開けるだろうか?
それにボニーへの恨みは相当なようだが、この変わり者と組んで殺人を犯すような仲間がいるとも思えなかった。
ところが、そこへ単独犯の可能性が浮上した。
2つの弾の線条痕が一致したのだった。
前代未聞ではあるが、2種類の弾丸が同じ銃から発砲された可能性が見つかった。
弾道は変わるけど、発砲は可能だという。
結果スタンも容疑者として外せなくなった。
スタンはかなりアホなようだから弾を混ぜかねない。
そして真夜中でも母親は息子になら車の窓を開ける。
1人息子だから、特別な形見分け以外は全財産も事務所も継げる。
現場から家も近い。
クレイグも、自身にはアリバイはあるが容疑者から外すのは不自然に思えた。
現在進行形で恨みはあるだろうし、人を使った可能性はある。
スタン事情聴取
スタンを呼び出すと、容疑のせいで遺産相続の手続きが出来ないと怒っていた。
文句を言うスタンとフリオはすぐに逮捕しようとする。
すると慌てたスタンはどんどん自滅していく。
「容疑者が他にいないわけない。
母は通った跡を破壊する残忍で冷酷なマシンだ」
そしてクレイグが怪しいと言い出した。
「一番に調べたほうがいい。絶対怪しいから」
そういいつつ、ボニーがクレイグを和解ではなく破滅させようとしていたと暴露する。
「僕は利益ある合意にこぎつけようとしてた。クレイグも知ってた」
いつの間にか、母を裏切って共謀していたと告白していた。
相当のアホだった。
ボニーはクレイグの帝国を徹底的に破壊しようとしていたらしい。
スタンの和解案を、バネッサ以外は納得していた。
そのバネッサの事はいつでも切り捨てられるとも言った。
スタンに、ボニーの通話記録の暗号を解読させた。
そして、「バーバンク ダラス SA」という手がかりを入手した。
過去1ヶ月、何度もボニーに着信が入っていた。
バーバンク ダラスは、そこの店舗で働く内部告発者を示し、SAは和解契約を指す略語である可能性があったが、具体的な人物の特定はすぐには出来なかった。
クレイグ事情聴取
クレイグの令状も取って、呼び出しエイミーとカミラが聴取した。
クレイグはボニーとのやりとりはあくまで「ゲーム」だと言った。
お互いの派手な宣伝行為だと。
ボニーは抗議の為、元従業員に店の前でデモをやらせた。
それは単なる迷惑行為ではなく、クレイグにとっては宣伝だったという。
「あれで解雇なら店にはどんな美女が?」
ボニーはクレイグを傷つけるのが仕事で、それを歓迎していたという。
クレイグは悪びれず、その夜にオープンする店に2人を招待した。
クレイグは元夫の方が怪しいと言った。
タックルズの常連で、元妻を軽蔑してるといつも愚痴っているという。
もちろん、今夜のパーティーにも招待済みだった。
シャロンは、クレイグがボニーの元夫の行動を把握している事を怪しんだ。
ラスティ
ラスティの元に、ガスがラスティの私物を返しに来た。
ガスはエイダンとの浮気を認め、自分の人生も壊したと打ち明けた。
実はエイダンとの過ちに気づいた事で、ガスは解雇されていたのだった。
副料理長どころか推薦状ももらえず、ダイナーのウエイターになっていた。
それでも同情できずに、決別していたラスティだったが、シャロンにこのことを話すと、エイデンのしている事は違法行為だと言った。
収監はされないが、訴える権利はある。
その後ラスティは、ガスを訪ねていた。
エイデンがした事は違法行為だと伝える為に。
だがガスはあくまでも自業自得だ、と起訴に興味はないと言った。
「この男に抱かれて捨てられたと法廷で言えって? お断りだ」
他に何か? というガスにラスティは聞いた。
「彼を愛してた?」
ガスは何も言わず自宅に入っていった。
ラスティは1人、エイダンのレストランに乗り込んだ。
サインをすればいいだけの状態のガスの解雇手当請求と推薦状を持って。
エイダンは、あくまでガスに能力がないから解雇したと言い張るとラスティは性的嫌がらせで訴えると脅した。
「どうせ今までに何人も繰り返してきたんだろ。
それとも昇進を餌に誘惑したのは初めて?
公判が報道されれば今回の裁判だけじゃ済まない」
エイダンはサインを拒める立場ではないようだった。
タックルズ・ハリウッド
タックルズ・ハリウッドのオープニングパーティーに重犯課が乗り込むと、案の定タックルズの前では元従業員が派手なデモをしていた。
スタンは報道の前で、ボニーの死をアピールに利用していた。
側には元従業員が並んでいたが、バネッサの姿だけがなかった。
従業員と写真を撮る若者が目についた。
タオに見覚えがあり、以前セットに見学に来たドクター・ランドンの息子セスだと分った。
店内では、著名な出資者のサイン会もしていた。
元レイカーズのリック・フォックスには、プロベンザも興奮してサインをもらった。
ルイが大ファンだった。
ドクター・ビル・ランドンもサイン会をしていた。
タオがサインをもらった。
そんな中、ボニーの元夫ジュリーが姿を現したので、別室で待つシャロンの元に連れて行った。
ボニーの件を追求すると、離婚後のほうがボニーとは上手く行っていたと話した。
そして死によって今後10年の生活費が消えたと嘆いた。
ジュリーは、映画監督のエリックを怪しいと言った。
2週間前に、ボニーの家にボニーと2人でいた時に、エリックが来たという。
その時はボニーが同情して通報しなかった。
バーバンク ダラス
タオが店内を歩くウエイトレスのTシャツを見てある事に気づいた。
全員、アトランタ、グリーンベイなどフットボールの本拠地の地名が割り当てられていた。
ウエイトレスにバーバンクのダラスについて聞いてみるとそれが誰か分かった。
今は新人になっているが、前任者は店を訴えたバネッサという名前だという。
すぐにノーランとカミラが、バネッサの家に向かった。
ノーランは早めに終わったら飲みに行こうとカミラを誘った。
まともな出会いがないと嘆くノーランは、タックルズの従業員に声を掛けていたが振られ続けていたようだった。
そして灯台下暗しかも、と気づいたらしい。
だが、仕事が早く終わる事はなかった。
バネッサの家のドアは開いており、真っ暗な部屋の中でバネッサは死んでいた。
かんそう
また続き事件です。
死体発見でつづく、のお約束での引っ張り。
ファイナルなのに、テンションがなかなか上がりません。
その上、ガスとラスティの鬱展開まで!!
なんなのよ~。
しかもガスが「抱かれて捨てられた」とか聞きたくなかったわ~。
相手は、PLLのトビーなのに!!ww いやエイダンなんですけどね。
出てくる度にほんとびっくりするw トビーがセクハラ、パワハラ悪人なんだもんw
イメージが全然違うのよw
この先2人の関係が修復するのかしら??
にしても、ファイナルって分っているんだからもっとハッピードラマにして欲しいわ。
ただ、今回はやっと? 少しいつものほのぼのムードもありました。
副本部長のお母さんが正義のバッジのファンでした。
正義のバッジネタは、鉄板ですね。
皆ドヤるタオに頭抱えてたけど、そこまで嫌がらなくてもってw
元レイカーズのリック・フォックスはご本人登場でした。
それにしても、この設定でよく本人登場したな~と思いますけどw
ドクター・ランドンは架空の人物で、息子まで急に登場しているから今後事件に関わってくる可能性大に感じます。
誰が、ボニーを殺したのか?
案の定まだまだ容疑者が増えるばかりでさっぱりわかりません。
今のところ、バネッサ殺しとボニー殺しにあまり接点を感じませんが……。
登場人物はこちら
前回:シーズン6 5話 「聖域都市 パート3/Sanctuary City: Part 5」へ
(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
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