あらすじ
ブルーノ刑事
早速ブルーノ刑事がSVUにやってくるも、オリビアはフィンとの会話を覚えていなかった。
最初はブルーノが品定めに来たのではないかと警戒し、フィンには子分が欲しいってわけね、とフィンに任せる。
「あなたが局長を説得して」
その上何も知らないブルーノは運が悪いことに、ロリンズのデスクに座ってしまいオリビアを刺激してしまう。
「くつろいでいるようね。その席が気に入ったなら勝ち取って」
救急隊員レイプ事件
プロポーズしたばかりの幸せなカップルが運転中、急に追突されて事故に遭っただけではなく、被害者女性が救急隊員にレイプされるという事件が発生した。
怪我をした男性は動けず、女性が救急車に連れ込まれるのをただ見ているしかなかった。
女性は事故でそもそも意識をもうろうとしていたため、記憶がない。
「もらった指輪がないわ」
男性はなんとか事故車から這い出て、救急車にたどり着くとレイプを目撃してしまった。だが、何もできなかった。
犯人は男性に気づいても、目を見て止めなかったという。
病院に搬送したのは警察で、誰も救急車を見ていなかった。
事故車
交通カメラで事故の様子を確認し、追突してきた相手を突き止めた。
すると信号のタイミングがズレていたことが分かった。
運転手は青年でその親が弁護士をしていて、「信号と医療ミスで市を撃ったえる」と息巻く。
「救急車は負傷した息子を放置した」
怠慢な救急隊員を捜し出せるのなら、と親子から情報を得る。
「ナンバーを撮影しておいた」
ナンバーを検索すると、去年盗まれたプレートだった。
ところがブルーノが画像を見てあることに気づく。
「車両番号を外した後がある。犯人はオークションで車を買ったのかも」
それならオークションの出品を探ってとオリビアが指示を出すと、ブルーノは感心した。
「司法省がかかわらない事件でもこれほど真面目に捜査するんだな」
「マンハッタンへようこそ」
フィンも「これが常識だ」と付け加えた。
容疑者
オークションからカーディーラーに勤めるジョージ・カラザキスを突き止めた。
被害者女性は顔を覚えていなかったが、男性はカラザキスの写真を指差した。
ところが本人は弁護士を立て、オークションで使用された販売免許は盗まれたものだという。
「届け出すより面倒だから再取得した」
しかしアリバイを主張しながらもその詳細には口を閉ざした。
その理由は妻の話でわかった。
「彼は浮気してるの。弟に尾行させた」
画像には日付も入っていた。
そしてDNAも不一致だった。
ところがブルーノとフィンはうさん臭さが気になると主張した。
新しい被害者
またしても信号機のミスと自動車事故とレイプという、同じ手口の事件が発生した。
誰かが事故を仕込んでいるとしか思えない。
被害者女性はタイプが似ていて黒髪、黒い目の女性を狙って、事故が起きるように仕向けているようだった。
被害者の証言から犯人が白人であることは確定した。
また、はねられた自転車に乗った男が、救急車が最初から止まっていたのを見ている。
インフラパス
一連の状況から、「インフラパス」が悪用されていると判断した。
緊急時に信号を青に変える装置に手を加えて、事故を起こせるようにしている。
ブルーノの紹介で詳しい人物に話を聞いた。
その相手は消防署に勤務するブルーノの元妻、ローズだった。
改造インフラパスの原物を見せてもらう。
それを使うと２つの信号が同時に青になり、簡単に事故が起こせる。
「知識がある者ならありきたりの部品で作れます」
反撃
新たな事故が発生するが、今度の被害者女性はスタンガンで反撃していた。
そして女性の夫と通行人が逃げる犯人を追っていた。
ただ、今回の事故は大きく数名の死者まで出している。
「もはや殺人犯よ」
犯人を見つけると、通行人を人質に取った。
喉元にハサミをつきつけている。
オリビアが交渉人を待たずに交渉を始めた。
容疑者は妻に相手にされない、と訴える。
それなら妻と話した方がいい、と提案するとここに連れてこい、俺に謝ったら解放すると叫んだ。
犯人はクラーク・ヤング41歳、度量衡局の職員だった。
勤務時間外に救急隊員を装いレイプをしていた。
すぐに妻を呼び出すと、妻の手には数日前の被害者が失くしていた豪華な指輪がはまっていた。
妻は不倫をしており、夫に不満があるようだが嘘でもいいから謝り、愛してるというよう頼頼む。
「人質の身になれば言えるわ」
目論見通り、犯人は人質を解放しその場で逮捕された。
そして妻の不倫相手がディーラーのジョージだったことが判明した。
解決する頃には、完全にブルーノを認めていたオリビアは、ブルーノは鼻が効く、と驚かなかった。
ロリンズのデスクに座ることも正式に認めた。
ベラスコの音声データ
オリビアはチャーリッシュ刑事から預かっているベラスコの盗聴データを、マンシーに託した。
「あなたはベラスコと仲がいいし、公平な人だからこれを聞いて欲しい」
マンシーが音声データを聞くと、そこには過去の犯罪の告白が録音されていた。
「俺も似た生い立ちだ。人殺しを見てきた。おじけづくと、ボスに銃を渡され撃てと命じられた」
オリビアに報告をした。
「自白させるための虚言か、ウソが最高に上手か……」
事の真相を調べる必要があるのは間違いない。
オリビアはマンシーにしばらく休暇を与えた。
「電話には出ないで。このことをベラスコや他人に話したらあなたを42丁目5番街の深夜パトロールに回すわ」
つづく（SVUシーズン24 あらすじへ）
かんそう
ブルーノ刑事(ケヴィン・ケイン)が新メンバーになりました！
そうなるだろう……と思いながらもいざなると普通に疑問も浮かびましたが！
ブロンクス再建しにいって、ブロンクスSVUで一番頼りになる人引き抜いていい……の？ｗ
それにしても何より気になるのが最近のオリビアのキャラですね。
私はＳＶＵを全シーズン見てはいないので、見てる限りの主観ではあるんですがこんなにパワハラっぽいこと言う人かな～？ というのが今回は特に気になりました。
ブルーノ刑事への嫌味っぽい態度やマンシーへの圧のかけ方。
まあロリンズ・ロスの表現のため……とはいえ、そことブルーノ刑事って実はなんも関係ないはずなんで……。
席を大切にするという表現はドラマでよく見るので、小道具的な要素として全然いいんですけど。
最初に「フィンの子分にしたいんでしょ」みたいに突き放しておいて、活躍したら「わかってたわ」ってドヤるのも、ブレブレじゃん……みたいな。
絶対的な信頼できるクリーンなボス感がオリビアというキャラの大きな魅力だと思っていたので、なんだかちくちく新人、新入りをいびる嫌な女上司みたいに描かれているこの流れ、早く軌道修正？ して欲しいです。
そして変化といえば、オリビアがハット被ってるのが凄く珍しい感じがしました！！
ちらっと裏地にバーバリー柄が見えましたが。
欲しくなっちゃう！
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