2025年8月6日 シーズン2 前半4話一挙配信(全8話予定)
ウェンズデー シーズン2の登場人物
アダムスファミリー
ウェンズデー・アダムス(ジェナ・オルテガ)
アダムスファミリーの長女。幻視能力を持つ。通っていた学校で問題を起こし、ネヴァーモア学園へ転入してきた。
数ヵ国語を理解し、嗅覚に優れ、チェロを嗜む才女。
テクノロジーを嫌い、タイプライターで趣味の小説を書いている。
モーティシア・アダムス(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)
ウェンズデーの母親。ネヴァーモア学園の卒業生。ウェンズデーに似てる、妹オフィーリアがいる。
母親ヘスターはフランプ葬儀社を経営する大金持ちだが確執がある。
ゴメズ・アダムス
ウェンズデーの父親。ネヴァーモア学園の卒業生。パグズリー・アダムス
ウェンズデーの弟。いじめられっ子。電撃の能力が開花した。ラーチ
アダムスファミリーに仕える執事。ハンド
ウェンズデーを心配する両親が見守るため送り込んだ。文字通り"手"だけの生物。残りの体についてはアダムス一族の永遠の謎。フェスターおじさん
電撃を操る。
ネヴァーモア学園
ウィームス校長
ウェンズデーの新たな導き手となり、ウェンズデーにだけ見える。
バリー・ドート(スティーブ・ブシェミ)
新しい校長
やたら寄付金集めに励む。
どこか怪しい……。
イサドラ・カプリ
新任の音楽教師ウェンズデーも知っている神童と言われた音楽家
オルロフ教授
頭だけが培養液のような液体の中で生きている老教授。
イーニッド・シンクレア
ネヴァーモア学園の学生で、ウェンズデーのルームメイト。
人狼族だが爪が出せるだけで変身することができず悩んでいる。
普段の性格は明るく、SNSとゴシップ好き。
人狼族のブルーノといい感じに。
エイジャックス
ゴルゴン族。新学期から寮長になった。
髪の毛がヘビで目が合うと石化させてしまうので、いつもニットキャップを被っている。
イーニッドに振られた。
ユージーン
ネヴァーモア学園の学生。養蜂部。
前回の被害者。虫が操れる。
パクズリーと同室になる。
ビアンカ・バークレー
ネヴァーモア学園の女王。セイヴィアは元カレ。
セイレーン族の力を校長に利用される。
カルト、モーニングソングから逃げる母親を学校に匿っている。
アグネス・デミル
赤毛でおさげの下級生。透明人間。
ウェンズデーの過激ストーカー・ファン。
ウェンズデーと仲良くしたくてストーカーしていた。
イーニッドとは殺しかけたので犬猿の仲。
ウィローヒル精神科病院(閉鎖)
タイラーが収容されていた精神病院だが、フェスターが起こした大停電の騒ぎで死者が出て閉鎖された。
ジュディ
職員
ウィローヒルを設立したオーガスタ・ストーンハースト教授の娘で、病院の地下で人間にのけ者の能力を移植する研究「LOIS(ロイス)」を引き継いでいた。
そのために何名かののけ者が拉致され、世間的には死んだことにされていた。
ストーンハースト教授もスラープに殺された。
行方不明とされているが、アイザック(スラープ)と因縁があるらしく恐らく死んでいる。
フェアバーン博士(死亡)
主任精神科医
のけ者メンタルヘルス分野の先駆者
著書「のけ者の心を開く」
停電の騒ぎの中スラープに殺される
ジェリコ住人
タイラー・ガルピン
風見鶏カフェで働く。ウェンズデーに好意を寄せている。
ソーンヒルによってハイド(モンスター)となり、今はウィローヒルを脱走中。
ウェンズデーとイーニッドを憎んでいる。
フランソワーズ・ガルピン
15年前に死を偽装されLOISに拉致されていた。1938番でハイド。
ウェンズデーに救出され、唯一生き延びている被害者。
モーティシアとは学園時代の知り合い。
アイザック(スラープ)
パグズリーが生き返らせた死体。脳を食べてかなり肉体を取り戻し、会話ができるまでになった。
恐らくジュディを殺している。
ゴメスとモーティシアの知り合いで、フランソワーズとも関係がありそう……?
ドノヴァン・ガルピン(死亡)
タイラーの父親でジェリコの元保安官。
何かのけ者に関する調査をしていたが、元相棒と同様にカラスの大群に殺された。
マリリン・ソーンヒル(死亡)
ウィローヒルに移送されてきたが、タイラーに殺された。
ウェンズデーのあらすじ・ネタバレ
第1話『悪夢ふたたび:パート1』
スラープの正体
タイラーは母親と消えたが、イーニッドの霊視については変わっていない。
タイラー親子がまだジェリコにいる可能性があると、ウェンズデーは対策を怠らない。
オルロフ教授にフランソワーズのことを尋ねると、弟アイザック・ナイトの存在を教えてもらう。
「今私が生きてるのも、アイザックがこの生命維持装置を設計してくれたからだよ」
アイザックは最も危険なダヴィンチで、人に興味はないがストーンハーストだけは師匠で特別だった。
イアーゴの塔の研究室は、アイザックのために造ったもの。
「研究室が爆発するまではとても仲がよかったよ」
アイザックの遺体は見つからず、逃げたとか、ドクロの木の下に埋められたという説などあると聞いてピンと来る。
ウェンズデーはアイザック=スラープだと気づき、パグズリーから情報を得る。
「最後に見たのはピルグリム・ワールドだよ。あとこれを落として行った」
フランソワーズの写真だった。
「姉を捜してるのね」
アルファ
変身をカプリに追及されたイーニッドは、「アルファかもしれない」と言われてショックを受ける。
イーニッドのこれまでの状況は「アルファ」に該当した。
アルファはその特別さから群れから孤立すると言われている。
「心配しないで。アルファについては間違った情報も流れてる。一匹狼になるとかね」
慰められるが、不安はぬぐえない。
ロザリン・ロッドウッド
2匹のハイドを捜すため、能力を取り戻そうとカラスである祖母を頼ると、ロザリン・ロットウッドの名前を教えてもらう。
「教授は伝説のカラスよ。霊視能力もすごい。昔、彼女からいろいろ学んだわ」
ネヴァーモア墓地に埋葬されていて、墓石にはダーク・エネルギーが染み込んでいる。
「そこにある碑文をカラスが読むと一時的に予知能力が授けられるわよ」
すれ違い
外出禁止令が出た夜、墓地へ行くウェンズデーをイーニッドが止めると、言い争いになる。
未だ、自分を助けるためにウェンズデーが動いていることを知らないイーニッドは、ウェンズデーが独りで行動していることにイラ立ちをぶつける。
ウェンズデーも「変身したからって強くなったつもり?」と言い返してしまう。
入れ違い
ウェンズデーはロザリンの墓石に手を当て、祖母に言われた通りにする。
すると幻覚の中でロザリン(レディ・ガガ)と会い、炎に手をかざすように言われる。
「もし炎から手を引っ込めたら能力は与えられず、代償を払うことになる」
迷いなく炎に手をかざすとその時、カプリの見回りが来る前に呼び戻そうと、イーニッドがウェンズデーを捜して見つけていた。
イーニッドのせいで、墓石から手を離してしまうと2人は同時にその場に崩れ落ちた。
目覚めると2人はそれぞれのベッドの上だったが、身体と中身が入れ替わってしまう。
2人はバレないように過ごすことになるが、それぞれ馴染むわけがなく周囲を戸惑わせた。
そしてイーニッドになったウェンズデーはカプリとの会話で、「イーニッドがアルファ」だと知る。
身体を元に戻す方法はわからないが、ウィームス校長から猶予が24時間だと教えてもらい、解決を急ぐ。
「前に2人が同じことになってるけど、死んでるの」
コテージ
母親がロザリンのコテージに滞在していることを思い出し、イーニッドの姿で手がかりを得るために留守のコテージを漁った。
隠し部屋の交霊術部屋を見つけると、そこでモーティシアがバーバラ・ジーン名義でロマンス小説を書いていることを知る。
すると背後にあった銅像から名前を呼ばれた。
近寄るとロザリンが現れ解決策を教えてもらう。
「借り物の皮膚の下で死ぬ覚悟をすれば戻れる。心の奥底に隠している秘密を夜明けまでに明かしなさい」
そこでモーティシアに見つかって追い出された。
家族の再会
アイザックは、タイラーの実家へ行き、その地下に作られていたシェルターに辿り着く。
フランソワーズとタイラーはハイドをかくまうために作られたその部屋に隠れていた。
フランソワーズもアイザックが生きていたことに驚き、再会を喜ぶ。
ところがフランソワーズが吐血して、ハイド特有の病気であることが発覚する。
「もう先は長くないの。私は、長生きしてるほうなの」
するとアイザックはそれを助けるのが夢だったと言い出す。
「資金と道具があれば姉さんの中のモンスターを殺せる」
その計画を盗み見てLOISができたとフランソワーズは説明した。
「今は娘のジュディが引き継いでいるわ。私追われてるの」
アイザックは驚かず、ジュディのIDとキーを見せた。
「ジュディは引退したよ。永遠に」
ウィローヒルに装置が残っていたら使える、と3人はウィローヒルを目指すことに。
アイザックはその前にネヴァーモアに寄る、と言った。
「古い知り合いに会いにね」
仕返し
その頃イーニッドは、夜のファミリーディナーのための情報を仕込もうと、ウェンズデーの原稿を読むことにした。
そこにはイーニッドと思われるキャラへのディスりが書いてあった。
「私の事こんな風に思ってるの?」
お望み通りカラフルにしてやるわ! とウェンズデーの姿でK・POPガールになって広場で踊ってみせた。
最後はカラフルアレルギーで湿疹が出てのたうちまわったが、そこをウェンズデーに見つかった。
ウェンズデーはその足でブルーノに会いに行く。
ブルーノは最近、母親と上手くいってないと言ってよく電話していたが、それは故郷にいる彼女だった。
ウェンズデーにはタガログ語がわかり、その場でブルーノを振った。
そこをアグネスが盗み見て、ウェンズデーの中身がイーニッドだと知らずにブルーノが捨てられたとタレ込む。
「何でよ! もっと詳しく言いなさいキモストーカー!」
権幕になるウェンズデーの意図がわからず、戸惑うアグネスは「イーニッドが死ぬのをあなたが止めようとしてること、本人が知ったら遠吠えするかも」とつぶやく。
イーニッドはやっとウェンズデーがしていることを理解した。
そして、2人が入れ替わっていると思いもしないアグネスは、目の前でイーニッドをディスり、「あんな子なんて切って私を親友にしたら?」と売り込んだ。
「私の何も知らない癖に!」
今度は、イーニッドが思いっきりアグネスを目の前でディスった。
「あんたみたいなサイコは利用してるだけ。友達じゃない。っていうか嫌い。ずーっと透明でいればいい!永遠に!!」
バラバラセラピー
アグネスは泣きながら透明になって消え、オルロフ教授が仕切る、バラバラ・セラピーに参加した。身体の一部だけののけ者が集まるセラピーだが歓迎される。
「身体じゃないけど心がバラバラなの」
ハンドも参加していた。
ハンドの身元はわからない。唯一の手掛かりは拾われた時にしていたチェスのナイトの刻印がついた銀の指輪だけ。
ファミリー・ディナー
アダムス家の夕食に参加することになったイーニッドは、よりによってモーティシアと2人きりになってしまう。
娘の様子が明らかにおかしいのを、力を取り戻したいあまりに正気を失ったと考えた。
そこへウィームス校長が現れ、モーティシアも気づくがイーニッドには見えない。
ウィームス校長はモーティシアに今の状況を説明する。
「夜明けまでに解決しないと2人の呪いは解けない。手伝うこともできない」
モーティシアはイーニッドに今すぐウェンズデーと一緒に解決しなさい、と命じた。
協力
イーニッドは狼小屋に閉じ込められていたウェンズデーに会いに行き、全て知ったことを伝える。
「この姿で死ぬのは嫌!」
そこへアグネスからの着信が入る。
アグネスは、学園に忍び込みオルロフ教授の脳みそを食らうアイザックを見ていた。
ウィローヒルの機械を動かすためには、教授の生命維持装置の動力が必要だった。
アグネスはそのまま透明になって、3人の車のトランクに忍び込んでいた。
「友達じゃないのは分かってるけどタイラーとアイザックを見つけたの」
トランクには死んだジュディも乗っていた。
現在地を共有し、ウィローヒルに向かってることを知る。
ウィローヒル
アイザックは、LOIS研究室のベッドにフランソワーズを寝かせた。
タイラーは透明になって潜んでいたアグネスにすぐに気づき、アグネスを牢に入れたところへウェンズデーとイーニッドが到着した。
ウェンズデーはまずアグネスを助けようとするが、すぐにタイラーがやってくる。
イーニッドの姿に満月じゃないからと油断するタイラーを一蹴りで突き飛ばすと、ウェンズデーは興奮から変身していく。
起き上がったタイラーが閉じ込めると、その隙にアグネスは透明になって機械を動かしショートさせた。
すると狼になったウェンズデーが牢の扉を破って、タイラーに飛び掛かる。
だが争っている暇はなく、それぞれが急いで建物から脱出した。
秘密
元に戻るため、2人は急いでロザリンの墓石に向かった。
墓石に手を当てて、心の奥底を打ち明け合う。それは入れ替わったからこそ知り得たお互いのことだった。
「ウェンズデーになって良かったのは恐れ知らずなところ。でも母親には違う。その気持ちわかるよ」
「イーニッドのいいところは静かな強さ。アルファになってまた1人になると思ってる。でもそうはならない。あんたの優しさは力よ。見くびったこと後悔してる」
すると2人はその場に崩れ落ち、元に戻った。
次の予兆
元に戻ったウェンズデーの前にウィームス校長が現れる。
「イーニッドの死の予兆はなくなったわ。でも今日のあなたの行動が別の命を危険さらした。アダムス家の誰かが死ぬ」
つづく
かんそう
コンパクトにまとめようとしても難しいほどの、ほとんど無駄のないシーンの連続でした。
特に今回の見どころは間違いなくウェンズデーとイーニッドの入れ替わり!!シチュエーションとして最高に面白いだけではなく、2人の演技が凄い!
まさに演技合戦! 俳優冥利につきるシナリオだったのでは?
とにかく、散りばめられていた要素が別々どころか、ほぼ一つのストーリーに集約してきているのが凄い!
あれもこれも!? って感じで一気見不可避展開となっています。
そしてやっと登場したガガちゃん!!
話題?のわりにはえ、それだけ? みたいな役でそこはがっかりでしたw
入れ替わりのお芝居が凄すぎて、いろんなことが頭に入ってないんですが、重要な情報もたくさん散りばめられていたと思います。
ここへ来て、ハンドの過去についても匂わせ?が再浮上。
そしてイーニッドがアルファだったり、パグズリーが偶然復活させたアイザックは、なかなか危険な存在の可能性もあったり。
過去といえば、アダムス夫婦の過去とフランソワーズ、アイザックが繋がっているようですから、ただの賑やかしとしてモーティシアが学園に居座っているわけではなさそうな気配が感じられます。
そんな中で、イーニッドの誤解が解けて交わらないはずの2人の友情が復活したのは何より!!
でも、凄味をきかせるイーニッドときゃぴきゃぴウェンズデー、本当にお見事でした!
(ジェーン洞/海外ドラマクィーンズ)
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