American Horror Story:Roanoke/アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談 シーズン6 第7章【ロアノーク】

2017/09/05

Simoom アメリカンホラーストーリー アメリカンホラーストーリー:体験談 ジェーン洞 ホラー

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あらすじ


2017年7月24日~FOXジャパンで放送!(全10話)

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番組の性質上、不快な表現が含まれる場合があります。
ご観覧にはご注意ください。

ブッチャー再び


屋敷からは見えない所に待機しているトレーラーの中は、75台もの監視カメラをモニタリングするスタッフルームになっていた。
シドニーとカメラマンはアリッサに夕食を渡されて休憩をとる。
その時、カメラマンがモニターに映るローリーの殺害シーンに気づく。
だが、シドニーが顔を上げて見ると、すでにローリーの姿が消えた後だった。

巻き戻してチェックしようとすると、外に出たアリッサの悲鳴が聞こえた。
すぐにシドニーとカメラマンが外に出て確認すると、アリッサは喉から血を吹いて倒れていた。

そこに、ブッチャーの衣装を着たアグネスが登場し、シドニーにも包丁を突き刺し、カメラマンも襲う。
3人を続けざまに包丁で殺すと、倒れたカメラに向かってブッチャーのセリフを言った。


その後アグネスは、撮影用カメラで自分を撮影し続けた。
ブッチャーになりきっているのかと思いきや、途中罪のないアリッサを殺した事を後悔し出す。完全におかしくなった訳でもないようだった。
アグネスの狙いは、ファンに人気のあったブッチャーになればTVに出られるという、それだけのようだった。
しかもブッチャーになる事で「TV出演を邪魔する者を消す」という、自分の罪も正当化できてアグネスにとっては一石二鳥だった。


ローリーの行方


ローリーの戻りを待っていたオードリーだったが、ローリーは戻らないまま、屋敷中を捜しても姿が見つからなかった。
残されたのは壁の文字「MURDER」とクローゼットの前の血だまりだけ。

ドミニクが血だまりを調べると、血糊ではなくて本物だと言うがオードリーは、ローリーが撮影前に受けていた電話を思い出した。
ブラッド・ピットの映画のオーディションに呼ばれていたのだった。
それで撮影を抜けるのを、あえて死んだと思わせる演出にしたんだと解釈し怒り出した。
シドニーと組んで、皆を怖がらせたんだ、と。


ドミニク


シェルビーへの想いが本物かどうかはさておき、ドミニクはリアリティ番組の悪役に徹している事を告白カメラの前で暴露した。
自分の存在が視聴率アップにつながると言って、シドニーに渡された隠しカメラつきネックレスを着ける。
出演者たちを引っ掻き回す様子を撮影する、とも宣言した。
悪役はどんな番組でも輝く。
TVは映ったもん勝ち。


シェルビー


ドミニクと2人で話している所をマットに見られ、完全に誤解をされたと部屋で1人泣いていたシェルビー。
ベッドの上になかったはずの撮影用のカメラが置いてあるのに気付き近寄ると、背後からアグネスが包丁をかざして近づく。
ブッチャーになりきっていたが、シェルビーが「アグネス」と呼ぶと「出演したかったのにシドニーに断られた」と素の恨み節になる。
だが、ブッチャーだと再び演技を始めると、逃げるシェルビーの背中を包丁で切りつけた。

追い詰められて傷つけられ、死を覚悟したシェルビーは証拠を残すといって、アグネスをスマホで撮影した。
そこに、ドミニクの助けが間に合い、アグネスを壁に打ち付け、床に押し倒した。

すぐにシェルビーの様子を見ると、その隙にアグネスはカメラと共に消えていた。


分散


シェルビーの負傷によって全員が顔を合わせて相談をする。
連絡をしようも、電話線は切られており、カメラ越しにシドニーに助けを呼ぶが1時間経っても連絡がない。
まだシドニーの死を出演者達は知らないのだ。

揉めた末、リー、オードリー、モネが森にトレーラーを捜しに行く事に。
銃を持ったリーは、以前利用した隠し通路を使って森に出ようとする。
すると、隠し通路の先にモットが現れた。
オードリーはローリーかと声を掛けるが、もちろん衣装を着たローリーではなく本物のモットのゴーストだった。

モットに襲われそうになりながら、なんとか屋敷の外に出るとリーは「奴はトンネルを好む」から外にまでは来ない、と冷静だった。
「奴を知ってたの?」
「全て真実だと言ったでしょ!
これで信じる? 自分の目で見たはずよ」


3人が、やっとトレーラーを見つけた時にはすっかり夜になっていた。
それは同時にシドニー達、3人の遺体を見つけたと言う事でもある。
恐ろしい光景に震えながらも、連絡の出来る携帯やパソコン、車などを調べる。
だが、何も使えるものはなかった。

そこに包丁を振り上げながらアグネスが走り寄ってきた。
すかさずリーが発砲してアグネスは倒れるが、恐怖のあまり3人は森の中を走り出す。

途中、森の中でローリーの遺体が木の枝のように木に張り付けられているのを見つける。
オードリーの顔に血が滴って、気づいたのだった。
ローリーの死に、ショックを受けたオードリーがうずくまって泣いていると、リアル・ポーク家に見つかって捕えられてしまった。


リアル・ポーク家


ポーク家に連れて行かれると、まずリーだけが隔離された。
そこにママが登場して、リーの足に下ごしらえを始める。
ピーナツオイルを揉み込み、スパイスをかけてから肉を柔らかくするといってリーの足にフォークをつき刺す。

その後、オードリーとモネは、リーの肉を食べろと強要されていた。


マット


マットは、怪我をしたシェルビーの側に付き添っていたが、夜になりシェルビーが寝込むと、何かに呼ばれるように地下室に向かって行った。

それを見ていたドミニクはシェルビーを起こして「見せたいものがある」と地下室に連れて行く。

そこでマットは森の魔女と逢引きをしていたのだった。
シェルビーは、側にあったバールを武器に2人を引き離して、マットを助けたつもりだった。
だがマットは「彼女を愛してる、だからここへ戻った」と真実を言って魔女を追った。
信じがたい事実に、激情したシェルビーはバールでマットの顔を滅多打ちにする。
マットは頭を潰されてシェルビーに殺された。


しばらくすると正気を取り戻し、自分のしたことを後悔するシェルビー。
ドミニクが落ち着かせ、3人が戻ったら自首しようと言い聞かせる。
そこに物音がしたので、戻ったんだろうと窓を見ると屋敷の前に居るのは、屋敷に火をつけようと油を撒くアグネスだった。


リアル・ブッチャー


アグネスは、リーから受けた銃弾を自分で抜いて復活していた。
ブッチャーになりきって屋敷の前で呪いの言葉を叫んでいると、背後から本物のブッチャー軍団がやってくる。

その気配に気づいたアグネスは自分への加勢だと、最初は余裕だったが軍団がすぐ背後に到着すると、その表情を一転させた。
振り向いたアグネスの目の前にいる人物に、手にしたたいまつを落として驚く。

本物のブッチャーだった。
これまでのブッチャーは、あくまでも服や髪型は、シェルビー達の証言をもとにして再現した作り物だったと、はっきりとわかる。
アグネスよりも一回り大柄で、ブッチャーはもちろん他の住民達も役者が演じるゴーストとはあまりにも迫力が違った。


アグネスはすぐに崇拝すべき人だと、跪きながら会えた喜びを伝えるが、ただ見下ろすだけのブッチャーの無言の怒りを感じると、「TVに出たかっただけなの」と許しを乞い始める。
そんな陳腐な願いが認められる訳はなく、ブッチャーは無言のまま容赦なく、包丁をブッチャーの顔面に振り下ろした。




つづく


かんそう


メインの出演者については、本人と演者がいるという関係性はすぐに理解できたのですが、それ以外の脇役やゴースト達、ブッチャーや魔女についてはずっともやもやしていました。
なんせ、こんな設定なかなかないですからね~。頭がついていけてなかった。

でも、今回森の魔女、ブッチャー軍団等本物w が登場した事でクリアになりました。
再現ドラマで見ているのは、当然ですけどシェルビー達の証言をもとに作られたキャラクターなんですよね。
あと忘れがちでしたが、ポーク家も実在するけど当然役者でしたから、今回は本物ポーク家でしたw
ママはかなりそっくりですが、1人は訳有な役ではお馴染みのフレデリック・コラーでした!

フレデリック・コラー


最初、ポーク家増えた?! ってかなり状況を理解するのに時間がかかってしまった><
私がアホすぎるの?? 


再現ドラマがあまりにもリアルに入ってくるから境界が曖昧で><
魔女もチラ見でしたが、ガガちゃんではありませんし、ブッチャーもなんだかアグネス版が可愛く見える程、ド迫力でしたw

実際に体験している3人のうち、マットがとうとう死んでしまったので、この先「こいつが言ってたブッチャーだよ!」と言えるのは2人だけになってしまいましたが。
あ、でもリーももしかしたら命の保証はないんですよね……。

あのおっちょこちょい天然周囲イラつかせシェルビーしか、体験者が残っていないとなると、さらに話はややこしくなりそうで不安……。

そして、第7話になってウォーキング・デッド的状態になってきました。
「ゴースト(ゾンビ)よりも怖いのは人間」ってパターン。

結局ポーク家は警察も知ってて悪さを続けている、サイコ・ファミリーでしたし、マットの死因は妻シェルビーによる殺害ですからね……。
やっちまったな~、と思いつつシェルビーについてはあんまりビックリはしませんでした。
なんか「やらかす」って感じがしてましたからね。

そしてアグネスのシリアル・キラーっぷり。
それも、ガチでブッチャーに憑依されたのかと思いきや、実はそうでもなくて頭がおかしいのは確かではあるけど、「TVに出たい」ってだけの理由という……。

ブッチャー役で注目を浴びたから、ブッチャー役が止められないという、まあ病んでる事は間違いないのですが、そりゃブッチャーもそんなミーハーちっくな理由で慕われても、頭かち割るだけですわ。
でもそんな私欲で頭おかしくなる所が、罪深き現代人って感じもしてリアル・ブッチャー的には血で償え!! のストライクど真ん中である事には変わりないでしょうね。

シドニーに関しては、冒頭でさくっとそんなアグネスに殺される姿に思わず笑ってしまいましたが。
もともと3日間と短いので物凄いテンポ感です。

2日目の夜にして、スタッフは3人(他にトレーラーにはスタッフの姿はありませんでした)、演者はローリー、マットの2人が死亡確定しました。
リーを筆頭に、ポーク家に捕まった3人も時間の問題でしょう。
演者ではないけど、飛び入り参加のアグネスも死亡確定。

家に残っているのは、負傷したシェルビーと、ドミニクという、つぎはぎだけど設定上は夫婦になり得る2人だけ!!

ブラッドムーンはあと1晩。ドラマは残り3話!

さてまたゴーストが助けてくれるのか?
誰が生き残るのか?? リアルと思わせて、ドラマ的演出はあったのか?!

先が読めな過ぎて楽しみ過ぎる~。

次回はこちら

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(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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