あらすじ
クーパー
クーパーは妻に銃が一致したことを伝えるが、自首するつもりもなかった。
「7か日後に薬物検査の結果がでる。それまでは」
その間、警察に気づかれるはずはないと思っていたが、ヒーバー刑事から連絡が入る。
ヒーバーをオフィスに迎え、車のナンバーから突き止められたことを知る。
当然疑われるが、関与を否定しアリバイを主張した。
もちろん実際は記憶がなく、アリバイは嘘になる。
その後は妻もヒーバーの聴取を受けるが、クーパーに合わせて嘘をつかなくてはいけなくなる。
皮肉にもクーパーは夫に秘密をつくるパクに「秘密はいつかバレる」とアドバイスをしたばかりだった。
ブラックリスト
レッドのトレイラーに呼び出されたデンベ。
デンベはミアースに言われる。
FBIに転身したことから、レッドの仕事がやりにくくなっている、と。
特に飛行場を持つヨヴァン・ロヴィッチがあからさまにレッドを避けているらしい。
だがレッドの用事は、次のブラックリストのことだった。
謎の症状を引き起こす、指向性エネルギーで攻撃する謎の武器が一台行方不明になっている。
アメリカはもちろん、どこの国も欲しがる兵器。
元はキューバ製だがそれに磨きをかけたのはアメリカのDARPA(国防高等研究計画局)だった。
調べると、持ち去ったのはその研究室のチーフだったベンジャミン・T・オカーラ博士だとすぐに判明した。
ただその目的はわからない。
敵に寝返ったのか、金に目がくらんだのか。
レッドとヨヴァン・ロヴィッチ
レッドはヨヴァンに会い、デンベに害はないと説明をする。
だがヨヴァンは簡単には信用しない。
誠意の証として、飛行場利用と交換にパナマ運河の通航許可と、孫娘の名門幼稚園入園を約束した。
その代わりデンベについては責任を持つから任せろと提示して。
ところがヨヴァンは手下にレッドを尾行させる。それに気づかないレッドではなく、手下を拷問にかける。
拷問はブリムリーの息子のジェフリーのデビューで無事成功した。
ヨヴァンの目的はレッドを探ることとデンベの殺害指令だった。
日時や場所は知らない。
するとレッドはウィーチャに釘を刺される。
「もしデンベを助ければ命取りになる。あなたが捨て身ではあなたを守れない。彼の為に自分を犠牲にしないで。今は昔とはちがう。仲間じゃない」
レッドは、拷問した手下を使ってヨヴァンからデンベのことを聞き出すと、ウィーチャの手によって窒息死させた。
DARPA
バージニア州アーリントンDARPA本部。レスラーとパクが向かう。
局長に話を聞いても、一向に「機密情報」の一点張りを受ける。
事の重大さよりも、保身の方が大事なようだった。
ところが助手がこっそりと打ち明ける。
「局長が毎日調査官と話をしている」
オカーラの同僚5名のうち、1人は昨日自動車事故で死亡している。
その直接の死因は脳の損傷だった。
他の4人も消息不明。
オカーラが他の研究者を消すということは儲けを独占したいためか?
性能のデモンストレーションを兼ねているのか。
研究者
研究者の家族の情報から、モーテルで同僚と待ち合わせをしていたことがわかった。
通話情報からオーク・リーフ・モーテルを突き止める。
だがひと足遅く、すでにモーテルはオカーラの攻撃を受け、もう一人の研究者も死んでいた。
オカーラはベッドサイドにあった「砂漠、灰、用心」と書かれたメモを奪って去っていた。
レスラーはメモに残された筆圧痕から内容を知る。
研究者の死因はやはりエネルギー波によるものだった。それでもDARPAの協力はない。
アラムがメモの暗号を解読した。ワードワールドスリーと言うアプリはGPSの座標を3単語に変換できる。
判明した住所へ行くとオカーラよりは早かった。
そこに隠れて居たのはハンスという研究者だった。
オカーラに狙われている事は知っており、保護しようとするが、ハンスは何故か突然油断したパクを殴って逃げようとした。
そこへオカーラが到着し、エネルギー攻撃を始める。
たまたま連絡する為に現場を離れていたデンベは助かったが、パクは攻撃に巻き込まれ、倒れていたところを搬送される。
デンベはレッドを頼るが、境界線があいまいなせいでやりにくい、と拒否されてしまう。
「こちらの世界の誰かに君の手助けをさせれば、命取りになりかねない。先日も不愉快な思いをした。そういう約束破りは自制してくれ」
シャーウィン
クーパーがレッドに連絡を入れ、オカーラに怪しい支払い先があると伝える。
レッドはそれは、隠れ家を提供するシャーウィンという男だと教えた。
「君らのレーダーには引っ掛からない。私のと違う」
そしてレッドはシャーウィンを呼びつけた。
「いい儲け話がある。変わりにある男の居場所を教えてくれ」
ところがシャーウィンは2年のブランクのせいでレッドを信用しなかった。
するとレッドはスネにあるスキナーのタトゥーを見せる。
「私がスキナーだ。世界中に居場所が必要になる」
シャーウィンはレッドと契約をした。
オカーラ
レッドの情報によりオカーラの居場所をつきとめ、FBIが戦術部隊をつれて向かう。
倉庫の前でオカーラのバンを見つけ、包囲するがオカーラは自爆装置の準備をしていた。
レスラーは距離をとって声をかける。
「どうすれば君を助けて、誰も傷つけずに終われる?」
するとオカーラに人を傷つけるつもりはないと知る。
同僚を殺していたのは、機械を作れる人間だから。
オカーラは武器で得しようとしていたのではなかった。
「これは大量破壊兵器じゃない。苦しめるんだ」
オカーラ自身がその被害にあって、今も身体中の痛みで苦しんでいた。
「その為に作り方を知る6人を消す」
それには自分も含まれている。
オカーラは6人消えたところで開発が止まる訳ではないと知っても、先延ばしにすることに意味があると主張した。
そしてレスラ―達を避難させると自爆した。
「あとの判断は任せる」
レスラーはDARPAの局長に文句を言った。
「あんたが隠したせいでさらに人が殺された!!」
だがあくまで局長は冷静だった。人員を失ったことにさえ動じない。
「大発見とは同時多発的だ」
すでに別チームが同じ研究をしているようだった。
デンベ
デンベが帰宅をすると、家にはレッドとウィーチャと見知らぬ遺体がいた。
先回りしてデンベの暗殺を防いでいたのだった。
「君の為にルールを破ったんだ。君も私の為に破ってくれ。君を守ったことで私もヨヴァンに追われる」
「証拠はない」
「死人1人ではそうかもな。2人となれば私達が仲間だと確信するよ。実際そうかもな」
デンベは見返りにヨヴァンの殺害を頼まれるが、断った。ヨヴァンはウィーチャが銃殺した。
そして1人になったデンベは、以前レッドから受け取っていた未開封の小包を開封していた。
箱を開ける条件は、レッドから離れる時、というものだった。
その決心をしたのか涙を流しながら箱を開けた。
パク
パクに命の別状はなかったが、後遺症が残るかもしれなかった。
実は、いまだ夫にチーム移動したことを伝えていないままだった。
先日の血液検査でガンの疑いがあることについては報告している。
だが医師から血液検査の結果を聞かされると、女性の場合はガンではなく妊娠の影響だったと聞かされる。
一瞬夫は喜んだが、過去形であることに気づく……。
デンベとレッドの関係がいまいちわかっていなかった、とわかりました。
2年のブランクの話もいつか描かれる……のかな? そんなに面白そうではないけど。
デンベがFBIになったのはレッドも納得ずく、というか亡きリズの代わりがデンベなのかなーと思っていたのですが、今回を見る限りはそんな意思の疎通は感じられませんでした。
となるとデンベが何故FBIを選んだのか、それはそれで一つの物語になりそうです。
ただ今のところデンベがレッドの邪魔でしかない、というのは頷けます。
以前、「いつか(レッドのため?と)わかる」ような事を言っていましたが、どういうことなのか?? 現状はデンベは都合の良い時だけレッドを頼って、レッドの為には手を汚さないという、かなりレッドをアゴで使おうとしている……そりゃ無理でしょ、な人になっています。
といわけで? レッドとの決別を選んだようですが。
遅くない? と思いつつ、箱の中身は相変わらず先延ばしになっています。
でもレッドがFBIと契約している以上、デンベと完全に切れることもないんですよね~。
そこがややこしいし、デンベをFBIにした(現実的な)采配は今になって謎になってきた。
クーパーがベテランFBIのわりにガバガバなのもつっこみたいところですが、さすがに誰かの陰謀には違いないので、今更誰が、なんのために、というのは気になります。
パクさんフェードアウトフラグですか?
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