(U-NEXT)
シーズン2 全12話 2025年8月8日~ U-NEXT一挙配信
ネタバレあらすじ
キル・ビル事件
スーパーセーブで働くケンドールは大の映画好き(特に犯罪もの)で脚本も書いていた。
ところがある日、友人でもある店長のビルに呼び出されて解雇を言い渡される。
人員削減の対象にした理由は、ビルがケンドールの才能を認めているからだった。
「お前ならLAで夢を追いかけろ。才能を無駄にするな」
だが、挑戦より安定を優先していたケンドールはビルに裏切られた気持ちになり、ヤケになる。
店でテレビ数台を窃盗をしようとしていたジュースという男に声を掛け、意気投合する。
ケンドールは、店の知識を使って強盗映画の脚本を書く、とジュースにシナリオの構想を話した。
「ブラックフライデー明けには大金があるんだ」
するとジュースが本当に盗めばいい、言い出す。
交通違反もしたことがなかったが、ジュースに説得されてケンドールは盗みの計画を立てる。
閉店後の深夜、金庫から金を出すところまで完璧だった。
物音にジュースが確認に行くと、ケンドールは金の一部を自分のロッカーに入れた。
そこへ現れたのはいないはずのビルだった。
「ケンドール? マスクを被って何をしている?」
するとジュースが背後から発砲し、ビルを殺してしまった……。
チャーリー(少し前)
タンドールのデリバリーで働くチャーリーは、オーダーの入ったスーパーセーブでビルと出会う。
ビルは一目でチャーリーが気に入り、それから毎晩オーダーをした。
チャーリーは、ビルの手配で夜のスーパーでロマンチックなディナーをする。
実は、同棲していた彼女と別れたばかりで新居が見つかるまでの間、オフィスに寝泊まりしているという。
今は防犯カメラを切っているが、その代わりすぐに通報できるリモコンがあると見せてもらった。
そしてケンドールを解雇した理由や、ケンドールに成功して欲しいという想いを打ち明けられる。
売り場でいい雰囲気になるが、チャーリーはサンタのマネキンの視線が気になって寝具売り場に移動した。
今
ビルとはいい感じだったのに、週をあけてもビルからのオーダーは来なかった。
週末にブラックフライデーがあったから忙しいんだろうと思っていると、やっとオーダーが入る。
喜んで向かうが、スーパーセーブに来ていた警察が受け取った。
店の前ではアナウンサーが中継をしている。
「容疑者は店長のビル・ジャクソン。40万ドル盗まれました」
ビルは逃走中だと店員に言われるが信じられない。
デートをした時に、一切そんな様子はなかった。
何よりビルは仕事を愛していて、嘘がなく誠実だった。
ビルの行方
ケンドールはジュースと盗んだ金を山分けした。
ビルの遺体の処分はジュースに任せたが、聞けば店のサンタのマネキンと入れ替えたという。
「バレるのは時間の問題じゃないか!」
「もう戻る必要もないし、バレる頃には逃走してる」
だがケンドールにはスーパーに戻る事情があった。
実はジュースには20万ドルしか渡しておらず、ロッカーに残りの20万ドルが入ったままになっている。
スーパーへ行くと、ビルに有利な手がかりを得ようとうろつくチャーリーと会う。
「解雇されたのになんでいるの?」
「ロッカーに忘れ物が」
だがまだ捜査中で、ロッカーには近寄れなかった。
するとチャーリーが、裸のマネキンが商品の間に置かれているのを見つける。
昨夜の件でサンタのマネキンにピンと来て、ディスプレイをよくよく見ると、サンタの中身はビルの遺体になっていた。
その騒ぎを見たケンドールが同僚と話しているのが見えた。
「何の騒ぎ?」
「俺にはわからない」
ケンドールは嘘を言っている。
チャーリーは警察にケンドールの名前を伏せて、知っていることを証言し、ビルの冤罪を主張した。ケンドールが関わっている証拠がいる。
ケンドールは金を取れないまま家に戻っていた。
すると、ニュースを見たジュースが待ち構えていた。
「40万ドルだって? 俺を騙したな?」
ジュースに襲われそうになると咄嗟に飾っていた日本刀を手にして、逃げようと背を向ける。
その時、日本刀がジュースの胸に刺さった……。
エンディング
チャーリーは、ミッション・イン・ポッシブルのステッカーが貼ってあるケンドールのロッカーを開けてみた。
ダイヤルロックの番号は映画の知識で解除できた。
盗まれた金を見つけるとそこへ銃を持ったケンドールが。
「信じてくれ。盗みはしたけどキル・ビルはしてない」
だがチャーリーはすでにビルに教えてもらったリモコンで警察を呼んでいた。
時間の問題、と思っているとそこへやって来たのはジュースだった。
刀を刺したまま死んでおらず、ケンドールを追って店内を徘徊し、乱射する。
だがチャーリーの機転と手負いで自滅する。その隙にケンドールは金を持って外へ逃げ出すが、そこに警察が到着し、自分が書いた脚本どおりの結末にはならなかった。
つづく
かんそう
もともとチャーリーがホッパー好きで映画ネタの台詞はありましたが、ガチ映画好きキャラの登場で、映画ネタ満載の回でした。
なのでそのネタがわかると、より面白さが増すと思いますがわからなくてもいつものノリなので十分面白かったです。
にしても、映画もドラマも好きでいろいろ見ますけど細部まで覚えていることってあんまりないんですよねw
特にシリーズ作になると、何作目がどんな話?なんて全部覚えてない!
何度も見る好きな作品があったとしても、しばらくぶりに見た時には新鮮ですもんw
だからケンドールのように細かく覚えている人凄すぎますね……。いわゆる映画好きではなくて、映画オタクで好きの度合いが違うんでしょうね。
でも、そこまで熱意や知識があって、脚本の才能もあるのにケンドールはなんで活かそうとしなかったんでしょうね。
ケンドールには、ビルの言葉が足りてないのもあったんでしょうけど、そこのエピソード自体がケンドール本人の闇?を表わしているような気がしました。
脚本書くのに、他人の気持ちの理解度が低い?
ただ思い通りに行かないことにダダをこねて、キレて衝動的になってしまう。
そして親友が自分のせいで殺されたのに、弔う気持ちもなくただ逃げようとする自己愛。
そもそもなんで盗んだ金を誤魔化そうとした?
自分勝手すぎない?
全然同情できないし、この調子だと通常の生活をしてても性格の悪さが出てると思うんだけど。
だから?ビルに解雇されたのかもしれないし、でもすべてをビルのせいにして、職場に仕返ししてやる! みたいな発想も本当に怖い。
ビルが言葉足らずに解雇してしまったのって、正直シナリオのせいだと思うんですよ。
こんなビルなら多分、解雇する前にちゃんとケンドールを呼んで話をすると思うw
でもケンドールって説明されても、YESとはならなそうだし結果「俺を追い出そうとして!」ってなってたと思えるから凄い。
結果、そこの手順を省いたというかドラマサイズにしたとしてもストーリーに違和感はないんですよね。
そんないい人と出会えたのに、殺されてしまうチャーリーも、放浪が定められているから仕方ない?w
でもあちこちで恋に落ちながらもその関係に固執せず、旅を続けるというのもチャーリーらしいのかな?
(ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
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