NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン14 17話「床下の秘密」

2017/07/19

NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン14 Simoom サスペンス ジェーン洞

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マクギーの部屋強盗事件


マクギーが帰宅すると、強盗と鉢合わせになる。
1人は負傷させたが逃げられ、1人は部屋で撃ち殺した。

妻のデライラが出張中で留守なのが唯一の救いだが、マクギーがこの事実を隠そうとすることに、メンバー間でも意見が割れていた。
壁や床に穴を開けられる程荒らされ、死人まで出ているのに。

クインは聞かれていなければ言わなくてもいい、とウソではなく省略だとマクギーの肩を持った。
家族相手なら尚更秘密は必要。

だいたいこの部屋で死人は初めてではない。
15年前の住人が3人を殺して、電動ナイフで死体を切り刻んだ事件があった格安物件だっらのだから。
でも、マクギーはもう時効だとその事もデライラには言っていなかった。


マクギーは、デライラのハードディスクが盗まれている事に気づいた。
子供の頃からのデータが入っているというから、国防総省のデータも入っている可能性はある。

そこへデライラから着信が。
ハードディスクの中身を聞けというギブスに、全てを話せというトーレスが横で騒ぐ。

だが、マクギーは何も起きていない、平和だとウソをついて2人を驚かせた。



15年前の事件


15年前に住んでいたのは毛皮商人のポール・トリフだった。
重罪犯3人の死体を電動ナイフで切り刻んだが、正当防衛を主張していた。
終身刑3回の評決で服役中。

不法侵入、重罪犯、部屋での発砲という共通点はあるが……。

マクギーはトリフの本業は密輸で殺された3人も密輸業者だから、昨夜の事件とは関係ないと言い張った。


翌朝、デライラには強盗の件は伝えたが殺人についてはまだ言っていなかった。
出張を伸ばした間に、家を修理し、ハードディスクを探さなくてはいけない。
盗まれた事も伝えていないから。


コールとシバード


マクギーが撃ち殺した男は、仮釈放中のルイス・コールだった。
麻薬運搬の罪で2か月前に仮釈放されていたが、不法侵入の前科はない。
寝室に残されていたバールをアビーが調べてて、もう1人の逃亡犯が判明した。

ウォルター・シバード。
不法侵入の前科あり、で携帯番号も判明し、GPSからコールをあっさり捕まえる。
持っていたバッグから拳銃と盗んだ硬貨、そしてハードディスクが見つかった。


取り調べで、コールは先週知り合ったばかりのルイスに雇われただけだと主張。
500ドルで盗みは自由という条件で。
ハードディスクもただ目について、転売目的で盗んだいただけで、ルイスの目的は知らないと言う。
ムショで仕入れた情報で、見ればわかると言っていたらしい。

何を探して部屋を荒らしたのか。
そして、その目当てのものは、まだ部屋に残っている。


情報元


ルイスの同房者を調べるが、ネズミ講で15年間の服役中ということで、特に関係なさそうだった。
そこで、ルイスが担当していた厨房関係者を調べると、トリフと繋がってしまった。

ルイスは厨房の作業が得意だったから他の刑務所でも囚人を訓練していた。
去年2か月間、トリフが収監されているメリーランド刑務所へ。
トリフの担当は厨房だった。

マクギーは否定していたが、15年前の殺しと繋がってしまい、部屋の危険度が増してしまった。


ポール・トリフ


今住む部屋を血まみれにして暮らしていた男、トリフとの面会に緊張するマクギー。

コールの事は覚えていたが、死んだと告げると関係ないと即答した。

マクギーが今の住民だというと、驚きながら喜んだ。
床下を張り替え、棚やモールディングを自作したと自慢も。

だが、押し入った理由には心当たりはなく、偶然だろうと言う。
「ルール39」とクインが呟いた。
偶然なんてものは存在しない。


X線スキャン


アビーのX線スキャナーでマクギーの部屋をスキャンして、「何か」を探す事に。
これ以上、部屋を荒らさないで済んだ。


残すはベッドの下という段階まで何も見つからなかった。
ベッドの下という超プレイベート空間をマクギーが晒すのに、仲間達は少しの期待をするがそこに隠してあったのは、妻のアメコミと父親の遺灰だけだった。


ベッドを持ち上げて床下をスキャンすると、早速大きな何がモニターに映し出された。

そこに隠されていたのは綺麗にミイラ化した遺体だった。
それを見たトーレスも、殺人があった事を言わない派に転身した。


ローガン・プルイット


床下のダクト付近という環境がミイラ化には最適だったようで、身元特定に役立った。
指紋からローガン・プルイットと判明。
2002年に失踪。ほぼ15年前となりトリフの仕業で間違いない。

その名前には、ギブスもダッキーも覚えがあった。
悪名高き逃亡犯だったプルイット。
15年を経ての発見という事で、大事件の解決の可能性も出てきた。

プルイットは南アフリカの輸出品のロビー活動の傍ら、ダイヤ強盗をしていた。
だが証拠がなく、戦利品を持って逃亡したと言われていた。


胃の中から、カギが見つかった。
アビーの調べで、鍵には「203」と刻まれている事が判明。
金庫かロッカーか。ダイヤの手がかりだろう。


ダイヤの在り処


プルイットの死体を発見した事をトリフに告げると、殺した事を認めた。

ほとぼりが冷めるまでダイヤを保管するはずが、プルイットが裏切って派手に金を使い始めた。
それで家に呼び出すと、「死んでも渡すもんか」と言って鍵を飲み込んだから、死んでもらった。

その時ちょうど床下を張り替えていたので、床下に隠した。
鍵も遺体もしばらくは隠しておきたかったから、ちょうど良かっただけ。

今更コールに話したのは、自分では取りに行けないから。
餌を撒いてやった。
でも場所そのものを教えるのではつまらないから、教えずに。


まだダイヤの在り処を知らないとわかると、トリフは取り引きを要求するが、ギブスはキッパリと断った。


紫の髪



ダイヤの在り処を調査するのに有力な手がかりをアビーが発見する。
コールのTシャツに、第3者の紫の髪の毛がついていた。

紫の髪の毛には見覚えがあった。

コールがいた社会復帰訓練所にギブスとビショップで聞き込みに行った時に、対応した管理人の女性が紫の髪だった。


管理人を呼び出すと、捕まると思って怖くて本当の事を話せなかったと言う。

コールとは特別な関係だった。
2人でやり直そうと、話をしていた。
それにはお金が必要、ただそれだけだと思ってた。
銃を持っているとは知らなかった。

ダイヤの在り処は、デラウェアのセルビービルにある小さな銀行だと聞いていた。


局長とフレミング議員


政界への進出を薦めるフレミングと、まんざらでもない局長だが、今回の事件にフレミングが口を挟んだ事をきっかけに亀裂が産まれてしまった。

フレミング議員がトリフとの取り引きを断った事を聞きつけ、どうかしてると口を挟んだ。
局長はギブスが去って2人きりになると、自分達は政治家ではない、悪魔と手を組まずに退治する立場だとフレミング議員を怒鳴りつけた。
目的の為なら手段を選ばないフレミング議員を批判し、やり方が違うとキツく言った後で、フォローのつもりだったのだろうが「君は悪くない」と言った言葉が、止めを刺したようだった。

フレミング議員はその言葉を忘れる事が出来ず、2人の関係から身を引く事を告げると、局長も受け入れた。


解決


盗まれたダイヤを銀行の貸金庫で発見した事は、すぐにニュースなった。

マクギーは、さすがに黙って居られずにデライラにすべて話したというが、自分が殺人について知っていた事は内緒して、と仲間に頼んだ。

やっと一息つけるはずの部屋に帰宅すると、またしても人の気配に銃を向けた。

そこに居たのは、カーペンター・モードで部屋の修復にやる気満々のギブスだった。


つづく


かんそう


マクギーの部屋、元はトニーの部屋ですが、曰くつきの曰くが判明し、無事解決? となりました。

実際事故物件ってリアルに考えると嫌ですけど、あの部屋で、あの綺麗な遺体なら……知らなければ問題ない! と思ってしまいましたw
それにギブスがリフォームしてくれるなら、物件価値も増しますね!w

ほんとは、カーペンター・ギブスのイラストを頼みたかったんですけど、ゴーグルが反射して描きにくそうだなーと思ったので、トーレスとの師弟カットにしました。

前回のスリ師匠といい、トーレスが一方的にギブスとの距離を縮めて懐いているような雰囲気がお気に入りです。


今回の事件の中心人物、トリフさんですが個性的な犯罪者で面白かったです。
毛皮商人らしく、会う人に似合う毛皮を聞いてもないのに教えてくれるのですが、ギブスはギンギツネかコヨーテだそうですw

ギブスが毛皮を着るイメージはまったくないですね。
狩るのは、任せとけ! って感じですがw



(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

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