あらすじ
2024年8月15日(木)~日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2022年9月~)
ギャロと叔母
自動車事故に巻き込まれていた叔母レイシーを助け出したギャロ。
直前に暴言を吐いていたことを悔やむ。
搬送されたレイシーを見舞うと、医師に声をかけられる。
断薬中のレイシーが鎮痛剤を拒んでいるから、甥であり救急の訓練を受けているギャロが処方箋の管理をするのがいい、と。
ギャロは退院後、自分の部屋でレイシーの面倒を見ることを決意する。
バイオレットに手伝ってもらい、叔母の部屋を用意しているとギャロはふと思った。
「妹を助けるために消防士になった。レイシーを助けた時、初めて少し救われた気がした。
だからこれも自分のためにしてるのかも」
「理由なんて関係ない。その優しさが彼女を変えるかも」
準備ができるとギャロはまだ入院中のレイシーに退院後は家に来て、と伝える。
初めは迷惑かけられないと拒んだが、家族だろ、の言葉に承諾をした。
ところが退院の日、迎えに行くとすでにレイシーは消えていた。
ギャロは裏切られた気分になり、バスケを見てもテンションが上がらない。
そこに誰かがやってくる。
ドアを開けると買い物袋を抱えたレイシーが立っていた。
「手ぶらで来たくなくて……」
ギャロは荷物を置くとすぐにレイシーにハグをした。
シルビーとマジック
ディランが急にベガスに行くことになり、その間の子供たちの世話をシルビーが託される。
マジック一式を置いて、簡単だからと言われるがシルビーは想像以上の不器用で、何を何度やっても成功しない。
パラメディシンの合間にもトランプを手離さないでいるとマウチがしびれを切らし、ずっと黙っていたが華麗な手つきでマジックを披露した。
「土曜日手伝って! 子供たちが怖い」
シルビーのSOSをマウチは断り切れなかった。
マウチの心配をよそに、本番ではシルビーはトランプのマジックを成功させた。
だが子供たちが一番盛り上がったのはお菓子だった。
51分署とラムジー
ルーミス工業用品で火災が発生した。
もとから薬品の管理違反を受けており、爆発が続く。
それだけではなく薬品の影響で腐食性物質が漂っており隊員たちも皮膚に影響を受けた。
特にマスクを飛ばされて救助していたカーバーは気管支に入り、一晩入院するほどだった。
ボーデンはJ.バレンシア建設局長のオフィスを訪ね、ルーミスの管理はどうなっているんだとクレームを入れる。
するとルーミスには守護天使がいることがわかった。
署に戻りそれを報告する。
「上層部の誰かが調査を止めていた。経営教務に関わる誰かが私益を得ているはずだ」
だがバレンシアにもそれが誰だかはわからず、財務官まで及ぶ可能性があるという。
するとそれを聞いていたリッターはラムジーを思い出す。
リッターは、ボーデンとハーマン、キッドにラムジーとの因縁を打ち明けた。
何故その時言わなかったのか、とボーデンに詰められると言いにくそうにハーマンの面倒を増やしたくなかったから、と言った。
ともあれラムジーが黒幕なのは間違いない。
キッドの提案で、ヒル副局長を頼る。
冷静なヒル副局長は、証拠がなければ何もできないとボーデンを諭した。
「殺せないなら王様を撃ってはダメ」
するとその直後、買い物をするボーデンの目の前に急にラムジーが現れ、声をかけてきた。
「君の地区の予算を増やしてもいい」
ボーデンはそんなことより気になることがあるので、俺が追及しますと啖呵を切って去った。
ラムジーが動き出したということは確信に迫っているということでもあり、証拠の収集を急ぐ。
すると、リッターがマクグラス・ヒューイットという会社がすべてに繋がっていることを突き止めた。手抜きをする悪徳業者のネットワーク。ここにラムジーが絡んでいる証拠を見つけたい。
消防士であることを利用して、消防の抜き打ち検査で小会社を訪問する。
リッターとハーマンがある会社へ行くと、備品が乱雑に置かれてそれだけでも違反だらけだった。
従業員はマクグラスさんはいつもおらず、妹のターニャが帳簿をつけに来る、と言って呼んだ。すると奥から出てきたのは火災の時にラムジーと一緒に隠れていた愛人だった。
2人は顔を見られる前に、呼び出されたことにして会社を出る。
ラムジーと小会社の関係がこれで見つかった。
すぐに記者などを手配して暴露しようと話していると、ラムジーから署に電話が入る。
やはり気づかれていた。
ボーデンはラムジーのオフィスに呼び出された。
すると中には人が集められており、その前でボーデンは紹介される。
「彼のおかげで悪徳業者を一掃できる」
ラムジーはボーデンを巻き込んで、悪徳業者を「一緒に」潰す立場を演じて見せた。
「市の安全が君の目的だろ?」
その夜ラムジーが会見する姿がニュースに流れた。
モリーズにヒル副局長も顔を出し、ボーデンを褒める。
「あなたの自制心に感服したわ。ラムジーを殴って逮捕されるかと思った」
やっとこの仕事の政治を理解してきたと言われる。
「こんなイヤな気分に?」
「毎回ね」
つづく
かんそう
ギャロの叔母の病院シーン、久々にシカゴメッドの先生、医院長?出てました。
シンディの病気の時には出てこなかったのに!!
カーバーをキッド、マウチ、ギャロが見舞った時、看護師が「友達?」って聞いて「家族だ」ってドヤ顔で言ってたんですけど、まず「友達?」ってそういうジョークがあるんですかね? 消防士の服着てるんだから聞くまでもなく仲間なので違和感ありました。
この一連のノリってアメリカではあるあるだったらすみません、なんですが
「家族」って言わせたいだけの強引な流れにしか思えなくてめっちゃシラけました。
あとシルビーが案の定「ディランと距離を置きたい」って言い出しててうへ。
なのにマジックを断らないのとか偽善すぎて共感できない。
ラムジー再登場にはほほーと思ったんですが、割とあっさり解決?
ていうかセブライド不在だから? リッター刑事(とかいてデカと読む)しててワロタ。
一般人にすぐ尻尾掴まれる悪徳政治家?
でもボーデンの言うとおりスッキリしない。
まだ終わらないならラムジーがシーズンファイナルネタなのかな?
(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
6 件のコメント:
あの医師はメッドの精神科医チャールズ先生ですね。依存症だから出てきたのでしょう。
おばさんとギャロ、疎遠になっていたけれど、和解できてよかった。
「友達?」「家族だ」は白けましたよね。面会にきた3人も、そこはスルーしてすぐに帰ってしまうし。カーバー、何を焦ってるんでしょう。ちょっと笑ってしまいました。
セブライドもケイシーもいないからか、話が地味でした。
そろそろセブライド戻ってこないかな。
前回ケイシー現れたと思ったら、
今回ディランはいきなり嫌われる行動で笑ってしまいました。
職場に来てマジックの代役頼むのは有り得ないでしょう…
シルビー関連のエピソードはもう広がらない感じですね。
チーフが絡んでの政治抗争も過去によくあった話ですが、
セブライドが不在なだけに、
外部に大きな敵がいると話が少し締まります。
今シーズンのラスボスかな?
ラムジーのエピソード完結してなかったんですねえ
権力者の悪役はホントに腹が立つので早くスッキリさせてほしいです
こんなシリアスな展開の裏で
シルビーとマウチのマジックネタ・・・
まあこれがファイヤーらしいといえばそーなんですけどねw
エリオさん
あの人医院長じゃなかったんですねw
教えてもらってあ、女の先生か!って思い出しましたwありがとうございます
カーバーに「家族」ってドヤらせるシーン、やっぱりしらけましたよね!よかったw
セブライド、戻らないまま終わるのか戻って終わるのか…そんな感じでしょうかね…
SAWAさん
ディランほんと最初からそこまで?って印象のままフェードアウトしやすい展開に追いやられてるみたいですよねw
シルビーって個人的にはクルースと付き合い続けて居たらよかったのになーって思います
クルースを振った理由からして気に入らないんですけどあの辺からもうシルビーつじつま?が合わなくなってる気がします(気のせい?w
Mjgappaさん
そうなんですよ…
実はあのシルビーのマジックエピはあらすじから省いてもいいなって思ったんですけどとりあえずいったんまとめたからま、いっかってそのままにしてましたw
ほんと緩急というか、厳しい現場とほのぼの署内でバランスをとるのがファイアって感じはするんですが、最近は現場とストーリーにほぼ絡みがなくてそれが悪い作用にしかなってないなーって印象はあります…
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