あらすじ
Parrish Lewis/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
2017年4月19日（木）～AXNでシーズン5日本初放送（全22話）
(アメリカ放送 2016年11月～）
ケイシー
ケイシーは、ルイのいるドーソンとの生活に馴染んで来たものの、ルイに「マット」と呼ばれる事に不満を感じるようになっていた。
しかしドーソンは、両親の離婚騒ぎでますます結婚に意味を感じなくなっていた。
そんな中、児童福祉局のティナが訪ねてくる。
ルイの医療記録に、里親に引き取られてから90日後に養子先を決めるという記述があったというのだ。
もちろん、希望すれば里親が優先されると聞き、ドーソンとケイシーは喜んだ。
しかし、今のところはケイシーと一緒に住んでいても、ドーソンの一人親としか見なされないと言われてしまう。
ドーソンはケイシーに、書類上はともかく親権が取れたら2人はルイの親だというが、ケイシーは「ママとマット」じゃダメだと言った。
するとドーソンも「私も心からそう思う」と賛同した。
「ママとパパじゃないと」
しかしドーソンには結婚をするつもりはなかった。
ケイシーは知り合いになった、家庭裁判所のディーバー判事に相談して共同親権を得る方法を探る事にした。
そんな中、ケイシーは署の前にフードを被った黒人が立っているのを見つけた。
実は朝、ケイシーの家の前にも居た男だった。
声を掛けると逃げて行ったが、政治関係なのか何なのかわからなかった。
ディーバー判事に会ったケイシーは、ドーソンとルイとの生活を説明するが今の状態で未婚の2人が養父母になれる方法はない、と言われてしまう。
書類上では、「同棲して間もない一人親のカップル」としか見てもらえないだろうから。
帰宅したケイシーは、判事に言われた事をドーソンに報告した。
「ルイにどう呼ばれても俺が父親だ」
書類の提出はドーソンの1人親のままで進める事にした。
ケイシーがルイの寝室を覗くとルイはまだ起きていた。
ルイのベッドに腰を掛けてケイシーは囁く。
「俺の宝だ。
どうか覚えておいてくれ。
誰が何を言っても、皆が俺をどう呼ぼうと俺はいつもお前のパパだ。
正真正銘のね」
翌日、ドーソンはティナに書類を提出した。
ドーソンの一人親のままとなっているのを見て、「もっと安定した関係かと思っていた」とティナは失望を匂わせた。
シフト終わりにケイシーがルイと会うと、ルイはケイシーを「パパ」と呼んだ。
それを聞いたケイシーとドーソンは喜んだ。
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
モリーズ
ハーマンはモリーズの赤字に悩んでいた。
大分客足が減って来ていたのだった。
オーチスは打開策を練る為、帳簿などの書類をハーマンから借りた。
すると営業許可証を見て、ある事に気づく。
モリーズの前の店、ウォルコット・パブの開業1916年12月6日から、ちょうど100年目になる、と。
オーチスは、次の火曜日に100周年パーティーを開いてブーストしようと提案した。
それだけでも経費をケチるハーマン以外が盛り上がった所に、マウチが新聞の文化面が取扱いそうだと口を挟む。
オーチスはすかさずケイシーのコネで、記事を書いてもらうよう頼んだ。
早速、モリーズに文化面担当のデイー・フィリップスが訪ねてきた。
担当者としてオーチスが対応したが、ディーの欲しがるコメントが「シカゴにはびこる銃犯罪をどう思うか？」だったりと、良く話が噛み合わなかった。
ただバーの宣伝をしたかっただけなのに、ディーは「なぜ凄惨な歴史を祝うの？」と喧嘩腰だった。
そして明日の記事をお楽しみに、と言って帰って行った。
すぐにオーチスがネットで検索してみると、「ウォルコット・パブ大虐殺」という事件があった事が分かった。
記事は宣伝などではなく、事件を祝うパーティーを否定する内容になる事が想像できた。
ハーマンはすでにパーティーの準備で5000ドル使った事を聞き、叫んだ。
「この店は呪われている！」
翌日の新聞には、想像通り決して宣伝とはいえない取り扱いとなって掲載されていた。
それを見たハーマンは、今すぐにでもパーティーを中止して、これ以上の出資を抑えようとした。
いよいよシフト終りでパーティーとなると、ハーマンはきっとデモ隊が出るとまで想像し始めていた。
それでもオーチスとキッドは、そんなわけないと楽観していた。
そんな時に、何台もの車が追突する大事故が発生する。
あちこちに怪我人が散らばっていた。
ただでさえ時間がかかる現場だったが、シンディから早くモリーズに来てとの連絡が入る。
きっとデモ隊で大事になっているのだろう。
気が気ではないハーマンは、片付けが終わったら直接モリーズに行く許可を貰って急いで片付けた。
しかし、モリーズへ向かうと大勢の人は見えたがデモをしている様子はなかった。
なんだろうと思って近づくとシンディが言う。
「早く飲みたがってる」
それは「犯罪ツアー」の客達だった。
モリーズがツアーの経由地に選ばれたのだった。
ハーマンは全員が客だと分かったら、上機嫌になり急いで店を開けた。
「さあ皆店に入れ！
アル・カポネの席を教える」
Parrish Lewis/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
ハーマンは満員の店内で100周年のスピーチをした。
「モリーズの土台は愛情。
店に入る度にそれを感じるだろう。
過去を振り返るのもいいが、モリーズではいつも未来を見てる。
次の100年に乾杯しよう」
ケイシーとドーソン
ハーマンのスピーチを聞いていたケイシーとドーソンは、その場の勢いでルイと共に教会に向かっていた。
今こそ結婚する時だと感じていたのだった。
突然決めたから証人はいない、と言った時、扉から大勢の証人達が入ってきた。
「私達なしでやるつもり？」
シルビーとアントニオ、そして51分署の仲間達。
2人は晴れて正式な夫婦となった。
セブライド
これまで1人に決める事なく自由に生きていたセブライドだったが、突然そんな生き方をむなしく感じ始めるようになっていた。
ベッドを共にする相手の名前も覚えていない。
「俺は何をしてる？」
と笑いながらではあったがケイシーに愚痴っていた。
更には、救助中に爆発に巻き込まれた時に何も感じる事がなかったという。
ケイシーはそんなセブライドを男2人旅に誘っていた。
ビール、葉巻、ボート、そして釣りをすれば充電になる。
絶対実行しようと約束をした。
その爆発でセブライドはクビに怪我をしてしまっていた為、シカゴ医療センターに行っていた。
担当したのは、ジェフ・クラークだった。
消防士を辞めた後、医者になっていたのだった。
セブライドの怪我は特に問題がなかったが、クラークはセブライドに骨髄バンクへの登録を薦めた。
セブライドは休暇の後なら、と約束をした。
ところがすぐにクラークは51分署を訪ねて、骨髄ドナーの話しをする。
実は、今すぐ必要な患者がいて、ノルウェーのテレマーク地方の家系であるセブライドに白羽の矢を立てていたのだった。
「彼女には時間がないんだ」
しかしセブライドにはピンと来ず、休暇の後で、と繰り返すだけだった。
その後、セブライドはケイシーとドーソンの結婚式に立ち会って、何か思い直したようだった。
皆がモリーズに戻った後、1人シカゴ医療センターに向かった。
クラークに会うと、クラークは1人の患者をセブライドに紹介した。
「仮に適合しても骨髄移植には痛みを伴う。
何か月もね」
美しい女性患者を見せられた今、セブライドにはもう断れなかった。
父親
ケイシーとドーソンが夫婦となって初めて家に入ろうとした時、ケイシーは家の前のフードの男の存在に気づいた。
何の用だ、と声を掛けると今度は逃げずに寄ってきた。
「ルイの父親だ。
息子を返してくれ」
かんそう
今回もいろいろメンバーのストーリーが進行しました。
ケイシーとドーソンは、結局結婚しました。
最初、ルイを養子に出来るって所で、「パパ」と呼ばれたいケイシーが何故「結婚」を持ち出さないのか。
全部ドーソン待ちというのには、イライラさせられた！
このカップル、なかなかのビック・カップルなのにあまりの引っ張り過ぎに、結婚式は超低予算（撮影としても）のこのままで済ませていいよ～と思いました。
改めて盛大なパーティーとかしないでいいからね。
ほんっと人騒がせだわ。
あとルイ君が「パパ」と言い出して喜んでいる所はウケました。
いや、がっつり洗脳して言わせたんじゃん……とｗ
そしてルイの本当の親の登場は、予想通り。
恐らくルイ君とは早かれ遅かれさようなら、でしょうから驚きはしない。
むしろ、出番が長ければ長いほど驚くという、無理やり設定にしか思えないんですもん。
セブライドは、いよいよ久しぶりのマジ恋愛ストーリーかな？
でも相手は入院患者さん……。
どうにも悲恋のフラグにしか思えないのですけど。
冒頭、ワンナイトした女子が怒って帰って、鏡に映った自分を見て情けなさを感じる……といったシーンがあったのですけど、シーズン5で少し痩せていたのは、その影響かな？ と思いましたｗ
やっぱり改めて見ると太った……って自覚せざるを得まいｗ
ジェフ・クラークはすっかり存在を忘れていましたけど、シーズン2に在籍していた救助隊のメンバーですが、今は医者になってシカゴ・メッドに登場しているんですね。
それもまたウルトラ設定でビックリしましたわｗ
どんな人だったっけ……。まったく覚えてないやｗ
そのうち再放送でまたシーズン2見れば思い出すでしょうｗ
その他は、シルビーがピエロ恐怖症だと判明しました。
なのにピエロダジャレでからかわれて可哀想だった。
特に、同じ女子であるキッドも調子乗ってるのにはイラっとしました。
モリーズ100周年にも、アントニオはシルビーと参加していました。
その後の結婚式も。
やっぱりファイアのアントニオはPDとは別人のようにチャラトニオでした。
だって、捜査抜け出して来たぜ！ みたいな事言ってたもん。
PDでは考えられない！ ていうか本当に特捜に友達いないのね～って感じ。
まあ、抜け出して来たのなら誰も誘えないかｗ
9話「人生の分かれ道/Some Make It, Some Don't」シカゴP.D./クロスオーバー前編へつづく
登場人物はこちら
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