あらすじ
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ドクター・ペリロス
ウージンが次に仲間として選んだのが、拷問の達人ドクター・ペリロスことケイラ・バンクス。
ウージンの手配で脱獄させ、ペリロスにヴェスコ同様レッドのしたことを伝え、復讐の機会を与えると仲間入りさせた。
「彼の護衛だったデンベ・ズマを拷問してFBIの拠点など、知っていることを聞きだせ」
ペリロスにとってデンベは因縁の相手だった。
「ズマは私の拷問に耐え、生き延びた2人のうちの１人よ」
デンベ
ソフトシェルクラブで食中毒になっていたデンベが復帰すると、レッドの部下ソレンから連絡が入る。
もう関係ないと着信拒否をしてもしつこく、電話に出ると助けて欲しいとデンベを頼った。
ところが、これが最後だ、と仕方なく港に出向くとそれは罠だった。
ソレンは娘をウージンに人質に取られている。
デンベをおびき寄せることが解放の条件だったが、デンベを確認するとあっさりと殺された。
直前で気づいたデンベは逃走を試みる。
途中民家に逃げ込み事情を説明して隠れてもらっていたが、その親子を人質に取られ、デンベは自分が捕まるしかなくなる。
ペリロスによる二度目の拷問が始まるが、デンベは頑なに口を閉じる。
ウージン側はデンベのスマホからクーパーに「面倒に遭遇した」と送信した後、追跡されないようスマホを処分した。
しばらくデンベと連絡が取れないことからクーパーはレッドに異変を伝える。
「それはデンベの文章じゃない。彼は主語を抜かない」
レッドはすぐに気づく。
「ペリロスはデンベの拷問の続きをしている。ウージンがやらせてるんだ」
すぐにデンベを捜索する。
ヴェスコ
ペリロス脱獄計画にはヴェスコの協力があった。
ウージンはヴェスコに感謝をし、またレッドを倒す時には力を借りたいと信用している。
ヴェスコが今後の計画を聞き出すと、次はFBIの要塞を突破するためにトロール・ファーマーことボー・チャンを仲間にしたいと話した。
暗号化された書類を扱える。
だがトロール・ファーマーはすでにウージンの勧誘を断っていた。
「あなたに彼を説得して欲しい」
ヴェスコは１時間後に、というがトロール・ファーマーが移動してしまうから今すぐ、と言われ承諾した。
裏切者
ペリロスの拷問によりデンベは心停止直前に追い込まれる。
その時、FBIがデンベの居場所をつきとめ近づいていた。
察知したウージン側は、デンベを置いてペリロスを引き上げさせるしかなくなる。
そのことはヴェスコと移動中のウージンの耳にも入り、なぜ場所がFBIにバレたのか？ と不穏な雰囲気になると、ウージンはヴェスコに銃を向けた。
実はヴェスコはウージンの車に乗る際に、咳き込んだ振りをして自身の携帯を落としていた。発信した状態で。
それがウージンの部下に見つかっていた。
デンベはレスラーが発見し、急を要する為、レッドの医療機関に連れ込まれ助かった。
目覚めた時には、レッドがいた。
デンベはウージンのアジトでヴェスコを見たとレッドに伝える。
「知ってる。彼にすべてを伝えたら、喜んでいた。私が犯罪者の夢を叶えたと言ってね」
ヴェスコはレッドのスパイだった。
だがしばらく連絡はない。
その頃ヴェスコはウージンやペリロスに囲まれていた。
もうシラを切る必要はない。
「自分を責めるなよ。ウーウー。俺は天才なんだ。今のうちに白状するが、俺は何も知らない。拠点もメンバーもデンベ以外。免責契約の話も聞いたことはない。だが言えることもある。レディントンはお前らを殺す」
「なぜそう言い切れるんだ？」
「奴はレディントンだからさ」
レッドはヴェスコの遺体を見つけ、連れ帰った。
ウージンはペリロスについても始末命令を出す。
「もう用はない」
かんそう
まあそうですよね！ でヴェスコはレッドのスパイでしたが、にしてもこんなあっさり死んでしまうなんて！
親しい者をどんどん失っているレッドの、一番側にいる最古の友人とも言えたのに。
再会を喜んでいた矢先なので、それこそが伏線だった……って感じでした。
にしてもウージンは、敵としてはいまいち？？ 強いのか弱いのかもよくわからないですね。
ヴェスコをあっさり信用していたり、ペリロス脱獄にもヴェスコの力がないとできなかったり、そんな苦労して出したのにあっさり始末しようとしたり。
レッドを倒したいだけで別に第２のレッドになるつもりはないのは幸いというか、そんな器ではないのは確かです。
なのでトロールファーマーに勧誘を断られているというのも、なんだか微笑ましいエピソードに思えてしまいましたｗ
過去のフラックリスター達が同窓会のように登場すると、まさにファイナル・シーズンって感じがしてきます。
でも結構覚えてないんですけどねｗ
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