LAW & ORDER:性犯罪特捜班/SVU シーズン22 8話「過去からの脱却/THE ONLY WAY OUT IS THROUGH」

2021/07/03

LAW&ORDER:性犯罪特捜班 LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン22 クライム ジェーン洞 リーガルドラマ

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あらすじ

Virginia Sherwood/NBC | 2020 NBCUniversal Media, LLC

2021年5月14日(金)22:00~ FOX 日本初放送 (全?話)
(アメリカ放送 2020年9月~)

【登場人物】



未成年姉妹レイプ事件(2000年)

アニカとイマニ

2000年にアニカとイマニの黒人姉妹が誘拐された上、銃で脅されレイプされるという事件が起きていた。
当時レイプされたのは11歳で姉のアニカだけだったが、妹はその横で行為を見させられていた。

その2人が今になってSVUを訪ねて来た。
「母親がコロナで亡くなり見つけたものがある」

オリビアはマンチと一緒に母親の聴取をした事を覚えていた為、資料を確認してから面会しようとしていたが、ノアのクラスでコロナ陽性者が出たという連絡が入り、早退せざるを得なくなってしまう。
「ノアも熱があるみたい」

代わりにロリンズが引き継いだ。

犯人のダリル・クラークは今でも収監されている。

姉妹が見せたのは、母親の遺品にあったダリルの新聞記事の切り抜きだった。
それを見た二人は、自分達の事件がダリルの犯罪歴に入っていない事に気づいたのだった。
「母親からは有罪になったと聞いていたのにどうして?」

ロリンズが調べると、ダリルは検察との取引きで35年の刑になっていた。
その取引きには、アニカのレイプでは起訴しないという事が条件になっていた。
「私が苦痛に耐えた3時間はなかったことに?」
イマニも怒りを隠せなかった。

恐らく母親は裁判を避けたのだろう、とロリンズは説明した。
「まだ11歳だったけど闘えたわ!」
イマニも賛同する。
アニカは当時の日記も持参していた。
そこにはレイプ事件の詳細な記録が残されていた。

ロリンズは何かできるかもしれない、と引き取りビデオ通話でオリビアに相談した。
すると修復的司法というワードを出すが、オリビアは性犯罪には適応されにくいだろう、と期待させなかったので、ロリンズは打診から始めた。

ところがダリルには移送の予定があり、それを少しでも遅らせたいようであっさりと面会を許可した。
ロリンズは、姉妹に修復的司法を説明した。
「ダリルに気持ちを伝えたりして、精神的な正義を下すの」

姉妹はやるわ! と承諾し、ダリルとの対峙を急かした。
普通なら準備にも時間をかけたりして、1年はかかる面会をすぐに手配した。

シンシン刑務所

ダリルが収監されているシンシン刑務所に、ロリンズと姉妹が行った。

ダリルが来るのを狭い部屋で待たされているとイマニがパニックを起こす。
「あの地下室と同じ。ネズミがいた!」
だが姉はネズミを覚えていなかった。

いよいよダリルと対峙すると、ダリルは二人を知らないといい、シラを切った。
会った理由は暇つぶし。その上、黒人には興味がないとまで言った。

だが、アニカは怒りながらも日記を手にその内容を読み聞かせる。
「ここに書いてある!」
すると、バーボンの匂いがした、と聞いて「好きだったなぁ」と漏らし始める。

いよいよレイプを認めると、イマニの方をみて君は幸運だ、と言った。
するとイマニは何故か興奮して怒り出した。
「皆そういうけど、私は姉が泣くのを聞いてた!」
「泣いてない!」
「見てたわよ! 見させられた。私だって苦しんだのよ!」

そこで、館内で乱闘が発生し、ダリルは檻に戻され中断が入る。

ダリルを待つ程でもない、とアニカは満足し帰ろうとするがイマニは違った。
「私を認識してない!」
どうやらイマニは、姉と違って君はラッキーだ、と言われ続ける事で苦しんでいたようだった。

そして姉妹喧嘩に発展する。
「レイプされたのは私よ?」
「それが本音ね」

イマニは訴えた。
「母親も身体を張って妹を助けたと姉をヒーロー扱いしていた。
愛情もすべて姉へ。
誰も慰めてくれない。だったらレイプされればよかった」

だが言いたいことを言い合った後、お互いの誤解にも気づく。
アニカが乗り越えられたのはレイプ中イマニがずっと祈っていてくれたから。
誘拐されたのが妹のせいだと責めてもいない。
むしろアニカは自分に責任を感じていた。

そこへロリンズがどちらも悪くない、と声をかける。
「悪いのは彼よ」

その言葉が姉妹の軋轢をすべて解決したようだった。
もうダリルに会う必要はない。二人の意見は一致した。

暴動が治まり、面会再会となったが連れて来られたダリルには会わなかった。

連続デートレイプ事件(2014年)

2014年に、ノラという女性がデート相手にトイレを貸した後、押し倒されレイプされていた。

犯人のジミーは現在4人のレイプで収監中だったが、今度仮釈放審査を受けるという。
ジミーは被害者を言いくるめるのも得意で、この7年、完璧な模範囚を演じているようだった。

出所したらまた被害者が増える、となんとしてでも仮釈放を認めさせたくなく、フィンとカリシはノラに被害者としての証言を頼む。

未だに恐怖を引きずるノラは、ジミーに会う事を嫌がり乗り気ではなかった。
「前に進みたいのに7年も立ち止まったままよ」

その上、ノラ以外の被害者は証言しないと知ると、ちゃんと仕事してるの? とフィン達を批判し、証言も怪しくなる。

カリシとフィンが困っていると、オフィスに牧師のブレビンズという男が訪ねて来た。
ジミーは信徒だという。
「審査の前にジミーが被害者と話したいと言っている」
被害者をコントロールしようとしているのではないかとフィンが警戒すると否定した。
「彼は被害者に謝罪する為、何年も手紙を書き続けた」
刑務所の特権で発送されなかったという、手紙の束を置いていった。

二人は厳しい態度で手紙を受け取り、牧師を見送った。
「被害者は感化されないぞ」


その後フィンはノラを尋ね、一応ジミーの伝言を伝えた。
「審査の前に謝りたいらしい」
ノラは審査にも行かない、あり得ないと断言したが一応手紙の束を渡すと受け取った。


その後ノラは手紙を読んだようで、気を変え、刑務所へ出向いてジミーと会った。
フィンもその場にいたものの、結果、ノラはジミーに丸め込まれてしまった。
審査会ではむしろ擁護側で証言すると言い出すまでに。

審査に立ち会うと、ジミーは審査員に悠長にスピーチした。
うんうん、とうなずきジミーの改心を認める審査員たちに反して、ノラはだんだん表情を険しくする。

「あいつはまた私を利用した!!」
ジミーはノラとの面会で、ノラが言ったことを自分が思った事のようにそのまま言っていたのだった。

改めて出してはいけない、とフィンはノラを励ます。
ノラはジミーの本性を審査員の前で暴き、証言でなんとか釈放を食い止めた。

SNSセレブレイプ事件(2021年)

2021年現在、キャットはいとこのリリーから連絡を受けてレイプ被害に遭った事を打ち明けられた。
リリーはマンハッタンに棲むお嬢様だったが、SNS界の億万長者エグゼビア・ガルシアとの初デートでレイプされたという。

出会いは、リリーからのDMでストーカーみたいだけど、と自嘲気味に説明した。

「自宅に招待され、食事をしていちゃつき出したので、待ってといったのに彼は止めなかった。我に返ってやめて、とも言った」
「拒まれたのに続けたならレイプよ」

オリビアはビデオ通話でキャットに指示を出した。
相手は弁護士も抱え、手強いだろうから、リリーに呼び出させて犯行を認めるよう仕向けろ、と。

キャットはカリシとまたしてもぶつかり合いながら、囮捜査を進める事に。

リリーはガルシアをレストランに呼び出した。
近くの席では、カリシとキャットも隠しカメラの映像を見ていた。

最初はリリーが「止めてと言ったの聞こえなかった?」と切り出した途端、知らなかったと言って帰ろうとした。
「気分を害したなら行くよ」
だがリリーは話が上手く、自然に引き留めガルシアにレイプを認めさせるよう誘導した。

リリーが元彼との関係を愚痴ると、ガルシアは同情を見せた。
「そうと知ってたら焦らずに時間をかけただろう。
思い出したよ。止めろといわれたのにやめなかった。
君に夢中で歯止めがきかず……。
僕は強要してしまったんだね。申し訳なかった」
ガルシアの謝罪には心がこもっているように思えた。

すると2人はいい雰囲気になり、カリシはもう逮捕する状況ではないのでは? と疑問をもらす。
だがキャットは逮捕よ、と踏み込んでいった。
ガルシアは騙したのか! と怒り、リリーもそんなつもりでは、と惜しむような表情をしていた。

裁判直前、リリーがやってきて起訴を止めると言い出した。
「ネットで騒ぎになり彼が叩かれてる」
キャットはなんとかリリーを証言台に座らせたいと思う位で、止めるつもりなどなかった。

だがリリーの目的は裁判ではなく、ガルシアとつきあうことだったようだった。
「彼は謝罪した。なのに逮捕するなんて。犯罪者じゃないわ。
これで――彼とうまくいく」

オリビア

オリビアがSVUに戻った。
ノアは陰性だった。

オリビア留守の間、複数の案件が解決していて、オリビアは部下達を労った。
「いない間ありがとう」

フィンはそんなオリビアに、NY市警女性警官賞受賞の祝いを伝えた。
だがオリビアは喜べないと言った。
「ジェイボン・ブラウンの裁判が頭から離れなくて」
「そういう君だからだ」
授賞式も悩んでいるというと、出るべきだとフィンは背中を押した。
「宣伝の為ではない。受賞するにふさわしい人だから」



今回は3つのお話がオリビア抜きで進んでいくといった感じのオムニバスっぽい雰囲気でした。

一番印象的だったのはリリーですね。
キャットもいい迷惑というか。最初からガルシア狙いで、気を引きたかっただけというか。
自分でもストーカーみたい、と言っていたけどそれが真実だったのでは?

あと凄く気になったのが、リリーはお嬢様と言う設定なのでお召し物がさぞお高いんでしょうね、なハイセンスアイテムだったのですが、とりあえず胸元にデカファスナーがついているトップスは、視聴者の事を考えて欲しかったw
スライダーが10センチくらいありそうなビッグサイズで、とにかく気になって仕方なかったw 

ジェイボン・ブラウンの回は↓

キャットとカリシ、やたら揉めるけど、まさかこれフラグじゃないよね?

最後のフィンとオリビアの会話、良かった~
この2人の恋愛じゃない愛情関係が見ててほっこりして大好き!
主従関係? 安心できるわ~


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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