放送中の番組のアクターにスポット・ライトを当てる新コーナー!
キッズ・チョイスならぬクイーンズ・チョイスで気になる俳優をピックアップ!第4回目 キャシー・ベイツ@アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談
今回は、2017年7月24日~FOXジャパンで放送中のアメリカン・ホラー・ストーリー(シーズン6)体験談/Roanokeに出演中のキャシー・ベイツをチェック!!
American Horror Story 略してアメホラではお馴染みとなっているキャシーさんですが、それ以前からももちろん映画界、ドラマ界で大活躍を続けています。
誰もが一度見たら忘れない存在感と個性的な役柄をチェックしてみました!
映画
ミザリー(1990)
キャシー・ベイツといえば、やっぱりアカデミー主演女優賞を受賞した出世作、「ミザリー」が有名!
スティーブン・キング原作のヒューマン・ホラーの代表作であり、行き過ぎたファン=ストーカー=ミザリーという、今では代名詞としても定着しています。
度を越した人が見せる狂気の怪演で、キャシー・ベイツのはまり役となりました。
フライド・グリーン・トマト(1991)
トゥワンダ!
ところがミザリーの大ヒットからホラーだけのイメージではない事をすぐに証明しています。
翌年の「フライド・グリーン・トマト」ではミザリーを否定する台詞を入れる程の余裕を見せて、やさぐれた主婦がセカンド・ライフに目覚める様をカラっと演じています。
とはいえ、どこか型破りな主婦キャラが、キャシー・ベイツならでは。
作品の中に存在しているだけで、得した気分になれるセレブ中のセレブ。
でもやっぱり最近の活躍としてはアメホラ・シリーズが際立っていると思います。
ドラマ
という訳で、アメリカン・ホラー・ストーリーを振り返ってみましょう。
アメリカン・ホラー・ストーリー: 魔女団
シリーズ初登場は、シーズン3の「魔女団」でした。
マダム・ラローリーという、実在の人物? を参考にしたキャラクターは、奴隷たちを監禁し、生きたまま膵臓を取り出して殺害する残虐な趣味をお持ちでした。
それもこれも、容貌の衰えに対する恐怖のせい。
マダムは生血を塗れば肌が若返ると思っていたのです。
昭和のホラー少女マンガで見たような設定ですねw
正直この初回はかなりグロかったです……。
マダムこえーーーって思ってたら、現代に蘇るとメイドやらされたりしてw ちょっと可哀想になりました。
アメホラの真骨頂なキャラで堂々と参戦というさすがのデビューでした。
アメリカン・ホラー・ストーリー: 怪奇劇場
シーズン4ではヒゲのお母さん、エセル。
このヒゲ姿を見た時は「キター!!」と思いました。
なんていうか、この役(見た目)はこの人しかいない感。
むしろ、これが本当の姿では、と思えるほどのフィット感。
怪奇劇場は、ヒゲのお母さんでビックリしていたら視聴は厳しい事間違いない、フリーク・ワールド全開なのでご注意。
AHSシリーズとしてはいつかはやるだろうと予測はつきつつも、実際目の当たりにすると、よくぞここまでと日本の感覚ではただただ驚きました。
昔ロスで「The Oblongs」(@ADULTSWIM)を偶然見たときの衝撃と並びました。
(英語はわかりませんw)
アメリカのアニメの成熟感はハンパないと思ってます。
とにかく怪奇劇場は録画する事が出来ても、体調等によってはしばらく温存して見る位、なかなかのヘビィな映像が満載でした。
アメリカン・ホラー・ストーリー: ホテル
シーズン5では、シリーズの基本に戻ったホラー感満載なゴースト・ホテルに勤める、ナードな眼鏡がイカしている受付でした。
息子はイケメン、マット・ボマーですよ。
息子しか生きる糧がないのに、恨まれちゃってるという可哀想な役でした。
つうかこの怪奇ホテルに、長い間人間として働いていたと言う事が怖いわ……。
これはキャシー・ベイツにしか出来ませんね!
寂しい母親と見せかけて、なかなかのやり手だったというのも、キャシー・ベイツに相応しいキャラでした。
そして、2017年7月24日~FOXジャパンで放送中のアメリカン・ホラー・ストーリー(シーズン6)体験談/Roanokeでは、ザ・ブッチャーと名乗る、ロアノーク植民地の亡霊軍団代表トマシーン・ホワイトを演じています。
American Horror Story: 6
ロアノーク植民地から引っ越してきたブッチャー軍団の女リーダー。
過去住民からの反乱にあって森に捨てられてしまいますが、そこを魔女に助けられるという強運の持ち主。
そんな苦労を知ってるからか、意外にも話せば分かるという物分りの良さを見せたりもする人間味があったり。
過去住民からの反乱にあって森に捨てられてしまいますが、そこを魔女に助けられるという強運の持ち主。
そんな苦労を知ってるからか、意外にも話せば分かるという物分りの良さを見せたりもする人間味があったり。
でもこれはあくまでも、アグネスという女優が演じるブッチャーなので、ややこしいww
またそのアグネス自体が、ブッチャー役の人気に味を占めてブッチャーに執着していくという、狂気の存在という。
キャシー・ベイツの為に作られた役と言っても過言ではない、大迫力となっております!
ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所(AXN)
でも素に近いのはこんな感じ?
って、ハリーズ・ローは見た事ないんですけどネw
というわけで、毎度のことながら駆け足でお薦めしておりますが、キャシー・ベイツさんが出演している「アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談/American Horror Story:Roanoke」は、残すところ後3話となっております。
まだまだ謎が残っていますし、キャシー・ベイツの出番もあるのかないのか!?
今回はとにかく、シナリオ構成の斬新さが際立っていて、先の読めない加減がハンパないので、ホラー要素が苦手という方にも見ていただきたい!
(あくまで個人比ですけど、シリーズの中ではそんなに衝撃シーンが少ない方に感じています。というかそれを超える新しさがある!)
全10話というコンパクト・サイズなのもお手軽ですので、まだまだ間に合います!
アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談/American Horror Story:Roanoke
FOXジャパン 月曜24:00~ 他
(文:ジェーン洞)
0 件のコメント:
コメントを投稿