シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン10 第9話「壊れた人間」 Proof of Burden

2024/10/12

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン10 バイオレンス

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あらすじ


©2024 NBCUniversal Media, LLC

2024年8月16日~日本初放送(全22話)
(アメリカ放送2022年9月~)

登場人物はこちら

白骨化遺体

小屋から発見された遺体を見てもなお、オニール部長はショーンをかばった。
知識のある人間によって現場には何の手がかりも残されていない。
「ショーンはこの件に関与している。引き渡せ」
ボイトが言っても無駄だった。
「息子は渡さない」

遺体の身元は12歳の時に失踪していたジョディ・ブラウンだった。
ブレスレットで家族が確認をした。

小屋の近くに住んでおり、当時ショーンは17歳。失踪した日は父親オニール部長は出張に出ていた。死因は絞殺。
ショーンが犯人だという物的証拠を探すには、15年前ということもあり難しい。

するとトレスがショーンと関わりがあるアイラという少女を突き止める。
アイラはショーンと出会い、ショーンの施設へ行ったあとしばらく消息が途絶え、その後18歳で改名し、その後転々としていた。
あきらかにショーンから逃げている。

アイラ

アプトンとトレスがアイラの家を訪ね、嫌がるアイラをなんとか署に連れだした。
アイラはショーンとの関わりと否定したが、アプトンは警官の自分ですらショーンを信じそうになったと話し、アイラの共感を得る。
するとアイラはショーンからレイプを受けた後、売られそうになったところをバンから逃げていたと打ち明けた。

しかしアイラに犯罪歴があることから証拠不十分だと判断されてしまう。

待ちきれなくなったボイトはショーンの逮捕を決める。
「これ以上彼を野放しにはできない」
48時間以内に立件できる証拠をつかむ。

ショーン

アプトンがショーンを小児性愛者だと責めるが、すぐに弁護士がやってくる。
施設は証拠隠滅された後だった。

ショーン自身が小児性愛者であることから、客としての取り引きの記録を探す。
するとジョセフ・コリンズという未成年の連れ去りや売春の犯罪歴のある男との通話履歴を発見した。バンを所持していることからコリンズが女の子たちを送迎する係なのだろう。

令状がないまま、自宅へ向かい慎重に接触を試みるが未成年の女性ともみあっていたので突入、コリンズを捕り押さえた。
少女は恋人だといい、少女も巻き込むと脅すとコリンズは少女たちの居場所を言った。

しかしその場所もすでに出払った後だった。
大勢の少女の行方がいまだわからないままとなる。

20分

残り20分になりオニール部長は署で「もう48時間だ」とショーンの釈放を訴える。
だがボイトは立件する、と揺るがない。
検事補を加えても部長は息子をかばい続けると、ボイトが吠える。
「いい加減にしろ! パディ、正気を取り戻せ」

だがオニール部長の耳には届かず、時間切れでショーンは釈放された。


苦しみ

アプトンは施設に戻ったショーンに会いに行っていた。
アプトンはショーンは自身の性癖に苦しんでいる側面もある、と考えた。
「この施設があなたの良心なんでしょ」
実際に施設に助けられた者も大勢いる。

するとショーンは打ち明けた。
小児性愛から逃れるためにありとあらゆる努力をしてきたことを。自殺も考えた。
父親にも相談した。
だがその時、理解してもらえなかった。
「変わろうと努力はしたんだ。でも無駄だった。治せないんだ」

アプトンはショーンの気持ちに寄り添いながら、なんとか少女たちの居場所を聞き出そうとした。

その頃、ボイトはオニール部長の自宅へいき、これまでの捜査資料を渡していた。
「本当に目を通したのか?」
オニール部長は自分を責めていた。男手ひとつで育て何かあれば全て自分の責任だと。
ボイトも同じ境遇で気持ちはわかる。
「でもこれは違う。残念だ」
資料を差し出したところで、連絡を受けボイトは去った。

勝手にショーンに会いに行ったアプトンをボイトが連れ戻した。
連絡は見張りからのものだった。
「なんとかできたのに」
「手を汚す気か? 手段は選ばないと?」
何も言い返せないアプトンに冷静になれ、と言い聞かせた。

手がかり

もう間に合わないとアプトンは諦めかけていたが、ボイトの檄でチームでの捜査に戻る。
すると交通カメラに映る大型トラックに気づく。
同じトラックが近隣のカメラに映っていた。調べると盗難車で、サイズ的に一度に大勢の女の子を運ぶことができる。

トラックが映っていた近くの建物を調べると、アプトンが廃墟の地下にトラックを見つける。
何重にもある鍵のフェンスをこじあけ、乗り越え、なんとかトラックにたどり着く。
追いついたボイトも手伝い、トラックの荷台をあけると中で10人以上の少女たちが倒れていた。
まだ息はある。すぐに救急車を呼んだ。

恩人

ショーンの行方を追うと自宅に戻っていた。
ボイトとアプトンが近づくと、銃声が二発聞こえてくる。

慌てて中に入ると、ショーンの上に重なって部長が倒れていた。

2人とも死んだかと思いきや、ショーンは意識を失いながらも息をしていた。
アプトンは救急車を呼ぶな、とボイトに言うが、ボイトは呼んだ。
声をかけられたショーンは「俺は治せない」とだけ呟いた。
ボイトが応急処置をする。

搬送されたショーンは一命をとりとめた――。


ああああ、そういう終わり方かーーーー!
とPDならではの重さのある、見れば納得の終わり方でした!
あくまで個人の感想ですけど、SVUの全盛期? を彷彿とする、重厚で考えさせられるムードになっていますね。PDのカラーにもマッチしているので、大歓迎です!

オニール部長がやけにボイト、特捜班に好意的なスタートから、そのままいけば嬉しいけどそんな訳はないよね……っていう予感はあったんですが、こうもあっさり死という結末が用意されているとは思いもしませんでした……。
ボイト、孤独なのはもう初期固有スキル? って感じですけどもはや死神のステータスまでついていそうですね……。

そう考えると特捜班のメンバーが元気なのがラッキーに思えてきました。

SVUにも最近新メンバーが入って、そちらは視聴者に合わせたのか年齢層高めの人選なんですけど、今のPDはトレスのフレッシュさがいるだけで救いにもなっていて、改めていいなぁと感じました。
まだ素直にチームワークに従い任務を全うしてる感じで、それだけで特捜班の空気が循環してる感じがします。

以前なら「こういうのはSVUが得意だから~」とかでクロスオーバーになっているような事件ですが、今の特捜班なら独自に解決できるっていう信頼感も凄い!
部長の息子という個人的な事情があるから、内々に進めるしかなかった……というのも自然な流れでしたし。

ショーンは助かったところで、刑務所で長くなさそうですけど、アプトンが見殺しにしようとしたのは、決して負の感情だけではなくて良心の残るショーンの苦しみも理解した上での、楽にしてあげたかったんだろうなーと思っています。

一時はグレイな行動をしていたボイトとジェイに苛立ちを覚えていたアプトンが、いざとなると自らグレイに染まろうとしている……っていうのが、人間らしくてPDの醍醐味だな、と感じました!

ほんと面白い!!







アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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