ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン7  14話「トワミー・ウルラク/TWAMIE ULLULAQ (NO. 126)」

2020年7月29日水曜日

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン7

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あらすじ

Will Hart/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC

2020年4月28日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送。(全19話)
(アメリカ放送:2019年10月~)


登場人物はこちら


アラスカ・トライアングル

――アラスカ南沿岸。
レッドが受け取るはずだったコンテナを運んだトラックが、湖の底に沈んでいた。

積み荷の消失は2度目で、今回はGPSを仕込んでおいたので追跡する事が出来た。

レッドはリズにこの件をブラックリストとして報告した。
アラスカ・トライアングルでは、この50年で1万6000人の失踪者が出ている。
「私が探って欲しいのは消えた理由だ。強奪犯を見つければ答えが分かる」

犯人はトライアングルの伝説を隠れ蓑にしている可能性がある。

アンカレッジ支局

FBIは積み荷の入港先であるアンカレッジ支局に、捜査協力を要請した。

古巣と言う事でパクが送り込まれるが、パクは全く歓迎されていないどころか、「何であれ戻らない」という約束をしていた為、誰もが驚いて迎えた。
元上司コナーにも冷たい態度を受けながら、それでも仕事をするしかなかった。

マック・バレット

パクの調べで、3台の積み荷を処理した共通の人物を突き止めた。

リズとレスラーでマック・バレットの自宅を訪ねると、身体が弱く何も出来ない振りをして2人を油断させ、突然銃を取り出した。
レスラーが素早く応戦し、バレットを射殺した。

隣の部屋で、バレットが強奪に関与している証拠を発見した。
バレットは自宅内に港を監視できる環境を作っていたのだった。

鑑識を呼んで、PCのデータを確認したところ、コンテナ1台当たりの価値を算出したリストが見つかった。
最も高額なのはドイツの製薬会社の1400万ドル。
次の標的の可能性がある為、運送会社に連絡をした。

と同時にパクは、囮捜査を提案した。
薬品のコンテナで犯人をおびき寄せ、現行犯逮捕を狙う。

積み荷

強奪犯が奪った積み荷の中に、拘束された男が混ざっていた。
強奪犯達は、何らかの価値がある男だと判断しそのまま拉致した。

男は警備員のエドワード・ルシエ。
夜中に拉致されたといい、本人には拉致される理由や自分の価値が分からなかった。
寒さの中Tシャツ1枚で凍えていたが、聞かれても答えられる事が何もなかった。

イタリア

一方レッドは積み荷の1つを追い、ミラノへ向かっていた。

調香師のロッシの店を訪ね、新作のロッシ・グランデ・エストラット・ヌメロ・ウノを試した。
その香りを嗅いで確信する。

香水に使われているアンバーグリスは、マッコウクジラの結石が海に吐き出されたもので、金塊より高い価値があり入手困難になっている。

使われているのは、レッドの盗まれたアンバーグリス300万ドル分だろう。

レッドは店の高価な商品を1つ、わざと落として割り、ロッシを脅して仕入れ先を吐かせた。
ついでにロッシ・ヌメロ・ウノを贈り物用に1つ包ませた。

囮捜査

パクがトラックの運転手になり、遠くからリズとレスラーが監視した。
トライアングル内を10時間走ったが、まだ犯人からの接触はなかった。

途中、事故現場に出くわし、何かの仕掛けかと警戒したが本当の事故だったらしく通過したパクは、トラック計量場に到着した。

そこでリズ達を落ち合う約束を無線越しにしたが、リズ達が事故現場で足止めされている間にパクとは連絡が取れなくなってしまった。

パクは軽量場で強奪犯の一味に拉致されてしまっていたのだった。
GPSは軽量場に捨てられていた。

トワミー・ウルラク

FBIはレッドと連絡を取り、囮捜査の失敗を伝えた。
すると、レッドにロッシから聞き出した強奪犯の名前を教えてもらう。

積み荷強奪犯のリーダーは、トワミー・ウルラク。

ウラルクの背景には、単なる悪党とは責められない事情があった。

アラスカ先住民で軍により訓練された人物。

若者は知らない、冷戦中の洗い桶作戦。
ソ連のアラスカ侵攻を恐れ、地元の漁師等を戦闘員に仕立て上げた。
引き換えに土地と家を約束して。

ところが脅威が去ると政府は約束を反故にした。

すぐにアラムがデータベースでウラルクの居場所を確認した。

「先住民に与えた土地に強奪犯がいるなら、パクもそこにいる」
クーパーはパク救出を急がせた。

パクとバレット

拉致されたパクは、先客のルシエと同じコンテナに押し込まれていた。

最初はお互い初対面で、同じ境遇だろうと協力的だったが、パクが詳しい自己紹介をしてルシエの空気が密に変わった。
ルシエは名乗るものではない、とパクには名前を伏せた。

ウルラクはFBI捜査官と何等かの価値がある男が揃った事は「偶然ではない」と、何かの理由があると睨み、2人を追求した。
だが、パクには見当がつかず単なる偶然だと主張した。

ウルラクはしゃべらないなら、とルシエを殺そうとしたが、バレットの死とFBIが動いているという情報が入り、2人を後回しにして出て行った。

パクはまだ気づいていないが、パクを認識したルシエはウルラクの言う「偶然はない」と言う言葉を信じ、パクを警戒した。
「お前、本当は俺を殺しに来たんだろ」

ウルラクは仲間にキャンプの移動を命じたようで、部下の1人が2人も移動させようと手錠を持って来た。
パクはその隙を見て部下を抑え込み、手錠を奪う。
同時にルシエは拾った銃をパクに向けた。
「お前は俺を憎んでるよな。でも俺は殺してねえ」

その言葉でパクにも男がルシエであると気づいた。

パクの過去

2人はお互いを認識したが、それでもパクは脱走を成功させる為、一緒に行動する事を勧めた。
そもそもルシエ1人では、土地勘もなく極寒の中逃げ切る事は出来ない。
それにはルシエも納得した。

パクはルシエの持つ銃から弾を抜き、自分が持つ事でお互いの安全を保障した。

パクがルシエを追うのは、母親殺しの犯人だからだった。

だがルシエもパクの秘密を知っていた。
「お前は矯正施設でヨーストを車椅子の人生にしたろ」
他にも警察官を買収したり、ウェイド・リークには銃をつきつけてもいた。
ルシエ捜しの為に法をいくつも犯し、その尻ぬぐいを支局にさせていた。
「俺を逮捕したらお前のことをぶちまけるぞ」

逃げつつも言い争いをしていると、突然ルシエの足が動物用の罠にかかってしまった。
パクは自分だけの力ではどうにもできない、と助けを呼ぶことを約束してルシエを残して先に進む。
持っていた弾はルシエに渡した。
「追手が来たらよく狙って」


その頃、リズ達FBIがウルラク達のキャンプに到着した。
銃撃戦の末、ウルラクを逮捕し、パクの居場所を確認した。

結局パクは追手に見つかり、ルシエと再度落ち合っていた。
リズ達はそこに間に合い、射殺される寸前の2人を助けた。
だが1人が生きていて、パクを撃とうとした時、ルシエが撃ってパクを助けた。

理由

事件解決後、パクはレッドを訪ねた。
「あなたがルシエを拉致してトラックに監禁したのね」

ルシエの拉致は認めたが、パクの拉致は想定外のアクシデントだった。
「最終的にはいい結果になったがね」
「私の人生に関わらないで」
「君の人生が私の仕事に関わって来た」

レッドは、パクを優秀であると同時に危険人物だとみなしていた。
「復讐を企てる者は表情で分かる。
だが君の顔には復讐を望む気持ちが全く表れていなかった。
私に見えたのは、能力の高い女性が自分を憎んでる姿だ。
だから君が決着をつけるべき相手は君自身だと思った」

ルシエは薬の為に盗みをしていた。
アラスカ支局にルシエの犯罪を話し、ルシエとの決着はついた。

「君自身との決着は?」

レッドに聞かれ、パクはいよいよ隠している事実を打ち明けた。

実は、ルシエが母親を殺したのではなかった。

7歳の時、母はルシエと別れていた。

禁断症状で苦しむ姿を見て、母親に言われるがままにパクはヘロインを打った。
そしてそのまま過剰摂取で死んでしまったのだった。

「私が自分を憎むのは母を殺した張本人だから」

レッドは驚きつつも、黙ってパクの告白を受け入れていた。

チャンス

パクはその後、クーパーにも資料にない真実を打ち明けた。

話を聞いた後クーパーは、事前に知っていたリズを責めた。
「彼女は規則を破った」
「受け入れがたいのはよくわかりますが、家族が絡むと物事は複雑ですから。
ご存知の通り私も褒められたものじゃない。みんなそうです。だから彼女にチャンスを」
こういう状況ではみんなにチャンスがあるべきです」

リズが見上げた先にはレスラーの姿があった。

レスラーは、「Trouble(厄介者)」と登録した兄ロビーからのしつこい着信を受けていた……。

アラムとエロディー

アラムはチャールズの死にエロディーが関わっているのではないかと疑い、レッドに相談をした。
するとレッドはチャールズの血液があれば調べられる、とアラムに協力をした。

アラムはエロディーが葬儀屋に行くのに付き合い、エロディーの目を盗んで遺体から採血をした。

その際に、自宅の前でエロディーが見覚えのある杖の男と出てくるのを見ており、後から杖をきっかけに男を最初に見た場所を思い出した。
それはエロディーと潜入した「悪の華」の集会場だった。

アラムはセロニアス・プラケットの資料を取り寄せ、杖の男、ウィルバー・イートンに会いに行った。
イートンはチャレンジの仕掛け製作者だった。

エロディーと会っていた理由を追求すると、エロディーから代金を受け取るような契約があった事を打ち明けた。
遺産が入った事で支払い可能になったと連絡を受けていたという。

アラムはオフィスにエロディーを呼び、イートンと同席させ驚かせた。

そもそも、悪の華を見つけたのは夫ではなくエロディーだった。
「君の頼みでチャールズを招き、チャレンジで選んだ」
チャールズを殺す為に。
それでもエロディーは、イートンの作り話だとその場を取り繕った。

そこでチャールズは死ななかった。

その後アラムが現れ、2人で悪の華に行く事になった。
「(チャレンジャーに)自分を選ばせた。君を救った気でいたが全て仕組まれていたんだ」
「違う、あなたは命の恩人よ!」
「いや、僕を利用したんだ。ブラックリストの人物を僕から聞き出そうとしたね。
殺し屋を探してたんだろ」
「そんなの嘘だわ」

エロディーはあくまでも殺していないと訴えた。
だが、レッドに依頼した血液検査の結果が出た。

アラムはエロディーを逮捕させた。
アラムが読み上げるミランダ警告にエロディーは何1つ分からない、と応えた。
「僕もだよ」


レッドがサーモンを仕込んでいたのですが、完成時? には「シオザケ(塩鮭)」と言っていてビックリしました。
塩漬けにするのはもったいないような美味しそうなサーモンでしたが、アメリカでもジャパニーズスタイルとしてシオザケ、シオジャケ? というのは知られているんですね。

今回は香水の知識も披露し、レッドのレッドらしい拘りの一面も垣間見れました。

そして今回の主役はパクさんでした。

パクが隠していた事はざっくり2つあって、1つはアンカレッジ支局で「ルシエ」を探す為に相当悪徳警官していた、と言う事。
それを表沙汰にしない事を条件に、アンカレッジには二度と戻らないと異動していた……んですね。

んーなんかパクへの冷遇具合でアンカレッジ側が悪人っぽくも感じられましたけど、これ完全にアンカレッジ大迷惑って感じで、むしろお咎めナシ? で済ませるなんて、超いい人達じゃん!!

そういう意味ではほんとパクはよく堂々と戻れたもんだよ。
しかもこのタイミングでもクーパーに黙っていたんだもんね。

もう1つは、7歳の時に母親を過剰摂取で殺してしまった事。
7歳なので完全に事故で、こちらはパクのトラウマにはなっても犯罪ではないのですが。
まあ大変なトラウマだと思います。

結局パクが刑事になったのは、母をここまで廃人に追い込んだルシエのせいだ! 刑事になってルシエを捕まえてやる!! という事……なんだよね??

とここまでは、ふーんそうだったのね。
と一旦受け入れられますが、今回の終わり方は良く分かんなかった!!

まず、レッドがパクがあの手この手で追い続けたルシエをあっさり見つけた事w
これはさすがにチート過ぎる気もしましたが、まあレッドだからヨシとしましょう。

ただその理由は良く分からなかった。
何故ならレッドは、復讐だけがパクの抱えた闇ではないと気づいていたから。

そもそもレッドはルシエを拉致してどうするつもりだったんだろう。

とりあえずパクの様子を見て、必要な時にルシエを利用できるようにしておきたかった、って事なのかな。
でもそれだと、ウルラクに「偶然はない」と(シナリオが)言わせて強調した意味が良く分からない。
(レッド自身もパクまで揃うとは思ってなかったって言ってるし)
単なる雰囲気盛り上げだったのかな?

とりあえずパクは、ルシエとの決着はつけ、心の闇となっていた母殺しの過去を打ち明け、一皮むけて一区切りついた……はず。

リズはどこまで聞いていたんだろう。
クーパーの「規則を破った」はルシエ捜しに関する違法行為の事だと思ったんだけど…。
(7歳の時の件を、規則を破ったとは言わないはず)

リズには母殺しは言ってなかった? (クーパーには言ってると解釈してます)
(あくまでも母の元恋人ルシエを追っていたので、家族の問題とリズに言わせた)

母の死の真相は(レッドに)初めて言った事で浄化? されたって思うとしっくりきます。

まあ、パクについての思わせぶりなシーンはこれでなくなるといいな。

次はレスラーにフラグ立ってるしw

そしてアラムとエロディーのストーリーもこれで終わった、と思いました。
結局エロディーは、ブラックリストとまではいかないけど、犯罪者だったってオチでした。
アラムはまた引っ掛かってしまったのね。

ここまで行けばアラムのプチシリーズとして理解しましたw
今後もどんな女にひっかかるのか、期待してますw


シーズン7  15話「ゴードン・ケンプ/GORDON KEMP (NO. 158)」へつづく

登場人物はこちら


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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