あらすじ
2017年3月31日~FOXjapanにてシーズン5日本初放送(全21話)
事件:16歳の少女アマンダ失踪
ケア・ファーストというホームレス支援をしていた心優しい少女アマンダが失踪。
父親が建築家で母親が医師という恵まれた家庭だ。
両親曰く、甘やかしていたらしいが、アマンダは家出をすることもあったという。
その為、警察への通報が遅れたというが。
見つかっているのは、元帥というホームレスがゴミ箱から見つけたカバンだけ。
ケア・ファーストの職員に確認すると、10代の子の活動には職員がつきそう決まりになっていた。
最後に見た時につきそっていたのは、デビットとタッカーの2人。
タッカーは、資金集めの為の活動動画を撮っていて、そこに彼氏のゲイブと喧嘩しているアマンダが映っていた。
ゲイブがジョシュア・ツリーに1人で行く事で口喧嘩が始まり、録画を止めたと言う。
念の為、タッカーから動画のデータを受け取るタオ。
両親の様子から、つきあいを歓迎されていなかったゲイブ。
だが、今ではそんなゲイブとでも一緒に居てくれたらと願う両親だったが、実際ゲイブを呼び戻した時には、ジョシュア・ツリーではなくティフアナ(メキシコ)に行っていた。
男友達とのハイなパーティーの様子をインスタにUPした友人のタグから判明。
アマンダの失踪については何も知らなかったよう。
バッグを拾った元帥の名を出すと、ゲイブも知っており、アマンダが家に泊めていたと言う。
だが、両親はまだ若いアマンダが支援とはいえホームレスと関わる事をあまり良しとしていなかった印象だった上、家に泊めたなんていう話もしていなかった。
ゲイブに詳しく聞くと、ホームレスを泊めていたのは別の家だと発覚。
すぐに調べる事にするが、その別宅についても両親は何も言っていなかった……。
ジョシュアから場所を聞き、別宅を捜索すると、3人の若いホームレスがアマンダから鍵を預かり暮らしていた。
そして、家の脇でケア・ファーストが配っていた衛生キットが見つかる。
それが目印となり、サンチェスが床下に横たわるアマンダを発見。一生懸命声をかけるサンチェスだが、この状態で生きているとは思えず、プロベンザは手間を省くと言って死体としての処理を頼んだ。
家には禁酒法時代の地下室へのドアがあったが、塞いであった。
地下室の中を調べても、出てきたのは古いおもちゃだけだった。
遺体は余所から運ばれてきて、ここに置かれ、扉を塞がれたのだろう。
犯人は、夜にはこの家が無人になる事、地下室がある事などを知っていた人物と思われる。
遺体に気管切開の穴を見つける。
窒息死をさせまいと、蘇生を試みた者がいる。
助骨が折れていたので、心肺蘇生も試したのだろう。
それは、気道が必要な事に気づく人間。
すると、シャロンがそれならばマウス・トゥー・マウスもしたのではと言う。
調べると、口の中は綺麗に拭かれてた。
犯人は科学捜査についても詳しいのか?
医師である母親には、医療の知識があり、別宅の事を言い忘れていた。
さらに、彼氏の悪印象をつけた。
ひとまず、アマンダの死体については伏せておく事に。
回収したおもちゃを調べると、そのほとんどはアマンダが産まれる前のものだった。
その中の1つ、初代の任天堂ゲームボーイから指紋が出た。
指紋からイーサン・ヤムがヒットする。過去、武器の違法な販売で服役あり。
ライフガードでもあったから、蘇生も出来る。
おまけに里子への性的暴力で逮捕歴も。
そして呼び出すと、金の為に里親になっていた事を隠さないクズだった。
ゲームボーイのことを言うと、ケビンって子が死んだ父親にもらったと言って持っていたが、別の里子が盗んで施設に行ったと覚えていた。
その間に触る事はあったという。
クズではあるが、直接アマンダとの接点などを考えると釈然としない空気が流れる中、シャロンはゲームボーイの電池を入れてみようと言い出す。
息子も同じもので遊んでいて、ハイスコアを出すと3文字イニシャルが入れられた。
それを、確認したら何か分かるのではないか、というのだった。
電池を入れるとしっかり電源が入り、そこにはDTYという3文字が並んでいた。
恐らくこのゲームボーイを一番長く所持していた者だろう。
そして、両親にはDTYに心当たりがった。
大昔、里子がいた事があった。
6歳から10歳までいて、自分達をパパ、ママと呼んでいた少年が。
だが、妊娠したのをきっかけにまだ契約前だったからと、施設に返してしまったという。
その時、住んでいた家に置き忘れて行ったのがゲームボーイ。
その後、心機一転引越しをしていた。
別宅の地下室は違法建築だったので、直す費用をかけずにドアを塞いで10か月前まで貸し出していた。
売ってアマンダの学費にするつもりだった。
両親は、なぜそんな昔(別宅)の話を、と不思議がる。
そして初めて知らされる。
犯人がアマンダの遺体を置いた場所だから、と。
送り返した里子のイニシャルはDTY。
ドーソン・タッカー・イエール。
その名前を聞いて、タオがすかさず思い出す。
動画を貰った時のサインにタッカーとあった。
そう、ケア・ファーストの職員で、アマンダに付き添っていたタッカーだ。
すべてを話すなら過失致死で手を打つ、それが嫌なら続きは法廷というと、話を始めるタッカー。
過去に、送り返された事への仕返しではない。
確かに、送り返されて人間恐怖症にはなった。
8月まで医学部に通っていた。
だが、盗用で退学させられた。たったの1度だけ、引用元を書くのを忘れただけで。
そこから慈善団体に戻って社会福祉の仕事に。
意外と知られていないが、里親制度は18歳まで。
保護者に恵まれれば大学にも行かせてもらえるが、自分は人生に行き詰って施設に舞い戻った。
計画性を指摘され、タッカーは声を荒げて言う。
そこにアマンダが後から来ただけで、偶然だった。
決して、計画的ではない。
ある日、父親がアマンダを迎えに来て気づいた。
「俺のパパ」だと。
しかし父親は自分の存在には気づく事はなかった。ママも。
完全に忘れられていた。
(施設の活動で)アマンダを自宅へ何度か送った時に、どれだけひどい両親かという愚痴をきかされた。
でも家に着けば立派な家で、庭もあり窓からは子犬も見えた。
タッカーが求めても手に入れられなかった「幸せ」だ。
アマンダがホームレスを別宅に泊めていたのは知ってた。
ホームレスは俺のベッドで寝れるのに、それが俺には出来ない。
(失踪した)金曜は、彼氏の家に送れと言われた。
だが、家に帰りたくないなんて信じらない事を言うから、説得した。
どうして帰りたくないのか。あんな綺麗な家で愛されているのに。
俺の代わりに選ばれたのに。
だから連れて帰ろうとした。
でもアマンダは、車が家に向かってると気づくとわめき始めた。
ただ家に帰したかっただけだった。
車を降りようとして、思わぬことに。
助けようとした。
でもダメだった。
泣きながら告白したタッカー。
故殺11年 誘拐8年 仮釈放なしで決着。
フリンは家を売ってシルバーレイクに越すから、一緒に住もうとシャロンに持ちかける。
40分も通勤時間が短縮できるし、娘や義理の孫とも近くなるから、と。
そんなフリンにシャロンは、戸惑いを隠さない。
「これまではゆっくり進めて来たでしょ」
「止まりそうなくらいに」
事件が解決した後、シャロンはフリンに別の方法について話し合うべきかも、と提案する。
「別の方法って一緒に暮らすこと?」
フリンの押しの強さに、ハグでごまかしちょっと困っているようなシャロン。
ガスとパームスプリングスに行くはずだったが、その準備の買物中にガスが手を握ろうと伸ばした手を振り払い、ガスを怒らせてしまっていた。
ガスはそのまま消えてしまい、それから連絡が取れない。
気まずかったんだよ、と話すとシャロンに
「独りでいるのとガスに手を握られるの、どっちがいい?」
とシンプルに問いかけられ、部屋に籠る。
短髪にしたラスティのヘアを元気づけるつもりか、良かれと思ってフリンが去り際に褒めるが、シャロンに本人は気に入っていない、と小声で注意された。
シャロンは自分達と重ねるように、
「ラスティとガスは急ぎ過ぎたみたい」
と言うが、フリンは全く気にせずに言う。
「愛は止められない」
その後ラスティは、シャロンに相談した結果、ガスの家に謝りの手紙を置きに行く。
すると、夜中にガスからチャットで声をかけられ話し始めると、ガスは家まで来ていた。
ラスティの手紙に感動し、また自分が何も話をせずに消えた事を反省していた。
あっという間に仲直りして、パームスプリングスへ行った。
父親とおじさんが殺されたコールドケースの捜査記録を調べる事にしたバズ。
すでに30年経っていた。
プロベンザから渡された資料に何かが足りないと違和感を感じ、その後タオに資料を見てくれと頼む。
すると、遺体と検死の写真がなかった事がわかるが、タオも見なくていい、と声を掛ける。
しかし、バズは興味本位ではなく再捜査の為だから写真が必要だと主張し、事件が解決し戻ってきたプロベンザを恨めしく見る。
ラスティは、相談事があってプロベンザの席に座って待っていた。
そこは俺の席だ! と剣幕にラスティをどかすプロベンザ。
そこへ、バズも抜いた写真を返してくれ、と頼みに来るが1度は断られる。
しかし、引かないバズに諦めて、避けておいた写真を取り出し、「お前を想ったんだ」と言いながら渡した。
バズが引けると、今度はラスティの番だ。
ラスティは、自分のサイトで幼少期のトラウマが及ぼす影響を取り上げたい、と相談する。
それには、バズの(父親と叔父が殺された)ストーリーがぴったりなのだが、書かせてくれない、と。
するとプロベンザは今写真を渡したバズの方を見て、「少ししたらバズの所へ行って気遣ってやれ」とアドバイスをした。
たしかに、バズは写真を見てショックを受けているようだった。
そんな中、サンチェスは今回の事件から、里親に興味を持ったと言い出す。
必要とされている、と。
そんなサンチェスにプロベンザはどいつもこいつも、といった感じを隠さない。
タオにも「独身、銃所持、キレやすい」と突っこまれるが、容疑者として呼び出したヤム氏よりはマシだろ、とこれまたくじけない。
事件解決もあって明るい雰囲気の中、1人だけ固まっているバズに近づき声を掛けるラスティ。
プロベンザはアドバイスをしたものの、そんな2人を心配そうに見ている。
バズは、記憶の中の父じゃないと涙ぐんでいた。
つづく
父親が建築家で母親が医師という恵まれた家庭だ。
両親曰く、甘やかしていたらしいが、アマンダは家出をすることもあったという。
その為、警察への通報が遅れたというが。
見つかっているのは、元帥というホームレスがゴミ箱から見つけたカバンだけ。
ケア・ファーストの職員に確認すると、10代の子の活動には職員がつきそう決まりになっていた。
最後に見た時につきそっていたのは、デビットとタッカーの2人。
タッカーは、資金集めの為の活動動画を撮っていて、そこに彼氏のゲイブと喧嘩しているアマンダが映っていた。
ゲイブがジョシュア・ツリーに1人で行く事で口喧嘩が始まり、録画を止めたと言う。
念の為、タッカーから動画のデータを受け取るタオ。
容疑者1 彼氏ゲイブ
両親の様子から、つきあいを歓迎されていなかったゲイブ。
だが、今ではそんなゲイブとでも一緒に居てくれたらと願う両親だったが、実際ゲイブを呼び戻した時には、ジョシュア・ツリーではなくティフアナ(メキシコ)に行っていた。
男友達とのハイなパーティーの様子をインスタにUPした友人のタグから判明。
アマンダの失踪については何も知らなかったよう。
バッグを拾った元帥の名を出すと、ゲイブも知っており、アマンダが家に泊めていたと言う。
だが、両親はまだ若いアマンダが支援とはいえホームレスと関わる事をあまり良しとしていなかった印象だった上、家に泊めたなんていう話もしていなかった。
ゲイブに詳しく聞くと、ホームレスを泊めていたのは別の家だと発覚。
すぐに調べる事にするが、その別宅についても両親は何も言っていなかった……。
別宅
ジョシュアから場所を聞き、別宅を捜索すると、3人の若いホームレスがアマンダから鍵を預かり暮らしていた。
そして、家の脇でケア・ファーストが配っていた衛生キットが見つかる。
それが目印となり、サンチェスが床下に横たわるアマンダを発見。一生懸命声をかけるサンチェスだが、この状態で生きているとは思えず、プロベンザは手間を省くと言って死体としての処理を頼んだ。
家には禁酒法時代の地下室へのドアがあったが、塞いであった。
地下室の中を調べても、出てきたのは古いおもちゃだけだった。
遺体は余所から運ばれてきて、ここに置かれ、扉を塞がれたのだろう。
犯人は、夜にはこの家が無人になる事、地下室がある事などを知っていた人物と思われる。
遺体に気管切開の穴を見つける。
窒息死をさせまいと、蘇生を試みた者がいる。
助骨が折れていたので、心肺蘇生も試したのだろう。
それは、気道が必要な事に気づく人間。
すると、シャロンがそれならばマウス・トゥー・マウスもしたのではと言う。
調べると、口の中は綺麗に拭かれてた。
容疑者2 母親
医師である母親には、医療の知識があり、別宅の事を言い忘れていた。
さらに、彼氏の悪印象をつけた。
ひとまず、アマンダの死体については伏せておく事に。
回収したおもちゃを調べると、そのほとんどはアマンダが産まれる前のものだった。
その中の1つ、初代の任天堂ゲームボーイから指紋が出た。
容疑者3 イーサン・ヤム
ライフガードでもあったから、蘇生も出来る。
おまけに里子への性的暴力で逮捕歴も。
そして呼び出すと、金の為に里親になっていた事を隠さないクズだった。
ゲームボーイのことを言うと、ケビンって子が死んだ父親にもらったと言って持っていたが、別の里子が盗んで施設に行ったと覚えていた。
その間に触る事はあったという。
クズではあるが、直接アマンダとの接点などを考えると釈然としない空気が流れる中、シャロンはゲームボーイの電池を入れてみようと言い出す。
息子も同じもので遊んでいて、ハイスコアを出すと3文字イニシャルが入れられた。
それを、確認したら何か分かるのではないか、というのだった。
DTY
電池を入れるとしっかり電源が入り、そこにはDTYという3文字が並んでいた。
恐らくこのゲームボーイを一番長く所持していた者だろう。
そして、両親にはDTYに心当たりがった。
大昔、里子がいた事があった。
6歳から10歳までいて、自分達をパパ、ママと呼んでいた少年が。
だが、妊娠したのをきっかけにまだ契約前だったからと、施設に返してしまったという。
その時、住んでいた家に置き忘れて行ったのがゲームボーイ。
その後、心機一転引越しをしていた。
別宅の地下室は違法建築だったので、直す費用をかけずにドアを塞いで10か月前まで貸し出していた。
売ってアマンダの学費にするつもりだった。
両親は、なぜそんな昔(別宅)の話を、と不思議がる。
そして初めて知らされる。
犯人がアマンダの遺体を置いた場所だから、と。
送り返した里子のイニシャルはDTY。
ドーソン・タッカー・イエール。
その名前を聞いて、タオがすかさず思い出す。
動画を貰った時のサインにタッカーとあった。
そう、ケア・ファーストの職員で、アマンダに付き添っていたタッカーだ。
アマンダの遺体が発見され、事件が解決したと言う体で両親が挨拶をしたいと、関係者を集める。
その中に紛れているタッカーに初めて気付いたアマンダの両親は、涙ぐみながら思わず声を掛ける。
すると、最初こそ隠れるようにしていたタッカーは前に出て手を上げる。
ママ、パパと挨拶をしながら。司法取引
すべてを話すなら過失致死で手を打つ、それが嫌なら続きは法廷というと、話を始めるタッカー。
過去に、送り返された事への仕返しではない。
確かに、送り返されて人間恐怖症にはなった。
8月まで医学部に通っていた。
だが、盗用で退学させられた。たったの1度だけ、引用元を書くのを忘れただけで。
そこから慈善団体に戻って社会福祉の仕事に。
意外と知られていないが、里親制度は18歳まで。
保護者に恵まれれば大学にも行かせてもらえるが、自分は人生に行き詰って施設に舞い戻った。
計画性を指摘され、タッカーは声を荒げて言う。
そこにアマンダが後から来ただけで、偶然だった。
決して、計画的ではない。
ある日、父親がアマンダを迎えに来て気づいた。
「俺のパパ」だと。
しかし父親は自分の存在には気づく事はなかった。ママも。
完全に忘れられていた。
(施設の活動で)アマンダを自宅へ何度か送った時に、どれだけひどい両親かという愚痴をきかされた。
でも家に着けば立派な家で、庭もあり窓からは子犬も見えた。
タッカーが求めても手に入れられなかった「幸せ」だ。
アマンダがホームレスを別宅に泊めていたのは知ってた。
ホームレスは俺のベッドで寝れるのに、それが俺には出来ない。
(失踪した)金曜は、彼氏の家に送れと言われた。
だが、家に帰りたくないなんて信じらない事を言うから、説得した。
どうして帰りたくないのか。あんな綺麗な家で愛されているのに。
俺の代わりに選ばれたのに。
だから連れて帰ろうとした。
でもアマンダは、車が家に向かってると気づくとわめき始めた。
ただ家に帰したかっただけだった。
車を降りようとして、思わぬことに。
助けようとした。
でもダメだった。
泣きながら告白したタッカー。
故殺11年 誘拐8年 仮釈放なしで決着。
シャロンとフリン
40分も通勤時間が短縮できるし、娘や義理の孫とも近くなるから、と。
そんなフリンにシャロンは、戸惑いを隠さない。
「これまではゆっくり進めて来たでしょ」
「止まりそうなくらいに」
事件が解決した後、シャロンはフリンに別の方法について話し合うべきかも、と提案する。
「別の方法って一緒に暮らすこと?」
フリンの押しの強さに、ハグでごまかしちょっと困っているようなシャロン。
ラスティ
ガスとパームスプリングスに行くはずだったが、その準備の買物中にガスが手を握ろうと伸ばした手を振り払い、ガスを怒らせてしまっていた。
ガスはそのまま消えてしまい、それから連絡が取れない。
気まずかったんだよ、と話すとシャロンに
「独りでいるのとガスに手を握られるの、どっちがいい?」
とシンプルに問いかけられ、部屋に籠る。
短髪にしたラスティのヘアを元気づけるつもりか、良かれと思ってフリンが去り際に褒めるが、シャロンに本人は気に入っていない、と小声で注意された。
シャロンは自分達と重ねるように、
「ラスティとガスは急ぎ過ぎたみたい」
と言うが、フリンは全く気にせずに言う。
「愛は止められない」
その後ラスティは、シャロンに相談した結果、ガスの家に謝りの手紙を置きに行く。
すると、夜中にガスからチャットで声をかけられ話し始めると、ガスは家まで来ていた。
ラスティの手紙に感動し、また自分が何も話をせずに消えた事を反省していた。
あっという間に仲直りして、パームスプリングスへ行った。
バズ
父親とおじさんが殺されたコールドケースの捜査記録を調べる事にしたバズ。
すでに30年経っていた。
プロベンザから渡された資料に何かが足りないと違和感を感じ、その後タオに資料を見てくれと頼む。
すると、遺体と検死の写真がなかった事がわかるが、タオも見なくていい、と声を掛ける。
しかし、バズは興味本位ではなく再捜査の為だから写真が必要だと主張し、事件が解決し戻ってきたプロベンザを恨めしく見る。
ラスティは、相談事があってプロベンザの席に座って待っていた。
そこは俺の席だ! と剣幕にラスティをどかすプロベンザ。
そこへ、バズも抜いた写真を返してくれ、と頼みに来るが1度は断られる。
しかし、引かないバズに諦めて、避けておいた写真を取り出し、「お前を想ったんだ」と言いながら渡した。
バズが引けると、今度はラスティの番だ。
ラスティは、自分のサイトで幼少期のトラウマが及ぼす影響を取り上げたい、と相談する。
それには、バズの(父親と叔父が殺された)ストーリーがぴったりなのだが、書かせてくれない、と。
するとプロベンザは今写真を渡したバズの方を見て、「少ししたらバズの所へ行って気遣ってやれ」とアドバイスをした。
たしかに、バズは写真を見てショックを受けているようだった。
そんな中、サンチェスは今回の事件から、里親に興味を持ったと言い出す。
必要とされている、と。
そんなサンチェスにプロベンザはどいつもこいつも、といった感じを隠さない。
タオにも「独身、銃所持、キレやすい」と突っこまれるが、容疑者として呼び出したヤム氏よりはマシだろ、とこれまたくじけない。
事件解決もあって明るい雰囲気の中、1人だけ固まっているバズに近づき声を掛けるラスティ。
プロベンザはアドバイスをしたものの、そんな2人を心配そうに見ている。
バズは、記憶の中の父じゃないと涙ぐんでいた。
つづく
かんそう
かなり遅れての記事スタートですが、メジャークライムの新シーズンが始まっています。
(第1話は先行放送済み)
(第1話は先行放送済み)
シャロンとフリンの同居の話題から、ラスティとガスの関係の進展に、ラスティの活動、バズの父親の事件など、早速シーズンの展開に絡んで行きそうなネタがいっぱいでした。
最後のサンチェスの里親は、出落ちみたいなものだと思いますがw
ちょっと怖いもの見たさで、なって欲しい気もしますw
そして毎度の事件。
今回は、少女の失踪から始まりますが、重犯課が呼ばれていますから、もう失踪とは誰も思っていない。
なのにサンチェスが死体に向かって一生懸命声を掛けるシーンは短いながらにも、サンチェスのキレやすいけど熱血漢で真っ直ぐなキャラと、そしてプロベンザの口は悪いけど嫌な役を引き受ける人柄を表してる、印象的なシーンでした。
なのにサンチェスが死体に向かって一生懸命声を掛けるシーンは短いながらにも、サンチェスのキレやすいけど熱血漢で真っ直ぐなキャラと、そしてプロベンザの口は悪いけど嫌な役を引き受ける人柄を表してる、印象的なシーンでした。
そして無事犯人が見つかったとはいえ、それがただ喜べる犯人ではなかった。
被害者と、見えない糸に導かれるように結ばれていたタッカーという青年。
殺人そのものは決して許される行為ではないのですが、どこかタッカーに同情してしまいそうにもなる背景がありました。
日本ではアメリカのように里親制度というものが、一般的ではないのでまさにドラマを見ているような感覚でしか考えられないのですが、光と闇の両方を感じさせられました。
タッカーは、たまたま一度良い里親を知ってしまったが為に、それを失った事が一生つきまとうトラウマになってしまったような感じでしょうか。
ラスティの書きたい記事の対象者はここにもいる……、と思ってしまった。
これだけ重く、そして絡み合った内容の事件をテンポ良く、しかもドラマちっくでわかりやすく見せてくれるのはまさにメジャークライムスの魅力そのものだと思いました。
そしてラスティのイメチェン!
大人っぽい……ですw
ラスティは決して小さな子供ではないんですけど、シャロンと出会い、家族の愛を、これまで味わえなかった分、取り戻すように味わって欲しいので、いつまでもシャロン離れしないで欲しい~と思いながら見ています。