The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン6 のあらすじ・ネタバレ
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン3までの主な登場人物はこちらです。
2024年4月17日~/毎週木曜日 スーパー!ドラマTV 日本独占放送(全10話)
(アメリカ配信2022年9月~)
これまでのシーズン
ある土曜日
リシャードの甥、11歳のダスティンの手術の日だった。
鎌状赤血球症で骨髄移植を受ける予定が、ドナーにドタキャンされてしまう。
余命一週間だというのに病院から代替案はないと言われると、リシャードは緊急ズーム会議を開いた。
生きるか死ぬかの問題
それぞれの休日が中断された。
リズは息子とキャンプに行く途中で、行きたくなかった息子にとってはラッキー。
カルメンはまだ公表していない彼女と過ごしていた。
マリッサはクラヴマガのクラスでイケメンの先生を押し倒していた。
ズーム越しにリシャードの相談を受け、それぞれが動き出す。
ダイアンとベッテンコート
ダイアンはベッテンコートの施術を受ける直前だった。
ズーム会議の内容を聞いていたベッテンコートは臨床試験委員会の委員だとダイアンに手を貸す。
「ゲノム編集で鎌状赤血球症は治せる。まだ治験段階だが結果はめざましい。臨床試験をしている医師を紹介する」
ところがいざ医師と話すと年齢制限に引っかかっていることがわかる。
「FDA(食品医薬品局)のルールで12歳未満にはできない」
死んでしまう、と言ってもルールだからと話は進まなかった。
リシャードとリズに連絡をし、緊急申し立てに移行する。
ベッテンコートに証人を頼み、ニルソン判事を説得し申し立てを認めてもらった。
ところがFDA側は判決には従うが、認可を覆した腹いせに費用は一切出さないと条件をつきつける。
「900万ドル。それが臨床試験を受ける費用だ」
費用問題
NIH(衛生研究所)を頼ろうと調べると、人種差別的理由で鎌状赤血球症研究に財源を割いていないことがわかった。
NIHを担当したリズとリシャードは、鍵の故障で刑事裁判所の廊下で審問を始める。
するとすぐにNIHの臨床試験における人種偏見の筆者、ワトリー博士を証人に呼べと言われてしまう。
「論文相手に反対尋問はできない」
博士に連絡を取るとアルコールのリハビリ施設にいた。
迎えに行くと博士は窓から脱走してきた。
博士の証言などからNIHの人種偏見を認めさせ、遺伝子治療の費用負担を勝ち取った。
しかし、NIHの上訴つきで。
そうなると裁判が終わるまでに数年かかってしまう。
ダイアンとジュリアスが担当した医療扶助もすぐには結果がでなかった。
残る希望は、マリッサとカルメン。
マリッサとカルメン
カルメンとマリッサはドナーのデータベースを当たり、他の選択肢を探していた。
同じ仕事を与えられたものの、気まずい状態のままなため二人は別々に調査を進める。
するとカルメンの恋人が差し入れを持ってきた。
その姿は黒髪、黒いTシャツに、迷彩の短パンと、奇しくも今日のマリッサにそっくりだった。
マリッサが話しかけると恋人も似ていると認め、捨てセリフを残して帰っていった。
「どっちと寝たいのか確認して」
気になったカルメンがマリッサに探りを入れる。
2人が似てることはカルメン自身も今日気づいた。
「伝言よ、どっちと寝たいの、って」
「あなたとは全然違う。髪形も後からよ」
この会話をきっかけに2人は仲直りのハグをした。
ドナー
ドナーを調べていたマリッサがビンゴを出した。
コンタクトを取った男が、キャンセルしたドナー本人だった。
しかしその理由を聞くと納得せざるを得ない。
「妹が腎不全になった。骨髄と腎臓の両方は提供できない。僕は妹を選ぶ」
そしてマリッサはすぐに別の提案をする。
「妹さんへの腎臓提供者を探すから骨髄ドナーになって」
ところがそこから話は膨らんでいく。
ダスティンに移植するためには、ドナーの妹の腎臓が必要。適応する腎臓は見つけられたが、その家の息子に肺葉が必要。肺葉提供のオブライエンは感染症で皮膚移植が必要。
皮膚提供者の女性は卵子を求めてる。
データベースに侵入できず、マリッサとカルメンは卵子提供を覚悟した。
「コインで決めます」
ジェイを含む3人の働きにリシャードは感動した。
「もしダスティンが大学生になったらここで命の恩人たちに会わせる。素晴らしい人たちだ。君ら私の養子にする。皆家族だ」
リズとリシャード
ダスティンの件で奔走する中で、リズはリシャードに目的を尋ねていた。
「私の事務所をどうする気?」
その時は後回しにしていたが、祝杯をあげる中でリシャードはリズの様子から今カタをつけたいんだと読み取った。
リシャードの狙いは事務所をシカゴで一番にすること。
それには当然、リズの父親への報復も含んでいる。
「最初は君らを切るつもりだった。だが今日のことで気が変わった」
「優しいこと」
だがリシャードの計画は優しいものではなかった。
ブランドになりたい。
あくまでもリシャードとその仲間たち、でいい。リズも他のパートナーたちも。
「リシャード&アソシエイツ」
リズはあまりの傲慢さに驚いた。
「君の名前でもよかったがレディックは終わった。私の名前こそが次なる啓示だ」
「私は引かない」
「だろうな。まずSTRローリーを排除する。闘いはその後だ」
その頃、ダイアンのオフィスの窓についているオブジェに男が落下し、オブジェの首も切断されて階下に落ちていった。
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン6 (記事一覧)つづく
かんそう
グッドファイトっぽさ満載のエピソードに思えました。
ドナー探しの結果はドラマならではなんでしょうけど、その解決のために卵子を提供することをさらっと決めてしまうマリッサとカルメンの凄さ!
リシャードが感動するのも納得ですが、その後が少々スッキリしない終わり方でした。
でもそれ含めてのグッドファイトっぽさ、だな~と。
ダイアンのオフィスの窓を落下した男は誰でなんだったのか?
ダイアンの幻覚なのか?
今回は幻覚シーンはなかったのですが、ベッテンコートと行動する際に「幻覚あるなら運転変わろうか」という台詞があって、それが伏線っぽく感じています。
でも私は深読みしすぎなことが多いのでw
相変わらずデモは続いています。BUBのステッカーを貼った犯人も防犯カメラが切れていて分からず。怖いですね~
卵子の提供も、カルメンとマリッサではどっちになってもひょっとして相手から断られるという結末もあるのかな? とドキドキしましたがそこはハッピーエンドで良かった!
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