あらすじ
ブラックリスト
レッドがクーパーに提示した新たなブラックリストは有名な犯罪組織のボス、ヴィトー・デカニオが抱えているセラピスト、ドクター・ロバータ・サンドだった。
レッド曰く、自分を含め犯罪者は精神科医、シャーマン、僧侶を頼りにしているケースが多いという。
「彼等なしでは私は苦しみに耐えられない」
セラピストにより勢力拡大していたデカニオだが、明日に黒幕として3件の殺人による裁判を控えており、結果によっては組織壊滅のダメージを受けると予想されていた。
デカニオが指示したと思われる狙撃事件の犯人もセラピーを受けていた可能性がある為、まずは狙撃犯を追う。
アラムの推測から狙撃位置を特定し、近辺の防犯カメラで犯人らしき男を見つけると、すぐに身元を突き止めた。
狙撃犯
狙撃犯のランドル・ビーズリーを自宅で逮捕し、連行した。
セラピーについては口を閉ざすが、ビーズリーのスケジュール帳には犬を飼っていないのにトリミング予約を定期的にしていた不自然な記録が残っていた。
その頃、ドクターは雇い主でボスのデカニオに、セラピー効果のない人材を報告していた。
するとその男の代わりに息子のダンテを使え、と言われてしまう。
本来なら息子には危険なことはさせない、という取り決めをしていたのだがいきなり反故されてしまった。
そこへFBIの囮とは知らず、ビーズリーからの予約連絡を受ける。
ドクターがトリミングのトラックから下りたところをFBIが逮捕した。
サンドの正体
ドクター・サンドの正体は、エレノア・ルッソと言う女性だった。
開業医をしていたが5年前から消息を絶っている。
その理由は息子のダンテにあった。
荒れたダンテを刑務所送りから救っていたのがデカニオだった。
その時の条件が組織のセラピストになることで、代わりにダンテは守られていた。
だが今日それが反故されたばかりで、ドクターはすぐに寝返る。
「FBIに協力するから息子を守って」
母子
ダンテを保護するために、デカニオの指令を推測した。
するとデカニオの裁判の証人が狙われている、ということに気づく。
なんとか証人殺しにも間に合い、ダンテも無事保護した。
母子は司法省へ移送され、免責契約を結ぶことになった。
ところがその移送中に何者かが襲撃をかける。
ダンテはデカニオからは逃れられない、と諦めた。
その頃、デカニオ本人はFBIに連行されていた。
パクは、襲撃によって母子が消えたのをデカニオの仕業だと声を荒げて責めたが、デカニオは襲撃犯には借りが出来た、と冷静だった。
クーパー
クーパーは友人のルーに自分の置かれている立場を打ち明けるが、心配ない、と軽く扱われていた。
その後弾道検査の結果が出た、と個人的に会う事に。
するとルーが勝手に弾道検査の結果を改ざんしていたことがわかる。
「立場が逆ならお前もした」
「頼んでない」
クーパーは妻だけではなく友人にも嘘をつかせ、巻き込んでしまったことを悔いる。
「お前は殺してない。だから俺は細工をした」
「何故そう言い切れる?」
「俺はお前を守る。誰かが殺してお前をハメた。疑いは晴れるから真犯人を突き止めろ」
その夜、クーパーに非通知の電話がかかってくる。
内容は、ルーとの密会の写真の送付と、他音声もあるという脅しだった。
「お前とコスター殺害の情報を持ってる。だから言うことを聞くよな」
レッドとデンベ
レッドはアグネスとの面会で、アグネスがリズからレッドについての話を聞いていることを知る。
だがその内容は、リズが知る筈もないレッドのことだった。
「いつロシア人をやめたの?」
他にも手を握るのが好きだったり、レッドはママの大切な人だと、言われていたという。
それを知るルートで思い当たるのはただ一つ。
レッドが以前、デンベに「自分が死んだ時にリズに渡してくれ」と頼んでいたリズへの手紙だった。
レッドはウィーチャと共に、今は使われていないアパートへ行き、本棚に隠してある手紙を指紋をつけないように取り出した。
そしてツヴェトコに指紋を調べさせる。
結果はレッドが望んでいなかったものになってしまった。
手紙からはあるはずのないリズの指紋が確認された。
それはリズが手紙を読んだということになり、レッドの嫌な予感があたってしまった。
リズの死にはその手紙が関わっている。
もし、手紙を読んでいなければためらわずにレッドを撃っていただろう。そしてリズは死んでいなかったかもしれない──。
その後レッドはカウンセリングを受ける。
自分に湧き上がる闇を打ち明けるのは、ドクター・サンドだった。
母子を襲撃して連れ去ったのはレッドだった。
優秀なセラピストとして3ヶ月の約束で契約をしたが、早速頼らなくてはならなくなった。
「私は長年の親友が裏切ったことを知った。怒りがあまりに大きくてそれが怖い」
パクは、やっと夫にすべてを打ち明けましたが、それは今まで嘘をついていたということでもあるので、破局危機になっています。
でもこのカップル急に出て来たからあんまり同情沸かない。そもそもパクみたいな仕事してて普通の結婚生活送ろうと思うのが(リズもそうだったけど)無理なのでは…と夫に同情はする。
セラピストがブラックリストという、これまたブラックリストらしい面白いブラックリストでした?
特にセラピスト自身が悪!!って感じでもなく、でも実際悪に加担してはいる。
優秀な人材ってよくも悪くも目立つからこういうこともあるだろうな~と思える、ある意味リアリティも感じられました。
とにかくセラピーのシーンが面白かったです。
チームワーク大事なのに仲悪いとか、狙撃の罪悪感を軽減させるとか。
中には効かない人がいるのもリアルでした。
ドクターの息子ダンテくんがめちゃイケメンで、レギュラーになってほしい!!
そういえばレッドの周辺って若いイケメンいなかった!
綺麗どころ? としてよろしくお願いしたい。
今回の展開で、デンベとレッドを切り離したのはこれか~となりました。
デンベの手紙の下り、なんとなくそんなことあった? みたいな記憶しかないですが。
でもデンベは以前から早く言っちゃえよ、な雰囲気だしていたからまあ教えていても違和感はないんですが。
それがリズの死のきっかけと言われてしまうと、それはデンベも狙ったわけではないのでまさに「セラピーうけてぇ~」な状態であることには違いないですね。
レッドも苦しいけど、デンベはそれをずっと抱えているのかも。だからリズの意思をついでFBIになって人生をリズへの贖罪に捧げているのかな。
いなくなってもリズが絡むとなんか面白くな(ry
いやまだわかりませんがw
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