シカゴP.D. シーズン3 6話「謎の男/YOU NEVER KNOW WHO'S WHO」【CHICAGO P.D.】

2017/12/09

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン3 バイオレンス 海外ドラマ

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あらすじ


Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


2017年11月3日~AXNでシーズン3日本初放送(全23話)

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ユニオン公園の遺体



夜、怪しい人物がいるという通報で、バージェスとローマンの代わりに相棒になったプライスはユニオン公園に向かった。


到着するとカップルが車の中から男にずっと見られているといい、2人は車内の男に声を掛けに行くが返事がない。
その男は運転席でサングラスをしたまま、死んでいたのだった。


ボイト達よりも先に到着して作業をしてた51分署のクルース(シカゴ・ファイア)が、車全体が防弾仕様になっているから要人や政府関係者の車ではないかと報告した。

遺体は50代くらいの白人男性で、ステンレス鋼銃1911を所持していた。
車を調べた所、ペレグリン・セキュリティーの社用車で登録されていた。
社長はビクター・カレン。
写真と遺体を照合すると、その本人だった。


家宅捜索令状を取ってカレンの自宅を全員で捜索をする。
同居人はいないようで、家の中には現金100万ドル以上が置かれ、有力者である事をうかがわせる写真などが飾られていた。

Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


さらに奥には、大量の武器が。

すべてを署に持ち帰り、マウスにリストを作成させる。
とても1人では扱えない量なので、ルゼックやバージェスも手伝った。


カレンの謎


カレンは5年前に警備会社を設立していた。
だが、その前の数十年間の職歴はなかった。

さらに、遺体は死後一週間は経っていると思われたが、昨日公園を巡回した際には車がなかった事を警官が確認している。
誰が何故、遺体を公園に運んだのか?
そして1週間経つのに捜索願いも出ていなかった。

ボイトが、容疑者である可能性が高い恋人を捜せと指示を出すと、ちょうどそこへ弁護士連れで彼女のジェイニーが来て事実が判明した。


実は、カレンは心臓発作で自宅で死んでいた。
それを公園に移動したのは自分だとジェイニーは告白した。

カレンはCIAで、もしもの時は組織が発見できるように遺体を遺棄しろ、と指示されていたのだという。


オリンスキーはCIAのビショップを呼び出し、カレンが本当にCIAかどうか調べてるよう頼んだ。


未解決殺人事件


カレンの家にあった大量の武器の中から、3件の未解決殺人事件の凶器が見つかった。
それらには妙な共通点があり、どれも被害者は犯罪者で、まるで処刑しているようだった。

それが、CIAの極秘任務なのか?

その時、カレンの遺体が医療センターから盗まれたという報告が入った。
防犯カメラの映像から、3人のプロの犯行だった。


ボイトはいくらCIAの極秘任務であっても、殺人も遺体強奪も犯罪だと許す気はなかった。

他に3台の社用車があったことを突き止めた。
それはおそらく遺体を盗んだ3人の分なのだろう。
その車を引き取りに行った社員のライアン・バーグストロムの住所に押し入る。


ライアン


家というよりは隠れ家のような倉庫に押し入ると、中ではチェーンソーの音がしていた。
背後から声を掛けると遺体を解体していたライアンは逃げたが、すぐに取り押さえた。
そしてCIA捜査官だと言った。


取り調べをすると、ライアンの主張するCIAである事を示すものは、カレンの署名入りのCIA発行の免責状だけだった。

ライアンは自分達を清掃員だといった。
国の安全を脅かす者達、街の警官が排除できない連中を始末する。

遺体の解体は、カレンの指示でチップを除去する必要があったと言った。


カレンの正体


ボイトは、ライアンの取り調べを抜けてオリンスキーとビショップに会っていた。
するとカレンがCIAであるというのは嘘だと判明した。

過去に在籍はしていたが現場担当ではなく情報分析官で、さらに精神疾患を隠していたことがバレてすぐにクビになっていた。
捜査官であったことすらなかったのだ。


その後の調べで、会社の資金についても政府からは一切なく、遺産で賄っていたと判明した。

リンジーの手配でシカゴ医療センターのチャールズ先生が来て、カレンの病歴について報告した。

何年も前から心臓病を患っていたのは事実。
さらに妄想性障害と呼ばれる精神疾患に苦しんでいた。

表面上は普通に生活する事が可能だから、会社をつくり社員も雇えた。
妄想する事は彼にとってはすべてが現実。
だからこそ、周囲も疑わず信じてしまう。

この説明を取り調べ室にいるライアンにもしてもらった。
ずっと騙され、単なる殺人に加担していたと知ったライアンはショックを受ける。
減刑と引き換えに、協力させる事に。


捜査官ジェイコブス


ライアンの情報から、カレンが生み出した妄想の捜査官カール・ジェイコブスという存在を知る。
任務が終わったら会う約束になっていて、誰もその存在を見た事はなかったが、妄想の存在なのだから当たり前だった。

オリンスキーがジェイコブスに成りすまし、ライアンと共に残りの2人ジョンとクレイを呼び出す事に。


待ち合わせの場所に行くと、そこにはクレイだけが居た。
警戒するクレイはオリンスキーに銃を向けIDを要求した。
偽物だったがなんとか誤魔化せたようだ。

ジョンはまだ別の任務をしていると言った。

Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


まずはクレイを捕獲しようと、誘導する為にエレベーターに乗り込む。
しかしまだ疑いを持っていたクレイはオリンスキーを試す話題を出した。

カレンから良く聞いたという昔の任務の話しをするが、それを覚えていないと言われてクレイはやはり罠だと気づいた。
まずライアンを裏切り者だと肩を撃ち、その後オリンスキーも正面から撃った。


待ち受けていた特捜が到着したエレベーターの中を確認すると、負傷した2人だけを残してクレイは消えていたが、すぐに見つけて銃撃戦となりクレイは射殺された。


ライアンは命に別状はなく、オリンスキーも防弾ベストのお陰で肋骨にヒビが入っただけで済んでいた。


3人目


その後、またカレンの銃コレクションの中から、盗品のM24群用狙撃銃も見つかった。
予備役基地の物で盗んだのは予備兵のジョン・リー・ラディガンだった。
レンジャーを経て2年前予備兵となり半年前行方をくらましていた。
これが3人目のジョンに違いない。

全員で、ジョンの自宅へ向かうと自宅から車に乗り込むジョンを確認。
複数台に分かれて待機する中、ジョンは追われている事に気づき暴走をする。

そこをボイトが用意させたアトウォーターの運転する大型トラックで横から追突させ、強引に確保した。


捕まってもなおCIAの妨害をしたと主張し、これまでの事を疑っていないジョン。
しかし、ジョンが信じているCIAの迎えは一向に来る気配はなかった。

ボイトは、これまでケージに何人もの犯罪者が座ったと語り出す。
経験を積めば連中の心理がいつか分かるようになるかと思ってた。
だが今後も理解できそうにない。

でもあんたのは分かる。
悪人じゃないからな。
真じる物を、探し求めてた。


ローマン


ローマンは、アンドリューの最期につきあう為、移植そのものはなくなったが休暇を取っていた。

前日には、アンドリューを一日署長として21分署に招待し、プラットが感謝状を渡しアンドリューを「サー」と呼んで歓迎していた。

大喜びのアンドリューはいつか警官になりたい、と言って喜んだ。

翌日、母親とローマンの見守る中、何も気づかぬまま眠りについた。



ルゼック


バージェスは、ルゼックの謹慎状態について思わずプラットに相談する。
しかし、一介の職員がクロウリー代理に物申すなんて事はやめなさい、と止められていた。

だが、プラットは警察学校時代の恩を売って、その役目を自分が担っていた。
ルゼックの調査を取りやめにし、バッジと銃を返してもらった。

急展開に大喜びするルゼックだったが、その功労者がプラットだと知ると驚きで声も出なかった。

ボイトとプラットは、救う価値がある男だとルゼックを評価していた。


オリンスキー


オリンスキーは親子DNA鑑定の結果をマウスから受け取っていた。

事件解決後、ジムを訪ねてミシェルに会う。
ミシェルは、オリンスキーの怪我を心配して抱き着いて来る。
オリンスキーは一緒に夕食に行く為にミシェルが着替えている隙に、ジムのゴミ箱に鑑定結果を破って捨てた。

それは封を開けていないようにも見えた――。


つづく


かんそう


不思議な事件でした。
CIAという正式な任務だと信じ込まされ、実はただの報復殺人を繰り返していたという一般組織が発覚しました。

ボイトが、「CIAでも殺人は犯罪だ」って力説してましたけど、けど、けど……。
あ、あんまり説得力なかったYO!

そんな感じで、今回もあんまりボイトの大暴れはありませんでした。
最近は代わりに? アトウォーターというのが流行つつあるのか、今回はボイトの指示で大型トラックで突っ込んでいましたがw
やっぱり私は、ボイトのバイオレンスが見たいのよ~。

ところで、今回特に気になっただけなのかもしれませんが、冒頭で「この番組はフィクションです」のお断りが出ていました。(言われなくても分かるけどw)
今回の内容で特別な配慮が必要だった……のかなぁ?
アンドリュー君の演技が迫真過ぎたのか? 

ローマンはすっかり株が上がりました。
また、代理のプライスって男のドイヒーさ加減はなんなのって位。
ますますバージェスはローマンが恋しくなるだろうよ。


今回は比較的事件パートが濃い目な感じで、サブストーリー的な進展はあっさりとしていました。
そう、あっさりとルゼック復帰しましたしw
オリンスキーの親子鑑定の結果はどうだったんでしょうね~。
今回はっきり明言がないままなので、オリンスキー自身も見ていないようにも思えましたが。
それじゃ、鑑定した意味ないのよね!
まだまだ先がありそうです。



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(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

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