あらすじ
悪夢に苦しむクイン
早朝、クインは毒ガスを浴びている悪夢を見て叫んでいる。
キャリーが大丈夫だと言い聞かせながら優しく背中をさすると、クインはキャリーの服の中に手をいれようとした。
キャリーに拒否されたクインは驚きの表情を浮かべ「てっきり……」と言うが、キャリーは「そうじゃない」ときっぱりと否定した。
キャリーに拒否されたクインは驚きの表情を浮かべ「てっきり……」と言うが、キャリーは「そうじゃない」ときっぱりと否定した。
アブダビ入りしたソール
アラブ首長国連邦アブダビに来たソール。
北朝鮮に行っただろうと問うソールだが、行っていないと答えるナフィーシ。
ロシアで兵器を購入しただけだと。
ナフィーシに対する疑いは晴れないが、確たる証拠がないためナフィーシはそのまま帰らされた。
ソールがナフィーシの書類をシュレッダーにかけていると、横にあるゴミ箱から何かを見つける。
それはナフィーシが吸っていた煙草と同じ銘柄の空き箱だった。
その後ソールは、妹が済むヨルダンに向かう。
妹と再会後、部屋にいると連絡が入る。
妹の家をそっと抜け出し迎えの車に乗ると運転手に身を伏せるように言われ、車はそのままどこかへ走り出した。
絶体絶命のセクー
弁護士レダの忠告を聞かずに、キャリーがサードに会いに行った件がFBIのコンリン捜査官にバレた。そのせいで検察が司法取引を撤回してしまう。
レダはキャリーの行動を厳しく非難し、キャリーは責任を感じてセクーに状況を説明しに行った。
セクーは裁判になり刑期が倍になると知ると、今度は司法取引に応じると言い出した。
しかしそれが出来ないと分かると、キャリーに怒りをぶつけて面会室から退出してしまう。
キャリーはロジャーと接触し、コンリン捜査官とサードの通話記録が欲しいとお願いするが断られる。
しかし翌日キャリー宛てに花束が届き、花束に添えられた封筒にはコンリン捜査官とサードの通話が録音されたUSBメモリが入っていた。
ダールの企み
ソールからナフィーシについて報告を受けていたダールだが、キーン次期大統領に会いに行き、イランが核合意を破っていると話した。
証拠はないが、ソールが”決定的だ”と報告してきたと。
そして政策の提案は自分の仕事ではないと言いながらも、自分ならイランを非難し、制裁を復活させると話した。
キャリーはキーン次期大統領に呼ばれ、あるレストランの厨房の、さらに奥にある部屋に向かう。
そこで待っていたキーン次期大統領から、イランが核合意を破っているかもしれないことを聞かされる。
ダールからソールの報告書について話を聞いたというキーン次期大統領だが、その話はおかしいとキャリーが指摘する。
諜報員は”決定的”という言葉は使わないと説明し、大統領と話すように勧めた。
このキャリーとキーン次期大統領の会話の一部始終を、ダールは車の中で聞いていた。
クインに復活の兆し?
部屋に1人でいると、何者かに狙われている幻覚に襲われていた。
包丁を手に窓から向かいのアパートの様子を窺うと1人の男の姿が目に入った。
その男の部屋からはちょうどキャリーが家を出入りする様子が見える。
クインは何か考えているようだ。
トミーは金を返さないし、ボコボコにやられてしまうと忠告するクラリスだが、結局はトミーの部屋を教える。
トミーの部屋でクインは銃を売って欲しいと話す。
2000ドルで売るというトミーにそれでいいと言うと、いきなりテーブルをひっくり返しポケットに入れてきた手製の武器でトミーの顔を殴りつけた。
そして銃を手に取り
「2000ドルの借りだ」
「お前が盗んだ2000ドルから引くと残りは?」と尋ねた。
「ちょうどゼロだ」とトミーが答えるとクインはそのまま去っていった。
キャリーが帰ってきたとき、クインは階段の下に隠れていた。
そして向かいのアパートの部屋を確認すると、その人物もキャリーを監視しているようだった。
クインは銃を手に持ち、じっとその人物を見つめていた。
かんそう
切ない、キャリーとクインのやり取りが切ない。
キャリーあんな拒否り方しなくたっていいじゃない!
アーヤンとだってやったくせに~。
あれは仕事だからか。
けど、最後何やらクインの顔つきが元に戻って来たよ~。
お向かいさんはただの思い過ごしなのか、それとも本当にキャリーを監視しているのかも気になるね。
あとセクーってちょっとどうなの?って思うんだけど。
自分の置かれている立場を考えてないような……。
司法取引は応じない→15年の刑ならやっぱり応じる→応じられないと知るとキャリーのせいだプギャーって、子供かっ!
子供だった。
来週はどっか行っちゃったソールと、全てお見通しのダールの動きも気になるね。
まだそんなにドキドキするような場面がないけど、そろそろ何か事件が起こりそうな気がするよ!
(イラスト: SiMoom、文:ぼぼち)
(イラスト: SiMoom、文:ぼぼち)