プリティ・リトル・ライアーズ S5#11「誰からも愛され理解されることのない私」

2017/02/01

Simoom サスペンス ジェーン洞 プリティリトルライアーズ プリティリトルライアーズ シーズン5

t f B! P L

あらすじ

「ずっと親友」


アリソンとの縁を断ち切ろうと、警察の前に立つ4人。
だが入ろうとした時、突然向かいの店頭モニターに映像が流れ出す。
驚いて見るとそれはアリソンがハンナのお見舞いにローズウッド・コミュニティ・ホスピタルに行った時の防犯カメラの画像だった。(先週Aが畳んでいたピンクのエプロンを着ているように見える!)

さらに、「ずっと親友」「A」という編集された文字と音楽も流れ出す。
これでは、アリソンが生きていたのを知らなかったと言っても信じてもらえない、と警察行きを断念する流れに。

興奮したスペンサーは、側に落ちていた瓦礫を手に取り投げつけようとするが、仲間達に止められ、またその姿がモニターに映し出される。
1人残ったのは、まだ息の荒いスペンサー。
また切り替わったモニターには、「平常心を。ビッチ」と出ていた。

アリソンは、父親が神経質になって2人で町を出ようとしているらしい。

エミリーは、「ずっと親友」の言葉はAかもしれないけど、アリソンかもしれないと。
スペンサーはそう思わせるAの作戦かもと話していると、アリソンから着信が入るが、マナーモードにして出ようとはしない。

エミリーは、今のアリソンが昔のアリソンとはまったく違う事を認める。
そして、ペイジを信じずにアリソンを信じて選んだ事を後悔していた。

そんなエミリーにもアリソンから着信があるが、もちろん出ない。

翌日始業前の学校の廊下で会う4人。
ハンナは真実を話して楽になりたいけど、Aがそれを許さないと言いつつも、あたしたちの口を封じたいのってAだけ? と言い出す。

そこへエミリーが「アリソン」と言うとはっとする3人。


モナとアリア・ファミリー


アリアが家に帰るとモナがマイクと居た。
あからさまに嫌な顔をするアリア。
父バイロンも子供達を心配するが、表立って禁止すると余計にこじれるから見守ろうと、アリアに提案する。

夜は、久しぶりの家族での映画だと言うが、実際は母エラの代わりにモナが来ていた。
そればかりではなく、エミリーが気にしだしたペイジも他の女の子とのデートで来ていた。

仕方なくモナの隣で映画を見ていると、アリアは急に耳元で何かを囁いた。
するとモナはすぐに席を立ってしまう。
あまりに戻らないモナを心配したマイクに声を掛けられ、アリアが様子を見に行く事に。

女子トイレで泣いているモナに声を掛けると、アリアの言葉で急所をえぐられたと言い、アリソンはあんたを見くびってるとまで評価した。

あまりの様子に言い過ぎたと謝るアリア。
するとモナも、酷いことした、と過去を認める。

一体アリアは何をモナに言ったんだろうか?

モナは、次のアリソンの標的は自分からあんたたちだ、と言う。
もう信用されていない、と。

原因は、サイラスとニューヨークの事。

ニューヨークと言われてはっとするアリア。
少しは知ってるが、後は想像だというモナの様子からは、シャナ殺しの件は知らないようだが・・・。

帰宅後、アリアはトイレでの会話からモナへの感情を改めた事を父に報告する。
「マイクとつきあわせても大丈夫そう」

こんな呑気な事を言って、シャナ殺しの事を忘れたのだろうか?


探偵エズラ


エミリーはエズラを訪ね、サイラス・ペトリロに覚えはないかと尋ねる。
だが、アリソンが姿を消していた時の資料はほとんどない、と言われる。

サイラスは何故、やってもいない誘拐犯になったのか。
そこまで危険を冒すと言う事は、誰かに弱味を握られているのではないかと推理するエズラ。
エミリーは、保険であるアリソンの逃亡中の写真を見せる。
初めて見るエズラはそれを手に取り「サイラスの事を調べよう」とまるで探偵のように当たり前に引き受けた。

翌日、エズラはすぐに成果をエミリーに報告する。

1年4か月前、ドネガル近郊の高速出口にあるATMで撮影された写真であることが、タイムスタンプから判明した。
そして、同じ時の違うアングルの写真まで入手していた。
サイラス・ペトリロの顔がはっきりとわかる写真だった。

またの名をサイラス・ハート、ロバート・ハート、サイ・エンフィールド。
全部偽名で何度も逮捕されているが、軽犯罪で有罪はなし。

だが、まだ何を餌に自白させたのか、まではわからないが、アリソンがそうさせたのではないかという所までは読み当てていた。


メリッサの告白


ハンナと一緒に学校から帰ると、スペンサーの部屋のドアの陰にメリッサからの手紙が置かれていた。
「時間がない。パパに空港まで送ってもらう。
あなたもじき、すべてを知る事になる」
というメッセージで、すでにメリッサは消えていた。

翌日、夜にはハンナとケイレブとグリルへ行く約束をしていたスペンサーとトビーがスペンサーの家に居ると、小包が届く。
それはメリッサからで、フィラデルフィア空港と記述されていた。
親展扱いになっていたので、スペンサーは1人で開封してみると、中には以前メリッサが自撮りしていたムービーが入っていた。

「スペンサー わかったわ。
あなたに真実を話す。手遅れになる前に。

パパに空港に送ってもらってイギリスに戻るわ。
あなたがいなくなった夜、パパに警察で打ち明けて以来、戻れって言われてた。

パパが言う通り沈黙を守るしかないのかも。
でもあなたにだけは、これ以上隠したくない。

だから真実を話すわ。

後はあなたの判断に任せる。
救いになるのか、ならないのか。

とにかく聞いて。

アリソンが消えた夜、あなたを見たの。
言い争う声がしたから見に行った。

あなたはシャベルを引きずって(歩いて)いたわ。
あの夜は、アリソンに振り回されていた人間が
皆あそこに集まってた。

テンペスト、だったかしら?

この島は音で満ちている

遺体があったわ。

あなたがシャベルでアリソンを殺したのかと。

何があったのかは分からない。
でもとにかく、他の誰にも知られたくないと思ったの。

顔も見ないで穴に落として土を掛けた。

それからずっと自分のしたことを隠してきたの。

でもあれはアリソンじゃなかった。

しかも、あのときはまだ息があったって。
私は、見ず知らずの子を生き埋めにしたのよ。

あなたを守りたい一心で。

うちの家族は自衛の本能が強いと思う。
でも時に守る側から攻撃する側に代わってしまう事がある。

私たちもそうなったのよ。

さよならスペンサー愛してるわ」

驚くスペンサー。


A=アリソン?


映画から戻ったアリアの家に父親を尋ねて来たタナー刑事曰く、誰か1人でも真実を話してくれないかと聞きまわっていたが、やっと1人名乗り出た子と明日会うと言う。

こっそり聞いていたアリアは、スペンサーの部屋に皆を集め作戦会議を始める。
まだハンナが留守電で連絡が取れないが、3人は、ハンナを含める4人ではない事は確認し合う。

すると、スペンサーがアリソンだ、と言い出す。
そしてエミリーが止める為の武器になるかと、エズラが入手した新画像を取り出す。
さらにスペンサーは、見せたいものがあると、いよいよメリッサの告白をハンナが来るのを待っていられない、と2人に見せる。

見終わると、ベサニーがメリッサとお揃いの黄色いトップスを着ていた事から、アリソンの身代わりだと考える。
エミリーは「病院で撮られたAの写真をなんとかしなきゃマズイよね」と言い出し、2人に突っこまれる。

思わず、アリソンの事をAと言っていたのだった・・・。

ケイレブにかけられた呪い


なかなか酒が止められないケイレブ。
ハンナはとうとうカウンセラーに頼ろうと、スペンサーに紹介を頼むがだったらもっといい人がいる、とトビーとの会食をセッティングする。

スペンサーはケイレブを見てると「呪い」という言葉が浮かんで来ると、トビーに言う。
すると、トビーも同じ事を想ったと言う。
レイベンズウッドから戻ってきた時に、そう想ったと。

ハンナはケイレブが来る前にトビーと打ち合わせをするが、実際にケイレブが来るとハンナの要望はそっちのけで、ストレートに話を始める。

すぐに怒って帰ろうとするが、ハンナを見ろ、今出て行ったらもっと不安になる、と言われ考え直す。

男と女で席を別れ、それぞれ話し込む4人。

トビーは自分もレイベンズウッドに行ったからわかる、とケイレブにぐいぐい食い込んで行くが、肝心な答えは聞けないまま、ケイレブを怒らせて帰してしまう。

ケイレブが家に帰り荷造りを始めると、先に家に着いていたハンナが暗闇の中座っていた。
「あんな余計な世話を焼かれるくらいなら1人でいたほうがましだ」
というケイレブに、ハンナは強い言葉を掛ける。

謝るつもりで来たけど、待っている間にどこかで倒れているんじゃないかと心配になった。
自分の始末すらできていないのに、出来ると言い張るケイレブ。
そんなケイレブを支えたいから、あたしを信じて。
それが無理なら、荷造りを手伝う、といつになく冷静なハンナに、ケイレブは泣きそうになり、ハンナに悩みを打ち明け始める。

それは、レイベンズウッドでの契約の話だった。
最初の夜に車が川に落ちた場所で、皆で持って行った瓶を開けた。
グルンワルドさんが「魂の昇天」だという、森が蛍でいっぱいになる現象になった。
その後、彼女も消え、ミランダも消えた。
これで、ミランダは救われたんだと自分に言い聞かせていたが・・・。

(ウィジャボードを指して)これはただのゲームではない。現実なんだ。
あの世は本当に存在する。
俺は見てきた。

死んでからミランダが夢に出てきた。
また出てきて、俺のせいで救われずに苦しんでるって言うんじゃないかと、怖いんだ。

でも、2人で乗り越えよう、ハッピーエンドを諦めるのはまだ早い、と力強さを失わないハンナ。

だが、2人が見てない隙に、ウィジャボードは勝手に動く。

GOODBYEに。

いつの間にか、ケイレブはソファで眠りにつく。
起きているハンナが外を見ると、蛍が集まり始めていた。

そして家の外から誰かが部屋の中を覗いている・・・。


つづく。

かんそう


今回は、全体的には地味ながらに、でもいろいろ動きがあったと思います。

まず、前回(プリティ・リトル・ライアーズ S5#10「アリソンの暗闇」
)のラストに登場した、ピンクのエプロン。
まったく覚えはありませんでしたが、冒頭に登場したモニターの中のアリソンが着ていたように見えました。

という事は、あの手はアリソン・・・?

そういえば、アリソンは父親と結局町を出たっぽいので、その荷造りだった、とも考えられますね。

または、イギリスへ戻る事にしたメリッサ。
メリッサが後始末をしていても、アリソンに使われていたのなら、おかしくはないですもんね。

まあ、よく細かい所を引っ張ってくるなーと思います。

覚えていないといえば、レイベンズウッド関連も正直、なんだっけ? 状態。

そもそもケイレブが突然、見知らぬ女の子を助けるといってハンナと離れたので、個人的に気に入らない展開だったんですよね。
そのせいか、記憶から抹殺・・・。(まあ記憶に残ってるのが少ないんだけど!

でも、突然ホラーちっくになっていたような事は想い出しました。

そして、とうとうメリッサがスペンサーに告白しました。もっと引っ張るかと思ったら、意外とあっさり。
が、スペンサーがベサニー殺しの犯人ではない、ですよね。
あんだけ皆でベサニー殺しを調べているんですからね。

それにしても、メリッサが見たシャベルを持ったスペンサーというのは映像的には後ろ姿で、また毎度の人違い・・・って事なのかな、と思うのですが黒髪ロングって誰だろうの前に、暗がりとはいえ姉妹が見間違う・・・?
しかも、殺人絡みだとしたら、思い込んで死体を動かす前にスペンサーに確認しないのかな~、とか気になりました。

まあ、あくまでも咄嗟の判断で、早くしないと他人に見つかったらマズイという気持ちがあったから、決めつけてしまったって事なんでしょうけど。

罪を犯してまで、(殺してなくても死体遺棄)妹を守りたいという思いはあるのに、どうにも不器用な姉妹ですね。
スペンサーが犯人だとしたら自分が殺った死体がいつのまにか埋まってたらそれも気になるだろうに。

何か大事なコミュニケーションが欠けている・・・。

だから、メリッサがずっと誤解したまま、なんでしょうけどw

今回はケイレブが呪われちゃったもんで、オアシス効果がなかったんですけど、その代りに2点、気持ちを明るくさせてくれる物がありました。

1つは、最初見た時「しびれくらげ(@ドラクエ)!?」と超びっくりしたモナのセーターです。
よく見たら顔のあるソフトクリームだったw

まあ、ソフトクリームであってもかなり勇気のいるセーターですが、じわじわと欲しくなる魅力を感じました。
目立つ事請け合い。

もう1つは、我らがファッション・モンスター、アリアの激しいフリンジ袖腹出しライオン(メス)Tシャツ。
これもイラストで見ていただきたいとかなり悩みました。

まあ、スタイリストが選んでいるんだろうからアリアは悪くなくて、むしろ可哀想なんですよねw

でも、主演クラスなら着たくない服はイヤ! って言ってそうなのにな~。
アリアは見た通りの、いい子なのかもしれませんね!

(イラスト:SiMoom、文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

更新中の番組


不定期更新
アメリカンホラーストーリーズ シーズン3

ネットフリックス/Netflixはこちら

新番組まとめはこちら ニュース

過去記事は「番組別記事リンク」「タグ別記事リンク」等をご利用ください。

更新をお知らせします



@fdramaqueens

このエントリーをはてなブックマークに追加

follow us in feedly

rssを購読する

ランキング

このブログを検索

ページビューの合計

QooQ