HOMELAND シーズン6 第12話「アメリカファースト/America First」

2017/06/15

HOMELAND HOMELAND シーズン6 NY Simoom ぼぼち

t f B! P L

あらすじ



アダールが動いた


ダール・アダールがあるレストランを訪れた。
厨房を通り地下にある冷蔵室には、下着姿のコトー上院議員が手錠で繋がれていた。

アダールは食事を終えコトーに尋問を開始、クインについて尋ねた。

尋問を終えたアダールはマクレンドンに電話をかけクインの話をするが、マクレンドンは「あの坊やか」と言って白を切る。
アダールは「キーンを追い詰めてたのに台なしだ」と言ってマクレンドンを責めた。
しかしマクレンドンは「筋書きは1つじゃない」とコトーにも話していない別の作戦があることを匂わせた。


キーン次期大統領が狙われる


特殊部隊の拠点の家が爆破されて、証拠の配送車も失ったことをキャリーが電話で報告している。
相手はキーン次期大統領の首席補佐官のロブで、警備体制の見直しでマクレンドン大将が来ていると言う。
それがロブが言っていた"援軍"だと分かると、キャリーはすぐにクインにかつてその家にいたときの指揮官を確認する。
クインは「ジェイミー・マクレンドンだ」と答えた。

真の標的に気が付いたキャリーは、クインと共にニューヨークへ向かう。
しかしホテルの周辺はデモに参加している人々で溢れていて中に入ることができない。
キャリーはシークレットサービスに話を、クインはデルタ部隊の様子を探ると言い二手に分かれた。

キャリーは首席補佐官のロブに、マクレンドンによってキーン次期大統領が危機にさらされていると訴える。
その時、ホテルに爆弾があるという情報が入り全員で非難することになった。

地下の駐車場で3台の車に分かれて乗り込む。
キャリーが指定の1号車に乗ろうとすると電話が入った。
クインかと思った電話はアダールで、キーン次期大統領の命が危ないと言う。
アダールは爆弾はキーン次期大統領をホテルからおびき出すためのワナで、ホテルから出てはダメだと話すが、キャリーはアダールを信じることが出来ない。

車は次々と走り出していく。
アダールの話が真実か判断できずにいるキャリーに、アダールが話を続ける。
「クインは問題を抱えた元軍人で逃亡犯だ」
「次期大統領の暗殺犯にはうってつけだろ」

それを聞いて慌てて3台目の車を止めるキャリー。
するとホテルを出た2台の車のうち、2号車が爆発した。

3号車に乗っていて無事だったキーン次期大統領は、キャリーとシークレットサービスと共にホテルに戻った。

マクレンドンはキーン次期大統領暗殺の報告を受ける。
ロブが乗っていた2号車にキーン次期大統領も乗っているはずだと答える隊員に、3号車を確認するように命令するマクレンドン。
確認のためホテルに向かう隊員2人、その隊員の後をクインが追っていた。

無線からキーン次期大統領がやられたという声が聞こえる。
シークレットサービスが「彼女は無事だ」と答えてしまい、キーン次期大統領が生きていることがバれてしまった。


彼の名はピーター・クイン


キャリーはキーン次期大統領とホテルを脱出するため、地下駐車場に向かう。

(写真/SHOWTIME)

クインと合流し、クインは二人を車の後ろに乗せ自分は運転席に乗り込んだ。

マクレンドンは無線で、車に暗殺犯が乗っているとして攻撃を命令した。
ホテルの前には軍隊が銃を構えて道を塞いでいる。

身を伏せているキャリーが状況を尋ねると、クインはただ「伏せてろ」とだけ答えた。
やがて何かを決意したように、軍隊に向かって車を走り出す。
一斉に車に打ち込まれる銃弾。
フロントガラスを銃弾が突き抜け、クインは撃たれた。
しかし車はスピードを落とすことなく進み、道を塞いでいた軍隊は車をよけた。

バリケードを突破した後も車はしばらく進み、やがてクインが目を閉じると車は止まった。
キャリーが起き上がりクインを見る。

「彼は死んだの?」とキーン次期大統領が尋ねるとキャリーは「ええ」と答えた。
さらにキーン次期大統領が問いかける。
「命がけで私たちを……、彼の名前は?」

「ピーター・クイン」


6週間後


キーンが大統領に就任した。
オキーフは相変わらずで、キーンが大統領に就任したことをカメラの前で嘆いていた。

キャリーは大統領とCIAとの連絡係を務めていた。
キャリーの様子を見て心配するソールだったが、キャリーは「もうあなたに心配されたくない」と突っぱねた。

キーン大統領はキャリーに大統領上級顧問として正式に仕事を依頼する。
キャリーは光栄だと言うものの、フラニーの件があるので明日自宅に来る予定のケースワーカーに確認すると言う。

(写真/SHOWTIME)


アダールに面会


軍の拘置所にいるアダールに面会に来たソール。
アダールは暗殺など意図していなかった、舵がとれなくなったんだと話した。
そして自分は許されないことをしたが、やはりキーン大統領は何かおかしい、独善的で危険なにおいがすると指摘した。

そしてアダールは自分のことを知りたがっている若者に連絡を取って欲しいと言って、ソールに連絡先を教えた。


クインが残した写真


ケースワーカーの訪問かと思いドアを開けると酔っぱらったマックスがいた。
キャリーはマックスに地下の部屋にいるように言い、その後に家に来たケースワーカーの対応をする。

ケースワーカーが帰り地下に降りるとマックスは酔って眠っていた。
部屋はクインの物が置いたままになっている。
キャリーは思い立ったようにゴミ袋を手にクインの物を片づけ始めた。

するとタンスにしまわれた1冊の本を見つける。
本の間には封筒が挟まれていた。
キャリーが座って封筒を開けてみると、中には何枚かの写真が入っていた。
女性と赤ん坊の写真、裏には"ジュリアとジョン・ジュニア"と書かれている。
写真を見ていくと"ジョン・ジュニア"が成長していく様子が分かる。

そして最後の写真に写っていたのは笑顔のキャリーだった。
こらえきれずに涙するキャリーの隣にマックスが座り慰めた。


大統領の裏切り


キャリーにソールからテレビ電話がかかってきた。
大統領の暗殺未遂事件で次々と逮捕されていると言う。
テレビ電話には、車に乗っているソールに銃を向けたFBIの姿が写っていた。

キャリーはすぐに大統領に会いに向かう。
首席補佐官のウェリントンに抗議し、ソールまで逮捕する理由を尋ねると共謀の証拠があると言う。
首謀者たちと接触しているとウェリントンは言うが、それは仕事の一環だとキャリーは反論する。
これはただの報復だ、大統領は自分に賛成するはずだと言い、キャリーは大統領の部屋へ向かう。
しかしウェリントンはそれを阻止、シークレットサービスによって阻まれて部屋に入ることができない。
キャリーは大声で大統領に聞こえるように話す。
「罪のない人々が逮捕されてる」
「やめさせて」
「こんなこと認めてはダメ」

キャリーの声も追い出される様子も聞こえているが、無視をするキーン大統領。

キャリーは追い出され、歩いて帰る途中に立ち止まった。
そして視線の先にある議会議事堂をじっと見つめていた。

かんそう


やめて、嘘だと言って。
まさか、まさか、クインが死んじゃうなんて!!!!

ちょっとマジで意味わかんない。
なんであんなクソ大統領のために、命をかけなければいけなかったのか……。

最後の顔、かっこよかったですね。
元のクインだった。
それだけに残念でなりません。

そして黒幕はマクレンドンだけ?
だとしたらオキーフの会社にどうやって出資したのか?
語られてないので分かりませんね。
そもそも暗殺する理由が分からないんだけど。

ダールやオキーフの言うことは、あながち間違いではなかったということですね。
やり方はまずかったにしても。
ダールがソールに連絡をお願いした「古典を研究している若者」が気になる~。
次のシーズンに関わってきそうです。
"ジョン・ジュニア"?とも思ったのですが、まだそんな年齢にはなってないかな?
いや、写真の風合いを見ても結構昔っぽいし、あり得るかも。
クインに似てなかなか端正な顔立ちをした少年でした。

キャリーの写真、あれには私も耐えられず、泣いちゃいました。
シーズン5の手紙に続き、今度は写真だもん~~~。
やっぱり生きてました、ってならないかな……。
辻褄なんて合わなくていいから。
切に願う。

シーズン7はいつ公開でしょうかね?
クインのいないHOMELANDなんて!
と思ってもやっぱり見ちゃうんだろうな。




(イラスト:SiMoom、文:ぼぼち)










アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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