あらすじ
2024年8月16日~日本初放送(全22話)
アプトン
最近はジェイと電話で連絡を取っているが、いくら話をしてもなかなかお互いの折り合いがつかなかった。
そんな中、ストレスを発散するようにアプトンは退勤後、トレス相手にスパーリングをするためジム通いをしていた。
だがある夜、約束をしていたアプトンがジムに来ないことでトレスは異変を感じる。
携帯を切って飲んでいるだけじゃないのか? とトレスが騒ぐのを大事だと思う仲間もいたが、トレスは快眠の為に通っているアプトンが急に来なくなるのはおかしいと捜索を続ける。
するとアプトンの携帯の最後の位置情報がわかった。
サウス・ローンデール。
その場所に誰もが疑問を持った。
情報屋
アプトンはジェイの使っていた情報屋のリーに呼び出されたところを、2人組の男にリーと一緒に襲われどこかのバスルームに拉致されていた。
リーはもともとジェイの紹介でアプトンを頼ろうとしたようだが、直前で気が変わり帰ろうとしていた。
「助けってこのこと?」
目覚めたリーに手錠で繋がれたままアプトンが確認するが、リーは歯切れが悪かった。
「俺にもわからない」
事情はわからないがアプトンが巻き込まれたのは確実で、リーのいとこだと口裏を合わさせ、脱出の隙を狙う。
なんとか拘束を解き、パイプを武器にバスルームの外に出るが2人組がやってきて再び捕まってしまう。
そしてリーがボス格の男から5万ドル盗んでいたことが判明する。
「俺のカネを返せ。言わないならいとこが言わせな。じゃなきゃ2人とも殺す」
2人きりになるとアプトンはリーに何をしたのかと尋ねる。
「ジェイが私を紹介したのよ。信用して」
だがリーはこんなことになるとは、と悔やむだけで何も言わなかった。
結局戻って来た男に、リーは片手を切断された。
手がかり
その頃、特捜班は拉致現場でアプトンの車と血痕を見つけていた。
何かに巻き込まれていることは確かで、すぐに近隣のコンビニの防犯カメラをチェックする。
そして昨夜拉致された時の遠見の映像を確認した。
2人組の人相などは画像が荒くて不明だったが、もう一人拉致された人物を、現場に残されていたアプトンの携帯の履歴から突き止める。
リー・バイヤーズ、6年前にジェイが逮捕していた情報屋だと確認する。
リーの周辺を調べるとともに、同居する恋人ジェシカを呼び出して話を聞く。
ジェシカ
切断のショックから意識を取り戻すと、リーは手がなくなっていることに動揺した。
アプトンは何とかなる、と励ましながらも助かるためにカネのありかを尋ねる。
だがそれでもリーは「彼女に迷惑がかかる」とかばい続けた。
「カネがあればなんとかなると思ってた。彼女のおかげで断薬できたのに。でも彼女が望む生活を与えられなかった」
リーはカネで恋人を引き留められると思ったようだが、カネだけ取られていた。
「連中が知ったら彼女が殺される」
アプトンもどうすればいいのか途方に暮れた。
その頃、署に呼ばれたジェシカは捜査に協力する態度を一切見せなかった。
リーが拉致されたと知っても関係ない、という態度だった。
ボイトは、そんなジェシカの様子に何かを知ってて隠していると気づく。
「犯人を知ってるのか?」
「いいえ」
「……嘘だな」
ジェシカはリーは薬物依存者で何度立ち直らせてもバカな真似をする、と言い他人事のようだった。
真実
再び男たちがやってきて時間切れだという。
リーはとっさに「安全な場所に隠した、金のある場所に連れて行く」というがなぜか気に入らないのか今度はアプトンの腕を斬ろうとする。
するとリーが、飛びついてアプトンを助け手下ともみあうと、リーは銃弾を受けてしまう。
死に際にアプトンにそっと伝える。
「すまない、金はないんだ……。彼女が使い果たした……」
アプトンは今聞いた、といってリーの代わりに金のある場所に案内をする、と嘘をついた。
黒幕
ジェシカとリーの身辺を洗っていると、それぞれの携帯の履歴にマーク・ビセンテという共通の男が浮上する。
薬物所持と暴行の逮捕歴がある。
体格が防犯カメラの映像と一致した。
ボイトはマークのマグショットをジェシカに見せて「こいつか?」と尋ねた。
何も言わないがその反応でボイトは確信する。
「これ以上のムダを省くためにも教えてやる」
警官の拉致をした犯人を知りながら黙っているのは司法妨害で、もし警官が死んだら終身刑になる、と説明する。
「俺が確実にムショで最期を迎えさせてやる。俺をナメんなよ」
ジェシカはボイトの誘導で話出した。
「先週マークがクラブに来て、一緒に踊った時売上金の保管場所を話してたからそれをリーに教えただけ!」
救出
廃墟のモーテル付近の防犯カメラでマークの車を発見する。
特捜班が駆け付けると、すでにアプトンとマークたちは消えており、リーの遺体だけが残されていた。
リーの血痕の中にHOMEと描かれているのをボイトが見つけ、自宅へ急ぎ周辺を監視するもなかなか来ない。
すると、マークの車が発見され無線連絡を受け、急いで移動する。
アプトンは拘束され車のトランクに入れられていた。
トランクから抜け出し、背後から運転するマークの首を絞めた。
そして車は壁に激突する。
助手席の手下は頭から突っ込み、マークもハンドルに伏せている。
ボロボロになりながらアプトンは車から這い出た。
すると生きていたマークに足を引っ張られ、馬乗りで首を絞められる。
アプトンは近くにあった破片を手に掴むとマークに突き刺し、なんとか助かった。
その夜、アプトンは入院も拒否したが家にもいたくなく、オフィスにいた。
「飲酒の許可はでたのか?」
ボイトは確認をしてアプトンとそのままオフィスで飲んだ。
そして事の顛末を伝える。
ジェシカがリーに盗みをたきつけていたことを。
ジェシカは弁護士をつけ、まだ認めていない。
リーはそんな彼女のために命まで捨てたことになる。
「ジェイと話したか?」
ジェイとはまだ半日は連絡が取れず、そもそも拉致されたことも知らない。
諦めたようにつぶやくアプトンにボイトが言う。
「放棄してもいいと思うぞ。一人で苦しむな。見捨てるのとは違う。自分を大切にしろ」
家に帰るとアプトンは薬指にはめていた指輪を外した。
かんそう
アプトンとジェイの関係にそろそろピリオドが打たれそうですね。
ていうか個人的にはPDに恋愛要素はいらない派なので、これでアプトンも仕事に集中できるといいね!
ボイト節が光ってました!
「ナメんなよ」って久々聞いた?目にしたというかw
ボイトが言うとガチで怖くてよい~~。
女子供であっても悪人であれば容赦しない、みたいなブレなさほんとかっこいい!
事件は、ジェシカ以外バカばっかりでワロタ。
一瞬、マークとジェシカが繋がっていたことから、わざとリーに盗ませて、リーから5万ドル巻き上げるんだ!! (金はジェシカが何割がもらってマークに戻した)って思ったんです
だからリーが死んでもアプトンが金返す、って言うならいくらかでもアプトンから巻き上げられるなーって。
でもほんとにただ売上金の場所をよく知らない女にべらべら話してただけっぽくてw
手下もアホみたいに使えなくて、最後も隣でボス襲われてるのにろくに抵抗もしないで、壁に突っ込んで死ぬってw
まあ、冷静に考えるとかなりシナリオ都合な展開ではありました。
でも、今回大事なのは、アプトンが命の危険にさらされていても夫が知らないまま死んでいく可能性もあるって状況になったことなので。
ボイトがアプトンの背中押してたのは、なんか珍しいっていうか、そういう役目をするキャストがいなくなっているのかな?っていうのはちょっと気になった。
トレスとアプトンがプライベートでジムで約束してるのは可愛かった!!
そしてトレスの活躍がなかったらアプトンあのまま放置されちゃってたかもしれない!
トレス、めちゃシナリオに愛されてない? その調子でお願いします。
9 件のコメント:
リーのあまりの愚かさと煮え切らなさに、そして、そもそもアプトンが巻き込まれたのはジェイの情報屋だったからで、真摯に話し合おうとしてない様子のジェイに、とにかくイライラしました。便器の隣りで、任務でもない初対面の男のくだらない事情で命を落とすなんて…冗談じゃない。
ジェイファンだけど、もう庇いきれないと見ていたら、アプトン指輪を外していたから、これでジェイは完全に退場ですね。
ボイト、アプトン捜索の時に率先して身軽に動いていたのが頼もしかったし、トレスは可愛いヤツですよね。
斧を使うのは、やめてほしい。怖すぎました。
エリオさん
やっぱり今の流れはジェイのファンの方でもイライラしちゃいますよね…
残ったアプトンにアドバンテージがあるとはいえ、消えたキャストのイメージダウンになるような展開はなんだか残念ですね…
もしジェイが離脱していなかったらアプトンが決心した直後帰国して~みたいな展開も予想できるんですけどやっぱり完全にジェイの気配を消すためのストーリーなのかなって感じですよね
斧のシーン嫌でしたね~!
ジェイはヘイリーと完全に別れずに降板なので、
辻褄合わせの脚本でこんな展開でとことん悪者に描かれて気の毒です。
事件そのものは全てが計画性のない突発的でしたが、
ほぼほぼヘイリー1人で終わらせましたね。
でも、
トレスの異変に気付く優秀さと、
ボイトの激しさと優しさを感じました。
逆にルゼックは…(笑)
あのお気楽な発言には相当イラっとしました。
毎回言いますが、
お前まだ潜入操作中だろっ!そんなに鈍感ならいつまでもベックの尻尾掴めないぞっ!
…て(笑)
こんなじゃなかったはずと、以前のエピソード見てますが、シーズン5でアプトンが2度目の危険な潜入捜査を行い、恋人の捜査官を殺された恨みを晴らそうとしますが、事情を知らないジェイは相棒のただならぬ本気を見て彼女の身の危険を心配します。突発的な事にもなんとか対応し、最終的に悪者逮捕でしたが、心配したジェイはアプトンの住まいを訪ね、様子を見て、彼女の悲しみの深さを知る。そういう話ですが、この頃のジェイは今とは別人で、相棒を助け心配し、何でも話せと言います。
降板は仕方ないけれど、ファンでさえ疑問に思うほどの変わりようには驚きますし、脚本家が意地悪をしているのでは、と幼稚な疑問も持ちます。
ボイトも突き放すほどの今のジェイ。
初期からのメンバーでずっと貢献してきたのに、この扱いは…疑問に思います。戻ってこなくても、汚名返上、名誉挽回みたいな場面があってほしい。
SAWAさん
確かにルゼック潜入中の割にちょいちょい出てきてしかも余計なこと言ってる感じw
ルゼックこそ潜入中って設定があるんだからお休みするくらいのほうがリアリティでるのに!!
ベック家がシーズンファイナルまでずーっと見せるほどのストーリーはなく、ただファイナルまでお預けって感じっぽいですよねw
エリオさん
ジェイについては終わりよければすべて良しの逆になってしまって残念ですね~
ただジェイの状況は制作側の戻れるようにっていう配慮は感じるのでこの先、ジェイが挽回できるような機会があるといいですね!
何度もすみません。
余談ですが、
今シーズンのエピソード16はボイトメインの痺れるエピソードでしたが、
これジェイ役のジェシー・リー・ソファが監督したようです。
降板してもいい関係が続いているようですね。
劇中のジェイは別として(笑)
SAWAさん、情報ありがとうございました。
ジェシーは、このまま俳優だけを続けるのはどうなんだろうと考え、製作側にも参加しているようですね。
来シーズンはジェシー監督のエピソードがもっと見られると嬉しいです。
番組ともいい関係を続けられていて、素敵です。
欲を言えば、甘いマスクをもっと見ていたいです笑
SAWAさん
情報ありがとうございます!!
教えてもらって調べてみたら過去にも1回あってPDで2回ディレクションしているんですね!全然気づいてませんでした!!
現在はFBIインターナショナルに出演されているので、ウルフファミリーでいることには変わらないんですけど、その割に今のPDでの扱いはw
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