あらすじ
Elizabeth Sisson/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
2017年5月19日~AXNでシーズン2放送(全23話)
登場人物はこちら
前回はこちら(LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン16 20話「シカゴ市警との連携/Daydream Believer」クロスオーバーからのつづき)
カフェ爆弾事件
リンジーが出勤すると、プラットがナディアの記念プレートを手配してると声を掛けた。
らしくもなくプラットが涙ながらにナディアの死を悲しむと、リンジーは対象的にクールだった。
特捜では、男達がナディアの私物を整理していた。
一番仲が良かったリンジーにはきついだろうと気を使っているのだが、リンジーはその必要はないと言わんばかりの平静さを見せた。
そんな中、カフェで爆弾事件が起きる。
Elizabeth Sisson/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
到着した特捜に、51分署のクルース(シカゴ・ファイア)が現場の状況を報告する。
死者は2名だが、バラバラ過ぎて良くわからない。
仕掛け爆弾だろう。被害は大きかった。
周辺で聞き込みをするハルステッドに、1人の少女イサベラが声を掛ける。
何かを見たようだが、すぐに母親に気づかれると「子供の妄想」だと連れ去られてしまった。
気になり家を訪ねても、証言する事の危険性から追い返されてしまう。
Kトリック
シェフの証言から、カフェオーナー夫婦はKトリックというギャングに付きまとわれていたと判明。
車を壊されてもいたという。
病院で妻の手術を待つオーナー、メイソン・ブラマーを訪ねる。
比較的軽症で済んだブラマーは、確かにKトリックには用心棒代を払っていたと関係を認めた。
しかし、売上が悪い為値切りの相談をした所、車を壊されるなどの脅しを受けていたと言う。
公園にいるKトリックを見つけたリンジーは、子供の前だろうと手錠をはめて引きずって行くわよ、と容赦なく脅してKトリックを大人しく従わせた。
しかし、Kトリックは雇い主の店を爆破する事にどちらにも利益はないと、犯行を否定。
犯人についても知らないと言った。
ボイトはリンジーの様子に心配をし声を掛ける。
「1人で思いつめて間違いを犯すなよ」
グラハム・ノークロス
ビルの所有者、グラハム・ノークロスにも話しを聞きに行く。
ノークロスは、賃借人10人から強制退去を理由に告訴されていた。
過去に、カフェの近くの所有物件でも火災騒ぎがあり、未だ裁判中となっている。
何を聞いても弁護士を通してくれと言われるだけ。
オリンスキーは、もらった弁護士の名刺を丸めて投げつけ部屋を出て行った。
イサベラの情報
Elizabeth Sisson/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
その頃、イサベラに何とか話しを聞きたいハルステッドの根回しが整った。
再び、イサベラの家のドアを叩く。
イサベラに全額給付の奨学金を用意した事を告げると、さすがに母親はそれを拒む事はできなかった。
証言はしないと言う約束で、家に入れてもらい話しを聞く。
サム・ガーデン
イサベラの目撃情報は、マウスが見つけたサム・ガーデンとピッタリ一致した。
アゴヒゲがあり右手に怪我をしている男。
暴行と武器の不法所持で服役してたガーデンは、電気技師の仕事で右手に怪我をしていた。
保護観察官とともに大家に鍵を開けてもらい部屋を調べると、封筒の中から大金が見つかった。
Elizabeth Sisson/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
リンジーとハルステッドがガーデンが利用するという公衆電話の前で張る。
ハルステッドは、リンジーから運転を譲られて珍しいと言うと、ナディアに感謝してと言われる。
実は、「彼にも運転させてあげて」とナディアに言われた事があったという。
ハルステッドが、ナディアの好きだったクマズ・コーナー(kuma's corner)のバーガーを食べに行こうと言うと、リンジーは必至で涙を堪えた。
そこにガーデンが登場。
2人の姿を見たガーデンは警戒し、一目散に逃走。通りかかりのトラックを奪いカーチェイスの末、捕り抑えた。
署に連行すると、爆発物探知装置が上着に着いた硝酸カリウムに反応した。
カフェの爆破実行犯だと確信する。
しかし何も話すつもりはないと言う。
カーデンは、今更どうなっても同じだと投げやりだった。
アトウォーターは缶ジュースを渡し、カーデンをしばらく放置した。
共犯者
その間の調べで、カーデンがノークロス所有のビルの配線工事をしているとわかった。
裁判中の物件火災もカーデンの仕業かもしれない。
10年賃貸契約をしていたカフェ夫婦を追い出したかったのか?
とはいえ嫌がらせにしても結果は想像以上だったろう。
オーナー夫人は病院で亡くなっていた。
ノークロスとの関係をカーデンに確認しようとボイトがドアを開けると、カーデンは缶で自殺を図っていた。
真犯人
カーデンに何も聞く事が出来ないので、ノークロスを無理やり連行するがすぐにそれが間違いだと分かる。
マウスの調べで、意外な真犯人が判明したのだった。
カフェのオーナー、ブラマーだった。
ブラマーは、旧姓ロス・モンタグといい数年前に改名していたのだった。
足跡を消すのが上手く、探り当てるのに時間が掛かってしまっていた。
後ろめたいことがなければ改名などしない。
旧姓の口座には25万ドルの生命保険金の入金があった。
ブラマーは保険金目当ての妻殺しを繰り返したのだった。
鉄拳
Elizabeth Sisson/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
ボイトは金網部屋に入れられたブラマーに最初は「俺を怒らせるなよ」と丁寧だった。
しかし、ブラマーがシラを切るだけではなく「地獄へ堕ちろ」と悪態をつくと、ボイトは金網部屋の鍵を開け、自らも入り詰め寄った。
ガーデンが自白したとでっちあげで脅すが、それでも口を割らないでいると頭突きをお見舞いする。
「今日死んだ妻の分だ」
そして今度は顔を殴る。
「最初の妻の分だ」
ブラマーは白状する事を選んだ。
交代
缶を置き忘れた代償としてアトウォーターは、内務調査の間外される事になってしまった。
代わりとして、バージェスが特捜に入りアトウォーターはパトロールに戻る羽目に。
なんとかアトウォーターを慰めようとするバージェスにアトウォーターは言った。
「おめでとう」
ナディアのプレート
ナディアのプレート購入の許可が下りなかった事に、プラットは怒っていた。
「誰かをぶん殴りたい」
通りかかったバージェスとローマンは、資金集めなど手伝える事は引き取るとプラットの怒りを宥めた。
ローマンは親戚の石職人にプレートを発注する事に。
ところが、プラットの元に署長自らバーンガートナーが作成自体を許可しないと言いに来る。
ナディアは警官ではないからという理由で。
プラットは、署長の話しを遮ってバーンガードナーに会いに飛び出して行った。
バーンガードナーは前例がないから無理だという。
一度認めれば掃除係まで同じ待遇を求めるかもしれない、と。
しかしそんな理由で納得するはずもなく、プラットは怒鳴り続ける。
「署の仲間の追悼だ、バッジの有無は関係ない。
友愛会の会議で皆にナディアへの敬意をあんたが妨害してると言ってやる!」
それでも答えはノーだった。
剣幕に部屋を出ると向かったのはボイトの部屋だった。
プラットが愚痴っていると、ボイトはバーンガートナーは昔から冷酷だと言い、バージェスとローマンを呼んだ。
セカンドシティ倉庫の8318番の鍵を渡し、「2005年の夏」と言うラベルの箱から「エンジェル作戦」のファイルを取ってくるよう使いを頼む。
ぽかんとするプラットに「これで解決する」と言った。
仲間達の働きでナディアのプレートは綺麗な花と共に飾られた。
リンジーは仲間の前で代表して、ナディアが警官の試験に合格した通知を読み上げた。
その夜、ナディアに献杯する為モリーズに集まるが、リンジーは少し離れたいと母親のバーへ1人で行った。
そこで初めて目を真っ赤にして、心の内をぶちまけた。
ガサ入れ出であったナディアは、どこか違うと感じた。
だから声を掛け、自分と同じ道を歩ませた。
でもそのせいでナディアが死んだとリンジーは思っているのだった。
「殺したのは私」
ただ亡くした事を悲しんでいるのではない。
リンジーは自分を責めていた。
つづく
それでも答えはノーだった。
剣幕に部屋を出ると向かったのはボイトの部屋だった。
プラットが愚痴っていると、ボイトはバーンガートナーは昔から冷酷だと言い、バージェスとローマンを呼んだ。
セカンドシティ倉庫の8318番の鍵を渡し、「2005年の夏」と言うラベルの箱から「エンジェル作戦」のファイルを取ってくるよう使いを頼む。
ぽかんとするプラットに「これで解決する」と言った。
エンジェル作戦にはバーンガートナーの弱味があるようで、バーンガートナーはすぐにナディアのプレート許可にサインをした。
プラットが笑顔になってボイトに「キスしたいわ」と感謝を伝える。
「俺もだよ」
仲間達の働きでナディアのプレートは綺麗な花と共に飾られた。
リンジーは仲間の前で代表して、ナディアが警官の試験に合格した通知を読み上げた。
Elizabeth Sisson/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
その夜、ナディアに献杯する為モリーズに集まるが、リンジーは少し離れたいと母親のバーへ1人で行った。
そこで初めて目を真っ赤にして、心の内をぶちまけた。
ガサ入れ出であったナディアは、どこか違うと感じた。
だから声を掛け、自分と同じ道を歩ませた。
でもそのせいでナディアが死んだとリンジーは思っているのだった。
「殺したのは私」
ただ亡くした事を悲しんでいるのではない。
リンジーは自分を責めていた。
つづく
かんそう
正式には、LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン16 20話「シカゴ市警との連携/Daydream Believer」クロスオーバーからのつづきになっております。
前回の記事にざっくりあらすじがあります。
ナディアの死の直後と言う事で、ナディアの殉職プレートとカフェの爆発事件という2つのストーリーがありました。
プラットのPDにおける良い人キャンペーンは続行中で、ナディアの死を誰よりも悲しんでいるのが印象的でした。
そしてそれが表向きだけじゃないのは、プレートの為にあちこち走り回っている姿で一目瞭然でした。
ナディアといえば一番近いのはリンジーですが、その分ただ悲しむだけではない複雑な状況に追い込まれてしまいました。
リンジーは、FBI移動騒動、母親問題等何気にトラブル続きですね。
自分を責めるリンジーがどれだけナディアの事を可愛がっていたか、痛い程わかるので「責める事ないよ」なんていう言葉は意味がないんだろうな、と思います。
上手くリンジーが乗り越えてくれるのを信じて待ちたいです。
(予告ではかなり自暴自棄になっていましたが……)
そんな中やっぱり頼りになるのは、大ボス、ボイト様でした!
リンジーにも上辺だけではない、芯をつくような一言を掛けていましたし、ナディアのプレートの実現にも奥の手を出してくれました。
強面でも、慕う人間には本当に優しいですよね~。
そして、本筋の事件でも久々の鉄拳披露!
金網部屋の前で、鍵を出した時は「開ける」以前に「アレで殴るんだ!」とワクワクしていましたw
実際は頭突きでしたけど、それも十分凶器ですけどネ。
ていうかボイトの頭は大丈夫なんでしょうかねw
ともあれ、ボイトにはいつまでもバイオレンスし続けて欲しいです!
これは、ただの暴力ではなくヒーローが悪役とバトルするのと同じですから!
正義ですから!!
これでスッキリして週末を迎えられますw
ゲストは、51分署からクルースでした!
普段のシカゴ・ファイアからするとクルースだけ知ってる顔で他の消防隊員に見覚えがないという感じは、ちょっと不思議な感じもするんですけどね。
でも、クロスオーバーは嬉しいです!
さて、いよいよバージェスが特捜入りとなりました。
バージェスもナディア同様、チームの一員になる事を目指してましたからね。
そもそもナディアがリンジーとの関係を修復するきっかけとなった潜入捜査もバージェスとのペアでした……。
あの時にはまさかここまでナディアのストーリーが展開されるとは思ってもいませんでした。
そしてこの結末……。
ドラマでこんな厳しさを味わう必要ってあるのかな、と疑問に思う事もありますが、長いシリーズを考えると人の出入りは避けては通れないでしょうかね。
最後に、「KUMA'S CORNER」のKUMAって日本語のクマのようでびっくりしました!
お店のサイトを見たら、クマの絵が出てきました。
メタルと食事の店のようですw
次回はこちら
登場人物はこちら
前回はこちら
(文:ジェーン洞)
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