NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン15 11話 「ルイス&チャーリー/High Tide」

2018/04/06

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あらすじ

NCIS - Episode 15.11 - High Tide - Sneak Peek 1


2018年1月25日(木)~FOXジャパンでシーズン15 日本最速放送(全24話)

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潜入捜査


ノーフォーク海軍基地の民間港に停泊する船に、チャーリーという娼婦が呼ばれていた。
呼んだのはドラッグの売人ターナー。
しかし、すぐにチャーリーの男だというルイスが怒鳴り込んで来る。

チャーリーは、ビショップでルイスは、トーレス。
2人は海軍長官からの依頼で、基地に流れ込むドラッグを止める為の潜入捜査をしていたのだった。

トーレスとターナーが揉めてる隙に、ビショップがターナーの携帯のクローンを作成して2人は退散する。

ターナーの携帯を監視して、ドラッグの仕入れ先を探るという作戦だった。


潜入捜査には自信のあるトーレスは、何かとビショップのダメ出しをしようとするが、ビショップには子供3人の病気の祖母を養っているという設定があると知ると、いい設定だ、と認めていた。


するとすぐにプリペイド携帯から、ターナーに「クスリを買いに来た客を撃て」というメールが入る。
現場付近で待機していたトーレスとビショップには、すぐに殺人阻止するよう指令が出て、船に戻る。
しかし、その直後船は大爆発を起こしていた――。


死因


翌朝、現場検証をするとターナーは死体で発見された。
爆死が原因かと思いきや、頭に銃創があった。
誰かに撃たれて殺され、そして証拠隠滅の為に船を爆破されていたのだろう。

トーレスとビショップからは連絡もなく、ビショップが履いていたと思われる黒いヒールのかかとだけが発見されていた。

現場には、船の持ち主だというリチャード・レインが様子を見に飛んで来た。
船を貸した結果、失う羽目になって激怒していた。

そこへビショップからの連絡が入った。
2人はダイナーにギブスを呼び出すが、そこには局長もついて来た。

船に向かっていた途中で爆破に巻き込まれたといい、ボロボロだった。
その後、基地を出てターナーの携帯を探していたという。
そして、仕入れ先を突き止めていたのだった。

このまま潜入を続けるという2人に、ギブスと局長は病院へ行くよう命令した。


マリンショップ


ターナーの携帯から発覚した仕入れ先は、マリンショップを経営しているミッチェル・ヤングだった。

一見ドラッグの温床とは感じられない、海が目の前の店だった。
ギブスとマクギーが到着すると、そこに病院に居るはずのトーレスが現れた。
トーレスは病院を抜け出し、単独で潜入捜査を続けていたのだった。

入手したターナーのクローン携帯を餌に、ヤングに取り入り仕事を貰う事になった。
それを知った局長は、トーレスを呼び出し命令に背いた事を注意するが、トーレスは捜査の為だから、とお構いなしだった。

同席していたギブスが、見つかった凶器の製造番号は削られていたと、トーレスの潜入が解決にとって欠かせないとアピールした。
命令違反の処分は免れないが、とりあえずトーレスは局長から解放された。


言う事を聞かないトーレスに手を焼いた局長は、スローンに相談をする。
スローンは、誰かを思い出さない? とトーレスとギブスが似ている事を伝えた。
直感に従って危険を冒し、それが功を奏する。
局長はあんな奴が2人もいるのか、とうんざりしていた。


殺害犯


アビーが発見された銃の持ち主を突き止めた。
デニス・マンキューソという理科の女教師で、殺人犯には見えなかった。
取り調べをすると銃については、1年以上前に義理の妹フランキー・マンキューソに盗まれたままだと言った。


再開


トーレスは1人で潜入を再開した事をビショップに責められていたが、ヤングに取り入った事で改めて2人でマリンショップへの潜入を始めていた。

そこには、船を失ったレインが補償を求めてヤングを訪ねていたが、店員に追い払われていた。タンク2本じゃ足りない、と文句を言っていた。
面識がない事から、お互いの存在には気づけなかった。


マリンショップの店員はドニーといい、トーレスにはすぐに仕事があるといい、ビショップは奥の部屋に居るヤングの面接を受けるよう指示した。
ビショップは別れ際に、演技としてトーレスにキスをしたがトーレスはそこまでやった事に、驚きを隠せなかった。


ビショップ


ヤングの面接を受けたビショップは、その部屋に拘束されている女を忠誠の証として殺せと、言われていた。
その女が、ターナーを殺していたフランキー・マンキューソだった。
フランキーは、ドラッグを買いに行ったらターナーに銃を向けられたので、撃つしかなかったと言い訳をした。

銃を差し出され、断ろうとすると今度はヤングが銃を取り出した。
仕方なくビショップは銃を手に取り、フランキーに向ける。
するとその時、店内の火災警報が鳴ってトーレスが部屋に入ってきた。
それはあらかじめ、2人で決めていたトリック・ファイア作戦で、「すぐに始末しろ」というヤングに消防が来るのに死体があっちゃマズい、とその場を切り抜けた。


ビショップは外で始末してくるといって、フランキーを無事連れ出す事に成功した。
NCISで証拠写真をねつ造し、ヤングに送り信用させる。
ターナー殺害については正当防衛を主張すればいいとして、麻薬組織のボスを吐かせようとするが、口は堅かった。
スローンが、彼女はアメよりムチ派だとプロファイルして口を割らせた。


トーレス


マリンショップに残っていたトーレスは、未だドラッグを見る事もなく、タンクの運搬など雑用させられていた。

シビレを切らして少し愚痴ると、すべて仕事のうちで、そのうちブツが支給されたら売りに行く、とドニーに説明を受けていた。

その時、ドニーの携帯にフランキーのねつ造遺体画像が送られてきた。
それを見たドニーは信用したようで、覗き見したトーレスに「クスリにはまって借金が膨らんで殺された」と説明した。
ドニーは、自分は決して好きではなく、本当は教師や警官になりたかったという。
だが、母親の病気がきっかけで金を稼ぐためにこの世界に入った。

その話を聞いたトーレスは、ビショップの設定に似たような話しによっぽど弱いようだった。
ドニーを見る目を変えたようで、「まだ遅くない」と声を掛けた。


そこへ再び、レインがヤングを訪ねて押しかけてきた。
いい加減居留守を使われ続けているのに、キレたようで銃を見せつけてきた。


ボス


その頃、NCISではフランキーが吐いた事で、ボスを突き止めていた。
それはリチャード・レインだった。
ギブス達も港で会った男だと、すぐに気づいた。
タイミングよく、トーレスから「レインが港にいる」とのメールが入る。


マリンショップにギブス、マクギー、ビショップが駆けつけると店内は暗く無人のようだった。
ビショップを表に残し、2人が店内を捜索すると血痕が見つかった。
そして壊れたトーレスの携帯も。

店の奥からヤングが出てきたので、2人はNCISと宣言して銃を向けたが、そこへビショップが背後から現れ、チャーリーとして2人に銃を向けた。


直感


それはビショップの直感だった。
さんざん潜入捜査には直観が大事とトーレスに言われていたので、影響を受けたのだろう。
ヤングの仲間だと思わせて、トーレスの行方を探るつもりだった。
ギブスとマクギーを拘束するロープは緩めておいた。

慌てるマクギーに反してギブスはこの状況でも笑って、ビショップを信じるといった。


レインはすでに殺されていたがトーレスは無事で、レインに撃たれたドニーを連れて車で逃走していた。
病院には行けないというドニーは、ボルティモアの隠れ家に行くと言ったがトーレスは、それも危険だと言う。
早くしないと失血死もあり得る中、トーレスは突然車を止めて自分の正体を明かした。
ドニーを信用し、助けたい一心で。
ボスについて証言すれば保護できる、そういうトーレスにドニーは銃を突きつけた。
「それは無理だ」
捜しているボス、それは目の前にいるドニーだったのだ。

トーレスは、ドニーの命令でボルティモアの隠れ家を目指す事に。

本性を現したドニーは、どうりでトーレスとビショップは釣り合っていなかったと言う。
そして、キスされた時のトーレスの様子は、演技じゃないならオスカーものだ、とからかった。
ドニーはトーレスを本質的に悪に向いているから、仲間に入れと誘う。
NCISのスパイとして。

しかしトーレスは、それがワナである事を見抜く。
情報を得た後には殺すつもりなんだろう、と。
ドニーは、否定はせず自分の手は決して汚さないと言った。

隠れ家は目の前だった。
トーレスは、チャンスは逃さないというポリシー通りそのまま猛スピードで隠れ家に突っ込んだ。
トーレスも腹を痛めたが、ドニーはフロントガラスを突き破って車の外に投げ出された。
さすがにもう反撃する事は出来ないだろうが、騒ぎを聞けば中にいる手下が出てくると強気だった。
警戒して銃を向けるトーレスに、中から出てきた人影は何故か両手を挙げていた。
その背後にはギブス達が。
「トーレス! 運転が荒いぞ」

すでに、ヤングを逮捕し、ギブスの他人には見せられない脅しによって隠れ家を吐かせていたのだった。
トーレスは思わず、歓喜の声を上げてガッツポーズをした。
「ギブス、キスするから来てくれよ」


ドニーがボスであると言う事を知っていたのは、一部の幹部だけだったという。
空のタンクの中にドラッグを入れて運んでいた。

押収した50本のタンクは、局長がトーレスに運搬を頼んだ。
ビショップには活躍を労って。


ルイスとチャーリーは解散となったが、2人はその関係を名残惜しく感じていた。





かんそう


好きなトーレス回な上に、ギブスもギブスらしい活躍を見せてくれたので、大満足でした!
特にトーレスとギブスの仲の良さ? が感じられると嬉しい。
一方的にトーレスがギブスを恐れずに接してるんだけど、それをギブスも別に嫌がっていないっていう。
2人が似ているっていう設定がいいんですよね~。


とウキウキしつつも、今週もあちこち突っ込みがw

トリック・ファイア作戦、なんで近くにいなかったトーレスが中の様子を知って火災報知器を鳴らす事が出来たのか、私にはよくわかりませんでした。

ビショップが撃ち間違えて警報を鳴らした……とかならまだしも。
2人が、お互い盗聴し合っていた様子もなかったのに。


ターナーが、フランキーを始末しようとして逆に殺されちゃったというのは分かりました。
が、その後の船大爆発はフランキーが咄嗟に出来るものなの?
それとも最初から、フランキーの遺体を始末する為に用意されていたとしたら、誰が爆破させたの??

フランキーはどうして爆破で死ななかったの?
フランキーを結局始末しようとしたのなら、爆破で一緒に殺すのが一番簡単なはず。
でも死んでいないと言う事は、フランキーは自力で助かったというのなら、フランキーってNCIS並み、いやそれ以上の能力の持ち主でしょw
殺すと待ち構えていた売人を、逆に脳天に命中させて撃ち殺し、挙句(トーレスとビショップが来る前に)船大爆破させて、自分は助かってるという。(結局捕まってたけど)
そしてその間、トーレスとビショップにも姿を見せていない。


フランキーを捕まえた人物も、船近辺で捕まえたのか、逃げた所を見つけたのかわからないけど。
船近辺にいたのなら、これまたトーレスとビショップが気づいていないという……。

そもそも船の桟橋? 一本道なのにフランキーが船に近づくのを、トーレスとビショップがまったく気づいていないというのが不自然? に感じて見ながらハテナ? になっていました。
見えない所で待機していたのなら、それほど離れてて、殺人を阻止しろって命令受けたのにのんびり歩いている、というのも違和感でしたし。
でも、そこに大爆発したのであーあんまり近づくと生きてましたがおかしくなるからか~と都合としては腑に落ちました。


あと言い出したらキリがないんですけどw
トーレスがドニーに正体バラすのとか、どんだけ潜入に自信持ってるっていう設定をあっさりペラペラ設定にしてくれんのよ~!w と。

だいたい、マリンショップでタンク運んでる時点で、「この中に隠してるんじゃ?」ってすぐに気づきそうなもんだけど、まだ雑用~?? って目の前で言ってるのもなんかダサかった~><
急にトーレスの潜入能力、素人並みにされてた~!!

まあ、今回は新たなフラグとしてビショップとトーレスの恋愛的発展を見せたかったんだろうけど。
でもその為に、トーレスの立派な経歴が軽くなっちゃったのは残念。
もう今後潜入についてドヤ顔してても、アホの子の虚勢みたいなイメージになっちゃうよ。

事件そのものは、ボスらしくない人が実はボス、という一周回っての王道みたいな落ちで、好きなパターンでした。
そういえば、爆破現場でレインにあっているのに、NCISがレインについては放置しっぱなしなのも、ストーリーの都合上仕方ないとはいえ、無能っぽく感じられてちょっと嫌。
でも、この手の都合上のスルーってクライム・ドラマには多い、というか当たり前だからこれについてはあんまり気にしてると楽しめないのは理解してます。
だから基本的には都合的なものは言わないようにしてるw
でも、ボスであるギブスがそれにもろ関わっているような見せ方は、あんまりしないで欲しいという願望はあります。

スローンについては毎回なのでスルーしつつ、今回位の感じでちょうどいいように感じました。
チームのカウンセリング役、的な。


それにしても、いつかはトーレスの恋愛もと思っていましたが、まさか相手がビショップとは!
結局、チーム内の方がストーリー上いろいろと都合がいいのかな。
トーレスのキャラは、画面にいるだけで明るくポジティブな雰囲気になるので、ビショップと絡む事でこれまで以上に出番が増えそうで、楽しみ!





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前回:10話「運命のサイコロ/Double Down」へ

(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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